62 / 69
【本編続き】
3-11.5.バイレンス家の動きと聖教国の大司教
しおりを挟む
バイレンス家長男のシーラスは、実家の屋敷で送りつけられた手紙を開いた。
その文面に、怒りのあまり執務机を拳で叩いた。
「くそっ! オヤジの奴め!」
手紙の中には、雑務をさせるための家督継承を言明しており、結婚相手は他国の重要な立場の娘にすることが書いてあった。
家督はもともと狙っていたから当主になることは問題ない。
しかし、雑務を押し付けて、「家督権限の一部は父のハルドンに残す」と記載している。
挙げ句、狙っていた第一王女から手を引いて、他国の人間と結婚せよというのである。
「ふざけやがって。俺様が家督を継いだはずなのに、なぜオヤジの言いなりにならなくちゃいけない!」
当主の座は結婚の格を合わせるに過ぎない、ただの必要条件であったはずだ。
「ん? そうだ、王女と婚姻せざるを得ない何かがあれば……」
シーラスは、第一王女に対するいままでの行動は、何度も手紙や品を送りつけるなどする形式的なものばかりだった。
しかし、父・ハルドンの手紙を読んで家督を継いだことを知り、いよいよ行動するのを決意する。
「その舞台を整えるには、これしかない」
美しいエリス第一王女の容姿を思い返し、シーラスはこれからの計画に薄ら笑いを浮かべた。
あの女が自分から進んで俺様のものになるのだと。
そこでふと、長女の姿が見えないことに疑問を抱いた。
そういえば、いま王都の別邸の一つにいるはずだ。しかも最近は帰ってきていない。社交界で男漁りに必死で、無駄に着飾っているのだろう、とあざ笑う表情を浮かべた。
しかし、シーラスはミラが生きていることをまだ知らない。
***
シーラスに手紙が届く少し前、バイレンス家の当主だったハルドンは、こう命令した。
「これをそれぞれに届けるんだ!」
信頼の置ける者だけに、実家とルナド聖教国、ハルベム小王国に使いを走らせた。
実家には、長男がいる。
ルナド聖教国には、ハルドンを支援する教団が存在している。
ハルベム小王国には、次女が留学していて、一時帰国をする命令書を送らせた。
実は、教団があれ程の人材を確保できるのは、いち教団ではなく、国が背後にあるためである。教団は国の所属だ。
ハルドンはそのことをあまりよく知らなかった。表と裏で、団体名が違う、裏の組織が別にあるなどは、聖教国では日常茶飯事だからだ。
それに側近にいる影の男が、ハルドンにさまざまな情報をもたらし、また、聖教国の不利になる情報は与えないようにコントロールしているからである。
リリカとの戦闘からも魔人化せずに逃れた人物だ。
「次女には一応、異変を察知されずに、命令だけを送った。これで大丈夫だろう。ただ、教団にどれほどの余力があるかが問題だ……」
***
1週間後。
ハルドンのもとに訪れたのは、追加の教団員の男たちではなかった。
白い聖職者の衣装をしたシスター風の女性が1人だけである。年齢は20代なかばと行ったところだろうか。
この王国にはあまりいない、西南方面の外国人だ。
他に教団員の姿は見えない。
「どういうことだ? なぜこの女を教団は送ってきた?」
手紙には、今以上の戦力をできれば用意してほしいと伝えたはずである。
ハルドンは、戦力が役に立たなかった以上、教団がもっと人員を出すべきだと考えていた。
その思惑は教団側も気付いているのだろう。
「このお方はご要望の人物です」
側近がそう答えた。
ルナド聖教国には、『三大司教』と呼ばれる存在がいて、それぞれに特徴を持った教団組織をまとめている。
「この女が? ただの華奢な女にしか見えんが……」
ハルドンは無礼にも上から下までを舐めるように見て、この女に何の価値があるのかと疑問の表情を浮かべた。
「このお方は、この教団の実質的なトップで指導者のルシュメル様です」
本当は、3つの教団を国がまとめて、それぞれにトップがいる。三立制を敷いていた。そのうえに国の最大司教がいる。国で言えば2番目に偉い人間だ。
ハルドンにとっては、教団の最大権力を持つ、無視できない人物である。
「なにっ!」
それを聞いてハルドンは飛び上がるほどびっくりした。
(教団の実質的なトップだと?)
ようするに、教団員を動かす全権を持っているのである。
そして、魔人の生み出し方も、王権授権の知識も、王家システムの裏技も、教団、ひいては彼女が提供したということになる。
ハルドンにとっての最も大きな知識のスポンサーであり、全面的な協力者である。
「それは失礼を。この度はお忙しいところを――」
当主として挨拶しようとしたところで、片手で静止された。
「思ってもいない挨拶を無理にさせるのは忍びありません。さきほどのように自然体で結構です」
「はあ……、あなたがそうおっしゃるなら」
ハルドンは、教団員相手のときと同じように話すことにした。交渉のしにくい性格のようで、ハルドンは心のなかで舌打ちした。
不満を顔に出さないように、そのまま話を続けるハルドン。
「それで、トップの方が来て、教団員を直接指揮すると?」
その質問に、ルシュメルは間髪なく答える。
「いえ、その予定はありません」
「じゃあ……あなたが戦力になると? 魔法が使えるとか」
権力的にはトップかもしれないが、彼女が戦力になるとは到底思えなかった。
特別な魔法でも使えるのかもしれないと聞く。
ルナド聖教国には、優れた魔法を行使する国家に属す教団のトップが1人いるからである。国の名前が知れ渡ったのは、それがあまりに大きな出来事だったからだ。東にある大国の軍勢を魔法で退けたという。
しかし、それは彼女ではない。
「いいえ、私は『神の奇跡』を行使できるので、神ができる奇跡の一部が私にも使えます」
「奇跡……というのは魔法とはまた違うので?」
ハルドンは、宗教色を帯びた言葉に困惑した。
それと同時に、疑問を浮かべる。側近に視線をやると、それに答えた。
「ルシュメル様は『奇跡(自称)』を使えます。けれど、おそらくご当主様が思い浮かべる奇跡とは全く違います」
側近は少しだけ言いよどんだ。
説明したいが本人の前ではそれが難しいとでも言いたげだ。
至って真面目に、彼女は「神の奇跡を振るえる」のだという。しかし、本当は「本物の奇跡ではない」かのような言い草にも見えた。たしかに奇跡が嘘なら、教団のトップに「嘘つき」と言ってしまい、それはまずいのだろう。明らかに神を信じている人間に、「神の奇跡など無い」と言ってよいことではない。
「じゃあ、少し見せてくれないか?」
ルシュメルは頷いた。
「よろしいでしょう。ではどれに奇跡を行使すれば?」
手品のような小手先ではできないことを提案するハルドン。
「う~ん。じゃあ、あのボロ屋があるだろう。あれを消してみてはくれないか?」
「わかりました」
数瞬の後、使われなくなった目の前のボロ屋敷が跡形もなく消えた。
「な……」
「ご理解いただけましたか?」
瞬きして、その瞬間が何も見えなかった。
「いや、もう一回だ。次は、あの空に浮かぶ雲を消すのはどうだ?」
これなら目に見えなくても小細工は使えないはずだと。
人間は空まではどうやっても届かないし、雲などという実態のつかめないものを消せるわけがない。
だが、ハルドンがそう言った次の瞬間には、上空の雲が消えていた。
「消しました」
「馬鹿な……。何をしたら雲が消えるんだ……」
空に大量に浮かんでいた雲が全て消えた。辺り一帯である。
「神の奇跡です」
側近は、その様子を見て首を横に振った。
ダメだこれはと。
「ご当主様、見る時は雲ではなく、ルシュメル様を見ていて下さい」
そう言われて、もう一度雲を消すように頼んで、空を見た。
が、すぐにルシュメルに視線を移す。彼女を見るのだと言われたからだ。
すると、流れてきた雲の塊が消えた。
ルシュメルがしたのである。
その方法を見て納得した。
「そういうことか……。これが神の奇跡!」
ハルドンは、神妙な顔つきでルシュメルの顔を見た。
「ご理解いただけたようで何よりです」
理解してしまった。
大司教の彼女をトップに据え、教団がなぜ「魔人」を作れて、その魔人がなぜあんな力を持つのか。
その理由を垣間見たのである。
ハルドンと長男のシーラスは、それぞれの思惑を胸に準備を始めた。
その文面に、怒りのあまり執務机を拳で叩いた。
「くそっ! オヤジの奴め!」
手紙の中には、雑務をさせるための家督継承を言明しており、結婚相手は他国の重要な立場の娘にすることが書いてあった。
家督はもともと狙っていたから当主になることは問題ない。
しかし、雑務を押し付けて、「家督権限の一部は父のハルドンに残す」と記載している。
挙げ句、狙っていた第一王女から手を引いて、他国の人間と結婚せよというのである。
「ふざけやがって。俺様が家督を継いだはずなのに、なぜオヤジの言いなりにならなくちゃいけない!」
当主の座は結婚の格を合わせるに過ぎない、ただの必要条件であったはずだ。
「ん? そうだ、王女と婚姻せざるを得ない何かがあれば……」
シーラスは、第一王女に対するいままでの行動は、何度も手紙や品を送りつけるなどする形式的なものばかりだった。
しかし、父・ハルドンの手紙を読んで家督を継いだことを知り、いよいよ行動するのを決意する。
「その舞台を整えるには、これしかない」
美しいエリス第一王女の容姿を思い返し、シーラスはこれからの計画に薄ら笑いを浮かべた。
あの女が自分から進んで俺様のものになるのだと。
そこでふと、長女の姿が見えないことに疑問を抱いた。
そういえば、いま王都の別邸の一つにいるはずだ。しかも最近は帰ってきていない。社交界で男漁りに必死で、無駄に着飾っているのだろう、とあざ笑う表情を浮かべた。
しかし、シーラスはミラが生きていることをまだ知らない。
***
シーラスに手紙が届く少し前、バイレンス家の当主だったハルドンは、こう命令した。
「これをそれぞれに届けるんだ!」
信頼の置ける者だけに、実家とルナド聖教国、ハルベム小王国に使いを走らせた。
実家には、長男がいる。
ルナド聖教国には、ハルドンを支援する教団が存在している。
ハルベム小王国には、次女が留学していて、一時帰国をする命令書を送らせた。
実は、教団があれ程の人材を確保できるのは、いち教団ではなく、国が背後にあるためである。教団は国の所属だ。
ハルドンはそのことをあまりよく知らなかった。表と裏で、団体名が違う、裏の組織が別にあるなどは、聖教国では日常茶飯事だからだ。
それに側近にいる影の男が、ハルドンにさまざまな情報をもたらし、また、聖教国の不利になる情報は与えないようにコントロールしているからである。
リリカとの戦闘からも魔人化せずに逃れた人物だ。
「次女には一応、異変を察知されずに、命令だけを送った。これで大丈夫だろう。ただ、教団にどれほどの余力があるかが問題だ……」
***
1週間後。
ハルドンのもとに訪れたのは、追加の教団員の男たちではなかった。
白い聖職者の衣装をしたシスター風の女性が1人だけである。年齢は20代なかばと行ったところだろうか。
この王国にはあまりいない、西南方面の外国人だ。
他に教団員の姿は見えない。
「どういうことだ? なぜこの女を教団は送ってきた?」
手紙には、今以上の戦力をできれば用意してほしいと伝えたはずである。
ハルドンは、戦力が役に立たなかった以上、教団がもっと人員を出すべきだと考えていた。
その思惑は教団側も気付いているのだろう。
「このお方はご要望の人物です」
側近がそう答えた。
ルナド聖教国には、『三大司教』と呼ばれる存在がいて、それぞれに特徴を持った教団組織をまとめている。
「この女が? ただの華奢な女にしか見えんが……」
ハルドンは無礼にも上から下までを舐めるように見て、この女に何の価値があるのかと疑問の表情を浮かべた。
「このお方は、この教団の実質的なトップで指導者のルシュメル様です」
本当は、3つの教団を国がまとめて、それぞれにトップがいる。三立制を敷いていた。そのうえに国の最大司教がいる。国で言えば2番目に偉い人間だ。
ハルドンにとっては、教団の最大権力を持つ、無視できない人物である。
「なにっ!」
それを聞いてハルドンは飛び上がるほどびっくりした。
(教団の実質的なトップだと?)
ようするに、教団員を動かす全権を持っているのである。
そして、魔人の生み出し方も、王権授権の知識も、王家システムの裏技も、教団、ひいては彼女が提供したということになる。
ハルドンにとっての最も大きな知識のスポンサーであり、全面的な協力者である。
「それは失礼を。この度はお忙しいところを――」
当主として挨拶しようとしたところで、片手で静止された。
「思ってもいない挨拶を無理にさせるのは忍びありません。さきほどのように自然体で結構です」
「はあ……、あなたがそうおっしゃるなら」
ハルドンは、教団員相手のときと同じように話すことにした。交渉のしにくい性格のようで、ハルドンは心のなかで舌打ちした。
不満を顔に出さないように、そのまま話を続けるハルドン。
「それで、トップの方が来て、教団員を直接指揮すると?」
その質問に、ルシュメルは間髪なく答える。
「いえ、その予定はありません」
「じゃあ……あなたが戦力になると? 魔法が使えるとか」
権力的にはトップかもしれないが、彼女が戦力になるとは到底思えなかった。
特別な魔法でも使えるのかもしれないと聞く。
ルナド聖教国には、優れた魔法を行使する国家に属す教団のトップが1人いるからである。国の名前が知れ渡ったのは、それがあまりに大きな出来事だったからだ。東にある大国の軍勢を魔法で退けたという。
しかし、それは彼女ではない。
「いいえ、私は『神の奇跡』を行使できるので、神ができる奇跡の一部が私にも使えます」
「奇跡……というのは魔法とはまた違うので?」
ハルドンは、宗教色を帯びた言葉に困惑した。
それと同時に、疑問を浮かべる。側近に視線をやると、それに答えた。
「ルシュメル様は『奇跡(自称)』を使えます。けれど、おそらくご当主様が思い浮かべる奇跡とは全く違います」
側近は少しだけ言いよどんだ。
説明したいが本人の前ではそれが難しいとでも言いたげだ。
至って真面目に、彼女は「神の奇跡を振るえる」のだという。しかし、本当は「本物の奇跡ではない」かのような言い草にも見えた。たしかに奇跡が嘘なら、教団のトップに「嘘つき」と言ってしまい、それはまずいのだろう。明らかに神を信じている人間に、「神の奇跡など無い」と言ってよいことではない。
「じゃあ、少し見せてくれないか?」
ルシュメルは頷いた。
「よろしいでしょう。ではどれに奇跡を行使すれば?」
手品のような小手先ではできないことを提案するハルドン。
「う~ん。じゃあ、あのボロ屋があるだろう。あれを消してみてはくれないか?」
「わかりました」
数瞬の後、使われなくなった目の前のボロ屋敷が跡形もなく消えた。
「な……」
「ご理解いただけましたか?」
瞬きして、その瞬間が何も見えなかった。
「いや、もう一回だ。次は、あの空に浮かぶ雲を消すのはどうだ?」
これなら目に見えなくても小細工は使えないはずだと。
人間は空まではどうやっても届かないし、雲などという実態のつかめないものを消せるわけがない。
だが、ハルドンがそう言った次の瞬間には、上空の雲が消えていた。
「消しました」
「馬鹿な……。何をしたら雲が消えるんだ……」
空に大量に浮かんでいた雲が全て消えた。辺り一帯である。
「神の奇跡です」
側近は、その様子を見て首を横に振った。
ダメだこれはと。
「ご当主様、見る時は雲ではなく、ルシュメル様を見ていて下さい」
そう言われて、もう一度雲を消すように頼んで、空を見た。
が、すぐにルシュメルに視線を移す。彼女を見るのだと言われたからだ。
すると、流れてきた雲の塊が消えた。
ルシュメルがしたのである。
その方法を見て納得した。
「そういうことか……。これが神の奇跡!」
ハルドンは、神妙な顔つきでルシュメルの顔を見た。
「ご理解いただけたようで何よりです」
理解してしまった。
大司教の彼女をトップに据え、教団がなぜ「魔人」を作れて、その魔人がなぜあんな力を持つのか。
その理由を垣間見たのである。
ハルドンと長男のシーラスは、それぞれの思惑を胸に準備を始めた。
301
あなたにおすすめの小説
聖女の力を隠して塩対応していたら追放されたので冒険者になろうと思います
登龍乃月
ファンタジー
「フィリア! お前のような卑怯な女はいらん! 即刻国から出てゆくがいい!」
「え? いいんですか?」
聖女候補の一人である私、フィリアは王国の皇太子の嫁候補の一人でもあった。
聖女となった者が皇太子の妻となる。
そんな話が持ち上がり、私が嫁兼聖女候補に入ったと知らされた時は絶望だった。
皇太子はデブだし臭いし歯磨きもしない見てくれ最悪のニキビ顔、性格は傲慢でわがまま厚顔無恥の最悪を極める、そのくせプライド高いナルシスト。
私の一番嫌いなタイプだった。
ある日聖女の力に目覚めてしまった私、しかし皇太子の嫁になるなんて死んでも嫌だったので一生懸命その力を隠し、皇太子から嫌われるよう塩対応を続けていた。
そんなある日、冤罪をかけられた私はなんと国外追放。
やった!
これで最悪な責務から解放された!
隣の国に流れ着いた私はたまたま出会った冒険者バルトにスカウトされ、冒険者として新たな人生のスタートを切る事になった。
そして真の聖女たるフィリアが消えたことにより、彼女が無自覚に張っていた退魔の結界が消え、皇太子や城に様々な災厄が降りかかっていくのであった。
2025/9/29
追記開始しました。毎日更新は難しいですが気長にお待ちください。
召喚失敗!?いや、私聖女みたいなんですけど・・・まぁいっか。
SaToo
ファンタジー
聖女を召喚しておいてお前は聖女じゃないって、それはなくない?
その魔道具、私の力量りきれてないよ?まぁ聖女じゃないっていうならそれでもいいけど。
ってなんで地下牢に閉じ込められてるんだろ…。
せっかく異世界に来たんだから、世界中を旅したいよ。
こんなところさっさと抜け出して、旅に出ますか。
タダ働きなので待遇改善を求めて抗議したら、精霊達から『破壊神』と怖れられています。
渡里あずま
ファンタジー
出来損ないの聖女・アガタ。
しかし、精霊の加護を持つ新たな聖女が現れて、王子から婚約破棄された時――彼女は、前世(現代)の記憶を取り戻した。
「それなら、今までの報酬を払って貰えますか?」
※※※
虐げられていた子が、モフモフしながらやりたいことを探す旅に出る話です。
※重複投稿作品※
表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。
【完結】使えない令嬢として一家から追放されたけど、あまりにも領民からの信頼が厚かったので逆転してざまぁしちゃいます
腕押のれん
ファンタジー
アメリスはマハス公国の八大領主の一つであるロナデシア家の三姉妹の次女として生まれるが、頭脳明晰な長女と愛想の上手い三女と比較されて母親から疎まれており、ついに追放されてしまう。しかしアメリスは取り柄のない自分にもできることをしなければならないという一心で領民たちに対し援助を熱心に行っていたので、領民からは非常に好かれていた。そのため追放された後に他国に置き去りにされてしまうものの、偶然以前助けたマハス公国出身のヨーデルと出会い助けられる。ここから彼女の逆転人生が始まっていくのであった!
私が死ぬまでには完結させます。
追記:最後まで書き終わったので、ここからはペース上げて投稿します。
追記2:ひとまず完結しました!
「魔道具の燃料でしかない」と言われた聖女が追い出されたので、結界は消えます
七辻ゆゆ
ファンタジー
聖女ミュゼの仕事は魔道具に力を注ぐだけだ。そうして国を覆う大結界が発動している。
「ルーチェは魔道具に力を注げる上、癒やしの力まで持っている、まさに聖女だ。燃料でしかない平民のおまえとは比べようもない」
そう言われて、ミュゼは城を追い出された。
しかし城から出たことのなかったミュゼが外の世界に恐怖した結果、自力で結界を張れるようになっていた。
そしてミュゼが力を注がなくなった大結界は力を失い……
召喚されたら聖女が二人!? 私はお呼びじゃないようなので好きに生きます
かずきりり
ファンタジー
旧題:召喚された二人の聖女~私はお呼びじゃないようなので好きに生きます~
【第14回ファンタジー小説大賞エントリー】
奨励賞受賞
●聖女編●
いきなり召喚された上に、ババァ発言。
挙句、偽聖女だと。
確かに女子高生の方が聖女らしいでしょう、そうでしょう。
だったら好きに生きさせてもらいます。
脱社畜!
ハッピースローライフ!
ご都合主義万歳!
ノリで生きて何が悪い!
●勇者編●
え?勇者?
うん?勇者?
そもそも召喚って何か知ってますか?
またやらかしたのかバカ王子ー!
●魔界編●
いきおくれって分かってるわー!
それよりも、クロを探しに魔界へ!
魔界という場所は……とてつもなかった
そしてクロはクロだった。
魔界でも見事になしてみせようスローライフ!
邪魔するなら排除します!
--------------
恋愛はスローペース
物事を組み立てる、という訓練のため三部作長編を予定しております。
勇者パーティーを追放されました。国から莫大な契約違反金を請求されると思いますが、払えますよね?
猿喰 森繁
ファンタジー
「パーティーを抜けてほしい」
「え?なんて?」
私がパーティーメンバーにいることが国の条件のはず。
彼らは、そんなことも忘れてしまったようだ。
私が聖女であることが、どれほど重要なことか。
聖女という存在が、どれほど多くの国にとって貴重なものか。
―まぁ、賠償金を支払う羽目になっても、私には関係ないんだけど…。
前の話はテンポが悪かったので、全文書き直しました。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
仕事繁忙期の為、2月中旬まで更新を週一に致します。
カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる