30 / 97
第30話 公開処刑、あるいは魂のラブソング
しおりを挟む
「―――後で、覚えておきなさい」
雪城冬花が俺の耳元に残していった、氷の刃のような言葉。
その呪いはカラオケボックスの喧騒の中、俺の魂に深く、冷たく突き刺さっていた。
ドリンクバーから戻ってきた彼女は、再び向かいのソファに腰を下ろし、何事もなかったかのようにオレンジジュースのグラスを傾けている。だが、俺には分かる。その静寂は、これから始まるであろう処刑の前の最後の猶予期間に過ぎない。
俺はもはや生きた心地がしなかった。隣で天宮さんが「この曲、知ってる?」と話しかけてきても、「あ、うん」と上の空の返事しかできない。
そんな俺の絶望を知ってか知らずか、カラオケはますます盛り上がっていく。
陽平がマイクを握り、お調子者の男子数人と共に激しいロックナンバーを熱唱して部屋の温度をさらに上げた。
「次は誰か女子! しっとりした曲も聞きたいぜー!」
陽平がそう煽ると、何人かの女子が「えー、どうしようかな」と顔を見合わせる。
その時だった。
今まで部屋の隅で静かにジュースを飲んでいた雪城さんが、すっと立ち上がった。
そして、誰もが予想しなかった行動に出た。
彼女は、テーブルに置かれたデンモク(電子目次本)を手に取り、無言で何かを操作し始めたのだ。
その行動に、クラス中の視線が一斉に彼女へと集まる。
「え、雪城さん?」「歌うの?」
「マジかよ、氷の女王が歌うとか、絶対音感とか持ってそう」
「どんな曲入れるんだろ。クラシックとか?」
クラスメイトたちのざわめきを、彼女は意にも介さない。
ピッ、と予約ボタンを押すと、彼女はデンモクをテーブルに戻し、マイクスタンドの前に静かに立った。
その姿は、これから歌を披露するアーティストというよりは、法廷で証言台に立つ重要参考人のようだった。
やがて、部屋の照明が少し落ち、イントロが流れ始める。
それは誰もが知っている、王道のラブバラードだった。失恋の切なさと、それでも変わらない愛を歌い上げた、涙なしには聞けないと評判の名曲。
意外な選曲に、クラス中がどよめく。
そして雪城冬花は、静かに息を吸い込むと、その唇を開いた。
その歌声は、まるで澄み切った冬の夜空に響く教会の鐘の音のようだった。
どこまでも透明で、清らかで、そして聴く者の心を鷲掴みにする圧倒的な表現力。
技術的に上手い、とか、そういう次元の話ではなかった。
歌に込められた感情が、音の粒となって直接魂に流れ込んでくるようだった。
切なくて、愛おしくて、胸が締め付けられるような、痛いほどの純情。
教室で見せるクールな彼女からは、到底想像もできないような情熱的な歌声。
体育館中が、完全に静まり返った。
誰もが、その歌声に、その世界観に完全に魅了されていた。
俺も呆然と、その姿に見惚れていた。
すごい。
素直にそう思った。
こんなにも人の心を揺さぶる歌声があるなんて。
だが、その感動はすぐに別の感情に塗り替えられた。
恐怖、である。
彼女は歌っている間、ずっと俺だけを見ていた。
マイクスタンドを握りしめ、その氷の瞳で、真っ直ぐに俺だけを。
他の誰でもない。隣に座る天宮さんでも、騒いでいる陽平でもない。
ただ俺一人を、射抜くように見つめながら愛の歌を歌い続けているのだ。
歌詞の一つ一つが、まるで彼女から俺へのメッセージのように聞こえてくる。
『たとえ世界があなたを忘れても 私だけは、あなたのそばにいる』
『すれ違う心 届かない想い それでも、あなたを愛している』
それは、ラブソングという名の公開処刑だった。
俺はクラス全員の視線が、歌っている彼女と、その視線の先にいる俺との間を行ったり来たりしているのを肌で感じていた。
「おい、あれって……」「完全に相沢のこと見て歌ってるよな」「ガチじゃん……」
ひそひそと交わされる声が、俺の耳に突き刺さる。
隣に座る天宮さんもさすがに気づいたのだろう。彼女の顔から、いつもの太陽のような笑顔が消え、少しだけ寂しそうな表情でスクリーンを見つめていた。
俺はもはや針の筵の上に座っている気分だった。背中には滝のような冷や汗が流れている。
やがて、曲がクライマックスに差し掛かる。
彼女の歌声は、さらに熱を帯びていく。
『何度生まれ変わっても きっと、あなたを探し出すから』
そのフレーズを歌い上げた瞬間、彼女の瞳から一筋の涙が、きらりとこぼれ落ちた。
その涙は照明に照らされて、ダイヤモンドのように輝いて見えた。
その、あまりにも美しく、あまりにも切ない光景に、俺は息をすることを忘れた。
彼女は本当に、俺を探してこの時代までやってきたのだ。
その事実が、歌声と共に俺の胸に重く、深く突き刺さった。
曲が終わり、静寂が部屋を支配する。
数秒後、誰からともなく割れんばかりの拍手が巻き起こった。
「すげえええええ!」「感動した!」「雪城さん、最高!」
クラスメイトたちは、スタンディングオベーションで彼女を称賛している。
だが、彼女はそんな賞賛など耳に入っていないようだった。
マイクを静かにスタンドに戻すと、涙の跡が残る顔で再び俺を真っ直ぐに見つめた。
その瞳は、こう問いかけていた。
『私の想い、伝わりましたか』と。
俺は何も言えず、ただ、こくりと頷くことしかできなかった。
それは降参の合図だった。
完敗だ。俺の負けだ。
嫉妬、独占欲、そして時空をも超えるほどの一途な愛。
その全てを歌声に乗せて叩きつけられ、俺に抵抗する術など残っているはずもなかった。
彼女は俺の反応を見ると、満足したように小さく微笑んだ。
そして何事もなかったかのように、自分の席へと戻っていく。
後に残された俺は、しばらくの間放心状態から抜け出すことができなかった。
隣の天宮さんが小さな声で「……雪城さん、相沢くんのこと、本当に好きなんだね」と呟いたのが、やけに鮮明に耳に残った。
カラオケボックスでの打ち上げは、俺にとって忘れられない、甘くも恐ろしい公開処刑の夜となったのだった。
雪城冬花が俺の耳元に残していった、氷の刃のような言葉。
その呪いはカラオケボックスの喧騒の中、俺の魂に深く、冷たく突き刺さっていた。
ドリンクバーから戻ってきた彼女は、再び向かいのソファに腰を下ろし、何事もなかったかのようにオレンジジュースのグラスを傾けている。だが、俺には分かる。その静寂は、これから始まるであろう処刑の前の最後の猶予期間に過ぎない。
俺はもはや生きた心地がしなかった。隣で天宮さんが「この曲、知ってる?」と話しかけてきても、「あ、うん」と上の空の返事しかできない。
そんな俺の絶望を知ってか知らずか、カラオケはますます盛り上がっていく。
陽平がマイクを握り、お調子者の男子数人と共に激しいロックナンバーを熱唱して部屋の温度をさらに上げた。
「次は誰か女子! しっとりした曲も聞きたいぜー!」
陽平がそう煽ると、何人かの女子が「えー、どうしようかな」と顔を見合わせる。
その時だった。
今まで部屋の隅で静かにジュースを飲んでいた雪城さんが、すっと立ち上がった。
そして、誰もが予想しなかった行動に出た。
彼女は、テーブルに置かれたデンモク(電子目次本)を手に取り、無言で何かを操作し始めたのだ。
その行動に、クラス中の視線が一斉に彼女へと集まる。
「え、雪城さん?」「歌うの?」
「マジかよ、氷の女王が歌うとか、絶対音感とか持ってそう」
「どんな曲入れるんだろ。クラシックとか?」
クラスメイトたちのざわめきを、彼女は意にも介さない。
ピッ、と予約ボタンを押すと、彼女はデンモクをテーブルに戻し、マイクスタンドの前に静かに立った。
その姿は、これから歌を披露するアーティストというよりは、法廷で証言台に立つ重要参考人のようだった。
やがて、部屋の照明が少し落ち、イントロが流れ始める。
それは誰もが知っている、王道のラブバラードだった。失恋の切なさと、それでも変わらない愛を歌い上げた、涙なしには聞けないと評判の名曲。
意外な選曲に、クラス中がどよめく。
そして雪城冬花は、静かに息を吸い込むと、その唇を開いた。
その歌声は、まるで澄み切った冬の夜空に響く教会の鐘の音のようだった。
どこまでも透明で、清らかで、そして聴く者の心を鷲掴みにする圧倒的な表現力。
技術的に上手い、とか、そういう次元の話ではなかった。
歌に込められた感情が、音の粒となって直接魂に流れ込んでくるようだった。
切なくて、愛おしくて、胸が締め付けられるような、痛いほどの純情。
教室で見せるクールな彼女からは、到底想像もできないような情熱的な歌声。
体育館中が、完全に静まり返った。
誰もが、その歌声に、その世界観に完全に魅了されていた。
俺も呆然と、その姿に見惚れていた。
すごい。
素直にそう思った。
こんなにも人の心を揺さぶる歌声があるなんて。
だが、その感動はすぐに別の感情に塗り替えられた。
恐怖、である。
彼女は歌っている間、ずっと俺だけを見ていた。
マイクスタンドを握りしめ、その氷の瞳で、真っ直ぐに俺だけを。
他の誰でもない。隣に座る天宮さんでも、騒いでいる陽平でもない。
ただ俺一人を、射抜くように見つめながら愛の歌を歌い続けているのだ。
歌詞の一つ一つが、まるで彼女から俺へのメッセージのように聞こえてくる。
『たとえ世界があなたを忘れても 私だけは、あなたのそばにいる』
『すれ違う心 届かない想い それでも、あなたを愛している』
それは、ラブソングという名の公開処刑だった。
俺はクラス全員の視線が、歌っている彼女と、その視線の先にいる俺との間を行ったり来たりしているのを肌で感じていた。
「おい、あれって……」「完全に相沢のこと見て歌ってるよな」「ガチじゃん……」
ひそひそと交わされる声が、俺の耳に突き刺さる。
隣に座る天宮さんもさすがに気づいたのだろう。彼女の顔から、いつもの太陽のような笑顔が消え、少しだけ寂しそうな表情でスクリーンを見つめていた。
俺はもはや針の筵の上に座っている気分だった。背中には滝のような冷や汗が流れている。
やがて、曲がクライマックスに差し掛かる。
彼女の歌声は、さらに熱を帯びていく。
『何度生まれ変わっても きっと、あなたを探し出すから』
そのフレーズを歌い上げた瞬間、彼女の瞳から一筋の涙が、きらりとこぼれ落ちた。
その涙は照明に照らされて、ダイヤモンドのように輝いて見えた。
その、あまりにも美しく、あまりにも切ない光景に、俺は息をすることを忘れた。
彼女は本当に、俺を探してこの時代までやってきたのだ。
その事実が、歌声と共に俺の胸に重く、深く突き刺さった。
曲が終わり、静寂が部屋を支配する。
数秒後、誰からともなく割れんばかりの拍手が巻き起こった。
「すげえええええ!」「感動した!」「雪城さん、最高!」
クラスメイトたちは、スタンディングオベーションで彼女を称賛している。
だが、彼女はそんな賞賛など耳に入っていないようだった。
マイクを静かにスタンドに戻すと、涙の跡が残る顔で再び俺を真っ直ぐに見つめた。
その瞳は、こう問いかけていた。
『私の想い、伝わりましたか』と。
俺は何も言えず、ただ、こくりと頷くことしかできなかった。
それは降参の合図だった。
完敗だ。俺の負けだ。
嫉妬、独占欲、そして時空をも超えるほどの一途な愛。
その全てを歌声に乗せて叩きつけられ、俺に抵抗する術など残っているはずもなかった。
彼女は俺の反応を見ると、満足したように小さく微笑んだ。
そして何事もなかったかのように、自分の席へと戻っていく。
後に残された俺は、しばらくの間放心状態から抜け出すことができなかった。
隣の天宮さんが小さな声で「……雪城さん、相沢くんのこと、本当に好きなんだね」と呟いたのが、やけに鮮明に耳に残った。
カラオケボックスでの打ち上げは、俺にとって忘れられない、甘くも恐ろしい公開処刑の夜となったのだった。
1
あなたにおすすめの小説
小さい頃「お嫁さんになる!」と妹系の幼馴染みに言われて、彼女は今もその気でいる!
竜ヶ崎彰
恋愛
「いい加減大人の階段上ってくれ!!」
俺、天道涼太には1つ年下の可愛い幼馴染みがいる。
彼女の名前は下野ルカ。
幼少の頃から俺にベッタリでかつては将来"俺のお嫁さんになる!"なんて事も言っていた。
俺ももう高校生になったと同時にルカは中学3年生。
だけど、ルカはまだ俺のお嫁さんになる!と言っている!
堅物真面目少年と妹系ゆるふわ天然少女による拗らせ系ラブコメ開幕!!
この男子校の生徒が自分以外全員男装女子だということを俺だけが知っている
夏見ナイ
恋愛
平凡な俺、相葉祐樹が手にしたのは、ありえないはずの超名門男子校『獅子王院学園』からの合格通知。期待を胸に入学した先は、王子様みたいなイケメンだらけの夢の空間だった!
……はずが、ある夜、同室のクールな完璧王子・橘玲が女の子であるという、学園最大の秘密を知ってしまう。
なんとこの学園、俺以外、全員が“訳アリ”の男装女子だったのだ!
秘密の「共犯者」となった俺は、慣れない男装に悩む彼女たちの唯一の相談相手に。
「祐樹の前でだけは、女の子でいられる……」
クールなイケメンたちの、俺だけに見せる甘々な素顔と猛アプローチにドキドキが止まらない!
秘密だらけで糖度120%の学園ラブコメ、開幕!
女子ばっかりの中で孤軍奮闘のユウトくん
菊宮える
恋愛
高校生ユウトが始めたバイト、そこは女子ばかりの一見ハーレム?な店だったが、その中身は男子の思い描くモノとはぜ~んぜん違っていた?? その違いは読んで頂ければ、だんだん判ってきちゃうかもですよ~(*^-^*)
俺のモテない学園生活を妹と変えていく!? ―妹との二人三脚で俺はリア充になる!―
小春かぜね
恋愛
俺ではフツメンだと感じているが、スクールカースト底辺の生活を過ごしている。
俺の学園は恋愛行為に厳しい縛りは無いので、陽キャラたちは楽しい学園生活を過ごしているが、俺には女性の親友すらいない……
異性との関係を強く望む学園(高校生)生活。
俺は彼女を作る為に、学年の女子生徒たちに好意の声掛けをするが、全く相手にされない上、余りにも声掛けをし過ぎたので、俺は要注意人物扱いされてしまう。
当然、幼なじみなんて俺には居ない……
俺の身近な女性と言えば妹(虹心)はいるが、その妹からも俺は毛嫌いされている!
妹が俺を毛嫌いし始めたのは、有る日突然からで有ったが、俺にはその理由がとある出来事まで分からなかった……
クラスメイトの王子様系女子をナンパから助けたら。
桜庭かなめ
恋愛
高校2年生の白石洋平のクラスには、藤原千弦という女子生徒がいる。千弦は美人でスタイルが良く、凛々しく落ち着いた雰囲気もあるため「王子様」と言われて人気が高い。千弦とは教室で挨拶したり、バイト先で接客したりする程度の関わりだった。
とある日の放課後。バイトから帰る洋平は、駅前で男2人にナンパされている千弦を見つける。普段は落ち着いている千弦が脚を震わせていることに気付き、洋平は千弦をナンパから助けた。そのときに洋平に見せた笑顔は普段みんなに見せる美しいものではなく、とても可愛らしいものだった。
ナンパから助けたことをきっかけに、洋平は千弦との関わりが増えていく。
お礼にと放課後にアイスを食べたり、昼休みに一緒にお昼ご飯を食べたり、お互いの家に遊びに行ったり。クラスメイトの王子様系女子との温かくて甘い青春ラブコメディ!
※特別編2が完結しました!(2025.9.15)
※小説家になろうとカクヨムでも公開しています。
※お気に入り登録、いいね、感想などお待ちしております。
彼女に振られた俺の転生先が高校生だった。それはいいけどなんで元カノ達まで居るんだろう。
遊。
青春
主人公、三澄悠太35才。
彼女にフラれ、現実にうんざりしていた彼は、事故にあって転生。
……した先はまるで俺がこうだったら良かったと思っていた世界を絵に書いたような学生時代。
でも何故か俺をフッた筈の元カノ達も居て!?
もう恋愛したくないリベンジ主人公❌そんな主人公がどこか気になる元カノ、他多数のドタバタラブコメディー!
ちょっとずつちょっとずつの更新になります!(主に土日。)
略称はフラれろう(色とりどりのラブコメに精一杯の呪いを添えて、、笑)
俺にだけツンツンする学園一の美少女が、最近ちょっとデレてきた件。
甘酢ニノ
恋愛
彼女いない歴=年齢の高校生・相沢蓮。
平凡な日々を送る彼の前に立ちはだかるのは──
学園一の美少女・黒瀬葵。
なぜか彼女は、俺にだけやたらとツンツンしてくる。
冷たくて、意地っ張りで、でも時々見せるその“素”が、どうしようもなく気になる。
最初はただの勘違いだったはずの関係。
けれど、小さな出来事の積み重ねが、少しずつ2人の距離を変えていく。
ツンデレな彼女と、不器用な俺がすれ違いながら少しずつ近づく、
焦れったくて甘酸っぱい、青春ラブコメディ。
男女比1:15の貞操逆転世界で高校生活(婚活)
大寒波
恋愛
日本で生活していた前世の記憶を持つ主人公、七瀬達也が日本によく似た貞操逆転世界に転生し、高校生活を楽しみながら婚活を頑張るお話。
この世界の法律では、男性は二十歳までに5人と結婚をしなければならない。(高校卒業時点は3人)
そんな法律があるなら、もういっそのこと高校在学中に5人と結婚しよう!となるのが今作の主人公である達也だ!
この世界の経済は基本的に女性のみで回っており、男性に求められることといえば子種、遺伝子だ。
前世の影響かはわからないが、日本屈指のHENTAIである達也は運よく遺伝子も最高ランクになった。
顔もイケメン!遺伝子も優秀!貴重な男!…と、驕らずに自分と関わった女性には少しでも幸せな気持ちを分かち合えるように努力しようと決意する。
どうせなら、WIN-WINの関係でありたいよね!
そうして、別居婚が主流なこの世界では珍しいみんなと同居することを、いや。ハーレムを目標に個性豊かなヒロイン達と織り成す学園ラブコメディがいま始まる!
主人公の通う学校では、少し貞操逆転の要素薄いかもです。男女比に寄っています。
外はその限りではありません。
カクヨムでも投稿しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる