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レオンの告白
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葵が別荘に戻ると、皆がリビングに集まっていた。
「葵?なにかあったのか?」
司が心配そうな顔で聞いてきた。
「何もないよ。ただ散歩してただけ。それより皆どうしたの?」
「レオン王子が話があるって集められたんだ。」
レオンを見ると意思の強い目で頷いた。
「桜葉さんと橘さんにお話があるんです。俺はアルミナの軍に命を狙われています。」
レオンの告白が衝撃的だったのか、司と樹は一瞬息を飲んだ。
「暗殺などを請け負っている部隊で、四人が日本に入国しています。」
「軍が?何故レオン王子の暗殺なんてするんですかっ?」
「多分・・・王族関係者が部隊を動かしているんだと思います。」
レオンは辛そうな顔をして言った。
「レオン・・。もういいよ。」
葵が止めに入るがレオンは続けた。
「王位継承の話が出てから俺の回りで不可解な事が起こり始めたんです。恐らく、俺に王位を継がせたくない者の仕業でしょう。今まで失敗続きでしたから相手も本気で来ると思います。」
「だったらこんな所にいては駄目です!警察に保護を求めましょう!?すぐに連絡を・・」
樹がスマホを取り出し電話をかけようとする。
「いいえ。俺は日本でまだしたい事があるんです。それが出来なければ危険を犯してまで日本に来た意味がありません。」
「それは、命があってのものでしょう!?今は身の安全が第一です!!」
「・・・。」
レオンは辛そうに俯いてしまった。
(確かに、橘さんの言うことは正論だ。だけど・・・。)
葵はレオンをチラッと見て口を開いた。
「橘さん。レオンの意思を尊重する事は出来ませんか?危険を承知で日本に来日したレオンの覚悟を、そこまでしてでも成し遂げたい事がきっとあるんです。」
葵は樹を真っ直ぐ見て言った。
「駄目です!命の危険にある人を見逃す事なんて出来ません!」
樹も一歩も引かない。
「だったら、橘さん・桜葉さんお引き取り下さい。私は、依頼人の意思を最大限尊重します。どんなことがあっても!」
「そんな事出来る訳ないでしょう!?」
「だったら、ここはレオンの意思を尊重しませんか?誰にだって背負っているものも成し遂げたい事も有るでしょう?橘さんにもありますよね?」
葵の言葉が解らないでもなかった。
樹は葛藤した。
「樹。俺達の負けだ。」
「司?何言ってる?何かあったらどうするんだ!?」
「それは、俺達が守れば良いだけの事だろう?それとも、お前はレオン王子を守る自信がないのか?」
「そういう事を言ってるんじゃない!!」
樹は何かを考え込んだ。
「・・・・解ったよ。俺の負けだ。レオン王子の事は何がなんでも俺達で守ろう!!」
「樹!」
司は嬉しそうに葵の顔を見た。
「瑞希達は危険だから別の場所に避難して下さい。今から場所を確保します。」
「いいえ!葵さん俺達も残ります。レオン一人には出来ません。俺達も危険を承知でレオンに付いてきたんです!」
「ミズキ。でも君達に何かあったら・・」
「大丈夫です。我々はレオン王子とどこまでも一緒です。」
もう一人の従者が言う。
「・・・・。」
葵はレオン達のやり取りを静かに見つめていた。
「葵?なにかあったのか?」
司が心配そうな顔で聞いてきた。
「何もないよ。ただ散歩してただけ。それより皆どうしたの?」
「レオン王子が話があるって集められたんだ。」
レオンを見ると意思の強い目で頷いた。
「桜葉さんと橘さんにお話があるんです。俺はアルミナの軍に命を狙われています。」
レオンの告白が衝撃的だったのか、司と樹は一瞬息を飲んだ。
「暗殺などを請け負っている部隊で、四人が日本に入国しています。」
「軍が?何故レオン王子の暗殺なんてするんですかっ?」
「多分・・・王族関係者が部隊を動かしているんだと思います。」
レオンは辛そうな顔をして言った。
「レオン・・。もういいよ。」
葵が止めに入るがレオンは続けた。
「王位継承の話が出てから俺の回りで不可解な事が起こり始めたんです。恐らく、俺に王位を継がせたくない者の仕業でしょう。今まで失敗続きでしたから相手も本気で来ると思います。」
「だったらこんな所にいては駄目です!警察に保護を求めましょう!?すぐに連絡を・・」
樹がスマホを取り出し電話をかけようとする。
「いいえ。俺は日本でまだしたい事があるんです。それが出来なければ危険を犯してまで日本に来た意味がありません。」
「それは、命があってのものでしょう!?今は身の安全が第一です!!」
「・・・。」
レオンは辛そうに俯いてしまった。
(確かに、橘さんの言うことは正論だ。だけど・・・。)
葵はレオンをチラッと見て口を開いた。
「橘さん。レオンの意思を尊重する事は出来ませんか?危険を承知で日本に来日したレオンの覚悟を、そこまでしてでも成し遂げたい事がきっとあるんです。」
葵は樹を真っ直ぐ見て言った。
「駄目です!命の危険にある人を見逃す事なんて出来ません!」
樹も一歩も引かない。
「だったら、橘さん・桜葉さんお引き取り下さい。私は、依頼人の意思を最大限尊重します。どんなことがあっても!」
「そんな事出来る訳ないでしょう!?」
「だったら、ここはレオンの意思を尊重しませんか?誰にだって背負っているものも成し遂げたい事も有るでしょう?橘さんにもありますよね?」
葵の言葉が解らないでもなかった。
樹は葛藤した。
「樹。俺達の負けだ。」
「司?何言ってる?何かあったらどうするんだ!?」
「それは、俺達が守れば良いだけの事だろう?それとも、お前はレオン王子を守る自信がないのか?」
「そういう事を言ってるんじゃない!!」
樹は何かを考え込んだ。
「・・・・解ったよ。俺の負けだ。レオン王子の事は何がなんでも俺達で守ろう!!」
「樹!」
司は嬉しそうに葵の顔を見た。
「瑞希達は危険だから別の場所に避難して下さい。今から場所を確保します。」
「いいえ!葵さん俺達も残ります。レオン一人には出来ません。俺達も危険を承知でレオンに付いてきたんです!」
「ミズキ。でも君達に何かあったら・・」
「大丈夫です。我々はレオン王子とどこまでも一緒です。」
もう一人の従者が言う。
「・・・・。」
葵はレオン達のやり取りを静かに見つめていた。
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