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第五十八話 巨獣の胎内へ
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ゴゴゴゴゴ……!
大地を揺るがす地響きと共に、山脈と見紛う巨獣テラ・ヴォルスが、オブシディアンの目の前をゆっくりと通過していく。その巨体は、まるで一つの大陸が移動しているかのようであり、巻き上げられる砂塵は天を覆い隠すほどだった。規格外の存在「World Class Entity」。その圧倒的なスケールと存在感は、レベル31となったオブシディアンですら、本能的な畏怖を感じさせるものだった。
(…喰らうしかない、か)
オブシディアンは、他の侵入方法――例えば、飛行して背中に降り立つ、あるいは自然の開口部を探す――のリスクと不確実性を考慮した結果、最も直接的で、そして最もオブシディアンらしい方法を選択した。【虚無捕食】による、外殻の強制突破だ。
テラ・ヴォルスが通り過ぎるのを待ち、オブシディアンはその巨体が残した巨大な轍(わだち)のような跡を辿るように、【砂中潜行 Lv.1】で後方へと回り込んだ。巨獣の移動速度は見た目よりも速く、距離を詰めなければすぐに視界から消えてしまうだろう。
オブシディアンは砂の中を高速で移動し、テラ・ヴォルスの最後尾、巨大な尻尾のような部分の付け根あたりに到達した。そこは比較的動きが少なく、狙いを定めやすい。
(ここから侵入する!)
オブシディアンは砂中から飛び出し、【混沌変異 Lv.2】で自身の体表をテラ・ヴォルスの岩石のような外殻に擬態させながら、その表面に張り付いた。そして、狙いを定めた一点に、全意識を集中させる。
(【虚無捕食 Lv.3】、最大出力!)
カオス・アビスの持つ最強の捕食スキルが、テラ・ヴォルスの分厚い外殻に対して牙を剥いた。空間を歪ませ、存在そのものを抉り取る力。ゴリゴリという凄まじい抵抗を感じながらも、虚無の顎はゆっくりと、しかし確実に、巨獣の外殻を喰らい、内部へと続く穴を開け始めた。
「グ……オ……?」
テラ・ヴォルスは、身体の末端に生じた微細な異変(オブシディアンの捕食)に気づいたのか、わずかに動きを鈍らせた。しかし、その巨体故か、あるいはオブシディアンの存在があまりにも矮小(わいしょう)すぎるためか、明確な反撃行動には移らない。
(今のうちだ!)
オブシディアンは捕食によって開けた穴から、テラ・ヴォルスの体内へと滑り込んだ。穴は【自己再生(中)】によってすぐに塞がり始める。オブシディアンが完全に内部に入り込んだ瞬間、穴は完全に閉じ、外部の光景は完全に遮断された。
そこは、オブシディアンの想像を超えた異様な空間だった。
湿った生暖かい空気。壁や床は、岩石質の外殻とは異なり、脈打つ肉壁のようなもので覆われている。血管のような太い管が縦横無尽に走り、その中を粘性の高い体液が流れているのが見える。空気中には、強い消化酵素の匂いと、未知の有機物の匂いが混じり合った、むせ返るような臭気が漂っていた。時折、巨獣の動きに合わせて、空間全体がゆっくりと揺れ動く。
(これが…テラ・ヴォルスの体内…)
まるで巨大な生物の臓器の中に迷い込んだかのようだ。オブシディアンは【万象擬態 Lv.1】で周囲の肉壁と同化し、まずはこの特異な環境に適応しつつ、情報収集を開始した。【深淵の心臓 Lv.1】は、周囲の生体エネルギーをわずかに吸収し、MPへと変換している。ここでは、魔力よりも生体エネルギーの方が豊富なのかもしれない。
【蟲の共鳴 Lv.1】と【振動感知】で周囲を探ると、この体内にも独自の生態系が存在していることが分かった。肉壁の中を這い回る、寄生虫のような小型生物。体液の中を泳ぎ回る、アメーバ状の原生生物。そして、奥の方からは、より大型で、強力なエネルギー反応を持つ存在の気配も感じられる。
(石板の欠片は…どこにある?)
オブシディアンは、最後の欠片が巨獣の「腹の中」にあるという情報を頼りに、体内構造を推測しながら奥へと進むことにした。おそらく、消化器官か、あるいはエネルギーを貯蔵・変換するような中枢器官に存在する可能性が高い。
オブシディアンは、肉壁の影(のような場所)に擬態しながら、巨大な血管のような通路を進んでいく。途中、強酸性の消化液が流れるエリアに遭遇したが、【腐食溶解液】への耐性(毒耐性(大)と酸への適応力)と【金剛鱗 Lv.1】によって、大きなダメージを受けることなく突破した。
やがて、最初の「体内モンスター」に遭遇した。それは、消化液の池の中から現れた、半透明でゼリー状の巨大なスライムだった。しかし、その内部には、消化しきれなかった岩石や金属片が取り込まれており、それらを武器のように操って攻撃してくる。
『ガストリック・ウーズ Lv.29』
レベルは29。消化酵素を操るスライムか。オブシディアンと同系統でありながら、全く異なる進化を遂げた存在。ガストリック・ウーズは、強酸性の体液を飛ばし、内部の岩石を射出して攻撃してきた。
(面白い…喰らってみるか)
オブシディアンは、あえて攻撃を受け止めながら、【虚無捕食 Lv.3】を発動。ガストリック・ウーズの身体ごと、内部の岩石ごと、そして強酸性の消化液ごと吸収し始めた。同種(スライム系)であるためか、あるいはカオス・アビスとしての格の違いか、吸収は驚くほどスムーズに進んだ。
『ガストリック・ウーズ Lv.29を捕食しました』
『経験値を2800獲得しました』
『スキル【消化液分泌 Lv.1】を獲得しました』
『スキル【強酸耐性(中) Lv.1】を獲得しました』
『スキル【無機物捕食 Lv.1】を獲得しました』
『素材「超消化粘液」「未消化の鉱石」を獲得しました』
消化液や強酸への耐性がさらに向上し、【無機物捕食】という珍しいスキルも獲得。これは、鉱石や金属といった無機物からもエネルギーを吸収できる能力かもしれない。【万物創造】スキルとの相性も良さそうだ。
オブシディアンは、その後もテラ・ヴォルスの体内を進んでいく。神経線維のようなものが集まるエリアでは、電気信号を操る寄生虫『ニューロ・パラサイト Lv.28』と遭遇し、【電撃耐性(中)】と【精神耐性(中)】で対抗。エネルギーを循環させる巨大な血管のような器官では、血液(のような体液)に寄生する吸血ヒル『ブラッド・リーパー Lv.27』の群れに襲われたが、【腐食溶解液】と【火炎ブレス】で焼き払い、撃退した。
これらの体内モンスターを捕食することで、オブシディアンはテラ・ヴォルスの生態に関する知識と、特殊な耐性・スキルを着実に獲得していった。そして、レベルも32へと到達した。
『レベルが32に上がりました』
『体力+1, 魔力容量+1, 物理防御力+1, 魔法攻撃力+1, 素早さ+1』
『スキル【混沌変異】がLv.3に上がりました』
『スキル【万物創造(中級)】がLv.2に上がりました』
【混沌変異 Lv.3】は、変異の速度、精度、そして持続時間がさらに向上し、より複雑な形態や能力の再現が可能になった。【万物創造(中級) Lv.2】も、生成できる物質の種類や量が増え、より高度な創造が可能になったようだ。
体内探索を進めるうちに、オブシディアンはひときわ巨大で、強いエネルギーが脈打つ器官へとたどり着いた。それは、まるで巨大な心臓のようにドクンドクンと鼓動しており、テラ・ヴォルス全体の生命活動の中枢であるように感じられた。そして、その「心臓」の中心部に、オブシディアンは探し求めていたものの気配を、確かに感じ取った。
(ここか…! この中に、最後の石板の欠片が!)
しかし、その心臓を守るかのように、一体の巨大な存在が待ち構えていた。それは、テラ・ヴォルスの体内で進化した、あるいは共生しているかのような、異形の守護者だった。無数の触手と、昆虫のような硬い外骨格、そして複数の赤い複眼を持つ、おぞましくも強力な気配を放つ存在。
『テラ・ガーディアン Lv.33 (Core Guardian)』
レベルは33。コア・ガーディアン。最後の石板の欠片を守る、最後の番人。その姿からは、これまでのどの敵とも比較にならないほどの、異様なプレッシャーが放たれていた。
オブシディアンは、巨獣の体内、その心臓部で、最後の石板の欠片を賭けた戦いに挑む。混沌の化身たるカオス・アビスと、巨獣の核を守る異形の守護者。激突は避けられない。
名前: オブシディアン
種族: カオス・アビス (ユニーク種族)
称号: 影に潜む者 (効果向上), 墓守殺し, 深淵の使徒, 竜殺し, 風を征す者, 炎心を識る者, ヒュドラ・ベイン, 叡智を探求する者, 英雄殺し, 聖域侵犯者, 天門を破りし者
所属: 未定義
【能力値】
体力: 57
魔力容量: 80
物理攻撃力: 21
物理防御力: 37
魔法攻撃力: 29
魔法防御力: 48
素早さ: 40
【スキル】
・虚無捕食 Lv.3
・混沌変異 Lv.3
・生物発光 Lv.1
・闇視 Lv.1
・噛みつき耐性(微) Lv.1
・跳躍 Lv.1
・嗅覚強化 Lv.1
・糸生成 Lv.2
・毒耐性(大) Lv.1
・金剛鱗 Lv.1
・爪撃 Lv.2
・腐食溶解液 Lv.1
・物理耐性(小) Lv.1
・万物創造(中級) Lv.2
・アンデッド耐性(微) Lv.1
・死霊魔術(初級) Lv.1
・精神耐性(中) Lv.1
・ブレス耐性(大) Lv.1
・怨念耐性(小) Lv.1
・深淵の心臓 Lv.1
・軍団指揮 Lv.1
・水中浮遊機動 Lv.1
・粘液噴射 Lv.1
・麻痺耐性(小) Lv.1
・壁面歩行(小) Lv.1
・鎌鼬 Lv.1
・蟲の共鳴 Lv.1 (振動感知強化)
・王者のカリスマ Lv.1
・猛禽の目 Lv.1
・古代言語完全解読
・魅了耐性(微) Lv.1
・突風耐性(小) Lv.1
・風操作(大) Lv.1
・火炎耐性(極) Lv.1
・熱源感知 Lv.1
・エレメンタル知識(五大) Lv.1
・自己再生(中) Lv.1
・火炎ブレス Lv.1
・墨噴射 Lv.1
・三叉槍術(初級) Lv.1
・古代魔術耐性(微) Lv.1
・見張り Lv.1
・電撃耐性(中) Lv.1
・聖属性耐性(小) Lv.1
・光学兵器制御 Lv.1
・古代戦略知識 Lv.1
・固有スキル【深淵領域 Lv.2】
・固有スキル【因果歪曲(微) Lv.2】
・光合成(微) Lv.1
・聖光 Lv.1
・森との同調 Lv.1
・魅了の花粉 Lv.1
・天翔ける翼 Lv.1
・電撃ブレス Lv.1
・エレメンタル知識(雷) Lv.1
・空気抵抗軽減 Lv.1
・古代魔法技術知識 Lv.1 -> Lv.2
・砂中潜行 Lv.1
・乾燥耐性(中) Lv.1
・幻覚耐性(微) Lv.1
・消化液分泌 Lv.1
・強酸耐性(中) Lv.1
・無機物捕食 Lv.1
大地を揺るがす地響きと共に、山脈と見紛う巨獣テラ・ヴォルスが、オブシディアンの目の前をゆっくりと通過していく。その巨体は、まるで一つの大陸が移動しているかのようであり、巻き上げられる砂塵は天を覆い隠すほどだった。規格外の存在「World Class Entity」。その圧倒的なスケールと存在感は、レベル31となったオブシディアンですら、本能的な畏怖を感じさせるものだった。
(…喰らうしかない、か)
オブシディアンは、他の侵入方法――例えば、飛行して背中に降り立つ、あるいは自然の開口部を探す――のリスクと不確実性を考慮した結果、最も直接的で、そして最もオブシディアンらしい方法を選択した。【虚無捕食】による、外殻の強制突破だ。
テラ・ヴォルスが通り過ぎるのを待ち、オブシディアンはその巨体が残した巨大な轍(わだち)のような跡を辿るように、【砂中潜行 Lv.1】で後方へと回り込んだ。巨獣の移動速度は見た目よりも速く、距離を詰めなければすぐに視界から消えてしまうだろう。
オブシディアンは砂の中を高速で移動し、テラ・ヴォルスの最後尾、巨大な尻尾のような部分の付け根あたりに到達した。そこは比較的動きが少なく、狙いを定めやすい。
(ここから侵入する!)
オブシディアンは砂中から飛び出し、【混沌変異 Lv.2】で自身の体表をテラ・ヴォルスの岩石のような外殻に擬態させながら、その表面に張り付いた。そして、狙いを定めた一点に、全意識を集中させる。
(【虚無捕食 Lv.3】、最大出力!)
カオス・アビスの持つ最強の捕食スキルが、テラ・ヴォルスの分厚い外殻に対して牙を剥いた。空間を歪ませ、存在そのものを抉り取る力。ゴリゴリという凄まじい抵抗を感じながらも、虚無の顎はゆっくりと、しかし確実に、巨獣の外殻を喰らい、内部へと続く穴を開け始めた。
「グ……オ……?」
テラ・ヴォルスは、身体の末端に生じた微細な異変(オブシディアンの捕食)に気づいたのか、わずかに動きを鈍らせた。しかし、その巨体故か、あるいはオブシディアンの存在があまりにも矮小(わいしょう)すぎるためか、明確な反撃行動には移らない。
(今のうちだ!)
オブシディアンは捕食によって開けた穴から、テラ・ヴォルスの体内へと滑り込んだ。穴は【自己再生(中)】によってすぐに塞がり始める。オブシディアンが完全に内部に入り込んだ瞬間、穴は完全に閉じ、外部の光景は完全に遮断された。
そこは、オブシディアンの想像を超えた異様な空間だった。
湿った生暖かい空気。壁や床は、岩石質の外殻とは異なり、脈打つ肉壁のようなもので覆われている。血管のような太い管が縦横無尽に走り、その中を粘性の高い体液が流れているのが見える。空気中には、強い消化酵素の匂いと、未知の有機物の匂いが混じり合った、むせ返るような臭気が漂っていた。時折、巨獣の動きに合わせて、空間全体がゆっくりと揺れ動く。
(これが…テラ・ヴォルスの体内…)
まるで巨大な生物の臓器の中に迷い込んだかのようだ。オブシディアンは【万象擬態 Lv.1】で周囲の肉壁と同化し、まずはこの特異な環境に適応しつつ、情報収集を開始した。【深淵の心臓 Lv.1】は、周囲の生体エネルギーをわずかに吸収し、MPへと変換している。ここでは、魔力よりも生体エネルギーの方が豊富なのかもしれない。
【蟲の共鳴 Lv.1】と【振動感知】で周囲を探ると、この体内にも独自の生態系が存在していることが分かった。肉壁の中を這い回る、寄生虫のような小型生物。体液の中を泳ぎ回る、アメーバ状の原生生物。そして、奥の方からは、より大型で、強力なエネルギー反応を持つ存在の気配も感じられる。
(石板の欠片は…どこにある?)
オブシディアンは、最後の欠片が巨獣の「腹の中」にあるという情報を頼りに、体内構造を推測しながら奥へと進むことにした。おそらく、消化器官か、あるいはエネルギーを貯蔵・変換するような中枢器官に存在する可能性が高い。
オブシディアンは、肉壁の影(のような場所)に擬態しながら、巨大な血管のような通路を進んでいく。途中、強酸性の消化液が流れるエリアに遭遇したが、【腐食溶解液】への耐性(毒耐性(大)と酸への適応力)と【金剛鱗 Lv.1】によって、大きなダメージを受けることなく突破した。
やがて、最初の「体内モンスター」に遭遇した。それは、消化液の池の中から現れた、半透明でゼリー状の巨大なスライムだった。しかし、その内部には、消化しきれなかった岩石や金属片が取り込まれており、それらを武器のように操って攻撃してくる。
『ガストリック・ウーズ Lv.29』
レベルは29。消化酵素を操るスライムか。オブシディアンと同系統でありながら、全く異なる進化を遂げた存在。ガストリック・ウーズは、強酸性の体液を飛ばし、内部の岩石を射出して攻撃してきた。
(面白い…喰らってみるか)
オブシディアンは、あえて攻撃を受け止めながら、【虚無捕食 Lv.3】を発動。ガストリック・ウーズの身体ごと、内部の岩石ごと、そして強酸性の消化液ごと吸収し始めた。同種(スライム系)であるためか、あるいはカオス・アビスとしての格の違いか、吸収は驚くほどスムーズに進んだ。
『ガストリック・ウーズ Lv.29を捕食しました』
『経験値を2800獲得しました』
『スキル【消化液分泌 Lv.1】を獲得しました』
『スキル【強酸耐性(中) Lv.1】を獲得しました』
『スキル【無機物捕食 Lv.1】を獲得しました』
『素材「超消化粘液」「未消化の鉱石」を獲得しました』
消化液や強酸への耐性がさらに向上し、【無機物捕食】という珍しいスキルも獲得。これは、鉱石や金属といった無機物からもエネルギーを吸収できる能力かもしれない。【万物創造】スキルとの相性も良さそうだ。
オブシディアンは、その後もテラ・ヴォルスの体内を進んでいく。神経線維のようなものが集まるエリアでは、電気信号を操る寄生虫『ニューロ・パラサイト Lv.28』と遭遇し、【電撃耐性(中)】と【精神耐性(中)】で対抗。エネルギーを循環させる巨大な血管のような器官では、血液(のような体液)に寄生する吸血ヒル『ブラッド・リーパー Lv.27』の群れに襲われたが、【腐食溶解液】と【火炎ブレス】で焼き払い、撃退した。
これらの体内モンスターを捕食することで、オブシディアンはテラ・ヴォルスの生態に関する知識と、特殊な耐性・スキルを着実に獲得していった。そして、レベルも32へと到達した。
『レベルが32に上がりました』
『体力+1, 魔力容量+1, 物理防御力+1, 魔法攻撃力+1, 素早さ+1』
『スキル【混沌変異】がLv.3に上がりました』
『スキル【万物創造(中級)】がLv.2に上がりました』
【混沌変異 Lv.3】は、変異の速度、精度、そして持続時間がさらに向上し、より複雑な形態や能力の再現が可能になった。【万物創造(中級) Lv.2】も、生成できる物質の種類や量が増え、より高度な創造が可能になったようだ。
体内探索を進めるうちに、オブシディアンはひときわ巨大で、強いエネルギーが脈打つ器官へとたどり着いた。それは、まるで巨大な心臓のようにドクンドクンと鼓動しており、テラ・ヴォルス全体の生命活動の中枢であるように感じられた。そして、その「心臓」の中心部に、オブシディアンは探し求めていたものの気配を、確かに感じ取った。
(ここか…! この中に、最後の石板の欠片が!)
しかし、その心臓を守るかのように、一体の巨大な存在が待ち構えていた。それは、テラ・ヴォルスの体内で進化した、あるいは共生しているかのような、異形の守護者だった。無数の触手と、昆虫のような硬い外骨格、そして複数の赤い複眼を持つ、おぞましくも強力な気配を放つ存在。
『テラ・ガーディアン Lv.33 (Core Guardian)』
レベルは33。コア・ガーディアン。最後の石板の欠片を守る、最後の番人。その姿からは、これまでのどの敵とも比較にならないほどの、異様なプレッシャーが放たれていた。
オブシディアンは、巨獣の体内、その心臓部で、最後の石板の欠片を賭けた戦いに挑む。混沌の化身たるカオス・アビスと、巨獣の核を守る異形の守護者。激突は避けられない。
名前: オブシディアン
種族: カオス・アビス (ユニーク種族)
称号: 影に潜む者 (効果向上), 墓守殺し, 深淵の使徒, 竜殺し, 風を征す者, 炎心を識る者, ヒュドラ・ベイン, 叡智を探求する者, 英雄殺し, 聖域侵犯者, 天門を破りし者
所属: 未定義
【能力値】
体力: 57
魔力容量: 80
物理攻撃力: 21
物理防御力: 37
魔法攻撃力: 29
魔法防御力: 48
素早さ: 40
【スキル】
・虚無捕食 Lv.3
・混沌変異 Lv.3
・生物発光 Lv.1
・闇視 Lv.1
・噛みつき耐性(微) Lv.1
・跳躍 Lv.1
・嗅覚強化 Lv.1
・糸生成 Lv.2
・毒耐性(大) Lv.1
・金剛鱗 Lv.1
・爪撃 Lv.2
・腐食溶解液 Lv.1
・物理耐性(小) Lv.1
・万物創造(中級) Lv.2
・アンデッド耐性(微) Lv.1
・死霊魔術(初級) Lv.1
・精神耐性(中) Lv.1
・ブレス耐性(大) Lv.1
・怨念耐性(小) Lv.1
・深淵の心臓 Lv.1
・軍団指揮 Lv.1
・水中浮遊機動 Lv.1
・粘液噴射 Lv.1
・麻痺耐性(小) Lv.1
・壁面歩行(小) Lv.1
・鎌鼬 Lv.1
・蟲の共鳴 Lv.1 (振動感知強化)
・王者のカリスマ Lv.1
・猛禽の目 Lv.1
・古代言語完全解読
・魅了耐性(微) Lv.1
・突風耐性(小) Lv.1
・風操作(大) Lv.1
・火炎耐性(極) Lv.1
・熱源感知 Lv.1
・エレメンタル知識(五大) Lv.1
・自己再生(中) Lv.1
・火炎ブレス Lv.1
・墨噴射 Lv.1
・三叉槍術(初級) Lv.1
・古代魔術耐性(微) Lv.1
・見張り Lv.1
・電撃耐性(中) Lv.1
・聖属性耐性(小) Lv.1
・光学兵器制御 Lv.1
・古代戦略知識 Lv.1
・固有スキル【深淵領域 Lv.2】
・固有スキル【因果歪曲(微) Lv.2】
・光合成(微) Lv.1
・聖光 Lv.1
・森との同調 Lv.1
・魅了の花粉 Lv.1
・天翔ける翼 Lv.1
・電撃ブレス Lv.1
・エレメンタル知識(雷) Lv.1
・空気抵抗軽減 Lv.1
・古代魔法技術知識 Lv.1 -> Lv.2
・砂中潜行 Lv.1
・乾燥耐性(中) Lv.1
・幻覚耐性(微) Lv.1
・消化液分泌 Lv.1
・強酸耐性(中) Lv.1
・無機物捕食 Lv.1
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