23 / 80
第二十三話:生産職の都《クラフトヘイム》
しおりを挟む
僕たちが《霧雨の湿原》を抜けた時、空を覆っていた分厚い雲は、まるで舞台の幕が上がるかのようにゆっくりと晴れていった。そして、僕たちの目の前に現れたのは、これまでに見たどの都市とも全く異なる、壮大な光景だった。
地平線の先まで続く、堅牢な石造りの城壁。しかし、アルトス・ゲートのような軍事的な威圧感はない。城壁の内側からは、天を突くように無数の煙突が立ち並び、そこから吐き出される白や灰色の煙が、まるで雲のように空にたなびいている。
都市に近づくにつれて、風に乗って聞こえてくるのは、リズミカルに響き渡る無数の槌の音、溶鉱炉がゴウゴウと燃え盛る音、そして、人々の活気に満ちた声だった。
「うおー……! なんだ、この街は! すっげえ熱気だな!」
ゴードンが、感嘆の声を上げる。
「ここが、《クラフトヘイム》……生産職の都、ですね」
ミモリさんも、その壮観な景色に目を奪われていた。
僕もまた、この都市の持つ独特の雰囲気に圧倒されていた。僕の《鑑定》スキルが、城壁や建物に使われている多様な石材を捉える。花崗岩、大理石、砂岩、粘板岩……。まるで、世界中の建材見本市だ。この都市の住人たちが、いかに素材というものにこだわりを持っているかが、一目で見て取れた。
僕たちは、巨大な門をくぐり、都市の中へと足を踏み入れた。
街の中は、まさに物作りのカオスだった。
道の両脇には、大小さまざまな工房がひしめき合っている。鍛冶屋の炉からほとばしる熱気、錬金術工房から漏れ出す不思議な色の煙、木工所の真新しい木の香り、革細工師がなめす革の匂い。その全てが混じり合い、この都市だけの、力強く、そして創造的な空気を作り出していた。
行き交う人々も、冒険者というよりは、エプロンをつけた職人風のプレイヤーがほとんどだ。屈強なドワーフが槌を振るい、優美なエルフが繊細な彫刻を施し、人間の錬金術師が怪しげな薬を調合している。誰もが、自分の仕事に誇りを持ち、真剣な眼差しで作業に打ち込んでいた。ここは、《絶対王権》のような、力による支配とは無縁の、自由な技術者たちの楽園なのだ。
「さて、と。早速、俺たちの装備を新調しに行こうぜ!」
ゴードンは、逸る心を抑えきれない様子で、一番近くにあった鍛冶屋の扉を開けた。
「おやっさん! この石で、最高の武具を作ってくれ!」
彼はそう言って、アイテムポーチから【灼炎石】を一つ取り出し、カウンターに置いた。
店の奥で作業をしていた人間の鍛冶師は、怪訝な顔でそれを見ると、眉をひそめた。
「なんだ、この石は……見たこともねえな。それに、なんだか熱い。普通の鉄と同じようには打てそうにないな。悪ぃが、うちじゃ扱えねえよ」
「なんだと!?」
「リク、こいつは本当にすげえ石なんだろうな?」
「ええ、間違いありません。ただ、加工には特殊な技術と知識が……」
僕たちは、その後も数軒の工房を回った。しかし、結果はどこも同じだった。
「こんな得体の知れない鉱石、下手に炉に入れたら爆発するかもしれん。お断りだ」
「この鉱石の特性? 知るか、そんなもん! うちは注文通りの品を作るだけだ!」
中には、僕が鉱石の特性について地質学的に説明しようとすると、「何を訳のわからんことを言ってるんだ、この兄ちゃんは」と、変人を見る目で追い返してくる職人さえいた。
「うーん、どうしたものか……」
ゴードンが、さすがに困り果てたように頭を掻く。これほど多くの職人がいるというのに、僕たちの持ってきた素材の価値を、誰一人として理解してくれない。
僕たちが途方に暮れて、街の大通りで立ち尽くしていた、その時だった。
「お困りのようじゃな、冒険者さんたちよ」
背後から、しわがれた、しかし芯の通った声がした。振り返ると、そこに立っていたのは、腰の曲がったドワーフの老人だった。その顔には、年輪のように深い皺が刻まれ、腰まで伸びた真っ白な髭は、見事に三つ編みにされている。その目だけが、老いを感じさせない、鋭い輝きを宿していた。
「あんたは……?」
「わしは、バルカン。この街で、しがない鍛冶屋をやっとる者じゃ」
老ドワーフ、バルカンはそう名乗ると、僕が手にしていた【灼炎石】を、値踏みするような目つきで見た。
「その石……そこらの工房じゃ、門前払いされたじゃろ。無理もない。あれらは、マニュアル通りの仕事しかできん、ただの作業員じゃからのう」
バルカンは、他の職人たちをこき下ろすと、にやりと笑った。
「じゃが、本物の素材は、本物の職人にしかわからん。わしの工房に来い。その石が、本物か、ただの珍しい石ころか、わしが見極めてやろう」
僕たちは、バルカンに導かれるまま、街の喧騒から離れた一角へと向かった。そこにあったのは、他の工房とは明らかに違う、古びているが、どっしりとした風格を漂わせる石造りの工房だった。看板には、ただ一言、「バルカン工房」とだけ、力強い文字で彫られている。
工房の中は、質実剛健そのものだった。壁には、使い込まれた無数の工具が整然と並べられ、中央に鎮座する巨大な炉と金床は、長年の酷使によって黒光りしている。この場所で、数えきれないほどの傑作が生み出されてきたことを、工房全体が物語っていた。
「さあ、その石をよこしてみい」
バルカンは、僕たちに椅子を勧めることもなく、ぶっきらぼうに言った。
僕が【灼炎石】を差し出すと、彼はそれを受け取り、様々な角度から光にかざし、小さなハンマーで軽く叩いて、その音を聞き、さらには舌で舐めて、その温度まで確かめているようだった。五感の全てを使って、素材と対話している。本物の職人だ。
やがて、彼は満足したように頷くと、僕に向き直った。
「……面白い石じゃ。途方もない熱量と、純粋な魔力を内に秘めておる。じゃが、その二つが奇跡的なバランスでせめぎ合っとるせいで、下手に手を出せば、ただの炭クズになるか、大爆発を起こすかじゃろうな」
彼は、この鉱石の危険性を、一目で見抜いていた。
「この石を、どうしたい?」
「つるはしを、作っていただきたいんです。僕専用の」
「つるはし、だと?」
バルカンは、意外そうな顔をした。
「こんな伝説級の鉱石で、武器でも、防具でもなく、ただの道具を打てと言うのか、小僧」
「僕にとっては、最高の武器であり、最高の相棒です。この石の特性――極めて高い耐熱性と、岩盤の構造を読み取る僕のスキルとの親和性を考えれば、これ以上の素材はありません。この石でつるはしを作れば、僕は、どんな硬い岩盤でも掘り進め、どんな希少な鉱脈でも見つけ出すことができるはずです」
僕は、臆することなく、自分の考えを述べた。
僕の言葉を聞いたバルカンは、初めて、僕という人間を真正面から見据えた。その鋭い瞳が、僕の知識の深さと、鉱石に対する純粋な情熱を探っている。
「ほう……。お主、ただの冒険者ではないな。その石が、どうやってできたか、語ってみよ」
試されている。僕は、ゴクリと喉を鳴らすと、自分の持つ全ての知識を総動員して、語り始めた。
「この【灼炎石】は、おそらく、地下深くのマグマだまりから上昇してきた、特殊な熱水溶液が、周囲の岩盤に含まれる魔力触媒と反応し……」
僕の、地質学と鉱物学に基づいたプレゼンテーション。それは、この世界の誰にも真似できない、僕だけのものだった。
最初は、腕を組んで聞き流していたバルカン。だが、僕の口から出る専門用語の数々――結晶構造、固溶体、分化作用、包有物――に、彼の表情は徐々に険しく、そして真剣なものへと変わっていった。
やがて、僕が話し終えると、工房には、炉の燃える音だけが響いていた。
バルカンは、長い沈黙の後、重々しく口を開いた。
「……信じられん。お主、一体何者じゃ。わしが古文書でしか知らなんだ、伝説の鉱石の生成過程を、まるで見てきたかのように語りおるとは」
彼の声は、驚嘆に震えていた。
「気に入った。その依頼、このバルカンが、生涯の傑作を懸けて引き受けてやろう」
その言葉は、僕の知識が、この生産職の都の頂点に立つ職人に認められた、勝利の瞬間だった。
しかし、彼が付け加えた一言は、僕たちの新たな戦いの始まりを予感させるものだった。
「じゃが、その前に、お主らに力を貸してもらわねばならんことがある。例の、気に食わん連中が、また、わしらの縄張りを荒らしに来よったでな……」
バルカンの目が、険しい光を宿した。その視線の先には、僕がよく知る、傲慢な王の影がちらついていた。
地平線の先まで続く、堅牢な石造りの城壁。しかし、アルトス・ゲートのような軍事的な威圧感はない。城壁の内側からは、天を突くように無数の煙突が立ち並び、そこから吐き出される白や灰色の煙が、まるで雲のように空にたなびいている。
都市に近づくにつれて、風に乗って聞こえてくるのは、リズミカルに響き渡る無数の槌の音、溶鉱炉がゴウゴウと燃え盛る音、そして、人々の活気に満ちた声だった。
「うおー……! なんだ、この街は! すっげえ熱気だな!」
ゴードンが、感嘆の声を上げる。
「ここが、《クラフトヘイム》……生産職の都、ですね」
ミモリさんも、その壮観な景色に目を奪われていた。
僕もまた、この都市の持つ独特の雰囲気に圧倒されていた。僕の《鑑定》スキルが、城壁や建物に使われている多様な石材を捉える。花崗岩、大理石、砂岩、粘板岩……。まるで、世界中の建材見本市だ。この都市の住人たちが、いかに素材というものにこだわりを持っているかが、一目で見て取れた。
僕たちは、巨大な門をくぐり、都市の中へと足を踏み入れた。
街の中は、まさに物作りのカオスだった。
道の両脇には、大小さまざまな工房がひしめき合っている。鍛冶屋の炉からほとばしる熱気、錬金術工房から漏れ出す不思議な色の煙、木工所の真新しい木の香り、革細工師がなめす革の匂い。その全てが混じり合い、この都市だけの、力強く、そして創造的な空気を作り出していた。
行き交う人々も、冒険者というよりは、エプロンをつけた職人風のプレイヤーがほとんどだ。屈強なドワーフが槌を振るい、優美なエルフが繊細な彫刻を施し、人間の錬金術師が怪しげな薬を調合している。誰もが、自分の仕事に誇りを持ち、真剣な眼差しで作業に打ち込んでいた。ここは、《絶対王権》のような、力による支配とは無縁の、自由な技術者たちの楽園なのだ。
「さて、と。早速、俺たちの装備を新調しに行こうぜ!」
ゴードンは、逸る心を抑えきれない様子で、一番近くにあった鍛冶屋の扉を開けた。
「おやっさん! この石で、最高の武具を作ってくれ!」
彼はそう言って、アイテムポーチから【灼炎石】を一つ取り出し、カウンターに置いた。
店の奥で作業をしていた人間の鍛冶師は、怪訝な顔でそれを見ると、眉をひそめた。
「なんだ、この石は……見たこともねえな。それに、なんだか熱い。普通の鉄と同じようには打てそうにないな。悪ぃが、うちじゃ扱えねえよ」
「なんだと!?」
「リク、こいつは本当にすげえ石なんだろうな?」
「ええ、間違いありません。ただ、加工には特殊な技術と知識が……」
僕たちは、その後も数軒の工房を回った。しかし、結果はどこも同じだった。
「こんな得体の知れない鉱石、下手に炉に入れたら爆発するかもしれん。お断りだ」
「この鉱石の特性? 知るか、そんなもん! うちは注文通りの品を作るだけだ!」
中には、僕が鉱石の特性について地質学的に説明しようとすると、「何を訳のわからんことを言ってるんだ、この兄ちゃんは」と、変人を見る目で追い返してくる職人さえいた。
「うーん、どうしたものか……」
ゴードンが、さすがに困り果てたように頭を掻く。これほど多くの職人がいるというのに、僕たちの持ってきた素材の価値を、誰一人として理解してくれない。
僕たちが途方に暮れて、街の大通りで立ち尽くしていた、その時だった。
「お困りのようじゃな、冒険者さんたちよ」
背後から、しわがれた、しかし芯の通った声がした。振り返ると、そこに立っていたのは、腰の曲がったドワーフの老人だった。その顔には、年輪のように深い皺が刻まれ、腰まで伸びた真っ白な髭は、見事に三つ編みにされている。その目だけが、老いを感じさせない、鋭い輝きを宿していた。
「あんたは……?」
「わしは、バルカン。この街で、しがない鍛冶屋をやっとる者じゃ」
老ドワーフ、バルカンはそう名乗ると、僕が手にしていた【灼炎石】を、値踏みするような目つきで見た。
「その石……そこらの工房じゃ、門前払いされたじゃろ。無理もない。あれらは、マニュアル通りの仕事しかできん、ただの作業員じゃからのう」
バルカンは、他の職人たちをこき下ろすと、にやりと笑った。
「じゃが、本物の素材は、本物の職人にしかわからん。わしの工房に来い。その石が、本物か、ただの珍しい石ころか、わしが見極めてやろう」
僕たちは、バルカンに導かれるまま、街の喧騒から離れた一角へと向かった。そこにあったのは、他の工房とは明らかに違う、古びているが、どっしりとした風格を漂わせる石造りの工房だった。看板には、ただ一言、「バルカン工房」とだけ、力強い文字で彫られている。
工房の中は、質実剛健そのものだった。壁には、使い込まれた無数の工具が整然と並べられ、中央に鎮座する巨大な炉と金床は、長年の酷使によって黒光りしている。この場所で、数えきれないほどの傑作が生み出されてきたことを、工房全体が物語っていた。
「さあ、その石をよこしてみい」
バルカンは、僕たちに椅子を勧めることもなく、ぶっきらぼうに言った。
僕が【灼炎石】を差し出すと、彼はそれを受け取り、様々な角度から光にかざし、小さなハンマーで軽く叩いて、その音を聞き、さらには舌で舐めて、その温度まで確かめているようだった。五感の全てを使って、素材と対話している。本物の職人だ。
やがて、彼は満足したように頷くと、僕に向き直った。
「……面白い石じゃ。途方もない熱量と、純粋な魔力を内に秘めておる。じゃが、その二つが奇跡的なバランスでせめぎ合っとるせいで、下手に手を出せば、ただの炭クズになるか、大爆発を起こすかじゃろうな」
彼は、この鉱石の危険性を、一目で見抜いていた。
「この石を、どうしたい?」
「つるはしを、作っていただきたいんです。僕専用の」
「つるはし、だと?」
バルカンは、意外そうな顔をした。
「こんな伝説級の鉱石で、武器でも、防具でもなく、ただの道具を打てと言うのか、小僧」
「僕にとっては、最高の武器であり、最高の相棒です。この石の特性――極めて高い耐熱性と、岩盤の構造を読み取る僕のスキルとの親和性を考えれば、これ以上の素材はありません。この石でつるはしを作れば、僕は、どんな硬い岩盤でも掘り進め、どんな希少な鉱脈でも見つけ出すことができるはずです」
僕は、臆することなく、自分の考えを述べた。
僕の言葉を聞いたバルカンは、初めて、僕という人間を真正面から見据えた。その鋭い瞳が、僕の知識の深さと、鉱石に対する純粋な情熱を探っている。
「ほう……。お主、ただの冒険者ではないな。その石が、どうやってできたか、語ってみよ」
試されている。僕は、ゴクリと喉を鳴らすと、自分の持つ全ての知識を総動員して、語り始めた。
「この【灼炎石】は、おそらく、地下深くのマグマだまりから上昇してきた、特殊な熱水溶液が、周囲の岩盤に含まれる魔力触媒と反応し……」
僕の、地質学と鉱物学に基づいたプレゼンテーション。それは、この世界の誰にも真似できない、僕だけのものだった。
最初は、腕を組んで聞き流していたバルカン。だが、僕の口から出る専門用語の数々――結晶構造、固溶体、分化作用、包有物――に、彼の表情は徐々に険しく、そして真剣なものへと変わっていった。
やがて、僕が話し終えると、工房には、炉の燃える音だけが響いていた。
バルカンは、長い沈黙の後、重々しく口を開いた。
「……信じられん。お主、一体何者じゃ。わしが古文書でしか知らなんだ、伝説の鉱石の生成過程を、まるで見てきたかのように語りおるとは」
彼の声は、驚嘆に震えていた。
「気に入った。その依頼、このバルカンが、生涯の傑作を懸けて引き受けてやろう」
その言葉は、僕の知識が、この生産職の都の頂点に立つ職人に認められた、勝利の瞬間だった。
しかし、彼が付け加えた一言は、僕たちの新たな戦いの始まりを予感させるものだった。
「じゃが、その前に、お主らに力を貸してもらわねばならんことがある。例の、気に食わん連中が、また、わしらの縄張りを荒らしに来よったでな……」
バルカンの目が、険しい光を宿した。その視線の先には、僕がよく知る、傲慢な王の影がちらついていた。
0
あなたにおすすめの小説
最遅で最強のレベルアップ~経験値1000分の1の大器晩成型探索者は勤続10年目10度目のレベルアップで覚醒しました!~
ある中管理職
ファンタジー
勤続10年目10度目のレベルアップ。
人よりも貰える経験値が極端に少なく、年に1回程度しかレベルアップしない32歳の主人公宮下要は10年掛かりようやくレベル10に到達した。
すると、ハズレスキル【大器晩成】が覚醒。
なんと1回のレベルアップのステータス上昇が通常の1000倍に。
チートスキル【ステータス上昇1000】を得た宮下はこれをきっかけに、今まで出会う事すら想像してこなかったモンスターを討伐。
探索者としての知名度や地位を一気に上げ、勤めていた店は討伐したレアモンスターの肉と素材の販売で大繁盛。
万年Fランクの【永遠の新米おじさん】と言われた宮下の成り上がり劇が今幕を開ける。
異世界から日本に帰ってきたら魔法学院に入学 パーティーメンバーが順調に強くなっていくのは嬉しいんだが、妹の暴走だけがどうにも止まらない!
枕崎 削節
ファンタジー
〔小説家になろうローファンタジーランキング日間ベストテン入り作品〕
タイトルを変更しました。旧タイトル【異世界から帰ったらなぜか魔法学院に入学。この際遠慮なく能力を発揮したろ】
3年間の異世界生活を経て日本に戻ってきた楢崎聡史と桜の兄妹。二人は生活の一部分に組み込まれてしまった冒険が忘れられなくてここ数年日本にも発生したダンジョンアタックを目論むが、年齢制限に壁に撥ね返されて入場を断られてしまう。ガックリと項垂れる二人に救いの手を差し伸べたのは魔法学院の学院長と名乗る人物。喜び勇んで入学したはいいものの、この学院長はとにかく無茶振りが過ぎる。異世界でも経験したことがないとんでもないミッションに次々と駆り出される兄妹。さらに二人を取り巻く周囲にも奇妙な縁で繋がった生徒がどんどん現れては学院での日常と冒険という非日常が繰り返されていく。大勢の学院生との交流の中ではぐくまれていく人間模様とバトルアクションをどうぞお楽しみください!
現実世界にダンジョンが出現したのでフライングして最強に!
おとうふ
ファンタジー
2026年、突如として世界中にダンジョンが出現した。
ダンジョン内は無尽蔵にモンスターが湧き出し、それを倒すことでレベルが上がり、ステータスが上昇するという不思議空間だった。
過去の些細な事件のトラウマを克服できないまま、不登校の引きこもりになっていた中学2年生の橘冬夜は、好奇心から自宅近くに出現したダンジョンに真っ先に足を踏み入れた。
ダンジョンとは何なのか。なぜ出現したのか。その先に何があるのか。
世界が大混乱に陥る中、何もわからないままに、冬夜はこっそりとダンジョン探索にのめり込んでいく。
やがて来る厄災の日、そんな冬夜の好奇心が多くの人の命を救うことになるのだが、それはまだ誰も知らぬことだった。
至らぬところも多いと思いますが、よろしくお願いします!
オッサン齢50過ぎにしてダンジョンデビューする【なろう100万PV、カクヨム20万PV突破】
山親爺大将
ファンタジー
剣崎鉄也、4年前にダンジョンが現れた現代日本で暮らす53歳のおっさんだ。
失われた20年世代で職を転々とし今は介護職に就いている。
そんな彼が交通事故にあった。
ファンタジーの世界ならここで転生出来るのだろうが、現実はそんなに甘く無い。
「どうしたものかな」
入院先の個室のベッドの上で、俺は途方に暮れていた。
今回の事故で腕に怪我をしてしまい、元の仕事には戻れなかった。
たまたま保険で個室代も出るというので個室にしてもらったけど、たいして蓄えもなく、退院したらすぐにでも働かないとならない。
そんな俺は交通事故で死を覚悟した時にひとつ強烈に後悔をした事があった。
『こんな事ならダンジョンに潜っておけばよかった』
である。
50過ぎのオッサンが何を言ってると思うかもしれないが、その年代はちょうど中学生くらいにファンタジーが流行り、高校生くらいにRPGやライトノベルが流行った世代である。
ファンタジー系ヲタクの先駆者のような年代だ。
俺もそちら側の人間だった。
年齢で完全に諦めていたが、今回のことで自分がどれくらい未練があったか理解した。
「冒険者、いや、探索者っていうんだっけ、やってみるか」
これは体力も衰え、知力も怪しくなってきて、ついでに運にも見放されたオッサンが無い知恵絞ってなんとか探索者としてやっていく物語である。
注意事項
50過ぎのオッサンが子供ほどに歳の離れた女の子に惚れたり、悶々としたりするシーンが出てきます。
あらかじめご了承の上読み進めてください。
注意事項2 作者はメンタル豆腐なので、耐えられないと思った感想の場合はブロック、削除等をして見ないという行動を起こします。お気を悪くする方もおるかと思います。予め謝罪しておきます。
注意事項3 お話と表紙はなんの関係もありません。
~最弱のスキルコレクター~ スキルを無限に獲得できるようになった元落ちこぼれは、レベル1のまま世界最強まで成り上がる
僧侶A
ファンタジー
沢山のスキルさえあれば、レベルが無くても最強になれる。
スキルは5つしか獲得できないのに、どのスキルも補正値は5%以下。
だからレベルを上げる以外に強くなる方法はない。
それなのにレベルが1から上がらない如月飛鳥は当然のように落ちこぼれた。
色々と試行錯誤をしたものの、強くなれる見込みがないため、探索者になるという目標を諦め一般人として生きる道を歩んでいた。
しかしある日、5つしか獲得できないはずのスキルをいくらでも獲得できることに気づく。
ここで如月飛鳥は考えた。いくらスキルの一つ一つが大したことが無くても、100個、200個と大量に集めたのならレベルを上げるのと同様に強くなれるのではないかと。
一つの光明を見出した主人公は、最強への道を一直線に突き進む。
土曜日以外は毎日投稿してます。
異世界帰りの元勇者、日本に突然ダンジョンが出現したので「俺、バイト辞めますっ!」
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
俺、結城ミサオは異世界帰りの元勇者。
異世界では強大な力を持った魔王を倒しもてはやされていたのに、こっちの世界に戻ったら平凡なコンビニバイト。
せっかく強くなったっていうのにこれじゃ宝の持ち腐れだ。
そう思っていたら突然目の前にダンジョンが現れた。
これは天啓か。
俺は一も二もなくダンジョンへと向かっていくのだった。
【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
ダンジョンが出現し20年。
木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。
しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。
そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。
【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】
ダンジョンに行くことができるようになったが、職業が強すぎた
ひまなひと
ファンタジー
主人公がダンジョンに潜り、ステータスを強化し、強くなることを目指す物語である。
今の所、170話近くあります。
(修正していないものは1600です)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる