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ぶつかり合う気持ち
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「ありがとう、中村さん。修学旅行楽しみにしてるね!」
私の協力を得られて意気揚々と帰っていく藤原さん。
意志の弱さでとんでもない事を承諾してしまった…。
私の気になる人とその人が好きな人の仲を取り持つと言う…そんな事で私、いいのだろうか…。
クラスに私がいなかったからか、駆けながら綾がやって来た。
「ごめん、えりりん。遅くなって、さとしんの旅行の話が長くて…。って浮かない顔してるね、どうかした?」
綾の顔を見たら安心したけど、まだ藤原さんとの話を引きずっていた。綾に言えば、キツく言われそうだから無理に笑顔を作り誤魔化した。
「ダメダメ!えりりん、嘘が下手すぎる!はい、言って!」
ダメだった…。観念して藤原さんとの話を話すしかなく、伝えたら、ため息をつかれ肩を掴まれた。
「今度会うんでしょ、その時に戦線布告しないとダメ。ちゃんと言うか私が近くで監視しちゃうよ?」
「ダメ。言うよ、ちゃんと…」
「どうかなぁ~、なんか不安だなぁ。ずっとそんな風だといつか本当に翔太君に愛想尽かされ、あの子に取られちゃうよ?いいの?」
取られる、翔太君を。
藤原さんと翔太君が仲良く修学旅行でいる姿を見ながら過ごす…隣で私は藤原さんの事を持ち上げる形でサポートする…想像したくない…。絶対嫌だ…。
初めて気になる人を取られたくないと思った。
相手に嫌われても良い、その後、仲が悪くなっても良いと。
「決心したみたいだね。えりりんのそんな顔初めて見たよ」
「ありがとう。真正面からぶつかっていかないとね」
私は藤原さんとの約束の日にちゃんと言おうと決めた。
あれから日が経ち、藤原さんとの約束の日を迎えた。
待ち合わせは駅にしており、少し前に着いて待っていた。しかし、約束の時間になっても来ず
5分…10分…と時間が過ぎていった。
時間間違えたかなと思い、メールを見返すが12時で合ってる。
時間を決めたのは藤原さんなのに…とモヤモヤしていると、ようやくやってきた。
「支度に戸惑っちゃった…中村さんの格好、可愛いからなんか嫌だな…」
謝るより私の格好にケチをつけて来て、なんだかもう帰りたいなと感じてしまったけど、グッと抑えた。
「そ、そうかな、藤原さんも似合ってるよ」
「…ありがとう」
来てすぐ、不機嫌だし、2人でいるのが辛い。とりあえず行こうと言われ、ついていく事にして、向かった先は前に綾と買いにいったショッピングモールだった。
私達の学校では修学旅行は私服でOKなので、旅行用に服を買いに来たと言う。
モールに着き、色々回りながら服を選んでいくが中々決まらない…。
「これもいいけど、こっちのが翔太君好きかなぁ…」
そっか…。翔太君に気に入って貰いたいから気合い入れて選んでいると知ると、複雑な気持ちになった。
「中村さんは可愛いから服選びとか迷わなくても良いよね?いいなぁ、羨ましいし、なんかムカつく」
「ど、どういう意味?私も迷うし、服とかあまり知らないから」
「そうかなぁ~こういうマネキンが着てる服とか似合いそうだし、何か1個着てみてよ?私見るから」
私は拒否をしたが、何で?って顔をしてずっと睨むから渋々着る形に持ってかれた。
着替えながらため息ばかりつき、誰かいて欲しくなった。
「着れた?」外から催促の声が掛かり、焦りながら着替える。
「もう少し。ごめんなさい」
着替え終わり、カーテンを開け、藤原さんに見せた。
「…」
無言と言う事だから想像と違い、似合わなかったんだなと安心して、カーテンを閉めようとしたら
「絶対男が好きそう。多分翔太君も」と言ってきたので、閉める手を止めた。
「…ムカつく。早く着替えて、疲れたからお茶したい」
自分勝手だなぁと思い、段々とイライラが募ってしまった。
私の協力を得られて意気揚々と帰っていく藤原さん。
意志の弱さでとんでもない事を承諾してしまった…。
私の気になる人とその人が好きな人の仲を取り持つと言う…そんな事で私、いいのだろうか…。
クラスに私がいなかったからか、駆けながら綾がやって来た。
「ごめん、えりりん。遅くなって、さとしんの旅行の話が長くて…。って浮かない顔してるね、どうかした?」
綾の顔を見たら安心したけど、まだ藤原さんとの話を引きずっていた。綾に言えば、キツく言われそうだから無理に笑顔を作り誤魔化した。
「ダメダメ!えりりん、嘘が下手すぎる!はい、言って!」
ダメだった…。観念して藤原さんとの話を話すしかなく、伝えたら、ため息をつかれ肩を掴まれた。
「今度会うんでしょ、その時に戦線布告しないとダメ。ちゃんと言うか私が近くで監視しちゃうよ?」
「ダメ。言うよ、ちゃんと…」
「どうかなぁ~、なんか不安だなぁ。ずっとそんな風だといつか本当に翔太君に愛想尽かされ、あの子に取られちゃうよ?いいの?」
取られる、翔太君を。
藤原さんと翔太君が仲良く修学旅行でいる姿を見ながら過ごす…隣で私は藤原さんの事を持ち上げる形でサポートする…想像したくない…。絶対嫌だ…。
初めて気になる人を取られたくないと思った。
相手に嫌われても良い、その後、仲が悪くなっても良いと。
「決心したみたいだね。えりりんのそんな顔初めて見たよ」
「ありがとう。真正面からぶつかっていかないとね」
私は藤原さんとの約束の日にちゃんと言おうと決めた。
あれから日が経ち、藤原さんとの約束の日を迎えた。
待ち合わせは駅にしており、少し前に着いて待っていた。しかし、約束の時間になっても来ず
5分…10分…と時間が過ぎていった。
時間間違えたかなと思い、メールを見返すが12時で合ってる。
時間を決めたのは藤原さんなのに…とモヤモヤしていると、ようやくやってきた。
「支度に戸惑っちゃった…中村さんの格好、可愛いからなんか嫌だな…」
謝るより私の格好にケチをつけて来て、なんだかもう帰りたいなと感じてしまったけど、グッと抑えた。
「そ、そうかな、藤原さんも似合ってるよ」
「…ありがとう」
来てすぐ、不機嫌だし、2人でいるのが辛い。とりあえず行こうと言われ、ついていく事にして、向かった先は前に綾と買いにいったショッピングモールだった。
私達の学校では修学旅行は私服でOKなので、旅行用に服を買いに来たと言う。
モールに着き、色々回りながら服を選んでいくが中々決まらない…。
「これもいいけど、こっちのが翔太君好きかなぁ…」
そっか…。翔太君に気に入って貰いたいから気合い入れて選んでいると知ると、複雑な気持ちになった。
「中村さんは可愛いから服選びとか迷わなくても良いよね?いいなぁ、羨ましいし、なんかムカつく」
「ど、どういう意味?私も迷うし、服とかあまり知らないから」
「そうかなぁ~こういうマネキンが着てる服とか似合いそうだし、何か1個着てみてよ?私見るから」
私は拒否をしたが、何で?って顔をしてずっと睨むから渋々着る形に持ってかれた。
着替えながらため息ばかりつき、誰かいて欲しくなった。
「着れた?」外から催促の声が掛かり、焦りながら着替える。
「もう少し。ごめんなさい」
着替え終わり、カーテンを開け、藤原さんに見せた。
「…」
無言と言う事だから想像と違い、似合わなかったんだなと安心して、カーテンを閉めようとしたら
「絶対男が好きそう。多分翔太君も」と言ってきたので、閉める手を止めた。
「…ムカつく。早く着替えて、疲れたからお茶したい」
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