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沈黙の時間は数秒だったと思う。
しかし、何も言わないことは肯定していると同じだ。
「……やっぱりそうなんだね」
「……ちがう」
「違わない!じゃあ昨日の女性は何?私は全部見ていたんだから!手を繋ぐ所もホテルのキーをもらう所も……逃げる様にエレベーターに消えた所も!」
私の口は止まることなく捲し立て話していた。
時には荒い呼吸をしつつ、そして鼻を啜り泣きながら…。
「……そっか。そうだよ。俺は浮気をしている、この際だから言わせてもらう」
浮気を認めた翔平は淡々と口にしていった。
最初は清楚な感じで物静かな私を守ってあげたいと思い、アプローチをした。
でもいつまで経っても、その感じを崩さない私を退屈と思い始めたという。
そんな時、翔平が働く会社に新卒入社してきた彼女に心を奪われたそうだ。
小柄ながらも陶器のように白い肌とふくよかな胸に目がいき、一気に気になり始めた。
営業を担当する自分のサポートについた彼女と共に行動していくなかで、彼氏に振られ憔悴していく彼女を放っておく事ができず、お酒も入っていたことで一線を超えた。
いけないと思いつつも、自分を頼りにしてくる行動に心は揺らぎ、いつしか私への罪悪感は消え失せ、どっぷりと彼女へと心を移していったと告げる。
「……いつから?」
「2年前から」
その言葉に私の目の前は少し歪んで見えた。
思っていた3年よりも前では無かったとはいえ、自分と付き合いながらこそこそと続けていた期間の長さを告げられると、罵倒しようとする言葉が何も出てこなかった。
「……もういい?俺は香澄と一緒にいたい」
翔平はそれだけ言い残すと通話を一方的に切られ、電話口から聞こえてくる機械音が虚しく部屋中に響いていった。
しかし、何も言わないことは肯定していると同じだ。
「……やっぱりそうなんだね」
「……ちがう」
「違わない!じゃあ昨日の女性は何?私は全部見ていたんだから!手を繋ぐ所もホテルのキーをもらう所も……逃げる様にエレベーターに消えた所も!」
私の口は止まることなく捲し立て話していた。
時には荒い呼吸をしつつ、そして鼻を啜り泣きながら…。
「……そっか。そうだよ。俺は浮気をしている、この際だから言わせてもらう」
浮気を認めた翔平は淡々と口にしていった。
最初は清楚な感じで物静かな私を守ってあげたいと思い、アプローチをした。
でもいつまで経っても、その感じを崩さない私を退屈と思い始めたという。
そんな時、翔平が働く会社に新卒入社してきた彼女に心を奪われたそうだ。
小柄ながらも陶器のように白い肌とふくよかな胸に目がいき、一気に気になり始めた。
営業を担当する自分のサポートについた彼女と共に行動していくなかで、彼氏に振られ憔悴していく彼女を放っておく事ができず、お酒も入っていたことで一線を超えた。
いけないと思いつつも、自分を頼りにしてくる行動に心は揺らぎ、いつしか私への罪悪感は消え失せ、どっぷりと彼女へと心を移していったと告げる。
「……いつから?」
「2年前から」
その言葉に私の目の前は少し歪んで見えた。
思っていた3年よりも前では無かったとはいえ、自分と付き合いながらこそこそと続けていた期間の長さを告げられると、罵倒しようとする言葉が何も出てこなかった。
「……もういい?俺は香澄と一緒にいたい」
翔平はそれだけ言い残すと通話を一方的に切られ、電話口から聞こえてくる機械音が虚しく部屋中に響いていった。
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