貴方に出会った幸せ〜人生初の恋〜

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波乱含みの修学旅行➉

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「こら!お前達、どうした?」

先生が私達の班の所に来た。

「今、大声出したのは誰だ?手を挙げろ!」
村瀬君と加藤君が手を挙げ、先生が2人を連れて行こうとするが
「藤原さんもですよ。先生」と村瀬君が言う。
「なんでだ?」

「元々は藤原さんが班の協調を乱したりするから、原因は藤原さんが1番あると思う」

私や翔太君、先生や周りの生徒が一斉に藤原さんを見る。
「な、なによ!私が全部悪い訳!いいがかりも辞めて」
「今も、さっきも、乱してるじゃねぇか!」

「辞めろ!とりあえず藤原も来い」

みんなに見られては従うしかないと思ったのか、3人は皆に見られながらご飯場を後にした…。


3人が居なくなって、私と翔太君だけ残された場所は注目の的だった。
ヒソヒソ…ヒソヒソ…と噂が噂を呼びどんどんと私達に注目が集まる。

ご飯を食べるような雰囲気じゃなくなり、箸は一向に動かない。翔太君も同じで…。
「しょ、翔太君、ご飯食べる雰囲気じゃないね…」
「そうだね…。中村さんがいいなら、もう出ていかない?」
私は頷き、その場を出ていった。


「はぁ…、なんだか疲れたね」
「そうだね…」

2人きりだから喜ぶ場面ではあるが、なんだかそんな気分でも無かった。でも…

「やっと、2人になれたね」

翔太君の言葉が嬉しかった。1日が終わるこの時にようやく邪魔されず2人になれた。
「中村さん、良かったら外行かない?」
「うん」

夜風が心地よく、歩くにはちょうど良い感じだった。
昼間は藤原さんがいたのであまり話せなかったからこんな時間を持てたのはやっぱり嬉しかった。

「藤原さんが邪魔しちゃってごめんね、それにゲームもバレていたみたいだし…」
「そんな事ない、私が察しやすい感じにしてしまったし、もう少しバレない感じにしたら良かったから…」

お互いがお互いの非を言いあってしまう。

「今は2人だから…それがいいな」

ボソっと私が言葉をこぼすと、そっと翔太君が私の手を繋いできた…。
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