9 / 33
9*
しおりを挟む
「今日は疲れただろ。こっちにこい」
その晩、横になったキーストンが言葉と共にポンポンと隣を叩く。いくら広いベッドとはいえ、わざわざキーストンの腕が届く範囲で寝るのはどうなのか。
「別に俺は寒くないけど」
「そんなこと言うなって。俺たちは親友だろ?」
並んで寝ることと親友であることが関係あるか? と疑問がでかけたが、ぐっと飲み込む。せっかくキーストンがアンソニーにとって都合のいい屁理屈と共に一緒に寝ようと誘ってくれてるのだ。
「しょうがねえなあ」
飛び跳ねたくなる気持ちを抑えて、渋々と言った体でキーストンの腕の中へ潜り込む。そうすれば、キーストンがぎゅっと抱きしめ、足を絡めてくる。
「おい、俺は抱き枕じゃないぞ」
「抱き枕みたいなもんだ。アンソニーも寝ろ。疲れただろ」
キーストンがアンソニーの髪に顔を埋め、優しく頭を撫でてくる。キーストンと同じベッドで、密着できるだけでもじゅうぶんなのに、優しい手つきに目頭が熱くなる。
今日みたいな日がずっと続けばいいのにと思いながら、アンソニーはそっと目を閉じた。だからなのか、欲望にただれた夢を見たのだろう。
アンソニーの唇に熱い唇が重なる。思わず目蓋を持ち上げれば、キーストンの顔が間近にある。それでキスをしたのだと気づいた。
「アンソニー、起きたのか?」
「きーすとん?」
かすれた声でぼんやりと聞き返す。
ごくっとキーストンの喉仏が上下に動き、ぐっと下腹部に押しつけられている固い感触が小さく跳ねる。アンソニーを映す銅色の目は欲情に濡れ、唇をなぞる硬い指の感触に自然と息が漏れる。
異性愛者のキーストンが自分に欲情するなるなどあり得ない。なんて都合のいい夢だろう。それなら、少しぐらいわがままを言ってもいいはずだ。
ふっと眉を下げ、両手でキーストンの頬を包んだ。
「きーすとん、お前と、もう一度キスしたい」
例え、夢だろうともう一度はっきり感じたい。
目を見開き、ごくっと唾を飲み込んだキーストンが身をかがめてくる。
「お前がしてほしいならいくらでも、どこにでもしてやる」
熱のこもった吐息とともに唇が重なった。自分の唇かそれともキーストンの唇か、興奮で火照っている唇は心地がいい。角度を変えてふれあうだけのキスが次第に深くなる。
「アンソニー、もう少し口を開けろ」
「ん……」
キーストンに言われるがまま少し口を開ければ、熱い舌が潜り込んでくる。戸惑うアンソニーの舌を捕まえて絡めてくる。そのたびに、嬉しさで全身が勝手にピクピクッと跳ねてしまう。
やんわり舌を噛まれ、ちゅっと優しく擦った後、唇が離れる。
「俺とのキス、気に入ったか」
「ん、すごくいい。もっとしたい……してくれ」
キーストンにとって初めてのキスじゃなくても、アンソニーにとって初めてのキスだ。それが例え夢の中だろうが、キーストンにあげられた。幸福感で頭がフワフワする。
もう一度ねだれば、キーストンは頬を緩めて「もちろんだ」と嬉しそうに返す。ふれ合うキスを繰り返した後、キーストンの舌がアンソニーの口内を好き勝手になぞる。次第にアンソニーもぎこちなくキーストンの舌を絡めた。
「んぅ、ぅ……」
「必死に絡めて偉いぞ、アンソニー」
絡めていた舌を解き、上顎を丹念に撫でられれば、アンソニーの腰が自然と揺れた。それを見逃さなかったキーストンがアンソニーの中心を服越しになで回してくる。
「ぁ、やだ。それ、やだ」
「あぁ、直に触ってほしかったのか。いじらしいな」
アンソニーの返答を待たず、ズボンを下着ごと少し下ろされれば、先走りを垂らすアンソニーの中心がでてくる。はー、はーっと息を荒げ、羞恥から顔をそらしたくても、自分で興奮するキーストンを見ていたい気持ちの方がずっと大きい。
とろんとした目でキーストンを見上げるアンソニーにキーストンは気分が良くなったようだ。高ぶっている自身のものをとりだし、アンソニーの高ぶりに押しつけてくる。
「ぁ、すごい。キーストンの、でかい……」
「お前のここは俺のと違って綺麗だな」
キーストンの高ぶりは赤黒く、幹にはくっきりと筋が浮かんでいる。同じ男性器にもかかわらず、まるで別種の生き物のようだ。ふー、ふーっと息を荒げ、口の中に貯まった唾液を飲み込む。
キーストンの大きな手がアンソニーの高ぶりごと自身の高ぶりを握る。そして、目が離せないアンソニーの耳元にかすれた声で囁いてきた。
「アンソニーも一緒に擦ってくれ」
「い、いのか?」
「いいにきまってるだろ? ほら」
戸惑う手を掴まれ、握らされる。手のひらへ伝わる鼓動に、とぷっとアンソニーの先端に滴が滲む。ぎこちなくキーストンの高ぶりをこするたびに、アンソニーの高ぶりからは先走りが垂れる。その様にキーストンは目を細め、ひっそりと口元に笑みを浮かべた。
「俺のを触って興奮してるんだな」
「だ、だって。俺、きーすとんのここ、触れるの嬉しくて。こんなに立派で、俺に興奮してくれるなんて、いいこだな……」
夢のキーストンは現実のキーストンと違って自分に反応してくれる。その優しさが嬉しくて幹をさすれば、キーストンが小さく呻いた。体に回っていた手がアンソニーの尻を無遠慮に掴むと同時にキーストンが唇を塞いでくる。
飲みきれなかった唾液が唇の端から垂れていく。それでもお構いなしに、やや乱暴なキスをされれば、アンソニーの中心が控えめに白濁の液を放った。
「ぁ…、はーっ、はー」
唇が離れる。汗ばんだ首筋にまとわりつく赤い髪ごとキーストンの唇がやんわり首筋を食んでくる。
「ほら、アンソニー。もっと強く擦ってくれ」
「ん、こう……か?」
促されるままキーストンの高ぶりを強めに扱けば、首筋から顔を上げたキーストンが「上手だぞ」と興奮気味に囁いてくる。褒められたのが嬉しくて、強弱をつけて今度は扱いた。そうすれば、ますますキーストンの高ぶりが猛り、ビクビクッと先端が震える。
「きーすとん、でるか?」
「あぁ…、アンソニーちょっと手を離してくれ」
言われたとおりキーストンの高ぶりから手を離すと、言葉と共にぐるんっと体の向きを変えさせられる。キーストンに背を向ける形になって困惑している間に、ぐいっと乱暴に下着ごとズボンをさらに下ろされた。
「きーすとん……っ?」
「大丈夫だ、痛みはない」
あらわになった汗ばんだ尻の間にぐっとキーストンの高ぶりを押し込まれ、ぎゅっと力強く抱きしめられる。汗ばむ大きな手がアンソニーの下腹部に添えられ、もう片手がアンソニーの高ぶりを掴んだ。
わざと乱暴に擦られるが、それでもキーストンの手だと思えば、あっという間にアンソニーの高ぶりは熱を取り戻した。
「ぁ、あっ! きーすとん、でるっ、でる!」
「そういう時はイくっていうんだ。ほら、言って見ろ」
「ぃ、く! イく、ぅ、~~~~っ」
ぴゅっと控えめにもう一度精を放つ。
教えられた言葉をそのまま口にする様に興奮したのだろう。尻の間に挟まれた高ぶりがずしっと重くなる。そうすれば、ひくつく秘部にキーストンの幹がくっつく。
「男を知らないくせに、ひくつかせるなんていやらしいぞ」
物欲しげにしているのが伝わったのだろう。キーストンがわざと意地悪に言ってきた。そんななじりすら、アンソニーにとって興奮材料だ。とぷとぷと壊れたように先走りを垂れる。
「き、きーすとんがおしえて、くれるんだろ?」
期待を込めてぎこちなく振り返り、もどかしさから腰を小さく揺らす。アンソニーの痴態に喉を鳴らしたキーストンがアンソニーの腰を掴んだ。
「そうだ。これから時間をかけて教えてやる。知っている男は俺だけでいい。そうだろ?」
ズリズリと秘部にこれでもかと張った幹を擦りつけられる。そのたびに先端から滴るキーストンの先走りがアンソニーの秘部を濡らした。マーキングされる嬉しさにアンソニーはぴゅっぴゅっと中心から再び熱を放った。
そして、とろけきった顔で微笑んだ。
「きーすとんだけでいい。きーすとんじゃなきゃ、やだ」
「じゃあ、今日は俺のものになった記念として、種付けするぞ。いいな」
尻の間から一度高ぶりが離れる。代わりに硬い指の腹が秘部に触れる。ついで、魔法で空気による細い筒を作られ、無理矢理秘部の奥まで広げられた。ぴたっと秘部に先端が押し当てられる。望んでいたものにアンソニーはもう我慢できなかった。
「はやくっ、はやくきーすとんの子種、だし――、ん、~~~~っ!」
言い切る前に勢いよく空気の筒を通して、奥まで熱が注がれる。空気の筒がなくなれば、キュッと締まった秘部を通して、キーストンの熱を感じる。大好きなキーストンにされたはじめての中出しに興奮と嬉しさで、頭がどうにかなってしまいそうだった。
キーストンがぎゅっとアンソニーを後ろから抱きしめ顔をのぞき込んでくる。自然とアンソニーも顔を上げれば、どちらと共なくキスをする。
一緒にいられるだけでもじゅうぶん幸せなのに、夢の中とはいえキーストンの熱を知ってしまった。そのせいで、より貪欲になる自分を感じる。
ずっとこの夢が続けばいいのにと思いながら、アンソニーはあふれ出そうになる涙をこぼさないよう強く目を閉じた。
その晩、横になったキーストンが言葉と共にポンポンと隣を叩く。いくら広いベッドとはいえ、わざわざキーストンの腕が届く範囲で寝るのはどうなのか。
「別に俺は寒くないけど」
「そんなこと言うなって。俺たちは親友だろ?」
並んで寝ることと親友であることが関係あるか? と疑問がでかけたが、ぐっと飲み込む。せっかくキーストンがアンソニーにとって都合のいい屁理屈と共に一緒に寝ようと誘ってくれてるのだ。
「しょうがねえなあ」
飛び跳ねたくなる気持ちを抑えて、渋々と言った体でキーストンの腕の中へ潜り込む。そうすれば、キーストンがぎゅっと抱きしめ、足を絡めてくる。
「おい、俺は抱き枕じゃないぞ」
「抱き枕みたいなもんだ。アンソニーも寝ろ。疲れただろ」
キーストンがアンソニーの髪に顔を埋め、優しく頭を撫でてくる。キーストンと同じベッドで、密着できるだけでもじゅうぶんなのに、優しい手つきに目頭が熱くなる。
今日みたいな日がずっと続けばいいのにと思いながら、アンソニーはそっと目を閉じた。だからなのか、欲望にただれた夢を見たのだろう。
アンソニーの唇に熱い唇が重なる。思わず目蓋を持ち上げれば、キーストンの顔が間近にある。それでキスをしたのだと気づいた。
「アンソニー、起きたのか?」
「きーすとん?」
かすれた声でぼんやりと聞き返す。
ごくっとキーストンの喉仏が上下に動き、ぐっと下腹部に押しつけられている固い感触が小さく跳ねる。アンソニーを映す銅色の目は欲情に濡れ、唇をなぞる硬い指の感触に自然と息が漏れる。
異性愛者のキーストンが自分に欲情するなるなどあり得ない。なんて都合のいい夢だろう。それなら、少しぐらいわがままを言ってもいいはずだ。
ふっと眉を下げ、両手でキーストンの頬を包んだ。
「きーすとん、お前と、もう一度キスしたい」
例え、夢だろうともう一度はっきり感じたい。
目を見開き、ごくっと唾を飲み込んだキーストンが身をかがめてくる。
「お前がしてほしいならいくらでも、どこにでもしてやる」
熱のこもった吐息とともに唇が重なった。自分の唇かそれともキーストンの唇か、興奮で火照っている唇は心地がいい。角度を変えてふれあうだけのキスが次第に深くなる。
「アンソニー、もう少し口を開けろ」
「ん……」
キーストンに言われるがまま少し口を開ければ、熱い舌が潜り込んでくる。戸惑うアンソニーの舌を捕まえて絡めてくる。そのたびに、嬉しさで全身が勝手にピクピクッと跳ねてしまう。
やんわり舌を噛まれ、ちゅっと優しく擦った後、唇が離れる。
「俺とのキス、気に入ったか」
「ん、すごくいい。もっとしたい……してくれ」
キーストンにとって初めてのキスじゃなくても、アンソニーにとって初めてのキスだ。それが例え夢の中だろうが、キーストンにあげられた。幸福感で頭がフワフワする。
もう一度ねだれば、キーストンは頬を緩めて「もちろんだ」と嬉しそうに返す。ふれ合うキスを繰り返した後、キーストンの舌がアンソニーの口内を好き勝手になぞる。次第にアンソニーもぎこちなくキーストンの舌を絡めた。
「んぅ、ぅ……」
「必死に絡めて偉いぞ、アンソニー」
絡めていた舌を解き、上顎を丹念に撫でられれば、アンソニーの腰が自然と揺れた。それを見逃さなかったキーストンがアンソニーの中心を服越しになで回してくる。
「ぁ、やだ。それ、やだ」
「あぁ、直に触ってほしかったのか。いじらしいな」
アンソニーの返答を待たず、ズボンを下着ごと少し下ろされれば、先走りを垂らすアンソニーの中心がでてくる。はー、はーっと息を荒げ、羞恥から顔をそらしたくても、自分で興奮するキーストンを見ていたい気持ちの方がずっと大きい。
とろんとした目でキーストンを見上げるアンソニーにキーストンは気分が良くなったようだ。高ぶっている自身のものをとりだし、アンソニーの高ぶりに押しつけてくる。
「ぁ、すごい。キーストンの、でかい……」
「お前のここは俺のと違って綺麗だな」
キーストンの高ぶりは赤黒く、幹にはくっきりと筋が浮かんでいる。同じ男性器にもかかわらず、まるで別種の生き物のようだ。ふー、ふーっと息を荒げ、口の中に貯まった唾液を飲み込む。
キーストンの大きな手がアンソニーの高ぶりごと自身の高ぶりを握る。そして、目が離せないアンソニーの耳元にかすれた声で囁いてきた。
「アンソニーも一緒に擦ってくれ」
「い、いのか?」
「いいにきまってるだろ? ほら」
戸惑う手を掴まれ、握らされる。手のひらへ伝わる鼓動に、とぷっとアンソニーの先端に滴が滲む。ぎこちなくキーストンの高ぶりをこするたびに、アンソニーの高ぶりからは先走りが垂れる。その様にキーストンは目を細め、ひっそりと口元に笑みを浮かべた。
「俺のを触って興奮してるんだな」
「だ、だって。俺、きーすとんのここ、触れるの嬉しくて。こんなに立派で、俺に興奮してくれるなんて、いいこだな……」
夢のキーストンは現実のキーストンと違って自分に反応してくれる。その優しさが嬉しくて幹をさすれば、キーストンが小さく呻いた。体に回っていた手がアンソニーの尻を無遠慮に掴むと同時にキーストンが唇を塞いでくる。
飲みきれなかった唾液が唇の端から垂れていく。それでもお構いなしに、やや乱暴なキスをされれば、アンソニーの中心が控えめに白濁の液を放った。
「ぁ…、はーっ、はー」
唇が離れる。汗ばんだ首筋にまとわりつく赤い髪ごとキーストンの唇がやんわり首筋を食んでくる。
「ほら、アンソニー。もっと強く擦ってくれ」
「ん、こう……か?」
促されるままキーストンの高ぶりを強めに扱けば、首筋から顔を上げたキーストンが「上手だぞ」と興奮気味に囁いてくる。褒められたのが嬉しくて、強弱をつけて今度は扱いた。そうすれば、ますますキーストンの高ぶりが猛り、ビクビクッと先端が震える。
「きーすとん、でるか?」
「あぁ…、アンソニーちょっと手を離してくれ」
言われたとおりキーストンの高ぶりから手を離すと、言葉と共にぐるんっと体の向きを変えさせられる。キーストンに背を向ける形になって困惑している間に、ぐいっと乱暴に下着ごとズボンをさらに下ろされた。
「きーすとん……っ?」
「大丈夫だ、痛みはない」
あらわになった汗ばんだ尻の間にぐっとキーストンの高ぶりを押し込まれ、ぎゅっと力強く抱きしめられる。汗ばむ大きな手がアンソニーの下腹部に添えられ、もう片手がアンソニーの高ぶりを掴んだ。
わざと乱暴に擦られるが、それでもキーストンの手だと思えば、あっという間にアンソニーの高ぶりは熱を取り戻した。
「ぁ、あっ! きーすとん、でるっ、でる!」
「そういう時はイくっていうんだ。ほら、言って見ろ」
「ぃ、く! イく、ぅ、~~~~っ」
ぴゅっと控えめにもう一度精を放つ。
教えられた言葉をそのまま口にする様に興奮したのだろう。尻の間に挟まれた高ぶりがずしっと重くなる。そうすれば、ひくつく秘部にキーストンの幹がくっつく。
「男を知らないくせに、ひくつかせるなんていやらしいぞ」
物欲しげにしているのが伝わったのだろう。キーストンがわざと意地悪に言ってきた。そんななじりすら、アンソニーにとって興奮材料だ。とぷとぷと壊れたように先走りを垂れる。
「き、きーすとんがおしえて、くれるんだろ?」
期待を込めてぎこちなく振り返り、もどかしさから腰を小さく揺らす。アンソニーの痴態に喉を鳴らしたキーストンがアンソニーの腰を掴んだ。
「そうだ。これから時間をかけて教えてやる。知っている男は俺だけでいい。そうだろ?」
ズリズリと秘部にこれでもかと張った幹を擦りつけられる。そのたびに先端から滴るキーストンの先走りがアンソニーの秘部を濡らした。マーキングされる嬉しさにアンソニーはぴゅっぴゅっと中心から再び熱を放った。
そして、とろけきった顔で微笑んだ。
「きーすとんだけでいい。きーすとんじゃなきゃ、やだ」
「じゃあ、今日は俺のものになった記念として、種付けするぞ。いいな」
尻の間から一度高ぶりが離れる。代わりに硬い指の腹が秘部に触れる。ついで、魔法で空気による細い筒を作られ、無理矢理秘部の奥まで広げられた。ぴたっと秘部に先端が押し当てられる。望んでいたものにアンソニーはもう我慢できなかった。
「はやくっ、はやくきーすとんの子種、だし――、ん、~~~~っ!」
言い切る前に勢いよく空気の筒を通して、奥まで熱が注がれる。空気の筒がなくなれば、キュッと締まった秘部を通して、キーストンの熱を感じる。大好きなキーストンにされたはじめての中出しに興奮と嬉しさで、頭がどうにかなってしまいそうだった。
キーストンがぎゅっとアンソニーを後ろから抱きしめ顔をのぞき込んでくる。自然とアンソニーも顔を上げれば、どちらと共なくキスをする。
一緒にいられるだけでもじゅうぶん幸せなのに、夢の中とはいえキーストンの熱を知ってしまった。そのせいで、より貪欲になる自分を感じる。
ずっとこの夢が続けばいいのにと思いながら、アンソニーはあふれ出そうになる涙をこぼさないよう強く目を閉じた。
0
あなたにおすすめの小説
完結|好きから一番遠いはずだった
七角@書籍化進行中!
BL
大学生の石田陽は、石ころみたいな自分に自信がない。酒の力を借りて恋愛のきっかけをつかもうと意気込む。
しかしサークル歴代最高イケメン・星川叶斗が邪魔してくる。恋愛なんて簡単そうなこの後輩、ずるいし、好きじゃない。
なのにあれこれ世話を焼かれる。いや利用されてるだけだ。恋愛相手として最も遠い後輩に、勘違いしない。
…はずだった。
【完結】ネクラ実況者、人気配信者に狙われる
ちょんす
BL
自分の居場所がほしくて始めたゲーム実況。けれど、現実は甘くない。再生数は伸びず、コメントもほとんどつかない。いつしか実況は、夢を叶える手段ではなく、自分の無価値さを突きつける“鏡”のようになっていた。
そんなある日、届いた一通のDM。送信者の名前は、俺が心から尊敬している大人気実況者「桐山キリト」。まさかと思いながらも、なりすましだと決めつけて無視しようとした。……でも、その相手は、本物だった。
「一緒にコラボ配信、しない?」
顔も知らない。会ったこともない。でも、画面の向こうから届いた言葉が、少しずつ、俺の心を変えていく。
これは、ネクラ実況者と人気配信者の、すれ違いとまっすぐな好意が交差する、ネット発ラブストーリー。
※プロットや構成をAIに相談しながら制作しています。執筆・仕上げはすべて自分で行っています。
もしも願いが叶うなら、あの頃にかえりたい
マカリ
BL
幼馴染だった親友が、突然『サヨナラ』も言わずに、引っ越してしまった高校三年の夏。
しばらく、落ち込んでいたが、大学受験の忙しさが気を紛らわせ、いつの間にか『過去』の事になっていた。
社会人になり、そんなことがあったのも忘れていた、ある日の事。
新しい取引先の担当者が、偶然にもその幼馴染で……
あの夏の日々が蘇る。
刺されて始まる恋もある
神山おが屑
BL
ストーカーに困るイケメン大学生城田雪人に恋人のフリを頼まれた大学生黒川月兎、そんな雪人とデートの振りして食事に行っていたらストーカーに刺されて病院送り罪悪感からか毎日お見舞いに来る雪人、罪悪感からか毎日大学でも心配してくる雪人、罪悪感からかやたら世話をしてくる雪人、まるで本当の恋人のような距離感に戸惑う月兎そんなふたりの刺されて始まる恋の話。
こっそりバウムクーヘンエンド小説を投稿したら相手に見つかって押し倒されてた件
神崎 ルナ
BL
バウムクーヘンエンド――片想いの相手の結婚式に招待されて引き出物のバウムクーヘンを手に失恋に浸るという、所謂アンハッピーエンド。
僕の幼なじみは天然が入ったぽんやりしたタイプでずっと目が離せなかった。
だけどその笑顔を見ていると自然と僕も口角が上がり。
子供の頃に勢いに任せて『光くん、好きっ!!』と言ってしまったのは黒歴史だが、そのすぐ後に白詰草の指輪を持って来て『うん、およめさんになってね』と来たのは反則だろう。
ぽやぽやした光のことだから、きっとよく意味が分かってなかったに違いない。
指輪も、僕の左手の中指に収めていたし。
あれから10年近く。
ずっと仲が良い幼なじみの範疇に留まる僕たちの関係は決して崩してはならない。
だけど想いを隠すのは苦しくて――。
こっそりとある小説サイトに想いを吐露してそれで何とか未練を断ち切ろうと思った。
なのにどうして――。
『ねぇ、この小説って海斗が書いたんだよね?』
えっ!?どうしてバレたっ!?というより何故この僕が押し倒されてるんだっ!?(※注 一月十日のアルファポリス規約改定を受け、サブ垢にて公開済みの『バウムクーヘンエンド』をこちらへ移しましたm(__)m サブ垢の『バウムクーヘンエンド』はこちらへ移動が出来次第、非公開となりますm(__)m)
先輩のことが好きなのに、
未希かずは(Miki)
BL
生徒会長・鷹取要(たかとりかなめ)に憧れる上川陽汰(かみかわはるた)。密かに募る想いが通じて無事、恋人に。二人だけの秘密の恋は甘くて幸せ。だけど、少しずつ要との距離が開いていく。
何で? 先輩は僕のこと嫌いになったの?
切なさと純粋さが交錯する、青春の恋物語。
《美形✕平凡》のすれ違いの恋になります。
要(高3)生徒会長。スパダリだけど……。
陽汰(高2)書記。泣き虫だけど一生懸命。
夏目秋良(高2)副会長。陽汰の幼馴染。
5/30日に少しだけ順番を変えたりしました。内容は変わっていませんが、読み途中の方にはご迷惑をおかけしました。
【完結】君を上手に振る方法
社菘
BL
「んー、じゃあ俺と付き合う?」
「………はいっ?」
ひょんなことから、入学して早々距離感バグな見知らぬ先輩にそう言われた。
スクールカーストの上位というより、もはや王座にいるような学園のアイドルは『告白を断る理由が面倒だから、付き合っている人がほしい』のだそう。
お互いに利害が一致していたので、付き合ってみたのだが――
「……だめだ。僕、先輩のことを本気で……」
偽物の恋人から始まった不思議な関係。
デートはしたことないのに、キスだけが上手くなる。
この関係って、一体なに?
「……宇佐美くん。俺のこと、上手に振ってね」
年下うさぎ顔純粋男子(高1)×精神的優位美人男子(高3)の甘酸っぱくじれったい、少しだけ切ない恋の話。
✧毎日2回更新中!ボーナスタイムに更新予定✧
✧お気に入り登録・各話♡・エール📣作者大歓喜します✧
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる