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私が振った鞄は両者に当たる事はなく、そしてDVでも詐欺でも無い男女の色恋が原因だと分かると私は厳重注意を受けた後、解放された。
だが、赤く回る赤色灯から出てきた私は注目の的になってしまい、今さらホテルに戻り問い詰めるなんて事はできないので家へと帰る他なかった。
その際、どうやって帰ったのかよく覚えていない。
ただ、ちゃんとベッドの上で体育座りをしているので事故にも遭わず帰れたようだ。
(いま、二人は……)
持つ携帯の時刻は22時を超えていた。
おりしも今日は土曜日という事もあり、尚且つキーを貰っている場面を目の当たりにしているから泊まっているのは間違いない。
電気も付けない部屋の中で私は煌々と光る携帯の時刻を見つつ考えた。
いつから二人はいるのだろうか。
記念日と言った事から少なくとも1年は一緒にいる計算になる。
でも…本当はそれよりもずっと続いていて私といた3年なんかよりも…。
ダメだ……。考えれば考えるほどより悪い方になってしまう。
だから私はメール画面を開き【次は、いつ?】と送った。
本当は今日見た事実を問いただしてやろうと思ったが、30歳という自身の年齢がそれを邪魔してしまい、出来なかった。
しかし、送ったメールに既読が付く事はなく、しばらくの間私は送ったメールを見続けた。
23時、24時……。
日を越しても既読が付く事はなく、日曜を迎えた時には仕事の疲れもあってか、私は携帯を握りしめたまま眠りについていた。
その日の夕方、私はようやく目を覚ますと持っていた携帯をベッドの下へと落としてしまい、慌てて拾い上げると既読が付き、返信が来ていた。
【いつって、もう年末だから歳越してからかな。仕事も忙しいし……】
来たメールに私はすぐに年越すのは嫌だと返していた。
だって、付き合ってからは私の部屋で年越しをし、それから近くの神社にいくのが常となっていたのだが、今年に限ってはそれを無下にしようとしている。
思わずあの女性と越すつもりなのだと感じ、そこだけは譲れないと強くアピールした。
【どうしたの?……今回のことは本当にごめん。急なトラブルだったし俺じゃなきゃ対応できなかったんだから】
俺じゃなきゃ…。
それはあの女性を相手するのは俺だ!と言わんばかりに聞こえてしまい、私はメールを止め、通話する事にした。
「もしもし、どうしたの?急に」
「どうしたのじゃない。なんで今年は一緒に年越しができないの?」
「言ったでしょ、仕事がって」
「そんな嘘つかないで。去年は無かったでしょ、その前の年も。
なんで今年はあるの??……浮気でもしているの?」
私はつい本音を口走っていた。
すると、否定するわけでもなく電話口の向こう側は黙り、無音となっていった。
だが、赤く回る赤色灯から出てきた私は注目の的になってしまい、今さらホテルに戻り問い詰めるなんて事はできないので家へと帰る他なかった。
その際、どうやって帰ったのかよく覚えていない。
ただ、ちゃんとベッドの上で体育座りをしているので事故にも遭わず帰れたようだ。
(いま、二人は……)
持つ携帯の時刻は22時を超えていた。
おりしも今日は土曜日という事もあり、尚且つキーを貰っている場面を目の当たりにしているから泊まっているのは間違いない。
電気も付けない部屋の中で私は煌々と光る携帯の時刻を見つつ考えた。
いつから二人はいるのだろうか。
記念日と言った事から少なくとも1年は一緒にいる計算になる。
でも…本当はそれよりもずっと続いていて私といた3年なんかよりも…。
ダメだ……。考えれば考えるほどより悪い方になってしまう。
だから私はメール画面を開き【次は、いつ?】と送った。
本当は今日見た事実を問いただしてやろうと思ったが、30歳という自身の年齢がそれを邪魔してしまい、出来なかった。
しかし、送ったメールに既読が付く事はなく、しばらくの間私は送ったメールを見続けた。
23時、24時……。
日を越しても既読が付く事はなく、日曜を迎えた時には仕事の疲れもあってか、私は携帯を握りしめたまま眠りについていた。
その日の夕方、私はようやく目を覚ますと持っていた携帯をベッドの下へと落としてしまい、慌てて拾い上げると既読が付き、返信が来ていた。
【いつって、もう年末だから歳越してからかな。仕事も忙しいし……】
来たメールに私はすぐに年越すのは嫌だと返していた。
だって、付き合ってからは私の部屋で年越しをし、それから近くの神社にいくのが常となっていたのだが、今年に限ってはそれを無下にしようとしている。
思わずあの女性と越すつもりなのだと感じ、そこだけは譲れないと強くアピールした。
【どうしたの?……今回のことは本当にごめん。急なトラブルだったし俺じゃなきゃ対応できなかったんだから】
俺じゃなきゃ…。
それはあの女性を相手するのは俺だ!と言わんばかりに聞こえてしまい、私はメールを止め、通話する事にした。
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「言ったでしょ、仕事がって」
「そんな嘘つかないで。去年は無かったでしょ、その前の年も。
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私はつい本音を口走っていた。
すると、否定するわけでもなく電話口の向こう側は黙り、無音となっていった。
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