欠陥研究者は愛を解明したい

天霧 ロウ

文字の大きさ
26 / 28

理不尽とわかちあう*

しおりを挟む
 時刻を確認すれば、二十二時を回ろうとしている。両思いになれた高揚感でふわふわとした気持ちだが、サニーとレインのことがまだ話し終わっていないのだ。
 ぎゅうぎゅうと抱きしめながら、さらに深く重ねようと舌を絡めてくるホルツにぎこちなく抗いながら、キスの合間に尋ねた。

「ほるつ、さん。ぁの、サニーとレインの……こと、なんですが」
「二人がどうしたんだい」

 メルギスクの言い分に気づいたホルツがしぶしぶ唇を離した。メルギスクは小さく息をつくと気になっていたことを口にした。

「明日、何時から試験なんですか?」
「朝九時からはじまって昼頃には終わるはずだよ。ここからそう遠くないから私が出社ついでに送っていこう」
「じゃあ、弁当の準備は必要ないですね。あ、場所教えてください。迎えは俺が行きますので」

 メモをとるため離れようとすれば、ぐっとホルツの腕に力がこもった。びくともしない体にメルギスクはホルツを見上げた。

「あの、腕離してもらえませんか?」
「どうして?」
「どうしてってメモとらないと明日二人を迎えに行けないじゃないですか」

 不思議に思って言い返す。
 ホルツはゆっくり瞬きすると、腕を離すどころかなぜか密着してくる。そうすれば、硬い感触が伝わってきた。その正体を察してしまえば、ぶわっと全身が熱くなり、一気に顔がゆだっていく。

「ホルツさん。あの、メモとるだけですから」
「私が出社した後に教えるよ」
「いや、でも」

 暗にセックスしたいと言ってくる行動にじわっと汗が滲んでくる。しかし、今は明日試験に備えるサニーとレインのことが優先だ。
 ホルツの要求に応えたい気持ちを抑えつけて、熱がこもりそうな吐息をなんとか落ち着けると、努めて冷静になだめた。

「ぁ、明日以降ならいいですから。ね?」
「嫌だ」

 率直な返答にメルギスクの方が言葉に詰まってしまった。
 そうこうしている間にホルツの手がメルギスクの服の中に潜り込んできて脇腹や腰へ手を滑らしてくる。少し汗ばみ熱い手が肌を撫でるだけで自分の体も熱を持って汗が滲んできた。

「 だめ、ですってば、ぁ…っ」

 口からでてくるのか自分でも驚くほどとろけたあえぎ声だ。ホルツが汗ばんだ首筋に顔を寄せてきてやんわりと唇で食んでくる。熱を持っているホルツの唇の感触で腰が跳ね、尻尾がピクピクと震えてしまう。

「ほるつ、さ、ん…、」
「本当にメルは私とセックスしたくないのかい? 私はしたいよ」
「んっ、それは、ぁ、あっ」

 本音を言えば、両思いになったのだからしたいに決まっている。だが、自分はサニーとレインの兄であり、保護者なのだ。自分の欲は後回しにするべきだ。
 そんな心証を見据えていると言わんばかり、息を荒げるメルギスクへ追い打ちをかけるように、今度は赤く染まった耳の先をやんわりと噛んでくる。そしてとどめとばかりに興奮がにじむかすれた声で囁いてきた。

「メル、今だけ私を優先してくれないか?」

 そう告げて顔をのぞき込んできたホルツの表情は張り付いた笑みではなく、目尻と頬を緩ませ微笑んでいた。ホルツの本当の笑みを見てしまえば、もうだめだった。
 我慢しなければいけないと理性でわかっていても、これほどはっきりとホルツから求められて断れるわけない。なによりメルギスクとて、本心はホルツと同じ思いだ。
 観念して頷けば、ホルツは頬を緩めると腰へ手を回してきた。

「なら、私の部屋に行こうか」
「は、い」

 自分の気持ちを受け入れれば、ホルツに聞こえてしまうのではと不安になるほど心臓がうるさくてしょうがない。
 ホルツの部屋に入り、ベッドへ並んで座ればやり直すかのようにキスをしてくる。

「ん…、はっ、ぁ」

 ふれあうキスが深まりホルツの舌が舌を絡めてきた。両思いになった今、されるがままだったメルギスクもぎこちなくホルツの舌へ絡み返した。
 思いもよらなかったのか、かすかにホルツの肩が跳ねてさらに舌を絡める。

「んぅ、ぅ…、っ」

 唇を通してお互いの境界線がなくなっていく感覚に陶酔しかけたのつかのま、舌先を軽く吸われた後、唇が離れればメルギスクの中心がゆるく立ち上がり秘部の中がぬれていく。キスだけですぐに反応してしまう自分を恥ずかしくてしょうがない。
 うっかり透けそうになるのをなんとかこらえていれば、火照っているメルギスクの体温を確かめるようホルツが首筋に顔をすり寄せてきた。
 
「どこもかしこもすっかり温かくなってるね」
「言わないでください……」
「どうして? とても気持ちいいよ」

 服を脱がされ、ついでとばかりに下着ごとズボンも脱がされる。そのまま流れるようにベッドへ押し倒されてあっけにとられてば、ホルツもワイシャツを脱ぎ捨てた。
 ベッドランプで照らされているホルツの体はあらためてみると、一般的な研究者とかけ離れた彫像のごとく引き締まった筋肉に思わず見とれてしまった。
 まじまじ眺めるメルギスクの視線に、ホルツは意地悪げに唇の端をつり上げた。
 
「メルは私の体が本当に好きなんだね」
「なっ、ちがっ……わないですけど、俺は体以外も、全部好き…ですよ」

 嘘をつきたくないものの、自分で言っておいて恥ずかしくなってくる。
 ぎこちなく視線を外せば、ホルツが覆い被さってきた。空気を通して伝わる体温に嬉しさで尻尾がそわそわと落ち着かない。

「それはすごく嬉しいな。私もメルを構成する細胞一つ一つが好きだよ」

 ホルツが小さく笑い声を漏らして脇腹を撫でて腰を掴んできた。身をかがめて鎖骨に唇を当てると、そのままかすかに尖り始めている乳首へと口を寄せてくる。

「ぁ」

 焦らすように乳首へ唇を押し当てられた。それだけでメルギスクの中心は緩く立ち上がり、きゅんっと下腹部が甘くうずいて中が濡れていくのがわかる。
 ホルツの口が乳首をすっぽりくわえ込めば、舌先が乳輪をなぞりさらに硬くなった乳首を揺らしてきた。

「ん! んぅ、ほるつさ、ん」

 すがるものがほしくてぎゅうっとホルツの頭を抱きしめれば、腰を掴んでいた片手が放置されているもう片方の乳首を硬い指が優しく摘まんでくる。

「ひっ、んぐっ! ぅう、~~~~っ」

 敏感になっていた乳首への刺激に体がビクビクと跳ね上がり、反射的にホルツの頭に顔を埋めた。そうすれば、ホルツの汗と爽やかな匂いが鼻孔を通り抜け脳を犯す。
 興奮した体は早くホルツと一つになりたいと言わんばかりに、ひくつく秘部からとろーっと滴が滲んで垂れていくのがわかる。

「ほるつさん、おれ、もう…っ」

 はぁはぁと息を荒げてねだるが、ホルツはまだ秘部に触る気はないようだ。
 硬くなった乳首を甘噛みして吸ったり、もう片方の手でこれでもかと硬くなった乳首を指で挟んでしごき、時々先端を指先でからかうようにひっかいてくる。

「ぁ゛、それ゛…、だめっ、イく、ぃ――っ」

 腰を浮かせてホルツの腹にすっかり立ち上がった中心をこすりつけながら宣言すれば、イけという言わんばかりに、痛いぐらい乳首を噛まれ、もう片手で引っ張られる。

「ひっ、ぁ゛、~~~~っ」

 瞬間、ビリビリと鋭い痺れが全身を駆け巡り脳を突き抜けた。足を突っぱねて、ホルツの腹に押しつけている中心からぷしゃぁあっと勢いよく潮が噴き出た。
 足から力が抜け、ベッドの上にだらしなく足を広げてはぁはぁと息を荒げる。ようやく乳首から顔を上げたホルツがメルギスクの汗ばんだ額や頬にちゅっとキスをしてきた。

「はじめての潮吹きよくできたね」
「いわないで、ください……」

 まるで粗相をもよおしたみたいで恥ずかしくてしょうがない。
 だが、ホルツはそう思っていないようだ。唇に触れるだけのキスをして汗ばんだ額をくっつけて目尻を下げた。

「どうしてだい? 私はマーキングされたみたいで嬉しいし、とても興奮したよ」

 湿り気帯びた吐息とともにかすれた声で告げてくる。そして、ホルツが上体を起こし、枕を手に取って腰の下へいれると秘部の縁を硬い指先がなぞってきた。

「ぁ、あっ」
「縁までヌルヌルだね。中はもっとヌルヌルなのかな」
「ぬるぬるだから、ほるつさん、はやく」

 はぁはぁと息があがり期待で体がさらに火照っていく。ようやく触ってもらえ嬉しさに、とぷっと秘部から滴が滲みホルツの指を濡らした。

「まだだめだよ、メル。もっとぐずぐずになってからだよ」
「そんなっ、ァ、ぁあっ!」

 縁をなぞっていたホルツの人差し指がぬぷぷっと音を立てて入ってきた。その瞬間、これでもかと濡れていた中がさらに濡れ、もう一本指を追加される際にできた隙間から漏れ出た滴がシーツを濡らした。
 濡れきっているはしたない体に恥ずかしさを覚えたが、すぐにそんなことを考える余裕が溶けていく。

「あ゛っ、ひ! ゅ、びっ、そんな…っ、ぁあっ!」

 緩急をつけて抜き差しされるたびに腰が浮かび、中心からダラダラとしずくを垂れ流しながら舌を突き出して喘ぐのが止められない。ぬぽっぬぢゅっと粘度のある音が自分から発せられると思うと、恥ずかしさと同時に興奮が押し寄せてくる。
 痴態を隠すことなくなったメルギスクの様子にホルツは唇に笑みを浮かべて、優しく目を細めた。

「わかるかい、メル。メルの中すごくヌルヌルして、私の指を一生懸命締め付けてるよ。ほら、こんなにも柔らかい」

 とろけきったことを教えるように、ホルツの二本の指が中を横に広げた。そうすれば、秘部がひくつき、とろとろと滴が縁を伝ってシーツに垂れ落ちていく。

「いわない、でっ、くださぃ! ほるつさん…、ぉれ、もう」

 今度は拒絶されないとわかっていても口にするのが怖い。ホルツとて察しているはずだ。けれど、意地が悪いのかメルギスクから言うまで入れる気はないのだろう。
 口の中にたまった唾液を飲み込むと視界が滲むのを感じながら震えそうになる声で告げた。

「ほるつさんが、ほしいです」

 砕け散った勇気をかき集めて口にする。ホルツは目尻を下げるとメルギスクノ足の間に体を押しつけて顔を寄せてきた。

「私もメルがほしいよ」
「ァ…っ」

 ホルツの手が腰を掴むとこれでもかと張ったホルツの高ぶりがゆっくりと秘部を押し広げて中に入ってくる。尻尾がピクピクと跳ね、中が勝手にうねりホルツの高ぶりに絡みつく。

「すご、ぃ、ほるつさんの…ぉっきぃ」

 一つになった興奮と嬉しさで限界まで茹だった顔は熱く、めまいすら覚える。ぴったり密着しているせいかくっきり浮かんだ筋が入ってくるたびに蕩けて敏感になった中がビクビクと震えた。

「ほるつさん、きもちいぃ…っ、ん゛、ぅ」

 ホルツの高ぶりをきゅうきゅうと締め付ければ、ビリビリと甘い痺れが全身を駆け巡り、視界がチカチカと点滅する。もっと深く繋がりたくて無自覚のうちに腰を押しつければ、ホルツがかすかに息をのんでゆっくりと呼吸をした。

「メル、私もとても気持ちいいよ」
「ほんとです、か? ぉれ、うれしぃっ、ほるつさんすき、すきです」
「私も大好きだよ」

 汗ばんだホルツの手が腰を掴み直す。そしてぐんっと一気に奥まで突き入れてきた。

「ぁ゛、ひっ、~~~~ッ」

 突然の強烈な刺激にはじめて絶頂してしまう。ガクガクと体を震わしながらすがるようにきゅうきゅうとホルツの高ぶりを締め付ける。けれど、かえって快感が増えるばかりだった。

「んっ、ぅ…、ほるつさん、ほるつさんっ」
「大丈夫だよ、メル」

 強すぎる快感が怖くなってホルツに手を伸ばせば、ホルツが半ばのしかかるように覆い被さってくる。ホルツの首に腕を、腰に足を絡みつけてぎゅうっと抱きつけば、ホルツがゆっくりと腰を揺さぶってくる。

「ほるつさん、すきっ…、おれ、すごくしあわ――っ」

 言い切る前にぐうっと先端を押しつけられ、これでもかと強く抱きしめられる。ビクビクと中でホルツの高ぶりが震えると同時に勢いよく奥に熱を注がれた。

「~~~~ッ!」

 じわぁっと下腹部に広がる熱さで胸がドキドキと早鐘を打つ。ドクドクとまだ熱を吐き出す感触に熱のこもった吐息を漏らすと汗ばんだホルツの頬に頬をすり寄せた。
 かすかにホルツの体が震え、ぎこちなくメルギスクの肩から顔を上げた。目が合えば、何も言わずただ唇を重ねてきた。

「ぅ、…ん」

 汗ばんで火照った肌を密着させながら重ねる口づけは一段と心地よい。するっとホルツの足に尻尾を絡める。そっと唇が離れると、ホルツが名残惜しそうに体を起こそうとした。だが、メルギスクは足と腕に力を込めてぎゅっと抱きしめた。

「メル?」
「このまま、恋人らしく一緒に寝ませんか?」

 半分熱を失った高ぶりをきゅうっと締め付けて、おずおずとホルツを見上げてねだってみる。ホルツはゆっくりと目を見開き、くしゃりと顔をゆがめると、もう一度メルギスクを力いっぱい抱きしめてきた。

「あぁ、一緒に寝ようか」

 肩に顔を埋められたせいでホルツの表情は見えなかったが、その声はいつもよりも震えていた。メルギスクはそんなホルツを優しく抱きしめ返すとそのまま一緒に寝たのだった。

しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

番を拒み続けるΩと、執着を隠しきれないαが同じ学園で再会したら逃げ場がなくなった話 ――優等生αの過保護な束縛は恋か支配か

雪兎
BL
第二性が存在する世界。 Ωであることを隠し、平穏な学園生活を送ろうと決めていた転校生・湊。 しかし入学初日、彼の前に現れたのは―― 幼い頃に「番になろう」と言ってきた幼馴染のα・蓮だった。 成績優秀、容姿端麗、生徒から絶大な信頼を集める完璧なα。 だが湊だけが知っている。 彼が異常なほど執着深いことを。 「大丈夫、全部管理してあげる」 「君が困らないようにしてるだけだよ」 座席、時間割、交友関係、体調管理。 いつの間にか整えられていく環境。 逃げ場のない距離。 番を拒みたいΩと、手放す気のないα。 これは保護か、それとも束縛か。 閉じた学園の中で、二人の関係は静かに歪み始める――。

貧乏Ωが御曹司αの将来のために逃げた話。

ミカン
BL
オメガバース

その首輪は、弟の牙でしか外せない。

ゆずまめ鯉
BL
養子ゆえに、王位継承権を持たないオメガで長男のレイン(24)は、国家騎士団として秘密裏に働き、ただ義弟たちを守るためだけに生きてきた。 第一継承権を持つアルファで次男のリオール(19)は、そんな兄に「ごく潰し」と陰口を叩く連中を許せなかった。自分を犠牲にしてまで守る価値はないと思っていた。なにかと怪我の多い国家騎士団を辞めさせたかった。 初めて訪れた発情期のとき。約束をすっぽかされたリオールが不審に思い、兄の部屋へ行くと、国家騎士団の同僚──グウェンソード(28)に押し倒されるところを目撃して激高する。 「今すぐ部屋から出ろ!」 独占欲をあらわにしたリオールは、グウェンソードを部屋から追い出し、兄であるレインを欲望のままに抱いた。 翌朝、差し出されたのは特注の首輪──外せるのはリオールのみ。 「俺以外に触らせるな」 そう囁かれたレインは、何年も首輪と弟の執着に縛られ続けてきた。 弟には婚約者がいるのに、こんな関係を続けてもいいのか。 本当にこのままでもいいのか。 ひたすら執着して独占したがる弟と、罪悪感に苛まれる兄。 その首輪は、いつか弟の牙で血に染まるのか──。 どうにかしてレインを落としたいリオールと、弟との関係に悩むレインのオメガバースです。 リオール・グランケット(19)×レイン・グランケット(24) ※この作品は2015年頃に本文を書き、2017年頃にオメガバースに改稿、さらに2026年に手直しした作品になります。読みにくいかもしれません。ご了承ください。 三人称ですが攻めだったり受けだったり視点がよくかわります。攻め視点多めです。

愛してやまなかった婚約者は俺に興味がない

了承
BL
卒業パーティー。 皇子は婚約者に破棄を告げ、左腕には新しい恋人を抱いていた。 青年はただ微笑み、一枚の紙を手渡す。 皇子が目を向けた、その瞬間——。 「この瞬間だと思った。」 すべてを愛で終わらせた、沈黙の恋の物語。   IFストーリーあり 誤字あれば報告お願いします!

ネガティブなΩがスパダリαから逃げる

ミカン
BL
オメガバース

【本編完結】最強魔導騎士は、騎士団長に頭を撫でて欲しい【番外編あり】

ゆらり
BL
 帝国の侵略から国境を守る、レゲムアーク皇国第一魔導騎士団の駐屯地に派遣された、新人の魔導騎士ネウクレア。  着任当日に勃発した砲撃防衛戦で、彼は敵の砲撃部隊を単独で壊滅に追いやった。  凄まじい能力を持つ彼を部下として迎え入れた騎士団長セディウスは、研究機関育ちであるネウクレアの独特な言動に戸惑いながらも、全身鎧の下に隠された……どこか歪ではあるが、純粋無垢であどけない姿に触れたことで、彼に対して強い庇護欲を抱いてしまう。  撫でて、抱きしめて、甘やかしたい。  帝国との全面戦争が迫るなか、ネウクレアへの深い想いと、皇国の守護者たる騎士としての責務の間で、セディウスは葛藤する。  独身なのに父性強めな騎士団長×不憫な生い立ちで情緒薄めな甘えたがり魔導騎士+仲が良すぎる副官コンビ。  甘いだけじゃない、骨太文体でお送りする軍記物BL小説です。番外は日常エピソード中心。ややダーク・ファンタジー寄り。  ※ぼかしなし、本当の意味で全年齢向け。 ★お気に入りやいいね、エールをありがとうございます! お気に召しましたらぜひポチリとお願いします。凄く励みになります!

中年冒険者、年下美青年騎士に番認定されたことで全てを告白するはめになったこと

mayo
BL
王宮騎士(24)×Cランク冒険者(36) 低ランク冒険者であるカイは18年前この世界にやって来た異邦人だ。 諸々あって、現在は雑用専門冒険者として貧乏ながら穏やかな生活を送っている。 冒険者ランクがDからCにあがり、隣国の公女様が街にやってきた日、突然現れた美青年騎士に声をかけられて、攫われた。 その後、カイを〝番〟だと主張する美青年騎士のせいで今まで何をしていたのかを文官の前で語ることを強要される。 語らなければ罪に問われると言われ、カイは渋々語ることにしたのだった、生まれてから36年間の出来事を。

運命の番は僕に振り向かない

ゆうに
BL
大好きだったアルファの恋人が旅先で運命の番と出会ってしまい、泣く泣く別れた経験があるオメガの千遥。 それ以来、ずっと自分の前にも運命の番があらわれることを切に願っていた。 オメガひとりの生活は苦しく、千遥は仕方なく身体を売って稼ぐことを決心する。 ネットで知り合った相手と待ち合わせ、雑踏の中を歩いている時、千遥は自分の運命の番を見つけた。 ところが視線が確かに合ったのに運命の番は千遥を避けるように去っていく。彼の隣には美しいオメガがいた。 ベータのような平凡な見た目のオメガが主人公です。 ふんわり現代、ふんわりオメガバース、設定がふんわりしてます。

処理中です...