陛下!私、好きな人が出来ちゃいました、だから私を諦めて下さい?!

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合意での結論

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「婚約破棄…ですか?」
「そう。私、最近慕っていた方から婚約破棄され、お一人様なの」
「そうなのですね、ご愁傷様です。でもそれと私の婚約破棄とどう関係が…?」
「陛下言ってたわ。これだけ想ってるのに一緒になるのを拒むとは何故だ!ってね。だから、ちょっと突いたらコロっと落ちたわよ」

陛下はやっぱり想ってると口にしてはいるけど目的は体なんだね…。コロっと言われてそうなるなら尚更…。
だとしたらこの申し出は願ったり叶ったり。

「分かりました、陛下との婚約破棄、お受けします」
「え、いいの?本当に?」
「えぇ、前から陛下とは合わないのかもと考えていましたので、エフォーリア様からの提案は嬉しいです」
「じゃあ、私が陛下に婚約申し込んでも怒らない?」
「もちろん!陛下をお譲りしますよ、ただ、私だけが破棄したいと言ってもダメなので、一緒に私の父を説得してくれませんか?」
「えぇ、もちろんいいですわ!」

私とエフォーリア王女は父の書斎に向かった。

「入ります、父上」
「あぁ、ソマリアか、どうした?ん?あなたは?」
「私はリーネ国の王女、エフォーリアと申します。先日のカブス陛下のパーティーでソマリア様とご一緒させて頂きまして」
「そうでしたか、それはそれは。で、私に何かご用で?」

私は父に陛下との関係を解消したい旨を正直に伝え、エフォーリア王女は陛下と婚約したいとお願いした。

「ん~…いきなりそんな話はな…。第一、陛下が納得するかどうかじゃないか?陛下を交えて話す場を設けてみたらどうだ?」
「私は設けても破棄を撤回しませんよ、父上」
「お前ってやつは…」

額に手を当て、項垂れるようにしてしまう父。

「まぁまぁ。一度しっかり陛下と話す必要はありますから、日程を決めませんか?」

話し合いを行い、早い方が良いとなり、明日私の王宮で、と決めた。
その際は父も同席するという。
父は早速、給仕に頼み、陛下へ連絡を急がした。

「わかりましたわ、良ければ今日泊めていただけないかしら?明日来るより、ソマリア様と沢山話したいわ」
「え…泊まるのですか?」
「いいじゃない、知らない仲じゃないんだし」
「わかりました…でももうお酒は無しにして下さい。頭が働かなくなります…」
「お子様口を私が直してあげますよ」
「結構です…」

いきなり決まった婚約破棄への話し合い。私は陛下を説得しないといけない。素直に陛下が応じるか分からないがやるしかない…。
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