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テルディアスの故郷編
俺は、お前を…
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蝋燭の灯りが形を成さなくなり、外で小鳥達の朝ご飯の歌が奏でられる。
小鳥達の声に気付き、ふと顔を上げると、窓の外はもう明るくなっていた。
(朝…。いつの間に…)
立ち上がり、窓の側に寄る。
窓から見える景色は、ずっと母が見ていた景色だ。
高台にあるこの家は、街が一望できる。
街は朝の光に照らされ、白い家屋が光り輝いているようだった。
―テルディアス、私は愛する人と添い遂げる事は、残念ながらできなかった。
だけどあなたは、あなたの大切な人を大事にしてあげてね。
あなたの幸せを、心から祈っています-
額を窓ガラスに当てると、そのひんやりした感触が心地よかった。
幾度も出てくるその言葉。
-あなたの幸せを、心から祈っています-
手紙の最後は、ほぼこの言葉で締めくくられていた。
母の想いが、指先から伝わってくるようだった。
「ふにゃ~~」
眠い目をこすりこすり、キーナが廊下を歩いてくる。
「にょ?」
見ると、テルディアスが部屋から出て来た所だった。
パタパタと駆け寄る。
「テルっ、おはよっ」
「キーナ…」
テルディアスもキーナに気付き、振り向いた。
「読み終えたの?」
キーナの問いかけに、一瞬黙る。
「いや…、まだ…」
そう言って、食堂に向かって歩き出す。
「全て読むには時間がかかる。だから、帰って来たらまた、ゆっくり読む」
そう言って振り向いたテルディアスの顔は、笑っていた。
笑っていた。
笑っていた…。
笑っていた!!
しかも少し幸せそうに。
初めて見るその笑顔に、キーナ固まりかけるが、なんとか持ち直し、
「うん。そだね」
と、なんとか返事した。
「じゃあ、ご飯を食べたら出発?」
「ああ」
「う~ん、マーサさんの料理を食べられなくなるのは残念だなぁ」
「・・・・・・」
食べ収めとばかりに、キーナががっついたのは言うまでもない。
しっかり朝ご飯を食べたキーナとテルディアスは、マーサに見送られ、家を発つ事に。
「それじゃあマーサ、留守を頼む」
「はい、ご心配なく」
長身のテルディアスを見上げ、マーサがにっこりと微笑む。
すると突然、何かに気付いたように、
「ああ! 坊ちゃま! 少々お待ち下さいまし!」
そういうと、家の中に走り去り、何かを手に持って戻ってきた。
「坊ちゃま、少しお顔を…」
「顔?」
不思議に思い、マーサに顔を近づけると。
ポフポフ
化粧道具だった。
「崩れかけてますよ」
笑顔でそう言った。
((?!))
キーナとテルディアスが固まる。
何故化粧していると分かったのか…。
「マーサ…、気付いて…?」
マーサの目が細められた。
「ずっと、気になっていたのです。あの時の…、あの時のダーディンの瞳が、あまりにも坊ちゃまに似ていて…。先日、坊ちゃまの顔を見て、確信しましたわ」
なんと、最初に会った時から気付いていた。
「どんな姿になっていようと、坊ちゃまは坊ちゃまですわ」
「マーサ…」
テルディアスの瞳を真っ直ぐに見て答えるマーサ。
テルディアス、拳を固め、一度目を閉じた。
「すまん…。必ず…! 必ず元の姿になって、帰ってくるから…」
「はい。お待ちしております」
マーサが微笑んだ。
キーナもほっと息を吐きながら、そんな二人を優しく眺めていた。
「お気を付けてー!」
マーサの言葉に手を振り返すキーナ。
一度振り向き、そのまま去って行くテルディアス。
二人の姿が見えなくなるまで見送ったマーサは、腰に手を当てると、
「さあって! 任されたからには頑張りますよ!」
と気合いを入れて、家の中へと戻って行った。
街までの道を歩く。
いつも見ていた景色が、なんだかいつもと違う気がする。
(不思議だ…。世界が…、明るくなったというか…、色鮮やかになったというか…)
今までボンヤリしていた物が、鮮明に見えているような、そんな気がしていた。
「テル、良かったね」
と、キーナが横で笑う。
「…、ああ」
何故か、素直に頷けてしまった。
キーナは何が楽しいのか、下り坂を走って下りていく。
テルディアスはいつものように歩く。
いつものように。
(俺は、父の代用品では無かった…。ちゃんと、愛されていたんだ…)
大量の手紙。
幾度も繰り返される自分への愛に満ちた言葉。
詳細な日々の記録。
読んでいる間、まるで母の懐に抱かれているような気分だった。
「テル―――!!」
先に駆けていったキーナが呼んでいる。
相変わらず元気だ。
(俺は…愛されて…)
胸が温かい。
今とても素直な気持ちになっていた。
想いが溢れてくるような…。
(俺は…)
「キーナ」
「ん?」
足を止め、何かを眺めていたキーナに追いつく。
「俺は…」
言葉が口から自然と滑り出してくる。
「俺は…、お前を…」
言葉が溢れてくる。
「お前の事を…」
心臓が高鳴る。
言葉が溢れる。
こんなに素直な気持ちになったのは初めてだろう。
そして、その素直な気持ちを口に、言葉に乗せようとした。
が、
「キーナちゃぁ~~~~ん!!」
跳んで逃げた。
「ほよ?」
キーナが振り向くと、メリンダが手を振りながら坂道を登ってくる所だった。
後ろになんだか不機嫌そうなサーガも歩いてくる。
「あー、メリンダさんだー!」
キーナも手を振り返す。
「あまりに遅いから迎えに来ちゃったわ~」
とキーナに抱きついた。
「で」
メリンダ、キーナ、サーガがその方向を見た。
「何やってんの? テルディアスの奴…」
「さあ?」
少し離れた木の上に、テルディアスが丸まって蹲っていた。
メリンダ達からはその顔は見えないが、脂汗ダラダラで顔が真っ赤になっていた。
(何を…?! 何を言おうとしていたんだ俺は?!)
頭を抱えたまま、寸前の行動を思い出す。
『俺は、お前のことを…』
その先に続けようとしていた言葉を思い出し、頭を掻きむしる。
(ぐわあああああああ!!)
しばらくは悶える事になるのだろう。
「焼き落としてやろっか?」
訳を知らないメリンダが、手っ取り早く片を付けようと、手に炎を顕す。
「もちょっと待ってあげて…」
キーナがそんなメリンダを宥めて、テルディアスが帰ってくるのを待った。
小鳥達の声に気付き、ふと顔を上げると、窓の外はもう明るくなっていた。
(朝…。いつの間に…)
立ち上がり、窓の側に寄る。
窓から見える景色は、ずっと母が見ていた景色だ。
高台にあるこの家は、街が一望できる。
街は朝の光に照らされ、白い家屋が光り輝いているようだった。
―テルディアス、私は愛する人と添い遂げる事は、残念ながらできなかった。
だけどあなたは、あなたの大切な人を大事にしてあげてね。
あなたの幸せを、心から祈っています-
額を窓ガラスに当てると、そのひんやりした感触が心地よかった。
幾度も出てくるその言葉。
-あなたの幸せを、心から祈っています-
手紙の最後は、ほぼこの言葉で締めくくられていた。
母の想いが、指先から伝わってくるようだった。
「ふにゃ~~」
眠い目をこすりこすり、キーナが廊下を歩いてくる。
「にょ?」
見ると、テルディアスが部屋から出て来た所だった。
パタパタと駆け寄る。
「テルっ、おはよっ」
「キーナ…」
テルディアスもキーナに気付き、振り向いた。
「読み終えたの?」
キーナの問いかけに、一瞬黙る。
「いや…、まだ…」
そう言って、食堂に向かって歩き出す。
「全て読むには時間がかかる。だから、帰って来たらまた、ゆっくり読む」
そう言って振り向いたテルディアスの顔は、笑っていた。
笑っていた。
笑っていた…。
笑っていた!!
しかも少し幸せそうに。
初めて見るその笑顔に、キーナ固まりかけるが、なんとか持ち直し、
「うん。そだね」
と、なんとか返事した。
「じゃあ、ご飯を食べたら出発?」
「ああ」
「う~ん、マーサさんの料理を食べられなくなるのは残念だなぁ」
「・・・・・・」
食べ収めとばかりに、キーナががっついたのは言うまでもない。
しっかり朝ご飯を食べたキーナとテルディアスは、マーサに見送られ、家を発つ事に。
「それじゃあマーサ、留守を頼む」
「はい、ご心配なく」
長身のテルディアスを見上げ、マーサがにっこりと微笑む。
すると突然、何かに気付いたように、
「ああ! 坊ちゃま! 少々お待ち下さいまし!」
そういうと、家の中に走り去り、何かを手に持って戻ってきた。
「坊ちゃま、少しお顔を…」
「顔?」
不思議に思い、マーサに顔を近づけると。
ポフポフ
化粧道具だった。
「崩れかけてますよ」
笑顔でそう言った。
((?!))
キーナとテルディアスが固まる。
何故化粧していると分かったのか…。
「マーサ…、気付いて…?」
マーサの目が細められた。
「ずっと、気になっていたのです。あの時の…、あの時のダーディンの瞳が、あまりにも坊ちゃまに似ていて…。先日、坊ちゃまの顔を見て、確信しましたわ」
なんと、最初に会った時から気付いていた。
「どんな姿になっていようと、坊ちゃまは坊ちゃまですわ」
「マーサ…」
テルディアスの瞳を真っ直ぐに見て答えるマーサ。
テルディアス、拳を固め、一度目を閉じた。
「すまん…。必ず…! 必ず元の姿になって、帰ってくるから…」
「はい。お待ちしております」
マーサが微笑んだ。
キーナもほっと息を吐きながら、そんな二人を優しく眺めていた。
「お気を付けてー!」
マーサの言葉に手を振り返すキーナ。
一度振り向き、そのまま去って行くテルディアス。
二人の姿が見えなくなるまで見送ったマーサは、腰に手を当てると、
「さあって! 任されたからには頑張りますよ!」
と気合いを入れて、家の中へと戻って行った。
街までの道を歩く。
いつも見ていた景色が、なんだかいつもと違う気がする。
(不思議だ…。世界が…、明るくなったというか…、色鮮やかになったというか…)
今までボンヤリしていた物が、鮮明に見えているような、そんな気がしていた。
「テル、良かったね」
と、キーナが横で笑う。
「…、ああ」
何故か、素直に頷けてしまった。
キーナは何が楽しいのか、下り坂を走って下りていく。
テルディアスはいつものように歩く。
いつものように。
(俺は、父の代用品では無かった…。ちゃんと、愛されていたんだ…)
大量の手紙。
幾度も繰り返される自分への愛に満ちた言葉。
詳細な日々の記録。
読んでいる間、まるで母の懐に抱かれているような気分だった。
「テル―――!!」
先に駆けていったキーナが呼んでいる。
相変わらず元気だ。
(俺は…愛されて…)
胸が温かい。
今とても素直な気持ちになっていた。
想いが溢れてくるような…。
(俺は…)
「キーナ」
「ん?」
足を止め、何かを眺めていたキーナに追いつく。
「俺は…」
言葉が口から自然と滑り出してくる。
「俺は…、お前を…」
言葉が溢れてくる。
「お前の事を…」
心臓が高鳴る。
言葉が溢れる。
こんなに素直な気持ちになったのは初めてだろう。
そして、その素直な気持ちを口に、言葉に乗せようとした。
が、
「キーナちゃぁ~~~~ん!!」
跳んで逃げた。
「ほよ?」
キーナが振り向くと、メリンダが手を振りながら坂道を登ってくる所だった。
後ろになんだか不機嫌そうなサーガも歩いてくる。
「あー、メリンダさんだー!」
キーナも手を振り返す。
「あまりに遅いから迎えに来ちゃったわ~」
とキーナに抱きついた。
「で」
メリンダ、キーナ、サーガがその方向を見た。
「何やってんの? テルディアスの奴…」
「さあ?」
少し離れた木の上に、テルディアスが丸まって蹲っていた。
メリンダ達からはその顔は見えないが、脂汗ダラダラで顔が真っ赤になっていた。
(何を…?! 何を言おうとしていたんだ俺は?!)
頭を抱えたまま、寸前の行動を思い出す。
『俺は、お前のことを…』
その先に続けようとしていた言葉を思い出し、頭を掻きむしる。
(ぐわあああああああ!!)
しばらくは悶える事になるのだろう。
「焼き落としてやろっか?」
訳を知らないメリンダが、手っ取り早く片を付けようと、手に炎を顕す。
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キーナがそんなメリンダを宥めて、テルディアスが帰ってくるのを待った。
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