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私の休日が変わる〜その3〜
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「南波さんは、彼氏いないんですか?」
「いますせんね」
「えーもったいない。可愛いのに」
チラッと視線が胸元にいってから、また顔を見て話し来る男にげんなり。
「俺も彼女いないんだよねー」
だから、なんですか?俺の事どうよ?的な表情されても、あなたに興味が御座いません。
マッチングアプリでおっぱいが大きい人探したらどうですかね?たくさんいますよ。
「すぐに彼女出来ると思いますよ。。。」
そういえば、この男の名前なんだっけ?まぁ、適当に流していこう。
「えぇー!彼女いないんですかーいると思ってましたー」
「絶賛、募集中なんだよねー」
笑顔で声のトーンを高くして話をする絵里を見ながら、ビールを飲む。
ちなみに、私は、ビール。二杯目。
絵里が頑張って話している男もビール 一杯目
私に話かけている男もビール 一杯目
絵里は、カシスオレンジにしていた 一杯目
女子が頼むとモテるお酒 第1位はカクテル。カシオレやカルーアをチビチビ呑むのが男心をくすぐるらしい。
早く片無さん出てこないかぁー。
「南波さん。あいつら何かいい感じじゃない?」
隣の男が体を寄せて話して来た。
「そうですねー。もう付き合っちゃえば良いのにねー」
椅子を少し下げる。
「俺たちで、二人をくっつけようよ」
「そうゆうのは、やめた方が良いと思いますよ。お互いの気持ちとタイミングが大切だと思いますので」
「そのタイミングは今でしょ」
「そっとしといてあげましょうよ」
本当にストレスが溜まる。
ストレス銀行に貯金しまくりですよ。誰か引き出してほしい。
「おまたせしました。19時になりましたので、蓮の音楽相談会を始めます。蓮さんどうぞー」
あれ?昨日、こんなアナウンスあったっけ?
「蓮。笑顔が無いぞー」
「接客の基本は笑顔しろー」
「手ぐらい振れー」
カウンター席に座る人たちが野次を飛ばしながら、拍手して出迎える。
スタッフも常連客も片無さんをめっちゃイジるよね。
片無さんは、常連客たちに手を振りながら、ピアノの前まで歩く。
ピアノの前で一礼して、顔を上げると、私と目があったみたいで、眉毛が少し上に上がった。
ふふっ、驚きますよねー。私も驚いてます。
「えーっと、初めましての人も常連さんもこんばんわ。早速、一曲目を始めたいと思います」
今日は、どんな曲を聴けるんだろうか?
「いつも同じ始まりで、少しはユーモア入れろー」
「お客を楽しませろー」
「終わったら一緒に飲むぞー」
ウエイターが手を入れる事が出来る箱を持って来て片無さんに渡す。
片手さんは、箱から一枚のメモを取り、読み始める。
「周りの人や上司にプライベートな事などを聞かれるとストレスを感じます。断ると空気が悪くなるので、適当に話すのですが、とても面倒くさいです。素で文句を言いたい事もあるのですが、我慢しています。そろそろ限界です。発散出来る曲をお願いします」
あっ、私のリクエストだ。何か嬉しい。
「この人の気持ちとても良く分かります。そっとしといてほしい時ほど、変な奴が来て、ピンポイントで神経を逆なでてくるんですよね」
本当、それな。
「聞いて下さい。Adoのうっせぇわ」
片無さんが演奏し歌う曲は、隣の奴に言ってやりたい曲名だった。
「いますせんね」
「えーもったいない。可愛いのに」
チラッと視線が胸元にいってから、また顔を見て話し来る男にげんなり。
「俺も彼女いないんだよねー」
だから、なんですか?俺の事どうよ?的な表情されても、あなたに興味が御座いません。
マッチングアプリでおっぱいが大きい人探したらどうですかね?たくさんいますよ。
「すぐに彼女出来ると思いますよ。。。」
そういえば、この男の名前なんだっけ?まぁ、適当に流していこう。
「えぇー!彼女いないんですかーいると思ってましたー」
「絶賛、募集中なんだよねー」
笑顔で声のトーンを高くして話をする絵里を見ながら、ビールを飲む。
ちなみに、私は、ビール。二杯目。
絵里が頑張って話している男もビール 一杯目
私に話かけている男もビール 一杯目
絵里は、カシスオレンジにしていた 一杯目
女子が頼むとモテるお酒 第1位はカクテル。カシオレやカルーアをチビチビ呑むのが男心をくすぐるらしい。
早く片無さん出てこないかぁー。
「南波さん。あいつら何かいい感じじゃない?」
隣の男が体を寄せて話して来た。
「そうですねー。もう付き合っちゃえば良いのにねー」
椅子を少し下げる。
「俺たちで、二人をくっつけようよ」
「そうゆうのは、やめた方が良いと思いますよ。お互いの気持ちとタイミングが大切だと思いますので」
「そのタイミングは今でしょ」
「そっとしといてあげましょうよ」
本当にストレスが溜まる。
ストレス銀行に貯金しまくりですよ。誰か引き出してほしい。
「おまたせしました。19時になりましたので、蓮の音楽相談会を始めます。蓮さんどうぞー」
あれ?昨日、こんなアナウンスあったっけ?
「蓮。笑顔が無いぞー」
「接客の基本は笑顔しろー」
「手ぐらい振れー」
カウンター席に座る人たちが野次を飛ばしながら、拍手して出迎える。
スタッフも常連客も片無さんをめっちゃイジるよね。
片無さんは、常連客たちに手を振りながら、ピアノの前まで歩く。
ピアノの前で一礼して、顔を上げると、私と目があったみたいで、眉毛が少し上に上がった。
ふふっ、驚きますよねー。私も驚いてます。
「えーっと、初めましての人も常連さんもこんばんわ。早速、一曲目を始めたいと思います」
今日は、どんな曲を聴けるんだろうか?
「いつも同じ始まりで、少しはユーモア入れろー」
「お客を楽しませろー」
「終わったら一緒に飲むぞー」
ウエイターが手を入れる事が出来る箱を持って来て片無さんに渡す。
片手さんは、箱から一枚のメモを取り、読み始める。
「周りの人や上司にプライベートな事などを聞かれるとストレスを感じます。断ると空気が悪くなるので、適当に話すのですが、とても面倒くさいです。素で文句を言いたい事もあるのですが、我慢しています。そろそろ限界です。発散出来る曲をお願いします」
あっ、私のリクエストだ。何か嬉しい。
「この人の気持ちとても良く分かります。そっとしといてほしい時ほど、変な奴が来て、ピンポイントで神経を逆なでてくるんですよね」
本当、それな。
「聞いて下さい。Adoのうっせぇわ」
片無さんが演奏し歌う曲は、隣の奴に言ってやりたい曲名だった。
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