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第49話:地脈の鼓動と鍛冶神の試練
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伝説のドワーフ都市「ドゥル=アダール」での滞在を許されたリオたち三人は、ドワーフの長――名をボルガンというらしい――の案内で、広大な地下都市の内部を見て回ることになった。そこは、まさに驚異の光景の連続だった。
地熱を利用した巨大な溶鉱炉が轟々と炎を上げ、熟練のドワーフたちが巨大な槌を振るって金属を鍛え上げる鍛冶場。地底湖から引き込まれた水を利用した、複雑な水路と水車。鉱石を自動で運搬するような、蒸気機関にも似た奇妙な機械装置。そして、それら全てを支えているのが、都市の至る所に張り巡らされた、地脈エネルギーを集積し、分配するための導管や装置だった。
「これが……地脈エネルギー……!」
リリアナは、導管に手を触れ、そこから発せられる温かく、力強いエネルギーの波動に感嘆の声を上げた。それは、魔力とは異なる、大地そのものが持つ根源的な力のように感じられた。
「そうだ。我らドワーフは、大地の恵みであるこの地脈の力を借りて、この都を築き、生活を営んできた」ボルガンは、誇らしげに言った。「この力があれば、火山の噴火すら制御し、安定したエネルギー供給を可能にする」
「素晴らしい技術です……!」リオも、その高度なエネルギー利用技術に目を見張った。「もし、この地脈エネルギーを、アストライオスの動力源として応用できれば……」
彼の頭の中では、星辰エネルギーとは異なる、新たな可能性が芽生え始めていた。
しかし、ボルガンはすぐに釘を刺した。
「ふん。そう簡単にいくと思うなよ、若造。地脈エネルギーは強力だが、扱いを誤れば大災害を引き起こしかねん。それに、我らがドワーフの秘術を、そうやすやすと他所者に教えるわけにはいかん」
やはり、彼らの信頼を得るのは容易ではないようだ。
数日間、リオたちはドゥル=アダールに滞在し、ドワーフたちの生活や文化に触れた。彼らは頑固でぶっきらぼうだが、一度認めた相手には義理堅く、その仕事ぶりは誠実で丁寧だった。リオは【言語魔法】で、ドワーフたちの言葉(彼ら独自の古い方言が多かった)を理解し、彼らの悩みや喜び、そして彼らが抱える問題点なども少しずつ知ることができた。
例えば、最近、地脈エネルギーの流れが不安定になっており、都市の一部の機能に支障が出始めていること。あるいは、若いドワーフたちの間で、伝統的な鍛冶技術よりも、新しい(人間たちがもたらした)便利な道具に頼る傾向が出てきていることへの、年長者たちの嘆きなど。
リオは、そういった問題に対し、古代魔法の知識や【マテリアル・クリエイト】の応用で、ささやかながらも解決策を提案してみた。例えば、不安定な地脈エネルギーの流れを調整するための、簡易的な魔力フィルターのようなものを【マテリアル・クリエイト】で作り、ボルガンに見せたのだ。
「ほう……? これは……面白い仕組みだな。お前、ただの魔術師ではないようだな」
ボルガンは、リオが作ったフィルターを興味深そうに調べ、その発想力と技術に一定の評価を与えたようだった。
リリアナもまた、彼女の持つ古代史や魔法理論の知識で、ドワーフたちの古い文献の解読を手伝ったり、地脈エネルギーのより効率的な利用方法について意見を交換したりして、少しずつ彼らとの距離を縮めていった。
グレイは、相変わらず寡黙だったが、ドワーフの戦士たちとの模擬戦(もちろん、ドワーフ相手には手加減が必要だったが)でその圧倒的な剣技を見せつけ、彼らの尊敬を勝ち取っていた。
そうして、少しずつ信頼関係が芽生え始めた頃、ボルガンはついに、リオたちに一つの「試練」を与えることを決めた。
「お前たちが、本当に我らが技術を託すに値するかどうか……それを、我らが祖霊、そして鍛冶の神の御前で試させてもらう」
ボルガンが三人を案内したのは、ドゥル=アダールの最も神聖な場所とされる、「鍛冶神の祭壇」だった。そこは、都市の最深部、地脈エネルギーが最も強く噴き出す場所に設けられた、巨大な溶鉱炉を背にした荘厳な祭壇だった。祭壇の中央には、ドワーフの鍛冶神を象ったと思われる、巨大な金槌の石像が祀られている。
「試練は二つだ」ボルガンは言った。「一つは、『力の試練』。お前たち三人で、この祭壇を守る古代のゴーレムを打ち倒してみせよ。そのゴーレムは、地脈エネルギーで動き、並大抵の攻撃では傷一つつけられんぞ」
ボルガンの言葉と共に、祭壇の奥から、ゴゴゴ……という地響きと共に、一体の巨大なゴーレムが現れた。それは、アストライオスとはまた違う、全身が黒曜石よりも硬そうな金属で覆われ、両腕には巨大なドリルとハンマーを装備した、見るからに頑強で攻撃的なゴーレムだった。その体からは、地脈エネルギーの赤いオーラが立ち昇っている。
「そして、もう一つは、『技の試練』だ。もし、ゴーレムを打ち倒すことができたなら……リオ・アシュトン、お前には、この祭壇の聖なる炎と金床を使い、我らが祖霊に認められるだけの『逸品』を、自らの手で鍛え上げてみせてもらう」
「俺が……鍛冶を……?」
リオは驚いて聞き返した。【マテリアル・クリエイト】で物を作ることはできても、本格的な鍛冶の経験など、彼には全くない。
「そうだ。お前のその不思議な創造の力……それが、真の『技』であるのか、それとも単なる小手先の魔法なのか。それを見極めさせてもらう。もし、お前が神と祖霊に認められるだけの品を鍛え上げることができたなら……その時は、我らがドワーフの秘術のいくつかを、お前たちに授けてもよかろう」
ボルガンの目は真剣だった。これは、彼らがドワーフの協力を得るための、最後の、そして最大の試練となるだろう。
「……分かりました。その試練、お受けします」
リオは、仲間たちと顔を見合わせ、力強く頷いた。
最初の試練、「力の試練」。金属ゴーレムとの戦いが始まった。ゴーレムの攻撃は重く、そして速い。巨大なドリルが地面を抉り、ハンマーが空気を裂く。グレイが前衛に立ち、その猛攻を巧みに捌きながら、ゴーレムの関節部などの弱点を探る。リリアナは後方から、風や土の精霊魔法でゴーレムの動きを阻害し、グレイを援護する。
リオは【言語魔法】でゴーレムの構造と動きを分析する。このゴーレムは、アストライオスのように高度な知能は持っていないようだ。単純な攻撃パターンを繰り返している。しかし、その装甲は異常なまでに硬く、地脈エネルギーによって常に自己修復しているため、物理的なダメージがほとんど通らない。
(どうすれば……。弱点は……エネルギー供給路か……!?)
リオは、ゴーレムの背中にある、地脈エネルギーを取り込むための導管のような部分に気づいた。そこを破壊すれば、動きを止められるかもしれない。
「グレイさん、リリアナさん! ゴーレムの背中です! あの赤いパイプのような部分が、エネルギー供給路です!」
リオの指示を受け、グレイは陽動に徹し、ゴーレムの注意を自分に引きつける。その隙に、リリアナが強力な風の魔法でゴーレムの体勢を崩し、背中を露出させた。
「今です!」
リオは、全神経を集中させ、習得したばかりの古代魔法の応用を試みた。
(【マテリアル・クリエイト】……そして、【レビテーション・フライト】の応用……! 物質を高速で射出する……!)
彼は、手のひらに高密度の石の弾丸を数個生成し、それを【レビテーション】の応用――物体を瞬間的に加速させる力――を使って、ゴーレムの背中の導管めがけて撃ち出したのだ!
ドゴォン! ドゴォン!
石の弾丸は、音速に近い速度で導管に命中し、それを粉々に破壊した。エネルギーの供給を絶たれたゴーレムは、一瞬動きを止め、やがて赤いオーラを失い、大きな音を立ててその場に崩れ落ちた。
「……やった……!」
三人は、互いに肩で息をしながらも、勝利を喜び合った。彼らの連携と、リオの新たな魔法の応用が、強敵を打ち破ったのだ。
「……見事だ」ボルガンが、感嘆の声を漏らした。「まさか、あのゴーレムを、しかもあのような方法で倒すとは……。お前たちの力、確かに認める」
そして、ボルガンはリオに向き直った。
「さて、次は『技の試練』だ、リオ・アシュトン。お前の『創造の力』を、我らに示してみせよ」
リオは、ゴクリと息を呑んだ。目の前には、地脈エネルギーの炎が轟々と燃え盛る聖なる溶鉱炉と、巨大な金床が鎮座している。これから彼が挑むのは、力だけではない、真の「技」が問われる試練なのだ。彼の手から、一体どんな「逸品」が生み出されるのだろうか? そして、それはドワーフの神と祖霊に認められるのだろうか? リオの新たな挑戦が、今、始まろうとしていた。
地熱を利用した巨大な溶鉱炉が轟々と炎を上げ、熟練のドワーフたちが巨大な槌を振るって金属を鍛え上げる鍛冶場。地底湖から引き込まれた水を利用した、複雑な水路と水車。鉱石を自動で運搬するような、蒸気機関にも似た奇妙な機械装置。そして、それら全てを支えているのが、都市の至る所に張り巡らされた、地脈エネルギーを集積し、分配するための導管や装置だった。
「これが……地脈エネルギー……!」
リリアナは、導管に手を触れ、そこから発せられる温かく、力強いエネルギーの波動に感嘆の声を上げた。それは、魔力とは異なる、大地そのものが持つ根源的な力のように感じられた。
「そうだ。我らドワーフは、大地の恵みであるこの地脈の力を借りて、この都を築き、生活を営んできた」ボルガンは、誇らしげに言った。「この力があれば、火山の噴火すら制御し、安定したエネルギー供給を可能にする」
「素晴らしい技術です……!」リオも、その高度なエネルギー利用技術に目を見張った。「もし、この地脈エネルギーを、アストライオスの動力源として応用できれば……」
彼の頭の中では、星辰エネルギーとは異なる、新たな可能性が芽生え始めていた。
しかし、ボルガンはすぐに釘を刺した。
「ふん。そう簡単にいくと思うなよ、若造。地脈エネルギーは強力だが、扱いを誤れば大災害を引き起こしかねん。それに、我らがドワーフの秘術を、そうやすやすと他所者に教えるわけにはいかん」
やはり、彼らの信頼を得るのは容易ではないようだ。
数日間、リオたちはドゥル=アダールに滞在し、ドワーフたちの生活や文化に触れた。彼らは頑固でぶっきらぼうだが、一度認めた相手には義理堅く、その仕事ぶりは誠実で丁寧だった。リオは【言語魔法】で、ドワーフたちの言葉(彼ら独自の古い方言が多かった)を理解し、彼らの悩みや喜び、そして彼らが抱える問題点なども少しずつ知ることができた。
例えば、最近、地脈エネルギーの流れが不安定になっており、都市の一部の機能に支障が出始めていること。あるいは、若いドワーフたちの間で、伝統的な鍛冶技術よりも、新しい(人間たちがもたらした)便利な道具に頼る傾向が出てきていることへの、年長者たちの嘆きなど。
リオは、そういった問題に対し、古代魔法の知識や【マテリアル・クリエイト】の応用で、ささやかながらも解決策を提案してみた。例えば、不安定な地脈エネルギーの流れを調整するための、簡易的な魔力フィルターのようなものを【マテリアル・クリエイト】で作り、ボルガンに見せたのだ。
「ほう……? これは……面白い仕組みだな。お前、ただの魔術師ではないようだな」
ボルガンは、リオが作ったフィルターを興味深そうに調べ、その発想力と技術に一定の評価を与えたようだった。
リリアナもまた、彼女の持つ古代史や魔法理論の知識で、ドワーフたちの古い文献の解読を手伝ったり、地脈エネルギーのより効率的な利用方法について意見を交換したりして、少しずつ彼らとの距離を縮めていった。
グレイは、相変わらず寡黙だったが、ドワーフの戦士たちとの模擬戦(もちろん、ドワーフ相手には手加減が必要だったが)でその圧倒的な剣技を見せつけ、彼らの尊敬を勝ち取っていた。
そうして、少しずつ信頼関係が芽生え始めた頃、ボルガンはついに、リオたちに一つの「試練」を与えることを決めた。
「お前たちが、本当に我らが技術を託すに値するかどうか……それを、我らが祖霊、そして鍛冶の神の御前で試させてもらう」
ボルガンが三人を案内したのは、ドゥル=アダールの最も神聖な場所とされる、「鍛冶神の祭壇」だった。そこは、都市の最深部、地脈エネルギーが最も強く噴き出す場所に設けられた、巨大な溶鉱炉を背にした荘厳な祭壇だった。祭壇の中央には、ドワーフの鍛冶神を象ったと思われる、巨大な金槌の石像が祀られている。
「試練は二つだ」ボルガンは言った。「一つは、『力の試練』。お前たち三人で、この祭壇を守る古代のゴーレムを打ち倒してみせよ。そのゴーレムは、地脈エネルギーで動き、並大抵の攻撃では傷一つつけられんぞ」
ボルガンの言葉と共に、祭壇の奥から、ゴゴゴ……という地響きと共に、一体の巨大なゴーレムが現れた。それは、アストライオスとはまた違う、全身が黒曜石よりも硬そうな金属で覆われ、両腕には巨大なドリルとハンマーを装備した、見るからに頑強で攻撃的なゴーレムだった。その体からは、地脈エネルギーの赤いオーラが立ち昇っている。
「そして、もう一つは、『技の試練』だ。もし、ゴーレムを打ち倒すことができたなら……リオ・アシュトン、お前には、この祭壇の聖なる炎と金床を使い、我らが祖霊に認められるだけの『逸品』を、自らの手で鍛え上げてみせてもらう」
「俺が……鍛冶を……?」
リオは驚いて聞き返した。【マテリアル・クリエイト】で物を作ることはできても、本格的な鍛冶の経験など、彼には全くない。
「そうだ。お前のその不思議な創造の力……それが、真の『技』であるのか、それとも単なる小手先の魔法なのか。それを見極めさせてもらう。もし、お前が神と祖霊に認められるだけの品を鍛え上げることができたなら……その時は、我らがドワーフの秘術のいくつかを、お前たちに授けてもよかろう」
ボルガンの目は真剣だった。これは、彼らがドワーフの協力を得るための、最後の、そして最大の試練となるだろう。
「……分かりました。その試練、お受けします」
リオは、仲間たちと顔を見合わせ、力強く頷いた。
最初の試練、「力の試練」。金属ゴーレムとの戦いが始まった。ゴーレムの攻撃は重く、そして速い。巨大なドリルが地面を抉り、ハンマーが空気を裂く。グレイが前衛に立ち、その猛攻を巧みに捌きながら、ゴーレムの関節部などの弱点を探る。リリアナは後方から、風や土の精霊魔法でゴーレムの動きを阻害し、グレイを援護する。
リオは【言語魔法】でゴーレムの構造と動きを分析する。このゴーレムは、アストライオスのように高度な知能は持っていないようだ。単純な攻撃パターンを繰り返している。しかし、その装甲は異常なまでに硬く、地脈エネルギーによって常に自己修復しているため、物理的なダメージがほとんど通らない。
(どうすれば……。弱点は……エネルギー供給路か……!?)
リオは、ゴーレムの背中にある、地脈エネルギーを取り込むための導管のような部分に気づいた。そこを破壊すれば、動きを止められるかもしれない。
「グレイさん、リリアナさん! ゴーレムの背中です! あの赤いパイプのような部分が、エネルギー供給路です!」
リオの指示を受け、グレイは陽動に徹し、ゴーレムの注意を自分に引きつける。その隙に、リリアナが強力な風の魔法でゴーレムの体勢を崩し、背中を露出させた。
「今です!」
リオは、全神経を集中させ、習得したばかりの古代魔法の応用を試みた。
(【マテリアル・クリエイト】……そして、【レビテーション・フライト】の応用……! 物質を高速で射出する……!)
彼は、手のひらに高密度の石の弾丸を数個生成し、それを【レビテーション】の応用――物体を瞬間的に加速させる力――を使って、ゴーレムの背中の導管めがけて撃ち出したのだ!
ドゴォン! ドゴォン!
石の弾丸は、音速に近い速度で導管に命中し、それを粉々に破壊した。エネルギーの供給を絶たれたゴーレムは、一瞬動きを止め、やがて赤いオーラを失い、大きな音を立ててその場に崩れ落ちた。
「……やった……!」
三人は、互いに肩で息をしながらも、勝利を喜び合った。彼らの連携と、リオの新たな魔法の応用が、強敵を打ち破ったのだ。
「……見事だ」ボルガンが、感嘆の声を漏らした。「まさか、あのゴーレムを、しかもあのような方法で倒すとは……。お前たちの力、確かに認める」
そして、ボルガンはリオに向き直った。
「さて、次は『技の試練』だ、リオ・アシュトン。お前の『創造の力』を、我らに示してみせよ」
リオは、ゴクリと息を呑んだ。目の前には、地脈エネルギーの炎が轟々と燃え盛る聖なる溶鉱炉と、巨大な金床が鎮座している。これから彼が挑むのは、力だけではない、真の「技」が問われる試練なのだ。彼の手から、一体どんな「逸品」が生み出されるのだろうか? そして、それはドワーフの神と祖霊に認められるのだろうか? リオの新たな挑戦が、今、始まろうとしていた。
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