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第一章 エルフの少女
8話 「ドライアドの森へ」
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「行って来ますシルフェリア!」
「はーい、頑張ってね~」
イリスが風竜ゲットしてから8日後、遂にイリスが「ドライアドの森」に行く日がやってまいりました。
いえ、本当に大変でした・・・主に私が・・・。
「一般教養の再教育よ!」と1500歳の私がシルフィーナに缶詰状態で講義を受けさせられたり・・・
「最低限の魔法の概念をイリスちゃんに教えなさい!」とイリスに魔法学の授業をやらされたり・・・イリスは喜んでましたけど。
「御両親の承諾を取って来なさい!」と御両親にお話ししたら「私も行きます!」と騒ぐお母様を宥めたり・・・
「シルヴァーナ様からちゃんと許可を取りなさい!」と1500km先の「ドライアドの森」へ日帰りで行かされたり・・・
マジ大変でした・・・
何事も思い付きでやると後が大変ですので皆様も気を付けましょう。
精霊契約を横取りしたシルフィーナちゃんに、
「シルフィーナちゃんは、魔力酔い大丈夫なの?」と質問したら・・・
「酔うのは慣れてるから大丈夫よ」と凄く男気がある回答が来ましたよ。
さすがは酒豪ですね~。
ちなみにイリスとの精霊契約は私の一般教養が終了するまで解約してくれないそうです。1500歳なのに知らない事が多くて大変です。
「私もドライアドの森に行きたい!」と駄々を捏ねたら・・・
「それじゃ試練にならないでしょ?大人しく勉強してなさい!」と怒られた。
仕方ない!一般教養の勉強を頑張るべし!
でも心配なので「霊視」で~、と思ったら、「生徒を信用しなさい」と言われて、
「確かに!」と納得しました。
私は行けないけど頑張れイリス!
今日は竜形態でイリスを乗っけて空を飛ぶ風竜のシルフィーナ。
その隣を普通に飛んでるブリックリン。
「「土竜って空飛べたんだね?ちょっと驚いたよ」」
「グエエエエエグルルルルグエエエエエ」
《数年前からなんか気がついたら飛べたんっすよ》
「「それは地龍への進化が近いから?」」
「グーグルルルルクエグルルルル??」《おそらくそうだと思います?》
地竜と呼ばれる地上に住む竜種の中でも土竜は万能だと言われている。
結構珍しいがブリックリンの様に空を飛べる個体が存在するのだ。
「グエエエエエクウグルルルル」《かなり練習しましたけど》
「「そっかぁ、偉いねぇ」」
「偉い偉い、ブリックリン!」最初ブリックリンに乗ろうとしたイリスだが、
《まだ練習中で危ないからダメ》と断られた。
イリスが乗ると空力が変わってバランスが上手く取れないそうだ。
イリスが「竜騎士」になる日はまだ遠い様だ。
結局イリスが「龍騎士」となって活躍するのは今から50年後、相棒のブリックリンの地龍への進化後だ。
エルフと地龍の組み合わせの龍騎士はめっちゃ珍しいと当時の有名人になるのだ。
1時間ほど空を飛んでいたら・・・
ヒュウウウウウンンンゴオオオオオオオオオオンンンンンン!!!!!
「ひゃあああ??!」
「グエエエエエ??!!!」
400m横を凄いスピードで何が通り過ぎた!多分軽く音速を超えてるだろう。
凄い風圧でシルフィーナとブリックリンがよろめく・・・
「「こらあああ!!!危ないじゃないのリール!!」」激オコのシルフィーナ。
「今のなぁにぃ?シルフィーナ?」
「「天舞龍リールよ!!本当に暴走龍なんだから!!」」
「「声を掛ける暇も無いじゃない!」」とシルフィーナはプンプンしている。
「天舞龍リール?!神話の女神様だぁ!」
「「実際は本人も「女神」を否定しているけどね」」
「天龍の女神様かぁ・・・どんな人なんだろう?」
「「う~ん?・・・明るくて陽気?かな?良い人だよ、暴走するけど」」
将来的に天舞龍リールとイリスは結構絡む機会が多くなるのだが・・・
それはかなり未来のお話しだ。
そんな話をしていたら「ピーヒョロロロロ♪」リールの追っかけの雷竜達が近づいて来た。
「「アナタ達も毎回大変ねぇ、少しはリールも遊んであげれば良いのに」」
「ピピー、ピーヒョロロロロ♪」
天舞龍リールは意地悪で雷竜達を無視してる訳では無くて単に早すぎて気が付いて無いだけだと言う話しだった。
雷竜達はそんな快速で飛ぶ天舞龍リールに憧れて追いかけてるだけだと言う。
「そっかぁ、早く追いつけると良いね」
「「イリスちゃんは地竜だけじゃなくて天竜の声も解るんだ?」」
「うん!解るよ!」
これには少し驚いたシルフィーナ、イリスが地竜の言葉を理解できるのは同じ地の属性だからだと思っていたからだ。
「「イリスちゃんは本当に「真なる龍騎士」の才能があるかもね?」」
神話に出てくる「真なる龍騎士」全ての龍と共闘が出来る伝説の戦士だ。
勇者では無いが限りなく勇者に近い能力を持つ者と描かれているのだ。
「えへへへぇ、そうかなぁ♪♪」
「グエエエエエ♪♪」《俺もそうだと思うよ♪♪》
「ありがと♪ブリックリン!
あっ!でもそれだと魔法少女☆になれない?!」
いえ、それなら題名を変えるだけだから良いんじゃないですか?
変態作者のどうでもいい都合の事なんぞは気にするこたぁ無いっすよ?
☆酷い!ナレーションさん!
そんな訳で次回から
「龍騎士イリス☆ユグドラシルの霊樹の下で」に作品名は変更します。
☆変更しません!・・・いやそれもアリか?龍騎士ってかなり珍しいよな?
「イリスも龍騎士が良いです!」
「グエエエエエ♪♪」《俺も賛成♪♪》
じゃあ決まりっすね、善は急げです変態さん!
☆ガッテンでい!
「はーい、頑張ってね~」
イリスが風竜ゲットしてから8日後、遂にイリスが「ドライアドの森」に行く日がやってまいりました。
いえ、本当に大変でした・・・主に私が・・・。
「一般教養の再教育よ!」と1500歳の私がシルフィーナに缶詰状態で講義を受けさせられたり・・・
「最低限の魔法の概念をイリスちゃんに教えなさい!」とイリスに魔法学の授業をやらされたり・・・イリスは喜んでましたけど。
「御両親の承諾を取って来なさい!」と御両親にお話ししたら「私も行きます!」と騒ぐお母様を宥めたり・・・
「シルヴァーナ様からちゃんと許可を取りなさい!」と1500km先の「ドライアドの森」へ日帰りで行かされたり・・・
マジ大変でした・・・
何事も思い付きでやると後が大変ですので皆様も気を付けましょう。
精霊契約を横取りしたシルフィーナちゃんに、
「シルフィーナちゃんは、魔力酔い大丈夫なの?」と質問したら・・・
「酔うのは慣れてるから大丈夫よ」と凄く男気がある回答が来ましたよ。
さすがは酒豪ですね~。
ちなみにイリスとの精霊契約は私の一般教養が終了するまで解約してくれないそうです。1500歳なのに知らない事が多くて大変です。
「私もドライアドの森に行きたい!」と駄々を捏ねたら・・・
「それじゃ試練にならないでしょ?大人しく勉強してなさい!」と怒られた。
仕方ない!一般教養の勉強を頑張るべし!
でも心配なので「霊視」で~、と思ったら、「生徒を信用しなさい」と言われて、
「確かに!」と納得しました。
私は行けないけど頑張れイリス!
今日は竜形態でイリスを乗っけて空を飛ぶ風竜のシルフィーナ。
その隣を普通に飛んでるブリックリン。
「「土竜って空飛べたんだね?ちょっと驚いたよ」」
「グエエエエエグルルルルグエエエエエ」
《数年前からなんか気がついたら飛べたんっすよ》
「「それは地龍への進化が近いから?」」
「グーグルルルルクエグルルルル??」《おそらくそうだと思います?》
地竜と呼ばれる地上に住む竜種の中でも土竜は万能だと言われている。
結構珍しいがブリックリンの様に空を飛べる個体が存在するのだ。
「グエエエエエクウグルルルル」《かなり練習しましたけど》
「「そっかぁ、偉いねぇ」」
「偉い偉い、ブリックリン!」最初ブリックリンに乗ろうとしたイリスだが、
《まだ練習中で危ないからダメ》と断られた。
イリスが乗ると空力が変わってバランスが上手く取れないそうだ。
イリスが「竜騎士」になる日はまだ遠い様だ。
結局イリスが「龍騎士」となって活躍するのは今から50年後、相棒のブリックリンの地龍への進化後だ。
エルフと地龍の組み合わせの龍騎士はめっちゃ珍しいと当時の有名人になるのだ。
1時間ほど空を飛んでいたら・・・
ヒュウウウウウンンンゴオオオオオオオオオオンンンンンン!!!!!
「ひゃあああ??!」
「グエエエエエ??!!!」
400m横を凄いスピードで何が通り過ぎた!多分軽く音速を超えてるだろう。
凄い風圧でシルフィーナとブリックリンがよろめく・・・
「「こらあああ!!!危ないじゃないのリール!!」」激オコのシルフィーナ。
「今のなぁにぃ?シルフィーナ?」
「「天舞龍リールよ!!本当に暴走龍なんだから!!」」
「「声を掛ける暇も無いじゃない!」」とシルフィーナはプンプンしている。
「天舞龍リール?!神話の女神様だぁ!」
「「実際は本人も「女神」を否定しているけどね」」
「天龍の女神様かぁ・・・どんな人なんだろう?」
「「う~ん?・・・明るくて陽気?かな?良い人だよ、暴走するけど」」
将来的に天舞龍リールとイリスは結構絡む機会が多くなるのだが・・・
それはかなり未来のお話しだ。
そんな話をしていたら「ピーヒョロロロロ♪」リールの追っかけの雷竜達が近づいて来た。
「「アナタ達も毎回大変ねぇ、少しはリールも遊んであげれば良いのに」」
「ピピー、ピーヒョロロロロ♪」
天舞龍リールは意地悪で雷竜達を無視してる訳では無くて単に早すぎて気が付いて無いだけだと言う話しだった。
雷竜達はそんな快速で飛ぶ天舞龍リールに憧れて追いかけてるだけだと言う。
「そっかぁ、早く追いつけると良いね」
「「イリスちゃんは地竜だけじゃなくて天竜の声も解るんだ?」」
「うん!解るよ!」
これには少し驚いたシルフィーナ、イリスが地竜の言葉を理解できるのは同じ地の属性だからだと思っていたからだ。
「「イリスちゃんは本当に「真なる龍騎士」の才能があるかもね?」」
神話に出てくる「真なる龍騎士」全ての龍と共闘が出来る伝説の戦士だ。
勇者では無いが限りなく勇者に近い能力を持つ者と描かれているのだ。
「えへへへぇ、そうかなぁ♪♪」
「グエエエエエ♪♪」《俺もそうだと思うよ♪♪》
「ありがと♪ブリックリン!
あっ!でもそれだと魔法少女☆になれない?!」
いえ、それなら題名を変えるだけだから良いんじゃないですか?
変態作者のどうでもいい都合の事なんぞは気にするこたぁ無いっすよ?
☆酷い!ナレーションさん!
そんな訳で次回から
「龍騎士イリス☆ユグドラシルの霊樹の下で」に作品名は変更します。
☆変更しません!・・・いやそれもアリか?龍騎士ってかなり珍しいよな?
「イリスも龍騎士が良いです!」
「グエエエエエ♪♪」《俺も賛成♪♪》
じゃあ決まりっすね、善は急げです変態さん!
☆ガッテンでい!
応援ありがとうございます!
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