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【本編続き】
3-12.候補の提案とお茶会
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ミラは、実験で人形の魂たちの尊い犠牲を経て、緊張をほぐす薬を完成させた。
いまは、飲み続けても安全か、中期的連用の副作用を試している。
ふと、自室のベッドで横になっていると、昨日の午後、薬を完成させて王家に出向いたそこでの会話を思い返した。
食事会というよりはお茶会を改めて開き、ミラは同じ場所に座っていた。
第三王女のフレドリカは、表情に少し元気がなく、あの事件のことで怒られたのだろう。
フローラはいつもどおり笑顔が顔にはいついているが、屋敷に来たときと同様に少し疲れが見えた。
王妃のマーガレットは鉄面皮で表情を隠して、ミラにはよくわからなかった。王妃はこれくらいでないといけないのかもしれない。
国王とレオは今日いなかった。
この食事会の参加者の裏で、彼女たちの代わりに仕事をしていたようだ。
あとは第一王女のエリスだが、表情が前よりも暗かった。昨日あんな事があったのだから仕方ない。
そこで、マーガレットがミラに話しかけた。
「ミラさん、聖女の件だけど、改めて伝えます。まず、聖女は最終試験があって、その資格を得る最終試験の候補者にあなたは選ばれています。フローラが推薦したのですから、最終試験も問題なく正式に聖女になれるとは思いますが、あなたの意見が聞きたいわ」
「そうですね……」
「考えてくれたのでしょう?」
「では、その聖女の件ですけれど、候補の拝命を謹んでお受けします。それからあの……。もう1人、候補に推薦していただけませんか?」
「もう1人? 誰かしら?」
「リリカ・シャンプマーニュさんです」
マーガレットから鉄面皮の表情が崩れ、カップから紅茶を吹き出しそうになった。
むせて、咳をする有様だ。
「シャンプマーニュ家の?」
かなり意外そうなマーガレットの表情だ。
「そうです」
「ちなみに、理由を聞いても?」
「はい、彼女も聖女になりたがっているみたいで、私が見た限りでも十分に薬師の知識や経験を持っていました。でも本番に弱いということで、推薦以外の資格を満たせていないらしいのです」
「なるほどねぇ……」
「いま薬を作ってますけど、私が聖女候補になって最終試験を受けてしまうと、聖女に正式になったとき、リリカさんの目標を奪ってしまうのではないかと思いまして。できればどちらが合格してもよい状況で受けたいです」
「ミラさんは人がよいのね。どうしてもっていうなら検討するけれど、シャンプマーニュ家のことはフローラから聞いているはずよね?」
「もちろんです」
「なら考えておくわ」
「ありがとうございます」
必要な話が終わり、少し雑談をしていると、昨日の襲撃事件の話になった。
「バイレンス家を調べてわかったことなのだけど、まず当主が国外の教団と繋がっていることがわかったわ。それから、当主の妻、ミラさんでいうところの元母親が行方不明だそうよ」
それを聞いて、ミラは何の感慨もなかった。
母親は特にミラと関わりが薄かったためだ。
「それは……」
「あの魔人変身アイテムの血を見て、まさかと思って国家システムの鑑定にかけたら……わかったわ」
そういえば、昨日、教団の男たちから出てきた変身アイテムをマーガレットが集めている様子をミラは思い返した。
恐る恐る聞く。
「……なにが、わかったのですか?」
ミラも真剣なマーガレットの表情に、なんとなく結論を察してしまった。
「中身は、当主の妻、つまり、ミラさんの元母親の血液よ」
「そうでしたか……」
ミラは、それ以外の感想を持たなかった。
にしても、当主のハルドンは妻の遺体から血液を抜いて、魔人変身アイテムとして教団員に配った。あまりにもおぞましい方法である。
「問題は、こんな方法を誰があのバイレンス家当主に教えたかよ。王家でも方法を知らないこと、というより、この世界で、そもそもそんな方法があることを一体どれだけの人間が知っているのかってくらい特殊で悪魔的な知識よ」
「そんな知識、実家の本や文献には全くありませんでした。では一体どこで……あ、それで国外の?」
「そうよ、国外にも教団の支部があり、特殊な知識に精通している国の名は『ルナド聖教国』。ここしかないわ」
「そこって、どのような国なのですか?」
ミラは疑問符を浮かべて質問した。
地理的な情報はもちろん知っているし、歴史のかんたん説明も見たことがある。しかし、領地からずっと出てこなかったミラには、外国という場所を想像するだけの経験がなかった。
だから、具体的なことを王妃から聞きたかったのである。
「宗教国家ね。3つの教団が支配し、その上に最大司教が国王を代理する国よ。もともとこの国は、この地域一帯を治めていた大国が分裂しているの。ルナド聖教国、ハルベム小王国、そしてこの国ね」
ミラが聞いたことがある国名だった。
地理の本で読んだという以外に、姉である次女が留学した先がハルベム小王国だ。久しぶりに国名を聞いた。
「つまり、この国のシステムの根幹が、ルナド聖教国には昔から代々に渡って伝えられていた?」
ミラは真剣な目でマーガレットを見つめた。
「ええ、その可能性が高いわ」
「でも、神を信じているはずの国が、魔人を作る知識を教えるんでしょうか?」
ミラは純粋に疑問に思ったことを聞いた。
「たしかにそこは不自然ね……」
その会話にフローラが割って入る。
「宗教というのは、国の上層部全員が信仰心を持つわけではない、とかはどうですか?」
マーガレットが首を縦に振って頷いた。
「それはありえるわ。でも、信じている「理想の神」だけではないわ。異端な指導者ということあり得るし、そこはわからないわ」
「そうですね……」
フローラは少し考え直す。そして議論を重ねた。
話が一段落すると、マーガレットがミラにこう伝えた。
「あ、ミラさん、さっきのことだけど。シャンプマーニュ家の子には、今度の王都試験に受かるようなら、候補者の資格を与えると伝えておいて。あの薬、王都試験だけならすぐに使えるのでしょ?」
「はい、単発での処方ならなんとか……」
その日はとりあえず、そんな会話をしてお開きになった。
ルナド聖教国には今後の動向に気をつけることは3人とも全会一致だ。
ちなみに、その会話をちらちら見ていた第三王女のフレドリカと、興味なさそうに食事を続ける第一王女のエリスがミラの視界に入り、帰り際に声をかけることにしたのだった。
特にフレドリカのことはあれからのことを聞きたい。
***
王城を出て、帰る途中で冒険者ギルドの掲示板を見た。
日課になっていたので、つい足を運んだ。
魔物の情報など冒険者向けの情報から、一般情報まである。
一般のところに、歌姫グループが王都でステージを開く事が書かれていた。
「そっか、今度は王都でライブをするのね……」
ミラは、握手したグループの女性の1人を思い浮かべた。
今度はリリカも連れて行こうかと考え、後で相談することにした。
それから屋敷に戻ってリリカに今日のことを伝えた。
王家から、伝えても良いと言われたからだ。
ミラが聖女候補にもともと選ばれていて、リリカも条件付きで候補に入れてもらえることになったと説明する。当然、王家とミラの繋がりは知られるわけだが、こればかりは仕方ないと割り切る。
それに対して、リリカは、鋭い目をミラに向けてすぐ複雑な表情を浮かべた後、最後は軽く笑って「そっか」と返答した。
なにか内面で葛藤があったのかもしれない。
しかし、最後はミラの顔を見て笑みを浮かべたから、これを受け入れたのである。
「じゃあ、王都試験で飲む薬を調整しましょうか?」
王都試験は王都でしか試験を受けられないため、多くの人が集まってくる予定だという。リリカの緊張の比も前より強くなるはずだ。
それがわかっているのか、リリカはエールを送った。
「うん、がんばって」
「任せて下さい」
リリカはさっとミラにハグした後、すぐに部屋を出ていった。
急ぎの用があるらしい。
ミラはミラでリリカ専用にする調合の準備を始める。
いまは、飲み続けても安全か、中期的連用の副作用を試している。
ふと、自室のベッドで横になっていると、昨日の午後、薬を完成させて王家に出向いたそこでの会話を思い返した。
食事会というよりはお茶会を改めて開き、ミラは同じ場所に座っていた。
第三王女のフレドリカは、表情に少し元気がなく、あの事件のことで怒られたのだろう。
フローラはいつもどおり笑顔が顔にはいついているが、屋敷に来たときと同様に少し疲れが見えた。
王妃のマーガレットは鉄面皮で表情を隠して、ミラにはよくわからなかった。王妃はこれくらいでないといけないのかもしれない。
国王とレオは今日いなかった。
この食事会の参加者の裏で、彼女たちの代わりに仕事をしていたようだ。
あとは第一王女のエリスだが、表情が前よりも暗かった。昨日あんな事があったのだから仕方ない。
そこで、マーガレットがミラに話しかけた。
「ミラさん、聖女の件だけど、改めて伝えます。まず、聖女は最終試験があって、その資格を得る最終試験の候補者にあなたは選ばれています。フローラが推薦したのですから、最終試験も問題なく正式に聖女になれるとは思いますが、あなたの意見が聞きたいわ」
「そうですね……」
「考えてくれたのでしょう?」
「では、その聖女の件ですけれど、候補の拝命を謹んでお受けします。それからあの……。もう1人、候補に推薦していただけませんか?」
「もう1人? 誰かしら?」
「リリカ・シャンプマーニュさんです」
マーガレットから鉄面皮の表情が崩れ、カップから紅茶を吹き出しそうになった。
むせて、咳をする有様だ。
「シャンプマーニュ家の?」
かなり意外そうなマーガレットの表情だ。
「そうです」
「ちなみに、理由を聞いても?」
「はい、彼女も聖女になりたがっているみたいで、私が見た限りでも十分に薬師の知識や経験を持っていました。でも本番に弱いということで、推薦以外の資格を満たせていないらしいのです」
「なるほどねぇ……」
「いま薬を作ってますけど、私が聖女候補になって最終試験を受けてしまうと、聖女に正式になったとき、リリカさんの目標を奪ってしまうのではないかと思いまして。できればどちらが合格してもよい状況で受けたいです」
「ミラさんは人がよいのね。どうしてもっていうなら検討するけれど、シャンプマーニュ家のことはフローラから聞いているはずよね?」
「もちろんです」
「なら考えておくわ」
「ありがとうございます」
必要な話が終わり、少し雑談をしていると、昨日の襲撃事件の話になった。
「バイレンス家を調べてわかったことなのだけど、まず当主が国外の教団と繋がっていることがわかったわ。それから、当主の妻、ミラさんでいうところの元母親が行方不明だそうよ」
それを聞いて、ミラは何の感慨もなかった。
母親は特にミラと関わりが薄かったためだ。
「それは……」
「あの魔人変身アイテムの血を見て、まさかと思って国家システムの鑑定にかけたら……わかったわ」
そういえば、昨日、教団の男たちから出てきた変身アイテムをマーガレットが集めている様子をミラは思い返した。
恐る恐る聞く。
「……なにが、わかったのですか?」
ミラも真剣なマーガレットの表情に、なんとなく結論を察してしまった。
「中身は、当主の妻、つまり、ミラさんの元母親の血液よ」
「そうでしたか……」
ミラは、それ以外の感想を持たなかった。
にしても、当主のハルドンは妻の遺体から血液を抜いて、魔人変身アイテムとして教団員に配った。あまりにもおぞましい方法である。
「問題は、こんな方法を誰があのバイレンス家当主に教えたかよ。王家でも方法を知らないこと、というより、この世界で、そもそもそんな方法があることを一体どれだけの人間が知っているのかってくらい特殊で悪魔的な知識よ」
「そんな知識、実家の本や文献には全くありませんでした。では一体どこで……あ、それで国外の?」
「そうよ、国外にも教団の支部があり、特殊な知識に精通している国の名は『ルナド聖教国』。ここしかないわ」
「そこって、どのような国なのですか?」
ミラは疑問符を浮かべて質問した。
地理的な情報はもちろん知っているし、歴史のかんたん説明も見たことがある。しかし、領地からずっと出てこなかったミラには、外国という場所を想像するだけの経験がなかった。
だから、具体的なことを王妃から聞きたかったのである。
「宗教国家ね。3つの教団が支配し、その上に最大司教が国王を代理する国よ。もともとこの国は、この地域一帯を治めていた大国が分裂しているの。ルナド聖教国、ハルベム小王国、そしてこの国ね」
ミラが聞いたことがある国名だった。
地理の本で読んだという以外に、姉である次女が留学した先がハルベム小王国だ。久しぶりに国名を聞いた。
「つまり、この国のシステムの根幹が、ルナド聖教国には昔から代々に渡って伝えられていた?」
ミラは真剣な目でマーガレットを見つめた。
「ええ、その可能性が高いわ」
「でも、神を信じているはずの国が、魔人を作る知識を教えるんでしょうか?」
ミラは純粋に疑問に思ったことを聞いた。
「たしかにそこは不自然ね……」
その会話にフローラが割って入る。
「宗教というのは、国の上層部全員が信仰心を持つわけではない、とかはどうですか?」
マーガレットが首を縦に振って頷いた。
「それはありえるわ。でも、信じている「理想の神」だけではないわ。異端な指導者ということあり得るし、そこはわからないわ」
「そうですね……」
フローラは少し考え直す。そして議論を重ねた。
話が一段落すると、マーガレットがミラにこう伝えた。
「あ、ミラさん、さっきのことだけど。シャンプマーニュ家の子には、今度の王都試験に受かるようなら、候補者の資格を与えると伝えておいて。あの薬、王都試験だけならすぐに使えるのでしょ?」
「はい、単発での処方ならなんとか……」
その日はとりあえず、そんな会話をしてお開きになった。
ルナド聖教国には今後の動向に気をつけることは3人とも全会一致だ。
ちなみに、その会話をちらちら見ていた第三王女のフレドリカと、興味なさそうに食事を続ける第一王女のエリスがミラの視界に入り、帰り際に声をかけることにしたのだった。
特にフレドリカのことはあれからのことを聞きたい。
***
王城を出て、帰る途中で冒険者ギルドの掲示板を見た。
日課になっていたので、つい足を運んだ。
魔物の情報など冒険者向けの情報から、一般情報まである。
一般のところに、歌姫グループが王都でステージを開く事が書かれていた。
「そっか、今度は王都でライブをするのね……」
ミラは、握手したグループの女性の1人を思い浮かべた。
今度はリリカも連れて行こうかと考え、後で相談することにした。
それから屋敷に戻ってリリカに今日のことを伝えた。
王家から、伝えても良いと言われたからだ。
ミラが聖女候補にもともと選ばれていて、リリカも条件付きで候補に入れてもらえることになったと説明する。当然、王家とミラの繋がりは知られるわけだが、こればかりは仕方ないと割り切る。
それに対して、リリカは、鋭い目をミラに向けてすぐ複雑な表情を浮かべた後、最後は軽く笑って「そっか」と返答した。
なにか内面で葛藤があったのかもしれない。
しかし、最後はミラの顔を見て笑みを浮かべたから、これを受け入れたのである。
「じゃあ、王都試験で飲む薬を調整しましょうか?」
王都試験は王都でしか試験を受けられないため、多くの人が集まってくる予定だという。リリカの緊張の比も前より強くなるはずだ。
それがわかっているのか、リリカはエールを送った。
「うん、がんばって」
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