21 / 71
第二十一話 大都市アルカディア
しおりを挟む
ワイバーンを討伐した街を出て、さらに五日が過ぎた。
平坦で整備された街道を歩く旅は、嘆きの森での日々と比べればピクニックのようなものだった。時折現れるゴブリンやオークの小規模な群れは、もはや俺たちの障害にすらならない。ガロウが鼻歌交じりに一掃してしまうからだ。
そして、旅の十三日目の朝。
地平線の彼方に、巨大な影が見えてきた。
それは山ではない。人の手によって築かれた、巨大な建造物。白亜の城壁が、朝日に照らされてキラキラと輝いている。
「……あれが、王都アルカディアか」
ガロウが、感嘆の声を漏らした。
俺がこれまで見てきたどんな街よりも、比較にならないほど巨大で、壮麗だった。
「はい。アークライト大陸で最も大きく、最も栄えている都市です」
リリアナが、少しだけ誇らしげに答える。彼女にとっては、見慣れた光景なのかもしれない。
近づくにつれ、その威容はますます俺たちを圧倒した。
天を突くほどの高さの城壁。その上には、無数の監視塔が並び、武装した兵士たちの姿が見える。街道は、王都を目指す商人や旅人たちの長い列で埋め尽くされていた。
俺の心は、静かに高ぶっていた。
この巨大な壁の内側に、俺が求める「本物」たちがいる。
その気配が、肌をピリピリと刺激するようだった。
城門での検問は、スタートニアとは比べ物にならないほど厳重だった。
だが、俺たちが提示したCランクのギルドカードと、リリアナが持つエルフの国の身分証は、門番たちの態度を瞬時に軟化させた。彼らは敬礼をもって、俺たちを壁の内側へと通した。
そして、俺たちは本当の意味で王都アルカディアに足を踏み入れた。
そこは、混沌と秩序が混じり合った、巨大な生命体のような場所だった。
どこまでも続く、広大な石畳の道。両脇には、五階建て、六階建ての石造りの建物がひしめき合っている。
行き交う人々の数も、桁が違った。人間、エルフ、ドワーフ、獣人。様々な種族が、それぞれの目的を持ってこの街を歩いている。
「すっげえ……! なんだこりゃあ!」
ガロウが、子供のようにはしゃぎながら周囲を見回している。
「おい、ジン! 見てみろよ、あそこの飯屋! めちゃくちゃ美味そうな匂いがするぜ!」
俺は、そんなガロウには構わず、ひたすら周囲の気配を探っていた。
いる。そこかしこに、強い奴がいる。
スタートニアのギルドマスター、バルガスに匹敵するほどの気配が、この街にはゴロゴロ転がっている。
中には、それ以上の、底が見えないほどの深淵を覗かせるような気配も、いくつか感じられた。
俺の口元に、自然と笑みが浮かんだ。
来て、正解だった。
「まずは、中央ギルドへ向かいましょう。今後の活動の拠点になりますから」
リリアナが、慣れた様子で俺たちを先導する。
中央ギルドは、王都の心臓部ともいえる中央広場に面して建っていた。
それはもはや建物というより、城と呼ぶにふさわしい威容を誇っていた。石造りの五階建て。入口には、ワイバーンの頭蓋骨が飾られている。
スタートニアのギルドが、まるで田舎の公民館のように思えた。
俺たちは、その巨大な扉を押し開けた。
中の光景は、外観以上に俺を圧倒した。
広大なホール。天井は高く、豪華なシャンデリアが吊るされている。
壁一面に設置された依頼ボードは、ランクごとに細かく分けられ、AランクやSランクといった、これまで見たこともない領域の依頼書が貼られていた。
そして、何より違うのは、そこにいる冒険者たちの質だった。
誰もが、一目で歴戦の猛者と分かる雰囲気を纏っている。その装備は、どれも一級品。ミスリルやオリハルコンといった伝説級の金属が、惜しげもなく使われている。
彼らが放つ殺気と闘気は、そこらの魔物の群れなど比較にならないほど濃密で、ホール全体がピリピリとした緊張感に包まれていた。
「……へへっ。こいつは、たまんねえな」
ガロウが、獰猛な笑みを浮かべて呟いた。
彼もまた、この場所に集う強者たちの気配を感じ取り、その闘争心を刺激されているのだろう。
俺たちはカウンターへ向かい、所属ギルドの移籍手続きを行った。
俺たちのCランクのギルドカードと、ワイバーン討伐の実績は、王都の職員たちをも驚かせたようだった。彼らの態度は、非常に丁寧なものになった。
「ようこそ、王都中央ギルドへ。闘神旅団の皆様。皆様ほどの実力があれば、この王都でもすぐに名を上げることができるでしょう」
受付の女性が、にこやかに言った。
「何かお困りのことがあれば、いつでもご相談ください。特に、高ランクの依頼やダンジョンに関する情報など、我々が全力でサポートさせていただきます」
手続きを終え、俺たちはギルドの一角にある談話スペースに腰を下ろした。
今後の活動方針を決めるためだ。
「まずは宿だな。拠点がないと、落ち着いて動けねえ」
ガロウが言う。
「そうですね。冒険者向けの、少しランクの高い宿を探しましょう。防犯もしっかりしていますし、情報交換の場にもなりますから」
リリアナが、地図を広げながら答えた。
俺は、黙ってSランクの依頼ボードを睨みつけていた。
そこに貼られた依頼書の内容は、俺の想像を遥かに超えていた。
「依頼:古代竜『エンシェントドラゴン』の討伐。推奨ランクS」
「依頼:未踏破ダンジョン『神々の墓場』の深層調査。推奨ランクS」
「依頼:魔王軍残党、四天王の一角『奈落の魔人』の捜索及び討伐。推奨ランクS」
ドラゴン。ダンジョン。魔王軍。
その一つ一つが、俺の渇ききった魂を激しく揺さぶる。
これだ。俺が戦うべき相手は、ここにいた。
「おい、ジン。聞いてるか?」
ガロウに肩を叩かれ、俺ははっと我に返った。
「ああ」
「とりあえず、宿を決めて、うまい飯を食おうぜ。戦いは、それからだ」
ガロウが、ニカッと笑う。
その笑顔は、自信に満ち溢れていた。
俺は頷いた。
焦る必要はない。獲物は、もう目の前にいるのだから。
俺は窓の外に広がる、巨大な王都の街並みを見下ろした。
この街のどこかに、俺の魂を燃やし尽くしてくれるほどの死闘が待っている。
その予感が、俺の全身を歓喜で満たしていた。
王都アルカディア。
闘神旅団の新たな伝説は、この場所から始まる。
そして、この街が、俺の渇きを潤す最初の泉となるのか、それとも、さらなる渇きを生むだけの蜃気楼となるのか。
その答えは、これから始まる戦いの中に見つけるしかない。
俺は、静かに拳を握りしめた。
その心は、かつてないほどの期待に満ちていた。
平坦で整備された街道を歩く旅は、嘆きの森での日々と比べればピクニックのようなものだった。時折現れるゴブリンやオークの小規模な群れは、もはや俺たちの障害にすらならない。ガロウが鼻歌交じりに一掃してしまうからだ。
そして、旅の十三日目の朝。
地平線の彼方に、巨大な影が見えてきた。
それは山ではない。人の手によって築かれた、巨大な建造物。白亜の城壁が、朝日に照らされてキラキラと輝いている。
「……あれが、王都アルカディアか」
ガロウが、感嘆の声を漏らした。
俺がこれまで見てきたどんな街よりも、比較にならないほど巨大で、壮麗だった。
「はい。アークライト大陸で最も大きく、最も栄えている都市です」
リリアナが、少しだけ誇らしげに答える。彼女にとっては、見慣れた光景なのかもしれない。
近づくにつれ、その威容はますます俺たちを圧倒した。
天を突くほどの高さの城壁。その上には、無数の監視塔が並び、武装した兵士たちの姿が見える。街道は、王都を目指す商人や旅人たちの長い列で埋め尽くされていた。
俺の心は、静かに高ぶっていた。
この巨大な壁の内側に、俺が求める「本物」たちがいる。
その気配が、肌をピリピリと刺激するようだった。
城門での検問は、スタートニアとは比べ物にならないほど厳重だった。
だが、俺たちが提示したCランクのギルドカードと、リリアナが持つエルフの国の身分証は、門番たちの態度を瞬時に軟化させた。彼らは敬礼をもって、俺たちを壁の内側へと通した。
そして、俺たちは本当の意味で王都アルカディアに足を踏み入れた。
そこは、混沌と秩序が混じり合った、巨大な生命体のような場所だった。
どこまでも続く、広大な石畳の道。両脇には、五階建て、六階建ての石造りの建物がひしめき合っている。
行き交う人々の数も、桁が違った。人間、エルフ、ドワーフ、獣人。様々な種族が、それぞれの目的を持ってこの街を歩いている。
「すっげえ……! なんだこりゃあ!」
ガロウが、子供のようにはしゃぎながら周囲を見回している。
「おい、ジン! 見てみろよ、あそこの飯屋! めちゃくちゃ美味そうな匂いがするぜ!」
俺は、そんなガロウには構わず、ひたすら周囲の気配を探っていた。
いる。そこかしこに、強い奴がいる。
スタートニアのギルドマスター、バルガスに匹敵するほどの気配が、この街にはゴロゴロ転がっている。
中には、それ以上の、底が見えないほどの深淵を覗かせるような気配も、いくつか感じられた。
俺の口元に、自然と笑みが浮かんだ。
来て、正解だった。
「まずは、中央ギルドへ向かいましょう。今後の活動の拠点になりますから」
リリアナが、慣れた様子で俺たちを先導する。
中央ギルドは、王都の心臓部ともいえる中央広場に面して建っていた。
それはもはや建物というより、城と呼ぶにふさわしい威容を誇っていた。石造りの五階建て。入口には、ワイバーンの頭蓋骨が飾られている。
スタートニアのギルドが、まるで田舎の公民館のように思えた。
俺たちは、その巨大な扉を押し開けた。
中の光景は、外観以上に俺を圧倒した。
広大なホール。天井は高く、豪華なシャンデリアが吊るされている。
壁一面に設置された依頼ボードは、ランクごとに細かく分けられ、AランクやSランクといった、これまで見たこともない領域の依頼書が貼られていた。
そして、何より違うのは、そこにいる冒険者たちの質だった。
誰もが、一目で歴戦の猛者と分かる雰囲気を纏っている。その装備は、どれも一級品。ミスリルやオリハルコンといった伝説級の金属が、惜しげもなく使われている。
彼らが放つ殺気と闘気は、そこらの魔物の群れなど比較にならないほど濃密で、ホール全体がピリピリとした緊張感に包まれていた。
「……へへっ。こいつは、たまんねえな」
ガロウが、獰猛な笑みを浮かべて呟いた。
彼もまた、この場所に集う強者たちの気配を感じ取り、その闘争心を刺激されているのだろう。
俺たちはカウンターへ向かい、所属ギルドの移籍手続きを行った。
俺たちのCランクのギルドカードと、ワイバーン討伐の実績は、王都の職員たちをも驚かせたようだった。彼らの態度は、非常に丁寧なものになった。
「ようこそ、王都中央ギルドへ。闘神旅団の皆様。皆様ほどの実力があれば、この王都でもすぐに名を上げることができるでしょう」
受付の女性が、にこやかに言った。
「何かお困りのことがあれば、いつでもご相談ください。特に、高ランクの依頼やダンジョンに関する情報など、我々が全力でサポートさせていただきます」
手続きを終え、俺たちはギルドの一角にある談話スペースに腰を下ろした。
今後の活動方針を決めるためだ。
「まずは宿だな。拠点がないと、落ち着いて動けねえ」
ガロウが言う。
「そうですね。冒険者向けの、少しランクの高い宿を探しましょう。防犯もしっかりしていますし、情報交換の場にもなりますから」
リリアナが、地図を広げながら答えた。
俺は、黙ってSランクの依頼ボードを睨みつけていた。
そこに貼られた依頼書の内容は、俺の想像を遥かに超えていた。
「依頼:古代竜『エンシェントドラゴン』の討伐。推奨ランクS」
「依頼:未踏破ダンジョン『神々の墓場』の深層調査。推奨ランクS」
「依頼:魔王軍残党、四天王の一角『奈落の魔人』の捜索及び討伐。推奨ランクS」
ドラゴン。ダンジョン。魔王軍。
その一つ一つが、俺の渇ききった魂を激しく揺さぶる。
これだ。俺が戦うべき相手は、ここにいた。
「おい、ジン。聞いてるか?」
ガロウに肩を叩かれ、俺ははっと我に返った。
「ああ」
「とりあえず、宿を決めて、うまい飯を食おうぜ。戦いは、それからだ」
ガロウが、ニカッと笑う。
その笑顔は、自信に満ち溢れていた。
俺は頷いた。
焦る必要はない。獲物は、もう目の前にいるのだから。
俺は窓の外に広がる、巨大な王都の街並みを見下ろした。
この街のどこかに、俺の魂を燃やし尽くしてくれるほどの死闘が待っている。
その予感が、俺の全身を歓喜で満たしていた。
王都アルカディア。
闘神旅団の新たな伝説は、この場所から始まる。
そして、この街が、俺の渇きを潤す最初の泉となるのか、それとも、さらなる渇きを生むだけの蜃気楼となるのか。
その答えは、これから始まる戦いの中に見つけるしかない。
俺は、静かに拳を握りしめた。
その心は、かつてないほどの期待に満ちていた。
20
あなたにおすすめの小説
異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第四章フェレスト王国ドワーフ編
異世界転生特典『絶対安全領域(マイホーム)』~家の中にいれば神すら無効化、一歩も出ずに世界最強になりました~
夏見ナイ
ファンタジー
ブラック企業で過労死した俺が転生時に願ったのは、たった一つ。「誰にも邪魔されず、絶対に安全な家で引きこもりたい!」
その切実な願いを聞き入れた神は、ユニークスキル『絶対安全領域(マイホーム)』を授けてくれた。この家の中にいれば、神の干渉すら無効化する究極の無敵空間だ!
「これで理想の怠惰な生活が送れる!」と喜んだのも束の間、追われる王女様が俺の庭に逃げ込んできて……? 面倒だが仕方なく、庭いじりのついでに追手を撃退したら、なぜかここが「聖域」だと勘違いされ、獣人の娘やエルフの学者まで押しかけてきた!
俺は家から出ずに快適なスローライフを送りたいだけなのに! 知らぬ間に世界を救う、無自覚最強の引きこもりファンタジー、開幕!
【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
ダンジョンが出現し20年。
木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。
しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。
そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。
【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】
(完結)魔王討伐後にパーティー追放されたFランク魔法剣士は、超レア能力【全スキル】を覚えてゲスすぎる勇者達をザマアしつつ世界を救います
しまうま弁当
ファンタジー
魔王討伐直後にクリードは勇者ライオスからパーティーから出て行けといわれるのだった。クリードはパーティー内ではつねにFランクと呼ばれ戦闘にも参加させてもらえず場美雑言は当たり前でクリードはもう勇者パーティーから出て行きたいと常々考えていたので、いい機会だと思って出て行く事にした。だがラストダンジョンから脱出に必要なリアーの羽はライオス達は分けてくれなかったので、仕方なく一階層づつ上っていく事を決めたのだった。だがなぜか後ろから勇者パーティー内で唯一のヒロインであるミリーが追いかけてきて一緒に脱出しようと言ってくれたのだった。切羽詰まっていると感じたクリードはミリーと一緒に脱出を図ろうとするが、後ろから追いかけてきたメンバーに石にされてしまったのだった。
外れスキル【アイテム錬成】でSランクパーティを追放された俺、実は神の素材で最強装備を創り放題だったので、辺境で気ままな工房を開きます
夏見ナイ
ファンタジー
Sランクパーティで「外れスキル」と蔑まれ、雑用係としてこき使われていた錬金術師のアルト。ある日、リーダーの身勝手な失敗の責任を全て押し付けられ、無一文でパーティから追放されてしまう。
絶望の中、流れ着いた辺境の町で、彼は偶然にも伝説の素材【神の涙】を発見。これまで役立たずと言われたスキル【アイテム錬成】が、実は神の素材を扱える唯一無二のチート能力だと知る。
辺境で小さな工房を開いたアルトの元には、彼の作る規格外のアイテムを求めて、なぜか聖女や竜王(美少女の姿)まで訪れるようになり、賑やかで幸せな日々が始まる。
一方、アルトを失った元パーティは没落の一途を辿り、今更になって彼に復帰を懇願してくるが――。「もう、遅いんです」
これは、不遇だった青年が本当の居場所を見つける、ほのぼの工房ライフ&ときどき追放ざまぁファンタジー!
【収納】スキルでダンジョン無双 ~地味スキルと馬鹿にされた窓際サラリーマン、実はアイテム無限収納&即時出し入れ可能で最強探索者になる~
夏見ナイ
ファンタジー
佐藤健太、32歳。会社ではリストラ寸前の窓際サラリーマン。彼は人生逆転を賭け『探索者』になるも、与えられたのは戦闘に役立たない地味スキル【無限収納】だった。
「倉庫番がお似合いだ」と馬鹿にされ、初ダンジョンでは荷物持ちとして追放される始末。
だが彼は気づいてしまう。このスキルが、思考一つでアイテムや武器を無限に取り出し、敵の魔法すら『収納』できる規格外のチート能力であることに!
サラリーマン時代の知恵と誰も思いつかない応用力で、地味スキルは最強スキルへと変貌する。訳ありの美少女剣士や仲間と共に、不遇だった男の痛快な成り上がり無双が今、始まる!
チートスキルより女神様に告白したら、僕のステータスは最弱Fランクだけど、女神様の無限の祝福で最強になりました
Gaku
ファンタジー
平凡なフリーター、佐藤悠樹。その人生は、ソシャゲのガチャに夢中になった末の、あまりにも情けない感電死で幕を閉じた。……はずだった! 死後の世界で彼を待っていたのは、絶世の美女、女神ソフィア。「どんなチート能力でも与えましょう」という甘い誘惑に、彼が願ったのは、たった一つ。「貴方と一緒に、旅がしたい!」。これは、最強の能力の代わりに、女神様本人をパートナーに選んだ男の、前代未聞の異世界冒険譚である!
主人公ユウキに、剣や魔法の才能はない。ステータスは、どこをどう見ても一般人以下。だが、彼には、誰にも負けない最強の力があった。それは、女神ソフィアが側にいるだけで、あらゆる奇跡が彼の味方をする『女神の祝福』という名の究極チート! 彼の原動力はただ一つ、ソフィアへの一途すぎる愛。そんな彼の真っ直ぐな想いに、最初は呆れ、戸惑っていたソフィアも、次第に心を動かされていく。完璧で、常に品行方正だった女神が、初めて見せるヤキモチ、戸惑い、そして恋する乙女の顔。二人の甘く、もどかしい関係性の変化から、目が離せない!
旅の仲間になるのは、いずれも大陸屈指の実力者、そして、揃いも揃って絶世の美女たち。しかし、彼女たちは全員、致命的な欠点を抱えていた! 方向音痴すぎて地図が読めない女剣士、肝心なところで必ず魔法が暴発する天才魔導士、女神への信仰が熱心すぎて根本的にズレているクルセイダー、優しすぎてアンデッドをパワーアップさせてしまう神官僧侶……。凄腕なのに、全員がどこかポンコツ! 彼女たちが集まれば、簡単なスライム退治も、国を揺るがす大騒動へと発展する。息つく暇もないドタバタ劇が、あなたを爆笑の渦に巻き込む!
基本は腹を抱えて笑えるコメディだが、物語は時に、世界の運命を賭けた、手に汗握るシリアスな戦いへと突入する。絶体絶命の状況の中、試されるのは仲間たちとの絆。そして、主人公が示すのは、愛する人を、仲間を守りたいという想いこそが、どんなチート能力にも勝る「最強の力」であるという、熱い魂の輝きだ。笑いと涙、その緩急が、物語をさらに深く、感動的に彩っていく。
王道の異世界転生、ハーレム、そして最高のドタバタコメディが、ここにある。最強の力は、一途な愛! 個性豊かすぎる仲間たちと共に、あなたも、最高に賑やかで、心温まる異世界を旅してみませんか? 笑って、泣けて、最後には必ず幸せな気持ちになれることを、お約束します。
異世界帰りの元勇者、日本に突然ダンジョンが出現したので「俺、バイト辞めますっ!」
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
俺、結城ミサオは異世界帰りの元勇者。
異世界では強大な力を持った魔王を倒しもてはやされていたのに、こっちの世界に戻ったら平凡なコンビニバイト。
せっかく強くなったっていうのにこれじゃ宝の持ち腐れだ。
そう思っていたら突然目の前にダンジョンが現れた。
これは天啓か。
俺は一も二もなくダンジョンへと向かっていくのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる