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飛び出したアンソニーはレインバルク王国の東にあるペンアという村から橋を渡った先――荒涼とした岩山や砂丘が広がっている場所を歩いていた。
徐々に砂が増え、やがて眼前にはきび色の砂漠が続いた。強烈な日差しが照りつける中、闇雲に歩いていけば小さな森が目に入る。その中を進めば、エルキュという村にたどり着いた。
「こんな砂漠の中にも村があるんだな……」
飛び出してから毎日キーストンが伝達魔法を飛ばしてくるが、アンソニーは涙が出るほど嬉しい反面、暇人かよと悪態をあえてついて無視していた。
レインバルク王国や聖ノデヌ教国とも作りが違う村はどこか古めかしい。森によって町は囲われているものの、町は砂っぽい。舗装されておらず、砂岩レンガで積み上げられただけの素朴な家と申し訳程度にある植物が目に入る。
「お、でかいサボテンだ」
町の中心と思われる場所には、アンソニーが見上げるほど青々としたサボテンがあった。呆然と見つめていると、四方から視線を感じる。
突然見知らぬ人間が村に入ってきたのだ。警戒するのは当たり前だ。
「えっと……、ん?」
まわりを見渡せば、人間以外にも様々な魔物がいる。中には、同居人というわりにはずいぶん親しげなもの達が何組も目につく。ほかの家より大きい家から男前な魔物が出てくると、まっすぐアンソニーへ近寄ってくる。
風によって揺れる緑色の短髪と警戒を隠さない青い瞳は簡素な服もあいまって、赤茶ときび色だらけの村では浮いていた。
緊張が走る。魔物が口を開きかけた直後、村に通じる森から届いた大声がそれを破った。
「おい、治療担当いるか!!」
「どうした?」
魔物がアンソニーから駆け寄ってくる男へ近づく。青ざめた男は背中に担いでいる子供を肩越しに見ながら告げた。
「うちの子と砂釣りをしていたんだが、急に苦しみだしてな」
「見せてみろ」
魔物の魔法で作られた簡易的なベンチへ男は子供を横たわらせる。きつく目を閉じた子供は青ざめ脂汗を滲ませていた。痙攣しており、刺された部位は青黒くパンパンに膨れている。すがるよう見つめる父親に魔物は目を閉じると首を横に振った。
「もう手遅れだ。この子は助からない」
「でも、前にも似た症状の奴がいた時は助かったじゃないか!」
泣きすがる父親に魔物はこれでもかと眉を寄せ、苦しそうに答えた。
「あれは対象が魔物だったからだ。しかし、この子は混血児だ。ここまで進行したら村にある解毒薬はもう効かない。レインバルク王国へ連れて行けば治るだろうが――転移したとしても――手続きをしている間に、この子の命は燃え尽きるだろう」
「そ、そんな……。今日はこの子の誕生日なのにっ! こんなのあんまりだ!!」
二人の空気に感化され、まわりも重苦しい空気に満ちていく。気まずい雰囲気の中、アンソニーは早足で二人へ近づいた。
「その子供を俺に診せてくれ」
「無駄だ。この子は助からない」
「それを決めるのは俺だ」
部外者が知った風な口をきくなと言いたげに睨む魔物へアンソニーも睨み返す。子供の容態は魔物が診断したとおりだ。だが、アンソニーからすれば、助ける見込みがあった。
「この子はまだ助かる。綺麗な水とタオル。それから、清潔な場所にこの子を連れて行ってくれ」
「なにをするつもりだ」
いぶかしむ魔物にアンソニーは菫色の瞳を細めると、淡々と返した。
「手術に決まってるだろ。ほら、早くしてくれ。俺はこの町を知らないんだ。それから、父親のあんたもこの子の手術が終わり次第、感染してないか確認するからな」
「わ、わかった!」
警戒する魔物に対し、子供の父親はわらにもすがりたいのだろう。子供を抱きかかえ「こっちだ!」とアンソニーを案内した。
案内された場所は外に比べれば清潔だが、病院に比べたら心もとない。念のため、室内に清浄魔法をかけ、診療台代わりの寝台へ布を敷き、子供を置いてもらう。
傍で見守っていたいであろう父親へ振り向いた。
「悪いけど、少し部屋を出てくれ。気が散る」
「う、うちの息子は助かるんだよな?!」
「絶対に助ける」
迷いなく告げれば、父親はでていった。
アンソニーは首に下げているキーストンからもらった指輪型の魔法具をそっと握り、意思を固めた。
機材の足りなさで手術は三時間に及んだが、無事成功した。部屋からでると、涙目の父親と一緒にいた素朴な雄の魔物に目配せをした。
「手術は成功した。今は手術後で体力が落ちているからあまり興奮させないように」
「ありがとうございます!」
涙を浮かべながら部屋に駆け込んだ魔物の後を追うようについていこうとした男にすかさずアンソニーは言った。
「父親のあんたは採血が先だ」
「う、わかった」
がっくり肩を落として戻ってきた男を採血している間、子供は助からないと言った魔物が家に入ってきた。
「本当に助かったのか確かめさせたもらう」
「お好きにどーぞ」
そっけなく返したアンソニーに魔物がふんっと鼻を鳴らし、寝室へ入っていった。男は眉を下げてアンソニーに笑った。
「旅の御方、うちの子をたすけてくれてありがとう。それと、ンデンテさんを悪く思わないでくれ。あの人はこの村の顔役なんだ。ここは見ての通り小さな村だからみんなが家族みたいなもんでな……。それにこんなへんぴなところだからね。人や魔物が滅多に訪れないから警戒心がどうしても強くなってしまうんだよ」
「へえ、みんなが家族……か」
注射を抜くと共に治癒魔法をかけた。ついで抜き取った血と鞄から取り出した薬を数滴試験管へ入れる。軽く振っても血の変化が起きなかった様子に頷くと男に言った。
「感染してないから子供のところへ行ってもいいぞ」
「ああ、ありがとう。あとでお礼をさせてくれ」
そういって男は賑やかになっている寝室へ入っていった。入れ違いに戻ってきた魔物――ンデンテが凜々しい眉を寄せながら、先ほど男が座っていた椅子へ腰を下ろした。
「外から来たものよ、村のものを助けてくれて感謝する」
言葉と共に深々と頭を下げてきた。まさかの返しにアンソニーは言葉が詰まった。
アンソニーがなにか言うまで頭を上げるつもりがないのだろう。微動だしないンデンテに眉を下げたアンソニーはガシガシと自分の頭を掻いた。
「俺は医者としてできることをしたまでだ」
「なるほど、医者だったのか。ふむ……」
顔を上げたンデンテは腕を組み、顎に手を当てた。なにやら考えている魔物を一瞥した後、アンソニーはテキパキと使った器具に清浄魔法をかけてしまった。やがて鞄を閉じると共に、ンデンテが口を開いた。
「もし、貴殿に行く当てがないのであれば、このまま村に滞在してもらえないだろうか?」
「この村に?」
まさかの提案にアンソニーは鳩が豆鉄砲を食ったように目をしばたいた。ンデンテは鷹揚に頷くと続けた。
「この村には、医者と呼べるほど技術のあるものはいないのだ。むろん、滞在してくれるのであれば、住まいを提供しよう」
どうせ行く当てもなかったのだ。ずっと旅するなどアンソニーにはもとから向かない。ふっとこわばっていた頬を緩めると、アンソニーはンデンテを見た。
「なら、お言葉に甘えさせてもらうか。俺はアンソニーだ。よろしく、ンデンテ」
「私はまだ名乗ってないはずだが……」
「さっきの男から教えてもらったんだよ」
そう返せば「なるほど」とンデンテはかすかに笑った。
アンソニーの希望でやや村から外れた古い空き家をもらった。清浄魔法のおかげで室内はあっという間に綺麗になった。
また、アンソニーの歓迎会と子供が助かったお礼もかねてその日は家々から料理を持ち寄ったささやかながらも、大きなサボテンが目印の広場で宴会が開かれた。その際、気づいたが、魔物と人間の共生はもちろんだが同性同士もチラホラと見かけた。
「ここは同性愛者もいるんだな」
「あぁ、そうだな。私たち魔物は自分よりも強い雄と認めれば、雄であろうと子が成せる。その逆も然りだ。アンソニー殿が助けた子供も雄同士で番ったところだしな」
「へえ、なんかいいな……」
手にしているワインを一口飲む。ンデンテもワインを飲むと、たき火を囲んではしゃぐ村人達へ目を細めた。
「貴殿にそういう相手がいるのであれば、ここへ呼ぶといい。皆歓迎するだろう」
「それは、無理だな。俺が好きな相手は男でも人間だし。おまけにあいつは……異性愛者だ」
魔物特有のゆるさに頬を緩めるものの、どうしようない現実に苦笑してしまう。ンデンテは「そうか」と呟いた。アンソニーは残っていたワインを一気に飲み干すと、ずっと胸に貯めていた澱を吐き捨てるように叫んだ。
「あーあ、俺が女だったらなー! あのバカ、人の気も知らないでベタベタ触りやがって、俺が理性のある男でよかったと感謝しろっつーの!!」
ゴロンと勢いよく寝転がり満天を見上げる。昼間と違い、冷たい風はジワジワと火照っていく目尻を優しく冷やしてくれた。
徐々に砂が増え、やがて眼前にはきび色の砂漠が続いた。強烈な日差しが照りつける中、闇雲に歩いていけば小さな森が目に入る。その中を進めば、エルキュという村にたどり着いた。
「こんな砂漠の中にも村があるんだな……」
飛び出してから毎日キーストンが伝達魔法を飛ばしてくるが、アンソニーは涙が出るほど嬉しい反面、暇人かよと悪態をあえてついて無視していた。
レインバルク王国や聖ノデヌ教国とも作りが違う村はどこか古めかしい。森によって町は囲われているものの、町は砂っぽい。舗装されておらず、砂岩レンガで積み上げられただけの素朴な家と申し訳程度にある植物が目に入る。
「お、でかいサボテンだ」
町の中心と思われる場所には、アンソニーが見上げるほど青々としたサボテンがあった。呆然と見つめていると、四方から視線を感じる。
突然見知らぬ人間が村に入ってきたのだ。警戒するのは当たり前だ。
「えっと……、ん?」
まわりを見渡せば、人間以外にも様々な魔物がいる。中には、同居人というわりにはずいぶん親しげなもの達が何組も目につく。ほかの家より大きい家から男前な魔物が出てくると、まっすぐアンソニーへ近寄ってくる。
風によって揺れる緑色の短髪と警戒を隠さない青い瞳は簡素な服もあいまって、赤茶ときび色だらけの村では浮いていた。
緊張が走る。魔物が口を開きかけた直後、村に通じる森から届いた大声がそれを破った。
「おい、治療担当いるか!!」
「どうした?」
魔物がアンソニーから駆け寄ってくる男へ近づく。青ざめた男は背中に担いでいる子供を肩越しに見ながら告げた。
「うちの子と砂釣りをしていたんだが、急に苦しみだしてな」
「見せてみろ」
魔物の魔法で作られた簡易的なベンチへ男は子供を横たわらせる。きつく目を閉じた子供は青ざめ脂汗を滲ませていた。痙攣しており、刺された部位は青黒くパンパンに膨れている。すがるよう見つめる父親に魔物は目を閉じると首を横に振った。
「もう手遅れだ。この子は助からない」
「でも、前にも似た症状の奴がいた時は助かったじゃないか!」
泣きすがる父親に魔物はこれでもかと眉を寄せ、苦しそうに答えた。
「あれは対象が魔物だったからだ。しかし、この子は混血児だ。ここまで進行したら村にある解毒薬はもう効かない。レインバルク王国へ連れて行けば治るだろうが――転移したとしても――手続きをしている間に、この子の命は燃え尽きるだろう」
「そ、そんな……。今日はこの子の誕生日なのにっ! こんなのあんまりだ!!」
二人の空気に感化され、まわりも重苦しい空気に満ちていく。気まずい雰囲気の中、アンソニーは早足で二人へ近づいた。
「その子供を俺に診せてくれ」
「無駄だ。この子は助からない」
「それを決めるのは俺だ」
部外者が知った風な口をきくなと言いたげに睨む魔物へアンソニーも睨み返す。子供の容態は魔物が診断したとおりだ。だが、アンソニーからすれば、助ける見込みがあった。
「この子はまだ助かる。綺麗な水とタオル。それから、清潔な場所にこの子を連れて行ってくれ」
「なにをするつもりだ」
いぶかしむ魔物にアンソニーは菫色の瞳を細めると、淡々と返した。
「手術に決まってるだろ。ほら、早くしてくれ。俺はこの町を知らないんだ。それから、父親のあんたもこの子の手術が終わり次第、感染してないか確認するからな」
「わ、わかった!」
警戒する魔物に対し、子供の父親はわらにもすがりたいのだろう。子供を抱きかかえ「こっちだ!」とアンソニーを案内した。
案内された場所は外に比べれば清潔だが、病院に比べたら心もとない。念のため、室内に清浄魔法をかけ、診療台代わりの寝台へ布を敷き、子供を置いてもらう。
傍で見守っていたいであろう父親へ振り向いた。
「悪いけど、少し部屋を出てくれ。気が散る」
「う、うちの息子は助かるんだよな?!」
「絶対に助ける」
迷いなく告げれば、父親はでていった。
アンソニーは首に下げているキーストンからもらった指輪型の魔法具をそっと握り、意思を固めた。
機材の足りなさで手術は三時間に及んだが、無事成功した。部屋からでると、涙目の父親と一緒にいた素朴な雄の魔物に目配せをした。
「手術は成功した。今は手術後で体力が落ちているからあまり興奮させないように」
「ありがとうございます!」
涙を浮かべながら部屋に駆け込んだ魔物の後を追うようについていこうとした男にすかさずアンソニーは言った。
「父親のあんたは採血が先だ」
「う、わかった」
がっくり肩を落として戻ってきた男を採血している間、子供は助からないと言った魔物が家に入ってきた。
「本当に助かったのか確かめさせたもらう」
「お好きにどーぞ」
そっけなく返したアンソニーに魔物がふんっと鼻を鳴らし、寝室へ入っていった。男は眉を下げてアンソニーに笑った。
「旅の御方、うちの子をたすけてくれてありがとう。それと、ンデンテさんを悪く思わないでくれ。あの人はこの村の顔役なんだ。ここは見ての通り小さな村だからみんなが家族みたいなもんでな……。それにこんなへんぴなところだからね。人や魔物が滅多に訪れないから警戒心がどうしても強くなってしまうんだよ」
「へえ、みんなが家族……か」
注射を抜くと共に治癒魔法をかけた。ついで抜き取った血と鞄から取り出した薬を数滴試験管へ入れる。軽く振っても血の変化が起きなかった様子に頷くと男に言った。
「感染してないから子供のところへ行ってもいいぞ」
「ああ、ありがとう。あとでお礼をさせてくれ」
そういって男は賑やかになっている寝室へ入っていった。入れ違いに戻ってきた魔物――ンデンテが凜々しい眉を寄せながら、先ほど男が座っていた椅子へ腰を下ろした。
「外から来たものよ、村のものを助けてくれて感謝する」
言葉と共に深々と頭を下げてきた。まさかの返しにアンソニーは言葉が詰まった。
アンソニーがなにか言うまで頭を上げるつもりがないのだろう。微動だしないンデンテに眉を下げたアンソニーはガシガシと自分の頭を掻いた。
「俺は医者としてできることをしたまでだ」
「なるほど、医者だったのか。ふむ……」
顔を上げたンデンテは腕を組み、顎に手を当てた。なにやら考えている魔物を一瞥した後、アンソニーはテキパキと使った器具に清浄魔法をかけてしまった。やがて鞄を閉じると共に、ンデンテが口を開いた。
「もし、貴殿に行く当てがないのであれば、このまま村に滞在してもらえないだろうか?」
「この村に?」
まさかの提案にアンソニーは鳩が豆鉄砲を食ったように目をしばたいた。ンデンテは鷹揚に頷くと続けた。
「この村には、医者と呼べるほど技術のあるものはいないのだ。むろん、滞在してくれるのであれば、住まいを提供しよう」
どうせ行く当てもなかったのだ。ずっと旅するなどアンソニーにはもとから向かない。ふっとこわばっていた頬を緩めると、アンソニーはンデンテを見た。
「なら、お言葉に甘えさせてもらうか。俺はアンソニーだ。よろしく、ンデンテ」
「私はまだ名乗ってないはずだが……」
「さっきの男から教えてもらったんだよ」
そう返せば「なるほど」とンデンテはかすかに笑った。
アンソニーの希望でやや村から外れた古い空き家をもらった。清浄魔法のおかげで室内はあっという間に綺麗になった。
また、アンソニーの歓迎会と子供が助かったお礼もかねてその日は家々から料理を持ち寄ったささやかながらも、大きなサボテンが目印の広場で宴会が開かれた。その際、気づいたが、魔物と人間の共生はもちろんだが同性同士もチラホラと見かけた。
「ここは同性愛者もいるんだな」
「あぁ、そうだな。私たち魔物は自分よりも強い雄と認めれば、雄であろうと子が成せる。その逆も然りだ。アンソニー殿が助けた子供も雄同士で番ったところだしな」
「へえ、なんかいいな……」
手にしているワインを一口飲む。ンデンテもワインを飲むと、たき火を囲んではしゃぐ村人達へ目を細めた。
「貴殿にそういう相手がいるのであれば、ここへ呼ぶといい。皆歓迎するだろう」
「それは、無理だな。俺が好きな相手は男でも人間だし。おまけにあいつは……異性愛者だ」
魔物特有のゆるさに頬を緩めるものの、どうしようない現実に苦笑してしまう。ンデンテは「そうか」と呟いた。アンソニーは残っていたワインを一気に飲み干すと、ずっと胸に貯めていた澱を吐き捨てるように叫んだ。
「あーあ、俺が女だったらなー! あのバカ、人の気も知らないでベタベタ触りやがって、俺が理性のある男でよかったと感謝しろっつーの!!」
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