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出迎えの終わりに
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メイドに案内され、会場へとやってくる人達。
ざっとみても30人はいるだろうか…。
でもこんな少人数のためにここまで豪華なパーティーを開くだろうか…?
多分まだこれから沢山くるんだろうなと思えた。
1人、また1人と私達に挨拶をし、中に入っていく。
「クロウ、久しいな。お前も、もう30か、早いな」
「お越しいただきありがとうございます、ラウル様」
「…んっ。隣にいるのは?」
「えぇ、私の妻です。ほら、挨拶を」
促されるように私は目の前にいる人に挨拶をする。
やっぱり高貴な人なんだろう、隣には奥さんと見られる人が私に微笑みながら見てくる。
「あ、私は…あ、あやか、といい、ます」
「お前…なんて挨拶だ…」
「緊張も仕方ないだろう、いきなりなのだから。
『あやか』というのか、珍しい名だな。
私はローツェの隣国、マヌール国のラウルだ。
そして隣にいるのが妻のルカだ」
ラウル様にルカ様…。
年はクロウさんより少し上だろうか?
端正な顔つきで目元が優しそう。髪を少し上げセットしている感じがよく似合う。
長身のためか黒いタキシードはスラッと着こなしている。
「よく似合ってる、そのドレス。惚れ惚れしてしまうわ」
「あ、ありがとうございます」
なんて綺麗な顔なんだろう…。
透き通るような白い肌、薄ら赤く塗られた唇。
それに物腰が軽く、気品が溢れていると言うか。
腰辺りから広がるバルーン状の鮮やかな赤いドレスはルカ様にピッタリだ。
「じゃあ、クロウ、また後でな」
「あぁ」
2人は私にお辞儀をすると会場へと足を進めていった。
そんな2人の後ろ姿を私は見惚れていた。
それは、入るなり手を繋ぎ始めたからだ。
(いいなぁ…)
私は恋愛は必要ない物…と今まで思っていた。
でもやはりこんな場面を見ると憧れる。
誰かに好かれて、私もその人を…と考え無い訳でもない。
でも…隣にいるこの人は…。
ちらりとクロウさんの方を見ると私を見ていた。
「憧れるんだろ?あれに」
見透かされていた…。
でも、そうだ!なんて言ったらどんな行動を取るかなんてすぐに分かる。
「いいえ、仲良いなぁと思っただけです。
それより大分来る人が少なくなってきましたが、出迎えはそろそろ終わりですか?」
「まぁ…そうだな。招待したのはほとんど来たはずだ。中に行くか」
まずは第一段階が終わろうとしていた。
しかし…
私は見てしまった…。
慌てて屋敷から来る人の中に、あの人がいる事を…。
ざっとみても30人はいるだろうか…。
でもこんな少人数のためにここまで豪華なパーティーを開くだろうか…?
多分まだこれから沢山くるんだろうなと思えた。
1人、また1人と私達に挨拶をし、中に入っていく。
「クロウ、久しいな。お前も、もう30か、早いな」
「お越しいただきありがとうございます、ラウル様」
「…んっ。隣にいるのは?」
「えぇ、私の妻です。ほら、挨拶を」
促されるように私は目の前にいる人に挨拶をする。
やっぱり高貴な人なんだろう、隣には奥さんと見られる人が私に微笑みながら見てくる。
「あ、私は…あ、あやか、といい、ます」
「お前…なんて挨拶だ…」
「緊張も仕方ないだろう、いきなりなのだから。
『あやか』というのか、珍しい名だな。
私はローツェの隣国、マヌール国のラウルだ。
そして隣にいるのが妻のルカだ」
ラウル様にルカ様…。
年はクロウさんより少し上だろうか?
端正な顔つきで目元が優しそう。髪を少し上げセットしている感じがよく似合う。
長身のためか黒いタキシードはスラッと着こなしている。
「よく似合ってる、そのドレス。惚れ惚れしてしまうわ」
「あ、ありがとうございます」
なんて綺麗な顔なんだろう…。
透き通るような白い肌、薄ら赤く塗られた唇。
それに物腰が軽く、気品が溢れていると言うか。
腰辺りから広がるバルーン状の鮮やかな赤いドレスはルカ様にピッタリだ。
「じゃあ、クロウ、また後でな」
「あぁ」
2人は私にお辞儀をすると会場へと足を進めていった。
そんな2人の後ろ姿を私は見惚れていた。
それは、入るなり手を繋ぎ始めたからだ。
(いいなぁ…)
私は恋愛は必要ない物…と今まで思っていた。
でもやはりこんな場面を見ると憧れる。
誰かに好かれて、私もその人を…と考え無い訳でもない。
でも…隣にいるこの人は…。
ちらりとクロウさんの方を見ると私を見ていた。
「憧れるんだろ?あれに」
見透かされていた…。
でも、そうだ!なんて言ったらどんな行動を取るかなんてすぐに分かる。
「いいえ、仲良いなぁと思っただけです。
それより大分来る人が少なくなってきましたが、出迎えはそろそろ終わりですか?」
「まぁ…そうだな。招待したのはほとんど来たはずだ。中に行くか」
まずは第一段階が終わろうとしていた。
しかし…
私は見てしまった…。
慌てて屋敷から来る人の中に、あの人がいる事を…。
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