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皇女様は旅に出る
皇女様は情報を聞き出す。
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『お待たせしましたぁ。しゃべってくれましたよぉ。』
アナと視線元が帰ってきた。
…視線元は妙にボロボロになっていた。
『ご用件は分かった?』
『夜遅くにわざわざ街道から外れて
こちらに来たから気になって監視をしていたようですよ?』
『…街道近くから監視をしていたという事?』
『いえ、昼間に冒険者がここら辺をうろついていた様で
その仲間だと思っていたらしいです。』
『それでなぜ監視を?』
『それが、冒険者達がここら辺の罠を掘り起こして
持って帰ったらしく
再度設置していたら我々が来て
また掘り起こすのではないかと不安だったそうです。』
『あら、そうなのね。
それじゃあ最近の魔物騒動とは関係ないのかしら?』
『元々、この林の中で暮らしていたらしく
近隣の村ともやり取りをしているようですよ。』
『それじゃあ、魔物騒動の情報も知らないのかしら?』
『監視していた理由を吐かせたので、
魔物騒動の情報まではまだ聞き出せていません。』
『分かったわ。ところでこちらの方のお名前は?』
『…ニア』
『ニアさんね。ニアさんは最近変わったこととか無いかしら?』
『変わったこと…魔物が狂暴化した?』
『狂暴化ですか。』
………ニアさんが言うには、
魔物が最近魔物除けの薬草とかを避けなくなり
魔物同士でも殺し合う事が多くなったのだとか。
村にも被害が出ていることを伝えると、
弱い魔物が逃げて村に来ているんじゃないかとのこと。
…それにしてもおかしいのよね。
人を襲わずに荷物だけを狙っている事とか
農民の方々も対策しているのに魔物除けが効かない事とか
魔物除けは興奮状態だから
効きづらくなっている可能性はあるけど、
興奮状態なら人を襲わない理由が分からない。
魔物がわざわざ取捨選択なんてしないでしょうし。
…何かしらの方法で操られていると考える方が
しっくりくるのよね。
ニアさんは時々アナの事を怯えるような目で確認しているし
嘘とかはついていないと思う。
『他に気になった事とか無いですか?』
『…今日、冒険者が来たぐらい?』
『冒険者以外に見慣れない人とかはいませんでした?』
『んー?…確か一週間ぐらい前に街道を通らずに
こっちの方まで来て皇都方面に向かった
商人みたいな人が乗った馬車は見たけど詳しくは知らない。』
『どんな人が乗っていました?』
『見えたのは、くすんだ赤茶の髪にはちみつの様な目をした男と
同じような目で金髪の若い娘2人だったよ。』
『その方々は魔物に襲われたりしていなかったの?』
『んー、馬車とかは襲われたような形跡はなかったよ確か。』
『そうなのですね。ありがとうございます。』
ニアさんが話す商人風の男女はかなり怪しいわね。
野菜等の値段が上がり始めたのが一週間前前後、
商人風の男女がここを通り過ぎたのも同時期。
しかも、魔物が狂暴化しているのに商人風の男女は
襲われた形跡が無い。
一旦村に帰って、
商人風の男女が村に寄っていないか調査する必要がありそうね。
アナと視線元が帰ってきた。
…視線元は妙にボロボロになっていた。
『ご用件は分かった?』
『夜遅くにわざわざ街道から外れて
こちらに来たから気になって監視をしていたようですよ?』
『…街道近くから監視をしていたという事?』
『いえ、昼間に冒険者がここら辺をうろついていた様で
その仲間だと思っていたらしいです。』
『それでなぜ監視を?』
『それが、冒険者達がここら辺の罠を掘り起こして
持って帰ったらしく
再度設置していたら我々が来て
また掘り起こすのではないかと不安だったそうです。』
『あら、そうなのね。
それじゃあ最近の魔物騒動とは関係ないのかしら?』
『元々、この林の中で暮らしていたらしく
近隣の村ともやり取りをしているようですよ。』
『それじゃあ、魔物騒動の情報も知らないのかしら?』
『監視していた理由を吐かせたので、
魔物騒動の情報まではまだ聞き出せていません。』
『分かったわ。ところでこちらの方のお名前は?』
『…ニア』
『ニアさんね。ニアさんは最近変わったこととか無いかしら?』
『変わったこと…魔物が狂暴化した?』
『狂暴化ですか。』
………ニアさんが言うには、
魔物が最近魔物除けの薬草とかを避けなくなり
魔物同士でも殺し合う事が多くなったのだとか。
村にも被害が出ていることを伝えると、
弱い魔物が逃げて村に来ているんじゃないかとのこと。
…それにしてもおかしいのよね。
人を襲わずに荷物だけを狙っている事とか
農民の方々も対策しているのに魔物除けが効かない事とか
魔物除けは興奮状態だから
効きづらくなっている可能性はあるけど、
興奮状態なら人を襲わない理由が分からない。
魔物がわざわざ取捨選択なんてしないでしょうし。
…何かしらの方法で操られていると考える方が
しっくりくるのよね。
ニアさんは時々アナの事を怯えるような目で確認しているし
嘘とかはついていないと思う。
『他に気になった事とか無いですか?』
『…今日、冒険者が来たぐらい?』
『冒険者以外に見慣れない人とかはいませんでした?』
『んー?…確か一週間ぐらい前に街道を通らずに
こっちの方まで来て皇都方面に向かった
商人みたいな人が乗った馬車は見たけど詳しくは知らない。』
『どんな人が乗っていました?』
『見えたのは、くすんだ赤茶の髪にはちみつの様な目をした男と
同じような目で金髪の若い娘2人だったよ。』
『その方々は魔物に襲われたりしていなかったの?』
『んー、馬車とかは襲われたような形跡はなかったよ確か。』
『そうなのですね。ありがとうございます。』
ニアさんが話す商人風の男女はかなり怪しいわね。
野菜等の値段が上がり始めたのが一週間前前後、
商人風の男女がここを通り過ぎたのも同時期。
しかも、魔物が狂暴化しているのに商人風の男女は
襲われた形跡が無い。
一旦村に帰って、
商人風の男女が村に寄っていないか調査する必要がありそうね。
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