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第4話 初めての「こんにちは」
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あの日以来、俺の日常は少しだけ変わった。退屈だった授業も、今は手話の練習をするための貴重な時間だ。先生の目を盗んで、机の下でこっそりと指を動かす。覚えたての単語を、忘れないように何度も反復する。
「なあ航。最近お前、なんか指の動きが変じゃね?」
昼休み、健太が怪訝そうな顔で俺の手元を覗き込んできた。俺は慌てて指の動きを止め、両手をポケットに突っ込む。
「そうか? 別に普通だろ」
「いや、なんかモゾモゾしてるっていうか。貧乏ゆすりの指バージョンみたいな」
「気のせいだって。ちょっと考え事してただけだよ」
なんとか誤魔化したが、冷や汗が出た。健太は意外と鋭い。この秘密の計画は、誰にも悟られるわけにはいかなかった。特に、面白がって騒ぎ立てることが目に見えているこいつには。
家に帰ってからの練習は、さらに本格的になった。洗面所の鏡に向かい、自分の指の形や表情をチェックする。手話は、指の動きだけでなく、表情も大切な文法の一部なのだという。驚いた時は目を少し見開き、疑問の時は首を傾げる。それら全てが合わさって、初めて一つの言葉になる。
鏡に映る自分の姿は、相変わらず滑稽だった。神妙な顔で首を傾げたり、眉を上げ下げしたりしている姿は、誰にも見せられたものじゃない。それでも、俺は毎日練習を続けた。月宮さんと話したい。その一心だけで、不思議とモチベーションは尽きなかった。
数日が経ち、簡単な挨拶や自己紹介くらいなら、なんとか形にできるようになった。
『こんにちは』『ありがとう』『私の名前は、航です』
覚えたフレーズはまだ少ない。けれど、武器は手に入れた。
問題は、それを使う勇気だった。
練習を重ねれば重ねるほど、新たな壁が俺の前に立ちはだかった。それは、恐怖という名の壁だ。
いざ月宮さんを目の前にすると、体が動かなくなる。あれだけ練習した指が、鉛のように重くなる。
もし、俺が手話で話しかけて、気味悪がられたらどうしよう。
もし、完全に無視されたら?
そもそも、俺の拙い手話が、彼女にちゃんと伝わるのだろうか。
考えれば考えるほど、足がすくんだ。
俺は教室で、何度もチャンスを伺った。
朝、彼女が登校してきた時。目が合った瞬間にやろうと思ったが、周りにはまだ多くのクラスメイトがいて、できなかった。
休み時間、一人で本を読んでいる時。今ならいけるか、と腰を浮かせかけたが、別の生徒が彼女の机の近くを通りかかり、タイミングを逃した。
放課後が一番の狙い目だった。人が少なくなり、二人きりになる瞬間があるかもしれない。俺は意味もなく教室に残り、その時を待った。
しかし、彼女はいつも、授業が終わるとすぐに帰ってしまう。俺がぐずぐずしている間に、彼女の姿は教室から消えていた。
「臆病者め……」
誰もいない教室で、俺は自分を罵った。武器を手に入れても、使う勇気がなければ意味がない。
月宮雫という高い壁を前にして、俺はただ立ち尽くすことしかできなかった。
そんな臆病な俺に、転機が訪れたのは、手話の練習を始めて一週間ほどが経った金曜日のことだった。
その日も、俺は最後の授業が終わった後、日直でもないのに教室に残っていた。今日こそは、と意気込んではみたものの、やはり声をかける――指を動かす勇気は出ず、彼女はさっさと帰ってしまった。
「……ダメだこりゃ」
大きなため息をつき、俺も鞄を手に席を立つ。また来週に持ち越しか。そんなことを考えながら廊下に出ようとした時、ふと、教室の隅に落ちている一冊の本が目に入った。
彼女の席のすぐ近くだ。
手に取ってみると、それは少し古びた文庫本だった。海外の翻訳小説だろうか。栞が挟まっている。
間違いなく、月宮さんのものだ。彼女はいつも、このシリーズの小説を読んでいた。
落としていったのか。急いでいたのだろうか。
俺は本を手に、慌てて廊下へ飛び出した。まだ校門を出ていなければ、追いつけるかもしれない。
階段を駆け下り、昇降口へ向かう。幸い、彼女の姿はすぐに見つかった。下駄箱で靴を履き替えているところだった。
「月宮さん!」
俺は、思わず声で呼び止めていた。
自分の声に、自分で驚く。月宮さんに声をかけたのは、これが初めてだった。
彼女の肩が、びくりと震えた。ゆっくりと、本当にゆっくりと、彼女がこちらを振り返る。
その瞳には、いつもの無表情さはなかった。ただ純粋な驚きと、少しの警戒心が浮かんでいるように見えた。突然、名前を呼ばれたことに戸惑っているのだろう。
俺は数歩、彼女に近づいた。心臓がうるさいくらいに鳴っている。
「これ、教室に落ちてた。君のだろ?」
俺は手に持っていた文庫本を差し出した。
彼女は俺の顔と本を交互に見て、そして小さくこくりと頷いた。彼女がお礼を言う代わりに、深く頭を下げるのを俺は知っている。だから、すぐにそうするだろうと思った。
だが、彼女は頭を下げなかった。
代わりに、俺が本を渡そうと差し出した手と、その指先を、じっと見つめている。
その視線に、俺はハッとした。
そうだ。今だ。
今しかない。
手話で話しかけるチャンスは、今この瞬間しかない。
神様が、俺の背中を押してくれている。
俺はゴクリと唾を飲んだ。掌にじっとりと汗が滲む。
震えるな。落ち着け。練習通りにやればいい。
俺は本を持っていない方の手、右手をゆっくりと持ち上げた。
彼女の視線が、俺の右手に集中するのが分かる。
その真っ直гуな瞳に見つめられながら、俺は息を吸い、そして、覚えたての言葉を紡いだ。
指で。
手のひらを彼女に向け、額の横で、敬礼するように。
ぎこちなく、震える指で、だけど精一杯丁寧に。
『こんにちは』
たった一言。されど、俺にとっては、人生で一番勇気を振り絞った一言だった。
時が、止まった。
昇降口の喧騒も、窓から差し込む西日も、何もかもが遠くに感じられる。
俺の世界には、目の前の彼女と、俺の指先だけしか存在しなかった。
月宮さんの、いつもは静かな湖のようだった瞳が、かつてないほど大きく、大きく見開かれた。
黒曜石のような瞳が、驚愕の色に染まっていく。
信じられないものを見た、というように、彼女の視線は俺の指先に釘付けになっていた。
小さな唇が、わずかに開いている。
いつも固く結ばれていたその唇が、驚きのあまり、無防備に開かれている。
長い、長い沈黙。
体感では、数分にも感じられた。
俺は彼女の反応を待つことしかできず、固まったまま動けない。
やっぱり、ダメだったか。気味悪がられたか。
諦めの気持ちが胸をよぎった、その時だった。
彼女の視線が、ゆっくりと俺の指先から離れ、俺の目へと移った。
その瞳は、まだ驚きに揺れていた。
けれど、その奥に、今まで見たことのない光が灯っているように見えた。
それは、戸惑いであり、疑念であり、そして、ほんの僅かな、期待のような光だった。
彼女の驚いた顔が、夕日に照らされて、あまりにも綺麗で。
俺はただ、その光景に心を奪われていた。
まだ何も始まっていない。返事すらない。
それでも、俺は確信していた。
俺の世界と、彼女の世界を隔てていた分厚い扉が、今、確かに音を立てて軋んだのだと。
「なあ航。最近お前、なんか指の動きが変じゃね?」
昼休み、健太が怪訝そうな顔で俺の手元を覗き込んできた。俺は慌てて指の動きを止め、両手をポケットに突っ込む。
「そうか? 別に普通だろ」
「いや、なんかモゾモゾしてるっていうか。貧乏ゆすりの指バージョンみたいな」
「気のせいだって。ちょっと考え事してただけだよ」
なんとか誤魔化したが、冷や汗が出た。健太は意外と鋭い。この秘密の計画は、誰にも悟られるわけにはいかなかった。特に、面白がって騒ぎ立てることが目に見えているこいつには。
家に帰ってからの練習は、さらに本格的になった。洗面所の鏡に向かい、自分の指の形や表情をチェックする。手話は、指の動きだけでなく、表情も大切な文法の一部なのだという。驚いた時は目を少し見開き、疑問の時は首を傾げる。それら全てが合わさって、初めて一つの言葉になる。
鏡に映る自分の姿は、相変わらず滑稽だった。神妙な顔で首を傾げたり、眉を上げ下げしたりしている姿は、誰にも見せられたものじゃない。それでも、俺は毎日練習を続けた。月宮さんと話したい。その一心だけで、不思議とモチベーションは尽きなかった。
数日が経ち、簡単な挨拶や自己紹介くらいなら、なんとか形にできるようになった。
『こんにちは』『ありがとう』『私の名前は、航です』
覚えたフレーズはまだ少ない。けれど、武器は手に入れた。
問題は、それを使う勇気だった。
練習を重ねれば重ねるほど、新たな壁が俺の前に立ちはだかった。それは、恐怖という名の壁だ。
いざ月宮さんを目の前にすると、体が動かなくなる。あれだけ練習した指が、鉛のように重くなる。
もし、俺が手話で話しかけて、気味悪がられたらどうしよう。
もし、完全に無視されたら?
そもそも、俺の拙い手話が、彼女にちゃんと伝わるのだろうか。
考えれば考えるほど、足がすくんだ。
俺は教室で、何度もチャンスを伺った。
朝、彼女が登校してきた時。目が合った瞬間にやろうと思ったが、周りにはまだ多くのクラスメイトがいて、できなかった。
休み時間、一人で本を読んでいる時。今ならいけるか、と腰を浮かせかけたが、別の生徒が彼女の机の近くを通りかかり、タイミングを逃した。
放課後が一番の狙い目だった。人が少なくなり、二人きりになる瞬間があるかもしれない。俺は意味もなく教室に残り、その時を待った。
しかし、彼女はいつも、授業が終わるとすぐに帰ってしまう。俺がぐずぐずしている間に、彼女の姿は教室から消えていた。
「臆病者め……」
誰もいない教室で、俺は自分を罵った。武器を手に入れても、使う勇気がなければ意味がない。
月宮雫という高い壁を前にして、俺はただ立ち尽くすことしかできなかった。
そんな臆病な俺に、転機が訪れたのは、手話の練習を始めて一週間ほどが経った金曜日のことだった。
その日も、俺は最後の授業が終わった後、日直でもないのに教室に残っていた。今日こそは、と意気込んではみたものの、やはり声をかける――指を動かす勇気は出ず、彼女はさっさと帰ってしまった。
「……ダメだこりゃ」
大きなため息をつき、俺も鞄を手に席を立つ。また来週に持ち越しか。そんなことを考えながら廊下に出ようとした時、ふと、教室の隅に落ちている一冊の本が目に入った。
彼女の席のすぐ近くだ。
手に取ってみると、それは少し古びた文庫本だった。海外の翻訳小説だろうか。栞が挟まっている。
間違いなく、月宮さんのものだ。彼女はいつも、このシリーズの小説を読んでいた。
落としていったのか。急いでいたのだろうか。
俺は本を手に、慌てて廊下へ飛び出した。まだ校門を出ていなければ、追いつけるかもしれない。
階段を駆け下り、昇降口へ向かう。幸い、彼女の姿はすぐに見つかった。下駄箱で靴を履き替えているところだった。
「月宮さん!」
俺は、思わず声で呼び止めていた。
自分の声に、自分で驚く。月宮さんに声をかけたのは、これが初めてだった。
彼女の肩が、びくりと震えた。ゆっくりと、本当にゆっくりと、彼女がこちらを振り返る。
その瞳には、いつもの無表情さはなかった。ただ純粋な驚きと、少しの警戒心が浮かんでいるように見えた。突然、名前を呼ばれたことに戸惑っているのだろう。
俺は数歩、彼女に近づいた。心臓がうるさいくらいに鳴っている。
「これ、教室に落ちてた。君のだろ?」
俺は手に持っていた文庫本を差し出した。
彼女は俺の顔と本を交互に見て、そして小さくこくりと頷いた。彼女がお礼を言う代わりに、深く頭を下げるのを俺は知っている。だから、すぐにそうするだろうと思った。
だが、彼女は頭を下げなかった。
代わりに、俺が本を渡そうと差し出した手と、その指先を、じっと見つめている。
その視線に、俺はハッとした。
そうだ。今だ。
今しかない。
手話で話しかけるチャンスは、今この瞬間しかない。
神様が、俺の背中を押してくれている。
俺はゴクリと唾を飲んだ。掌にじっとりと汗が滲む。
震えるな。落ち着け。練習通りにやればいい。
俺は本を持っていない方の手、右手をゆっくりと持ち上げた。
彼女の視線が、俺の右手に集中するのが分かる。
その真っ直гуな瞳に見つめられながら、俺は息を吸い、そして、覚えたての言葉を紡いだ。
指で。
手のひらを彼女に向け、額の横で、敬礼するように。
ぎこちなく、震える指で、だけど精一杯丁寧に。
『こんにちは』
たった一言。されど、俺にとっては、人生で一番勇気を振り絞った一言だった。
時が、止まった。
昇降口の喧騒も、窓から差し込む西日も、何もかもが遠くに感じられる。
俺の世界には、目の前の彼女と、俺の指先だけしか存在しなかった。
月宮さんの、いつもは静かな湖のようだった瞳が、かつてないほど大きく、大きく見開かれた。
黒曜石のような瞳が、驚愕の色に染まっていく。
信じられないものを見た、というように、彼女の視線は俺の指先に釘付けになっていた。
小さな唇が、わずかに開いている。
いつも固く結ばれていたその唇が、驚きのあまり、無防備に開かれている。
長い、長い沈黙。
体感では、数分にも感じられた。
俺は彼女の反応を待つことしかできず、固まったまま動けない。
やっぱり、ダメだったか。気味悪がられたか。
諦めの気持ちが胸をよぎった、その時だった。
彼女の視線が、ゆっくりと俺の指先から離れ、俺の目へと移った。
その瞳は、まだ驚きに揺れていた。
けれど、その奥に、今まで見たことのない光が灯っているように見えた。
それは、戸惑いであり、疑念であり、そして、ほんの僅かな、期待のような光だった。
彼女の驚いた顔が、夕日に照らされて、あまりにも綺麗で。
俺はただ、その光景に心を奪われていた。
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