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男はタイプの女と友達になる〜その4〜
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沈黙する車内で私は気がついてしまった事がある。
片無さんと話したのって、演奏する前の自己紹介とお店出た後ぐらいじゃん。
あとはずっと夏海の話を聞いてたっけ。。。
旦那公認の浮気野郎だけど、助けてもらった事にお礼は言わないとね。
「片無さん。ありがとうございます」
「ん?なんでしょう?」
「あっ、すみません。助けてもらったお礼を言っていなかったと思いまして」
「夏海が隣が変な雰囲気出してるとか言って、聞き耳立て始めなければ、ヤバかったですね」
「3人で飲む予定だったんですけど、一人来なくて。。。思うと元から二人だけだったんだと思います。あーゆの多いんですよね」
「他にも、みんなすぐに連絡先交換をしてきて、色々聞いてきたり、二人でご飯行こうよとか誘ってきたりするですよ」
「南波さん。可愛いいですからね」
浮気野郎が口説いてきたか!?
「かっ、可愛く無いですよ。みんな体目当てですから」
自分の胸を見る。片無さんも私の胸を見た。
ん?片無さんの胸視線を感じるのこれ初めてかな?
「好きか?嫌いか?で言えば、男は好きでしょうね」
あー夏海サイズが好みなんですねー。
何かだんだんイライラしてきた。
「それに、男なんて二人でご飯行ったら、ホテルに誘ってくるですよ。気持ち悪い」
何を言ってんだ私は。
「片無さんは、夏海の事口説いてないんですか?」
「無いですよ」
嘘だね。絶対にヤリまくってるよ。
「夏海に抱きつかれたりされてたんですよねー」
みんな綺麗な女性に抱きつかれたら、嬉しいよね!これはワンチャンいけるかもって思うでしょ。
「私が男ならそのまましちゃいますけどね」
「南波さん。肉食女子?」
「ち、違いますよ。で、どうなんですか?」
「そう言えば、男は、自分のタイプの女性と友達になるって言われた事が有りましたね。女性は、場を壊さない為に交換するって」
そう、それ。
「ノスタルジアの常連客に、夏海と二人でいる時に絡まれて言われた事があるんですよ。それに男は女友達って言いながらも、見ている先は、セックス。その為に、口説いてるんだって」
本当にそう。
「僕が演奏しているのは、夏海を口説く為なんだろって言われましたね」
もう夏海は、あなたにメロメロですよ。
「僕と夏海は、違うんですけどね」
「何でですかー?」
夏海と同じ答え。これは裏合わせしてるね。
「夏海とケンちゃんは、僕を監視しているだけですよ」
「えっ?」
片無さん。なんて言った?監視?
「お客さん着きましたよ」
タクシー運転手が私が指定したコンビニに着いた事を告げた。
「また機会が有れば、夏海とご飯に行ってあげて下さいね」
「あっ、はい」
タクシーを降りて、閉まるドア越しで、片無さんを見ると片無さんは悲しそうな顔をしている様に見えた。
走り去ったタクシーを見て気がついた。
お金。。。
あと連絡交換聞かれなかったな。
片無さんと話したのって、演奏する前の自己紹介とお店出た後ぐらいじゃん。
あとはずっと夏海の話を聞いてたっけ。。。
旦那公認の浮気野郎だけど、助けてもらった事にお礼は言わないとね。
「片無さん。ありがとうございます」
「ん?なんでしょう?」
「あっ、すみません。助けてもらったお礼を言っていなかったと思いまして」
「夏海が隣が変な雰囲気出してるとか言って、聞き耳立て始めなければ、ヤバかったですね」
「3人で飲む予定だったんですけど、一人来なくて。。。思うと元から二人だけだったんだと思います。あーゆの多いんですよね」
「他にも、みんなすぐに連絡先交換をしてきて、色々聞いてきたり、二人でご飯行こうよとか誘ってきたりするですよ」
「南波さん。可愛いいですからね」
浮気野郎が口説いてきたか!?
「かっ、可愛く無いですよ。みんな体目当てですから」
自分の胸を見る。片無さんも私の胸を見た。
ん?片無さんの胸視線を感じるのこれ初めてかな?
「好きか?嫌いか?で言えば、男は好きでしょうね」
あー夏海サイズが好みなんですねー。
何かだんだんイライラしてきた。
「それに、男なんて二人でご飯行ったら、ホテルに誘ってくるですよ。気持ち悪い」
何を言ってんだ私は。
「片無さんは、夏海の事口説いてないんですか?」
「無いですよ」
嘘だね。絶対にヤリまくってるよ。
「夏海に抱きつかれたりされてたんですよねー」
みんな綺麗な女性に抱きつかれたら、嬉しいよね!これはワンチャンいけるかもって思うでしょ。
「私が男ならそのまましちゃいますけどね」
「南波さん。肉食女子?」
「ち、違いますよ。で、どうなんですか?」
「そう言えば、男は、自分のタイプの女性と友達になるって言われた事が有りましたね。女性は、場を壊さない為に交換するって」
そう、それ。
「ノスタルジアの常連客に、夏海と二人でいる時に絡まれて言われた事があるんですよ。それに男は女友達って言いながらも、見ている先は、セックス。その為に、口説いてるんだって」
本当にそう。
「僕が演奏しているのは、夏海を口説く為なんだろって言われましたね」
もう夏海は、あなたにメロメロですよ。
「僕と夏海は、違うんですけどね」
「何でですかー?」
夏海と同じ答え。これは裏合わせしてるね。
「夏海とケンちゃんは、僕を監視しているだけですよ」
「えっ?」
片無さん。なんて言った?監視?
「お客さん着きましたよ」
タクシー運転手が私が指定したコンビニに着いた事を告げた。
「また機会が有れば、夏海とご飯に行ってあげて下さいね」
「あっ、はい」
タクシーを降りて、閉まるドア越しで、片無さんを見ると片無さんは悲しそうな顔をしている様に見えた。
走り去ったタクシーを見て気がついた。
お金。。。
あと連絡交換聞かれなかったな。
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