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答えと決断③
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「やっぱりな…」
どうやら佐藤君は私への想いは直ぐ分かっていたみたいで…。2人で話をした際にもそれは分かったみたいだし、今日の水族館に行った時に確信に変わっていったと言う。
私に告白した翔太君は顔を赤くして、私の方を一切見ようとしない。そんな私もずっと下を向いたままで…。
「で?すずしょーの気持ちは分かったけど、えりちゃんはどうしたいの?」
やっぱりそうなるよなぁって思う質問が飛んできた。
「私は…」
多分私の答えを1番聞きたいのは佐藤君じゃなく翔太君だと思う。
なかなか答えを言えない私、時計の針が虚しく響き、2人に対して申し訳ない気持ちが生まれる。
まだ付き合うまでの気持ちが私には持てなかった。
だから
「…気持ちは凄い嬉しい。翔太君だったら良いなぁって思うけど、まだ誰とも付き合った事ないから付き合うって事が怖いって思ってる、ごめんなさい、良い返事じゃなくて…」
私なりに精一杯の気持ちを翔太君にも、佐藤君にも伝えようとした。
こんな状況では本当はどちらかを選ぶべきだとは私も分かってる。でも…今の私では決断出来なかった。
どちらかを選ぶ事に。
私は翔太君を見るが、俯いたまま。佐藤君は何か言いたい顔をしながら、翔太君に近づいていった。
バシッ
突然の打撃音。佐藤君が翔太君の頬を叩いてる。
右頬、左頬と順に…。
「ちょ、ちょっと!何してるの?止めて!?」
堪らず2人の間に割り込み、2人を引き離す。
「何で叩くの?よく分からないんだけど…大丈夫?翔太君」
「えりちゃんがちゃんといっただろうが!何か言えよ!翔太!」
初めてだった。
佐藤君が翔太君を『すずしょー』じゃなく『翔太』と呼んだのは。
私は後ろから包まれる感じを覚えた。
それが翔太君で男性に初めてバックハグをされた…。
急にこんな風にされるなんて思わず、心臓がバクバクいってるのがすぐ分かり、これが多分翔太君に伝わってると思ったら更に鼓動が早くなってしまった…。
「おい!翔太!ふざけんなよ!離れろ!」
大声を上げ、怒りを露わにする佐藤君…。
私も離して欲しかったけど、力強くハグする翔太君を離せなかった。
辺りが暗く、なかなか帰らない私達を心配したのか佐藤君のお姉さんがノックも無く、部屋に入ってきた。
「何してるの?明日学校でしょ?」
怒りを露わにする佐藤君、ハグされる私、顔に傷がある翔太君。
「何があったか知らないけど、もう帰りなさい。私が送ってあげるから」
なんとも言えない状態のまま私達は帰宅する事になった。
どうやら佐藤君は私への想いは直ぐ分かっていたみたいで…。2人で話をした際にもそれは分かったみたいだし、今日の水族館に行った時に確信に変わっていったと言う。
私に告白した翔太君は顔を赤くして、私の方を一切見ようとしない。そんな私もずっと下を向いたままで…。
「で?すずしょーの気持ちは分かったけど、えりちゃんはどうしたいの?」
やっぱりそうなるよなぁって思う質問が飛んできた。
「私は…」
多分私の答えを1番聞きたいのは佐藤君じゃなく翔太君だと思う。
なかなか答えを言えない私、時計の針が虚しく響き、2人に対して申し訳ない気持ちが生まれる。
まだ付き合うまでの気持ちが私には持てなかった。
だから
「…気持ちは凄い嬉しい。翔太君だったら良いなぁって思うけど、まだ誰とも付き合った事ないから付き合うって事が怖いって思ってる、ごめんなさい、良い返事じゃなくて…」
私なりに精一杯の気持ちを翔太君にも、佐藤君にも伝えようとした。
こんな状況では本当はどちらかを選ぶべきだとは私も分かってる。でも…今の私では決断出来なかった。
どちらかを選ぶ事に。
私は翔太君を見るが、俯いたまま。佐藤君は何か言いたい顔をしながら、翔太君に近づいていった。
バシッ
突然の打撃音。佐藤君が翔太君の頬を叩いてる。
右頬、左頬と順に…。
「ちょ、ちょっと!何してるの?止めて!?」
堪らず2人の間に割り込み、2人を引き離す。
「何で叩くの?よく分からないんだけど…大丈夫?翔太君」
「えりちゃんがちゃんといっただろうが!何か言えよ!翔太!」
初めてだった。
佐藤君が翔太君を『すずしょー』じゃなく『翔太』と呼んだのは。
私は後ろから包まれる感じを覚えた。
それが翔太君で男性に初めてバックハグをされた…。
急にこんな風にされるなんて思わず、心臓がバクバクいってるのがすぐ分かり、これが多分翔太君に伝わってると思ったら更に鼓動が早くなってしまった…。
「おい!翔太!ふざけんなよ!離れろ!」
大声を上げ、怒りを露わにする佐藤君…。
私も離して欲しかったけど、力強くハグする翔太君を離せなかった。
辺りが暗く、なかなか帰らない私達を心配したのか佐藤君のお姉さんがノックも無く、部屋に入ってきた。
「何してるの?明日学校でしょ?」
怒りを露わにする佐藤君、ハグされる私、顔に傷がある翔太君。
「何があったか知らないけど、もう帰りなさい。私が送ってあげるから」
なんとも言えない状態のまま私達は帰宅する事になった。
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