貴方に出会った幸せ〜人生初の恋〜

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波乱含みの修学旅行②

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「上手ーい」
「2人共上手~、息ピッタリ!」
「もしかして、付き合っちゃってるとか?!」
「マジ?!」
確かに上手だけど…付き合ってなんかない…。
そんな風に言われたら皆に公認!みたいな感じになるから早く断って欲しい…。翔太君…。

「え~そんな風に見えちゃう?実は…」
「やっぱり!」

「付き合ってないよ」

翔太君の一言でバス内が静まりかえった…。
隣にいる藤原さんは翔太君を見て黙ってしまう。

良かった…ちゃんと言ってくれて…。

「なんだ~付き合ってないのかぁ」
「ビックリしたぁ、翔太君と付き合ってるのかと本気にした~」

その後2人は歌わず皆の歌を聞いていたが
藤原さんはどこか浮かばない顔をしてる。

バスがトイレ休憩の為、SAに止まる。我慢していたのか一目散に行く人やバス内で話す人など様々で、今のうちなら話せるかも、って思い、翔太君を探してみる。
あれ?いない?
トイレかな…。

「えりちゃん。何、誰か待ち?」
「いや、そうじゃないけど…そう、喉乾いたから飲み物を」
「じゃあ俺も買おうかなぁ~」

ん~、気持ち察してよ…。この人は…。
そんな内に通り過ぎたらって思ったらキョロキョロ目で探してしまう。

あっ…いた。

「えりちゃん~、どれが良い?」

もう!タイミング悪過ぎ!
「どれでも良いです…好きなのをどうぞ…」
「いやいや、えりちゃん、それは無いよ~」

ピッ   ガタンッ

「はい、ってえりちゃん、お汁粉はないわ~」
「…」
間違えた、というよりなんでも良かった。
「でも、修学旅行始まってすぐ会えるから幸先いいなぁ~、あっ、良かったらうちらと回らない?」
「それは…私だけで決めて良い訳じゃないので…」
「翔太と一緒の班?」
「え、そうだよ」

メールしてる。相手は翔太君に決まってる…。

「えりちゃん、翔太から結果聞いてね、バス戻らないと置いてかれるよ」

回りたくないな、一緒に。
佐藤君と綾は同じ班と言ってて、綾だけならいいけど、今回、佐藤君はちょっと本当に嫌だ…。
邪魔されたくない…。

とりあえずバスに戻り、SAを出発した。

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