47 / 75
波乱含みの修学旅行③
しおりを挟む
バスの中でメールを貰う。翔太君だ。
【佐藤君から聞いたけど、一緒に回るのはどうかと思ったから断っておくね】
なんだか一緒の気持ちで嬉しかった。
それと同時にもしかしたら私と一緒に回ってくれるかなと期待も膨らんできた。
はぁ…早くバス着かないかな。
藤原さんが隣にいるのがモヤモヤする…。
そして、ようやく京都に到着!
「まずは写真だ!集合しろ~!」
写真かぁ。こういうのも隣になれたらと思うけど、
これより2人きりで撮りたい。
結局私は近くにはいたけど、隣には映らなかった。
「いいか!今から自由行動だが、問題行動見つけたらすぐ学校に戻すからな!そこだけは守れ。では解散!」
いまから本当の修学旅行が開始となる。
「じゃあ翔太君、回ろう~」
「そうだね…」
私に目を向ける翔太君を藤原さんは感づく。
「ねぇねぇ、なんで中村さんを見てるの?早くいかないと回れないから行こ!」
グイッと腕を引っ張り、私と距離を離し、歩いて行った。
残された私と班の男子の1人、村瀬拓哉君が
「なんだか、嫌だな、あれ。自分勝手すぎるわ。俺らも自由にしない?どう、中村さん」
「そうですね…3人で少し周りましょうか」
もう1人は、加藤拓也君。
良く考えたら『ダブルたくや』だなぁとちょっと笑っちゃった。
「でも、あの2人、本当に出来てないの?」
「翔太が違うって言ってるから違うんじゃ。中村さん知ってる?」
「え、付き合ってないと思いますよ」
2人とはあまり話した事ないから、沈黙が増えそう。
でも仲良いのかな、2人。よく話をしてこっちに話を振ってくるからまだなんとか間が持ちそう。
「実は、中村さんとは話したかったんだよね。今回の旅行楽しみにしていたから」
「抜け駆けかよ。お前」
「とりあえずグルッと回ってみない?」
私達は近くの寺院とかを回ったりし、途中お茶とかをしながら散策してみた。
「あれ?えりちゃん!いや~やっぱり探しちゃったよ。な!こっちいたろ?立花」
「たまたまでしょ、うるさいなぁ」
綾…と佐藤君…。
「誰?」
そうだよね、2人は知らないはずだし、いきなり馴れ馴れしい人が現れてくるからビックリしてる。
「んっ?…はは~ん。お前、えりちゃん好きだろ?」
と言いながら村瀬君を指差す。
「な、何言ってんだ、おまえ。違う」
「はは、顔赤いやん。図星かぁ。スゲーだろ、人見抜く力には長けてんだよ。
でも、お前にはえりちゃんは無理だから諦めな」
「いきなり失礼じゃねぇか。誰だよ、お前」
「それ聞いちゃう?俺はえりちゃんのかれ…」
ドゴッ
綾が殴った。力一杯お腹に。
悶絶しながら膝から落ちた佐藤君。
「誰がえりりんの彼氏だって?」
閻魔のような顔しながら悶絶した佐藤君を見下ろし言う。
「はぁはぁ…やっぱおまえといたらダメだわ…邪魔」
「こっちも居たくないけど仕方ないでしょ、班なんだし」
今こうしてるのも楽しいけどあっちの2人が気になり、視線は2人が行った方向をつい向いてしまう。
【佐藤君から聞いたけど、一緒に回るのはどうかと思ったから断っておくね】
なんだか一緒の気持ちで嬉しかった。
それと同時にもしかしたら私と一緒に回ってくれるかなと期待も膨らんできた。
はぁ…早くバス着かないかな。
藤原さんが隣にいるのがモヤモヤする…。
そして、ようやく京都に到着!
「まずは写真だ!集合しろ~!」
写真かぁ。こういうのも隣になれたらと思うけど、
これより2人きりで撮りたい。
結局私は近くにはいたけど、隣には映らなかった。
「いいか!今から自由行動だが、問題行動見つけたらすぐ学校に戻すからな!そこだけは守れ。では解散!」
いまから本当の修学旅行が開始となる。
「じゃあ翔太君、回ろう~」
「そうだね…」
私に目を向ける翔太君を藤原さんは感づく。
「ねぇねぇ、なんで中村さんを見てるの?早くいかないと回れないから行こ!」
グイッと腕を引っ張り、私と距離を離し、歩いて行った。
残された私と班の男子の1人、村瀬拓哉君が
「なんだか、嫌だな、あれ。自分勝手すぎるわ。俺らも自由にしない?どう、中村さん」
「そうですね…3人で少し周りましょうか」
もう1人は、加藤拓也君。
良く考えたら『ダブルたくや』だなぁとちょっと笑っちゃった。
「でも、あの2人、本当に出来てないの?」
「翔太が違うって言ってるから違うんじゃ。中村さん知ってる?」
「え、付き合ってないと思いますよ」
2人とはあまり話した事ないから、沈黙が増えそう。
でも仲良いのかな、2人。よく話をしてこっちに話を振ってくるからまだなんとか間が持ちそう。
「実は、中村さんとは話したかったんだよね。今回の旅行楽しみにしていたから」
「抜け駆けかよ。お前」
「とりあえずグルッと回ってみない?」
私達は近くの寺院とかを回ったりし、途中お茶とかをしながら散策してみた。
「あれ?えりちゃん!いや~やっぱり探しちゃったよ。な!こっちいたろ?立花」
「たまたまでしょ、うるさいなぁ」
綾…と佐藤君…。
「誰?」
そうだよね、2人は知らないはずだし、いきなり馴れ馴れしい人が現れてくるからビックリしてる。
「んっ?…はは~ん。お前、えりちゃん好きだろ?」
と言いながら村瀬君を指差す。
「な、何言ってんだ、おまえ。違う」
「はは、顔赤いやん。図星かぁ。スゲーだろ、人見抜く力には長けてんだよ。
でも、お前にはえりちゃんは無理だから諦めな」
「いきなり失礼じゃねぇか。誰だよ、お前」
「それ聞いちゃう?俺はえりちゃんのかれ…」
ドゴッ
綾が殴った。力一杯お腹に。
悶絶しながら膝から落ちた佐藤君。
「誰がえりりんの彼氏だって?」
閻魔のような顔しながら悶絶した佐藤君を見下ろし言う。
「はぁはぁ…やっぱおまえといたらダメだわ…邪魔」
「こっちも居たくないけど仕方ないでしょ、班なんだし」
今こうしてるのも楽しいけどあっちの2人が気になり、視線は2人が行った方向をつい向いてしまう。
0
あなたにおすすめの小説
『冷徹社長の秘書をしていたら、いつの間にか専属の妻に選ばれました』
鍛高譚
恋愛
秘書課に異動してきた相沢結衣は、
仕事一筋で冷徹と噂される社長・西園寺蓮の専属秘書を務めることになる。
厳しい指示、膨大な業務、容赦のない会議――
最初はただ必死に食らいつくだけの日々だった。
だが、誰よりも真剣に仕事と向き合う蓮の姿に触れるうち、
結衣は秘書としての誇りを胸に、確かな成長を遂げていく。
そして、蓮もまた陰で彼女を支える姿勢と誠実な仕事ぶりに心を動かされ、
次第に結衣は“ただの秘書”ではなく、唯一無二の存在になっていく。
同期の嫉妬による妨害、ライバル会社の不正、社内の疑惑。
数々の試練が二人を襲うが――
蓮は揺るがない意志で結衣を守り抜き、
結衣もまた社長としてではなく、一人の男性として蓮を信じ続けた。
そしてある夜、蓮がようやく口にした言葉は、
秘書と社長の関係を静かに越えていく。
「これからの人生も、そばで支えてほしい。」
それは、彼が初めて見せた弱さであり、
結衣だけに向けた真剣な想いだった。
秘書として。
一人の女性として。
結衣は蓮の差し伸べた未来を、涙と共に受け取る――。
仕事も恋も全力で駆け抜ける、
“冷徹社長×秘書”のじれ甘オフィスラブストーリー、ここに完結。
冷遇妃ライフを満喫するはずが、皇帝陛下の溺愛ルートに捕まりました!?
由香
恋愛
冷遇妃として後宮の片隅で静かに暮らすはずだった翠鈴。
皇帝に呼ばれない日々は、むしろ自由で快適——そう思っていたのに。
ある夜、突然現れた皇帝に顎を掴まれ、深く口づけられる。
「誰が、お前を愛していないと言った」
守るための“冷遇”だったと明かされ、逃げ道を塞がれ、甘く囲われ、何度も唇を奪われて——。
これは冷遇妃のはずだった少女が、気づけば皇帝の唯一へと捕獲されてしまう甘く濃密な溺愛物語。
靴屋の娘と三人のお兄様
こじまき
恋愛
靴屋の看板娘だったデイジーは、母親の再婚によってホークボロー伯爵令嬢になった。ホークボロー伯爵家の三兄弟、長男でいかにも堅物な軍人のアレン、次男でほとんど喋らない魔法使いのイーライ、三男でチャラい画家のカラバスはいずれ劣らぬキラッキラのイケメン揃い。平民出身のにわか伯爵令嬢とお兄様たちとのひとつ屋根の下生活。何も起こらないはずがない!?
※小説家になろうにも投稿しています。
【完結】付き合ってもいないのに、幼なじみの佐藤がプロポーズしてきた
ぽぽよ
恋愛
「俺らさ、結婚しない?」
三十二歳、独身同士。
幼なじみの佐藤が、たこ焼きパーティの最中に突然言い出した。
付き合ってもないのに。
夢見てた甘いプロポーズじゃないけれど、佐藤となら居心地いいし、給料もあるし、嫁姑問題もないし、性格も知ってる。
断る理由が、ない。
こうして、交際0日で結婚することが決まった。
「とりあえず同棲すっか」
軽いノリで決まってゆく未来。
ゆるっとだらっと流れていく物語。
※本編は全7話。
※スパダリは一人もいません笑
【完結/番外追加】サリシャの光 〜憧れの先へ〜
ねるねわかば
恋愛
彼女は進む。過去に囚われた者たちを残して──
大商会の娘サーシャ。
子どもの頃から家業に関わる彼女は、従妹のメリンダと共に商会の看板娘として注目を集めていた。
華々しい活躍の裏で、着実に努力を重ねて夢へと向かうサーシャ。しかし時には心ないことを言う者もいた。
そんな彼女が初めて抱いた淡い恋。
けれどその想いは、メリンダの涙と少年の軽率な一言であっさり踏みにじられてしまう。
サーシャはメリンダたちとは距離をおき、商会の仕事からも離れる。
新たな場所で任される仕事、そして新たな出会い。どこにあっても、彼女が夢を諦めることはない。
一方、光に囚われた者たちは後悔と執着を募らせていき──
夢を諦めない少女が、もがきながら光を紡いでいく軌跡。
※前作「ルースの祈り」と同じ世界観で登場人物も一部かぶりますが、単体でお読みいただけます。
※作中の仕事や制作物、小物の知識などは全てフィクションです。史実や事実に基づいていないことをご理解ください。
皇太子夫妻の歪んだ結婚
夕鈴
恋愛
皇太子妃リーンは夫の秘密に気付いてしまった。
その秘密はリーンにとって許せないものだった。結婚1日目にして離縁を決意したリーンの夫婦生活の始まりだった。
本編完結してます。
番外編を更新中です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる