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第46話 魔王の正体と悲願、世界のバグを止めるための元英雄
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絶望を具現化したかのような漆黒の槍が、俺の目前に迫る。
死を覚悟した。だが、それ以上に、仲間を失うことへの恐怖が、俺の魂に火をつけた。
俺は、自らの意識の全てを、【ワールド・エディタ】の権限へと注ぎ込んだ。
それは、これまでとは比較にならない、俺自身の魂そのものを、世界のシステムに直接接続する、禁断のコマンドだった。
「――魂の同期(ソウル・シンク)、強制開始! ターゲット、魔王アレス!」
俺の視界が、真っ白な光に包まれた。
肉体の感覚が消え、俺という存在が、純粋な情報と意志だけの奔流となって、漆黒の槍を駆け上る。凄まじい抵抗。彼の魂の闇が、俺を拒絶し、飲み込もうとする。
だが、その闇の奥底に、確かに見えた。助けを求める、か細い光を。
俺は、その光だけを目指して、突き進んだ。
次の瞬間、俺が立っていたのは、見知らぬ場所だった。
そこは、かつて、息を呑むほどに美しい、白亜の都市だったのだろう。だが、今はその面影もなく、壮麗だったであろう神殿は崩れ落ち、大理石の柱は無残に折れている。空は、決して晴れることのない、悲しみの色をたたえた、鉛色の雲に覆われていた。
ここが、魔王の魂の世界。彼の心の、原風景。
そして、その崩壊した世界の中心で、一人の少年が、膝を抱えて、静かに泣いていた。
玉座で見た魔王と同じ、白銀の髪。だが、その姿は、あまりにもか弱く、脆い。
彼こそが、この魂の本来の主、アレス。
「……君が、魔王か?」
俺が声をかけると、少年――アレスは、びくりと肩を震わせ、涙に濡れた顔を上げた。
「……誰だ……? なぜ、僕の心の中に……?」
「俺はカイト。お前を、この終わらない悪夢から、助けに来た」
「……助ける? 無理だよ。もう、手遅れなんだ。僕が、この世界を、壊してしまったんだから……」
彼は、全てを諦めきった声で、そう呟いた。
その時、彼の背後の瓦礫の山から、おぞましい何かが、ぬらり、と姿を現した。
無数の、苦悶に歪む顔が寄り集まってできたような、不定形の黒い影。その中心で、巨大な赤い瞳が、ぎょろり、と俺を睨みつけていた。
『……侵入者……。我は、アレスの魂に巣食う『歪み』。世界のバグの集合体なり……』
その影こそが、魔王を蝕む、全ての元凶。俺がデバッグすべき、究極のバグ。
俺は、即座に、二人の仲間に、魂の回線を通じて呼びかけた。
「フレア! ルナ! 聞こえるか!?」
『カイト!? 無事だったのか!』
フレアの、安堵の声が響く。
『海斗さん! よかった……!』
ルナの、涙ぐむ声も。
「ああ。今、俺は魔王の心の中にいる。そして、全ての元凶を見つけた。二人とも、今から俺の言うことを聞いてくれ。これは、俺一人じゃできない。三人の力が必要だ」
俺は、二人に、最後の戦いのための作戦を伝えた。
「……僕は、もう、どうしようもないんだ。この『歪み』は、僕が、神に見捨てられた者たちの苦しみを、一身に引き受けた証だから。これをなくすことは、僕が、僕でなくなることと同じなんだ……」
アレスは、諦めの言葉を繰り返す。
「馬鹿野郎!」
俺は、彼の胸ぐらを掴み、無理やり顔を上げさせた。
「お前が背負う必要なんかない! 苦しみも、悲しみも、お前一人で抱え込むな! そのために、仲間がいるんだろうが!」
「……仲間?」
「そうだ! お前を、心から心配してる奴らが、外で待ってる! ルナ! 今だ! 彼に、お前の想いを、直接、伝えろ!」
俺の合図と共に、現実世界で、ルナが祈りを捧げ始めた。
「……届け、わたくしの声……。わたくしの、想い……」
彼女の、清らかで温かい魔力が、俺との魂の繋がりを通して、この荒廃した魂の世界に、柔らかな緑色の光となって、降り注ぎ始めた。光が触れた場所から、瓦礫の大地に、小さな若草の芽が、次々と芽吹いていく。
「な……。この、温かい光は……?」
アレスが、驚きの声を上げる。
『……小賢しい真似を……!』
バグの集合体が、その光を消し去ろうと、黒い触手を伸ばす。
「――そうはさせるかよッ!」
俺は、アレスの前に立ち、その触手を迎え撃った。
【ワールド・エディタ】で、自らの意識を、光り輝く、剣の形へと『編集』する。
「フレア! お前の剣を、力を、俺に貸せ!」
『おうよ、相棒! 思う存分、使ってくれ!』
フレアの、熱い闘志が、魂の回線を通じて、俺に流れ込んでくる。俺の光の剣に、真紅のオーラが炎のように燃え上がった。神速無双剣の、速さと鋭さが、俺の剣に宿る。
俺は、迫りくる黒い触手を、次から次へと切り裂いていった。
「アレス! よく見ろ! これが、仲間の力だ!」
緑の光が、世界を癒し。真紅の剣が、闇を切り裂く。
その光景に、アレスは、ただ、呆然としていた。彼の、閉ざされた心に、かつて、彼自身も持っていたはずの、仲間との絆の、温かい記憶が、蘇り始めていた。
彼は、元々、この世界の誰よりも、人々を愛していた「英雄」だったのだ。百年以上も昔、突如として発生した世界の歪みから、民を救うために立ち上がった、一人の若き英雄。それが、彼の本当の姿だった。
彼は、神々に助けを求めた。だが、神々は、世界の欠陥が露見することを恐れ、彼を、そして歪みに汚染された民を、見捨てた。
絶望の中、彼は、たった一人で、決意した。自らが、全ての汚染を引き受ける「器」となり、世界の崩壊を食い止める、と。そうして、彼は、その身に余る歪みを抱え込み、人々から恐れられる「魔王」となったのだ。
『……おのれ、おのれおのれ! 我が器を、返すものか!』
バグの集合体が、最後の抵抗とばかりに、その巨体をさらに膨張させ、全てを飲み込もうと襲いかかってきた。
「――もう、お前の好きにはさせない!」
アレスが、叫んだ。
彼の、小さな身体から、これまで抑えつけられていた、本来の、白銀の魔力が溢れ出す。
彼の瞳に、強い、決意の光が戻る。
「カイト! 君の言う通りだ! 僕は、一人じゃなかった! 力を貸してくれ! こいつを、僕の心から、完全に、消し去る!」
「ああ、望むところだ!」
俺と、アレス。二人の魂が、完全に、一つに重なった。
俺の【ワールド・エディタ】の編集権限と、彼の、この世界の理そのものである、強大な魔力。二つの、規格外の力が、融合する。
「これが、俺たちの、答えだ!」
俺たちは、声を、揃えて、叫んだ。
「「――システム・リカバリー・プログラム、『リビルド』、実行!!」」
俺たちの身体から放たれた、虹色の光の奔流が、バグの集合体を、完全に、飲み込んだ。
断末魔の悲鳴を上げる間もなく、世界の歪みの根源は、その存在の一片の塵も残さず、光の中へと、浄化されていった。
荒廃した、魂の世界が、光に満たされる。
崩れた街並みは、元の、美しい白亜の姿を取り戻し。血のような空は、どこまでも澄み渡る、青空へと、変わっていく。
俺は、意識が遠のいていくのを感じた。
全ての力を、使い果たしたのだ。
だが、最後に、確かに、見た。
元の、優しくて、力強い、英雄の顔を取り戻した、アレスが、俺に向かって、微笑みかけているのを。そして、その隣で、カオス・シェイドや、リリス、ヴォルグといった、彼が救いたかった仲間たちの魂が、安らかな表情で、彼に寄り添っているのを。
「……ありがとう、カイト。君は、僕の、世界の、救い主だ……」
その言葉を最後に、俺の意識は、真っ白な光の中へと、完全に溶けていった。
死を覚悟した。だが、それ以上に、仲間を失うことへの恐怖が、俺の魂に火をつけた。
俺は、自らの意識の全てを、【ワールド・エディタ】の権限へと注ぎ込んだ。
それは、これまでとは比較にならない、俺自身の魂そのものを、世界のシステムに直接接続する、禁断のコマンドだった。
「――魂の同期(ソウル・シンク)、強制開始! ターゲット、魔王アレス!」
俺の視界が、真っ白な光に包まれた。
肉体の感覚が消え、俺という存在が、純粋な情報と意志だけの奔流となって、漆黒の槍を駆け上る。凄まじい抵抗。彼の魂の闇が、俺を拒絶し、飲み込もうとする。
だが、その闇の奥底に、確かに見えた。助けを求める、か細い光を。
俺は、その光だけを目指して、突き進んだ。
次の瞬間、俺が立っていたのは、見知らぬ場所だった。
そこは、かつて、息を呑むほどに美しい、白亜の都市だったのだろう。だが、今はその面影もなく、壮麗だったであろう神殿は崩れ落ち、大理石の柱は無残に折れている。空は、決して晴れることのない、悲しみの色をたたえた、鉛色の雲に覆われていた。
ここが、魔王の魂の世界。彼の心の、原風景。
そして、その崩壊した世界の中心で、一人の少年が、膝を抱えて、静かに泣いていた。
玉座で見た魔王と同じ、白銀の髪。だが、その姿は、あまりにもか弱く、脆い。
彼こそが、この魂の本来の主、アレス。
「……君が、魔王か?」
俺が声をかけると、少年――アレスは、びくりと肩を震わせ、涙に濡れた顔を上げた。
「……誰だ……? なぜ、僕の心の中に……?」
「俺はカイト。お前を、この終わらない悪夢から、助けに来た」
「……助ける? 無理だよ。もう、手遅れなんだ。僕が、この世界を、壊してしまったんだから……」
彼は、全てを諦めきった声で、そう呟いた。
その時、彼の背後の瓦礫の山から、おぞましい何かが、ぬらり、と姿を現した。
無数の、苦悶に歪む顔が寄り集まってできたような、不定形の黒い影。その中心で、巨大な赤い瞳が、ぎょろり、と俺を睨みつけていた。
『……侵入者……。我は、アレスの魂に巣食う『歪み』。世界のバグの集合体なり……』
その影こそが、魔王を蝕む、全ての元凶。俺がデバッグすべき、究極のバグ。
俺は、即座に、二人の仲間に、魂の回線を通じて呼びかけた。
「フレア! ルナ! 聞こえるか!?」
『カイト!? 無事だったのか!』
フレアの、安堵の声が響く。
『海斗さん! よかった……!』
ルナの、涙ぐむ声も。
「ああ。今、俺は魔王の心の中にいる。そして、全ての元凶を見つけた。二人とも、今から俺の言うことを聞いてくれ。これは、俺一人じゃできない。三人の力が必要だ」
俺は、二人に、最後の戦いのための作戦を伝えた。
「……僕は、もう、どうしようもないんだ。この『歪み』は、僕が、神に見捨てられた者たちの苦しみを、一身に引き受けた証だから。これをなくすことは、僕が、僕でなくなることと同じなんだ……」
アレスは、諦めの言葉を繰り返す。
「馬鹿野郎!」
俺は、彼の胸ぐらを掴み、無理やり顔を上げさせた。
「お前が背負う必要なんかない! 苦しみも、悲しみも、お前一人で抱え込むな! そのために、仲間がいるんだろうが!」
「……仲間?」
「そうだ! お前を、心から心配してる奴らが、外で待ってる! ルナ! 今だ! 彼に、お前の想いを、直接、伝えろ!」
俺の合図と共に、現実世界で、ルナが祈りを捧げ始めた。
「……届け、わたくしの声……。わたくしの、想い……」
彼女の、清らかで温かい魔力が、俺との魂の繋がりを通して、この荒廃した魂の世界に、柔らかな緑色の光となって、降り注ぎ始めた。光が触れた場所から、瓦礫の大地に、小さな若草の芽が、次々と芽吹いていく。
「な……。この、温かい光は……?」
アレスが、驚きの声を上げる。
『……小賢しい真似を……!』
バグの集合体が、その光を消し去ろうと、黒い触手を伸ばす。
「――そうはさせるかよッ!」
俺は、アレスの前に立ち、その触手を迎え撃った。
【ワールド・エディタ】で、自らの意識を、光り輝く、剣の形へと『編集』する。
「フレア! お前の剣を、力を、俺に貸せ!」
『おうよ、相棒! 思う存分、使ってくれ!』
フレアの、熱い闘志が、魂の回線を通じて、俺に流れ込んでくる。俺の光の剣に、真紅のオーラが炎のように燃え上がった。神速無双剣の、速さと鋭さが、俺の剣に宿る。
俺は、迫りくる黒い触手を、次から次へと切り裂いていった。
「アレス! よく見ろ! これが、仲間の力だ!」
緑の光が、世界を癒し。真紅の剣が、闇を切り裂く。
その光景に、アレスは、ただ、呆然としていた。彼の、閉ざされた心に、かつて、彼自身も持っていたはずの、仲間との絆の、温かい記憶が、蘇り始めていた。
彼は、元々、この世界の誰よりも、人々を愛していた「英雄」だったのだ。百年以上も昔、突如として発生した世界の歪みから、民を救うために立ち上がった、一人の若き英雄。それが、彼の本当の姿だった。
彼は、神々に助けを求めた。だが、神々は、世界の欠陥が露見することを恐れ、彼を、そして歪みに汚染された民を、見捨てた。
絶望の中、彼は、たった一人で、決意した。自らが、全ての汚染を引き受ける「器」となり、世界の崩壊を食い止める、と。そうして、彼は、その身に余る歪みを抱え込み、人々から恐れられる「魔王」となったのだ。
『……おのれ、おのれおのれ! 我が器を、返すものか!』
バグの集合体が、最後の抵抗とばかりに、その巨体をさらに膨張させ、全てを飲み込もうと襲いかかってきた。
「――もう、お前の好きにはさせない!」
アレスが、叫んだ。
彼の、小さな身体から、これまで抑えつけられていた、本来の、白銀の魔力が溢れ出す。
彼の瞳に、強い、決意の光が戻る。
「カイト! 君の言う通りだ! 僕は、一人じゃなかった! 力を貸してくれ! こいつを、僕の心から、完全に、消し去る!」
「ああ、望むところだ!」
俺と、アレス。二人の魂が、完全に、一つに重なった。
俺の【ワールド・エディタ】の編集権限と、彼の、この世界の理そのものである、強大な魔力。二つの、規格外の力が、融合する。
「これが、俺たちの、答えだ!」
俺たちは、声を、揃えて、叫んだ。
「「――システム・リカバリー・プログラム、『リビルド』、実行!!」」
俺たちの身体から放たれた、虹色の光の奔流が、バグの集合体を、完全に、飲み込んだ。
断末魔の悲鳴を上げる間もなく、世界の歪みの根源は、その存在の一片の塵も残さず、光の中へと、浄化されていった。
荒廃した、魂の世界が、光に満たされる。
崩れた街並みは、元の、美しい白亜の姿を取り戻し。血のような空は、どこまでも澄み渡る、青空へと、変わっていく。
俺は、意識が遠のいていくのを感じた。
全ての力を、使い果たしたのだ。
だが、最後に、確かに、見た。
元の、優しくて、力強い、英雄の顔を取り戻した、アレスが、俺に向かって、微笑みかけているのを。そして、その隣で、カオス・シェイドや、リリス、ヴォルグといった、彼が救いたかった仲間たちの魂が、安らかな表情で、彼に寄り添っているのを。
「……ありがとう、カイト。君は、僕の、世界の、救い主だ……」
その言葉を最後に、俺の意識は、真っ白な光の中へと、完全に溶けていった。
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