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4 あなたに心を奪われる
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パリに着いた私は、紡生さんが予約したプチホテルに荷物を置いた。
プチホテルの外観は、洋菓子店のような可愛らしさで、中の内装はぬくもりがあるクリーム色。
ライトが当たるとカスタードクリームのような濃いイエローに変化する。
壁には描かれた草木模様と動物の影絵。
遊び心とデザイン性の高い内装だ。
――ただの壁なのに、細かいところまでおしゃれってすごいよね。
それも壁は、場所によってデザインが違う。
渡された部屋の鍵を開けると、期待どおりの素敵な部屋だった。
けばけばしくない温かみのある絶妙なオレンジ色のベッドカバー、ストライプのクッションは同色のオレンジとホワイト。
アットホームな雰囲気の可愛い部屋だった。
ドアと窓枠は木製で、オフホワイトで統一。
アメニティは香りが良く、中世風のバラの絵のパッケージ。
デザイン性に富んでいて、私のハートをわしづかみにした。
もっと細かいところまで見たかったけれど、行きたい場所がたくさんある。
――時間は限られているんだから、有効に使わないと!
パリの通りに並ぶ店を眺めるだけでも楽しい。
ショーのチケットをバッグにしまい、ホテルを出て会場に向かった。
フランスには専門学校の修学旅行と卒業旅行で行ったことがあり、これで三回目。
どれも、思い出深いけど一人で来たのは初めて。
「ますはショーを見て、それからカフェに行こう」
メインのショーを一番楽しみにしていた。
今日行われるショーは、春夏や秋冬の前に行われるプレコレクションである。
先行して行われるプレコレクションは、かなり重要で、早めに商品を販売したいメーカーが多く集まっている。
シーズン前のトレンド最前線で、紡生さんが行きたいと暴れていたのもわかる話だ。
「やっぱり、一番の注目は『Lorelei』よね」
マスコミにも取り上げられて、ファッションビルの一番いい場所に、店舗をいくつも持つ『Lorelei』。
『人から長く愛される服を届けたい』
『Lorelei』のトップデザイナーがインタビューに言っていた言葉を思い出した。
高価すぎて、お嬢様系ブランドと言われているけど、年頃の女性なら一着はよそゆきに欲しいブランドである。
お見合いを理由に私に買ってくれた『Lorelei』のワンピースは、私に似合ってなくて、服に着られていた。
――『Fill』とは違う。『Lorelei』を着こなすには、メイクや髪、スタイル。自分が上等の女性にならなきゃ似合わない。
私が今日着ているのは、自分で作ったロングカーディガンドレス。
カーディガンにもなるし、ワンピースにもなるロングカーディガンドレスは、自分好みにアレンジできる。
カラーはネイビー。
ウエストから下は、三弾のフリルスカートで可愛さを出し、レギンスにバレエシューズをあわせると、カジュアルにも着れる。
ただ、ちょっと失敗しちゃったのは背中にジッパーがあるから、着にくいという点。
これは大きな反省点だった。
――『Fill』の着心地の良さから、外れてしまったからなぁ。
改善しようと思いながらも、自分が作った服で、おしゃれな町を歩けるのが楽しい。
――私の服、浮いてないよね。
そんなことを思いながら、会場に着いた。
ショーの会場はすでに満員で、注目度の高いショーであることがわかる。
チケットを渡し、慌てて席に着いた。
のんびりしていたつもりはなかったけど、思った以上にゆっくり歩きすぎて、遅くなってしまったようだ。
私の席は前の方で、紡生さんが行きたかったと、拗ねたくなるのもわかる。
「間に合ってよかった……」
ほっと一息つくと、私の耳に日本語が飛び込んできた。
「『Lorelei』は専属モデルを使うからな」
「服も最高だが、モデルも最高だ」
日本語が聞こえたほうを見ると、私の前に座るマスコミ関係者らしき男の人たちが小声で話していた。
「モデルのローレライのために作られたブランドでもある。『Lorelei』は彼女しか使わない。けれど、それが売りでもある。まあ、その戦略に間違いなかったようだが」
「最近はモデルのリセもいるが、やはりローレライか」
「メインはローレライらしい。リセは専属契約を結んでない」
『Lorelei』は謎の美少女をイメージモデルとして使っている。
そして、例外としてリセを絡ませることもあるけど、その数は多くない。
ローレライという美少女が、ブランド『Lorelei』の顔である。
――正体不明の美少女ローレライ。そのローレライと並んでも見劣りしないリセもすごいのよね。
会場の照明の明度が落ち、ショーが始まる、
秋冬の最先端デザインを目にした私は言葉を失った。
キラキラしていて、新しい素材、デザインがどんどん出てくる。
その中でも目を引くのはやっぱり『Lorelei』だった。
冬の泉を思わせる妖精のようなふわりとした白のファーをあしらったワンピースとロングブーツ。
――ローレライって人間じゃなくて、妖精みたい。
温度のない白い顔、カラーコンタクトで色を変えた瞳。
発表する服のイメージによって、ローレライはメイクも瞳の色も髪も変える。
――変えるけど、それでもローレライは残る。それくらい彼女は服に着られていない。服を着ている。
彼女の軽やかな足運びで、空間にふわりと浮いたファーを見るだけで、なにを表現したのかわかった。
――雪が舞っている。
ファッションショーなのに、服以上のものを伝えてくる。
「すごい……」
『Lorelei』が次に出してきたのは炎のような赤。
モデルのローレライとは真逆のモデル。
「リセだ」
「なるほど。リセを使ったか」
両者の対比は強いインパクトがあった。
リセは身長が高く、赤い炎のようなドレスを身にまとい中性的な女性である。
髪をあげ、目は鋭く、挑発するように観客席を見る。
笑顔のない彫刻のような顔は冷たく見えても、実際の彼女は違う。
炎のような激しい気性を隠していると、服が教えてくれる。
――ローレライじゃなくても、『Lorelei』が似合ってる。リセが強くて綺麗だから。
憧れのリセが、私の前を通り過ぎた後も、赤い炎が目に焼きついていて、私に強い印象を残す。
私だけでなく、それは他の人も同じだったらしい。
「さすがリセだ」
「最初に彼女を起用したのは、『Lorelei』のデザイナーらしい」
「周囲に美しいものが自然に集まるタイプか。なんともうらやましい話だ」
「リセは有名ブランドからも声がかかってるそうだが、簡単に引き受けてくれないそうだ」
――リセにはなにか理由か、信念があるのかも。
それがなんなのかわからないけど、しっかりした足取りに、意思の強さを感じる。
眩しいほどのシャッターの中、堂々とランウェイを歩くリセ。
「あれ?」
リセが私のほうに、背中を向けた瞬間、なにか思い出しそうになった。
「既視感?」
いつのことかわからないけど、これが初めてじゃない気がした。
思い出せないけど、私の中にある情熱が、『リセをイメージした服を描きたい』と言っている。
女神様みたいな姿を見つめていたら、無性にデザイン画を描きたくてたまらなくなった。
まるで、リセに恋をしたみたいに、胸が苦しくてドキドキした。
プチホテルの外観は、洋菓子店のような可愛らしさで、中の内装はぬくもりがあるクリーム色。
ライトが当たるとカスタードクリームのような濃いイエローに変化する。
壁には描かれた草木模様と動物の影絵。
遊び心とデザイン性の高い内装だ。
――ただの壁なのに、細かいところまでおしゃれってすごいよね。
それも壁は、場所によってデザインが違う。
渡された部屋の鍵を開けると、期待どおりの素敵な部屋だった。
けばけばしくない温かみのある絶妙なオレンジ色のベッドカバー、ストライプのクッションは同色のオレンジとホワイト。
アットホームな雰囲気の可愛い部屋だった。
ドアと窓枠は木製で、オフホワイトで統一。
アメニティは香りが良く、中世風のバラの絵のパッケージ。
デザイン性に富んでいて、私のハートをわしづかみにした。
もっと細かいところまで見たかったけれど、行きたい場所がたくさんある。
――時間は限られているんだから、有効に使わないと!
パリの通りに並ぶ店を眺めるだけでも楽しい。
ショーのチケットをバッグにしまい、ホテルを出て会場に向かった。
フランスには専門学校の修学旅行と卒業旅行で行ったことがあり、これで三回目。
どれも、思い出深いけど一人で来たのは初めて。
「ますはショーを見て、それからカフェに行こう」
メインのショーを一番楽しみにしていた。
今日行われるショーは、春夏や秋冬の前に行われるプレコレクションである。
先行して行われるプレコレクションは、かなり重要で、早めに商品を販売したいメーカーが多く集まっている。
シーズン前のトレンド最前線で、紡生さんが行きたいと暴れていたのもわかる話だ。
「やっぱり、一番の注目は『Lorelei』よね」
マスコミにも取り上げられて、ファッションビルの一番いい場所に、店舗をいくつも持つ『Lorelei』。
『人から長く愛される服を届けたい』
『Lorelei』のトップデザイナーがインタビューに言っていた言葉を思い出した。
高価すぎて、お嬢様系ブランドと言われているけど、年頃の女性なら一着はよそゆきに欲しいブランドである。
お見合いを理由に私に買ってくれた『Lorelei』のワンピースは、私に似合ってなくて、服に着られていた。
――『Fill』とは違う。『Lorelei』を着こなすには、メイクや髪、スタイル。自分が上等の女性にならなきゃ似合わない。
私が今日着ているのは、自分で作ったロングカーディガンドレス。
カーディガンにもなるし、ワンピースにもなるロングカーディガンドレスは、自分好みにアレンジできる。
カラーはネイビー。
ウエストから下は、三弾のフリルスカートで可愛さを出し、レギンスにバレエシューズをあわせると、カジュアルにも着れる。
ただ、ちょっと失敗しちゃったのは背中にジッパーがあるから、着にくいという点。
これは大きな反省点だった。
――『Fill』の着心地の良さから、外れてしまったからなぁ。
改善しようと思いながらも、自分が作った服で、おしゃれな町を歩けるのが楽しい。
――私の服、浮いてないよね。
そんなことを思いながら、会場に着いた。
ショーの会場はすでに満員で、注目度の高いショーであることがわかる。
チケットを渡し、慌てて席に着いた。
のんびりしていたつもりはなかったけど、思った以上にゆっくり歩きすぎて、遅くなってしまったようだ。
私の席は前の方で、紡生さんが行きたかったと、拗ねたくなるのもわかる。
「間に合ってよかった……」
ほっと一息つくと、私の耳に日本語が飛び込んできた。
「『Lorelei』は専属モデルを使うからな」
「服も最高だが、モデルも最高だ」
日本語が聞こえたほうを見ると、私の前に座るマスコミ関係者らしき男の人たちが小声で話していた。
「モデルのローレライのために作られたブランドでもある。『Lorelei』は彼女しか使わない。けれど、それが売りでもある。まあ、その戦略に間違いなかったようだが」
「最近はモデルのリセもいるが、やはりローレライか」
「メインはローレライらしい。リセは専属契約を結んでない」
『Lorelei』は謎の美少女をイメージモデルとして使っている。
そして、例外としてリセを絡ませることもあるけど、その数は多くない。
ローレライという美少女が、ブランド『Lorelei』の顔である。
――正体不明の美少女ローレライ。そのローレライと並んでも見劣りしないリセもすごいのよね。
会場の照明の明度が落ち、ショーが始まる、
秋冬の最先端デザインを目にした私は言葉を失った。
キラキラしていて、新しい素材、デザインがどんどん出てくる。
その中でも目を引くのはやっぱり『Lorelei』だった。
冬の泉を思わせる妖精のようなふわりとした白のファーをあしらったワンピースとロングブーツ。
――ローレライって人間じゃなくて、妖精みたい。
温度のない白い顔、カラーコンタクトで色を変えた瞳。
発表する服のイメージによって、ローレライはメイクも瞳の色も髪も変える。
――変えるけど、それでもローレライは残る。それくらい彼女は服に着られていない。服を着ている。
彼女の軽やかな足運びで、空間にふわりと浮いたファーを見るだけで、なにを表現したのかわかった。
――雪が舞っている。
ファッションショーなのに、服以上のものを伝えてくる。
「すごい……」
『Lorelei』が次に出してきたのは炎のような赤。
モデルのローレライとは真逆のモデル。
「リセだ」
「なるほど。リセを使ったか」
両者の対比は強いインパクトがあった。
リセは身長が高く、赤い炎のようなドレスを身にまとい中性的な女性である。
髪をあげ、目は鋭く、挑発するように観客席を見る。
笑顔のない彫刻のような顔は冷たく見えても、実際の彼女は違う。
炎のような激しい気性を隠していると、服が教えてくれる。
――ローレライじゃなくても、『Lorelei』が似合ってる。リセが強くて綺麗だから。
憧れのリセが、私の前を通り過ぎた後も、赤い炎が目に焼きついていて、私に強い印象を残す。
私だけでなく、それは他の人も同じだったらしい。
「さすがリセだ」
「最初に彼女を起用したのは、『Lorelei』のデザイナーらしい」
「周囲に美しいものが自然に集まるタイプか。なんともうらやましい話だ」
「リセは有名ブランドからも声がかかってるそうだが、簡単に引き受けてくれないそうだ」
――リセにはなにか理由か、信念があるのかも。
それがなんなのかわからないけど、しっかりした足取りに、意思の強さを感じる。
眩しいほどのシャッターの中、堂々とランウェイを歩くリセ。
「あれ?」
リセが私のほうに、背中を向けた瞬間、なにか思い出しそうになった。
「既視感?」
いつのことかわからないけど、これが初めてじゃない気がした。
思い出せないけど、私の中にある情熱が、『リセをイメージした服を描きたい』と言っている。
女神様みたいな姿を見つめていたら、無性にデザイン画を描きたくてたまらなくなった。
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