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#29 好きに一直線な獅子座のB型は嫉妬が隠せない件
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「これで、完成!」
鬼火が中の電灯を点けた瞬間、占いコーナーは薄暗い異空間へと変貌した。
女子の歓声と拍手が沸く。
いつの間にか班に関わりなく手伝う女子が増え、他のクラスの生徒までもが占いコーナー作りに参加していた。
「鬼火さん、本当にすごいんだね……」
「まぁね!建築家志望だから!」
周が感心して言うと、鬼火はグッと親指を立てる。
占いコーナーは、一見すると簡素な小屋のようで、中は机とそれを挟んで椅子が2脚がギリギリ置ける狭さだ。
しかし、暗幕で仕切られた空間は薄暗く、分厚い壁に囲まれているような安心感があり、段ボールで作られているとは思えない建築物だ。
個性的な鬼火が作るのだからどんな奇想天外な物ができるのかと思いきや、意外にも正統派な工作をしてくれた。
そして、女子が100円ショップで買ってきたタロットカードや水晶の飾りは、薄暗い照明のおかげでそれなりに本格的に見える。
「で、類はどこを作ったんだ?」
「この蝶番のこっちのネジを締めた」
「……それだけ?」
「ああ」
「お前、甘やかされてんなぁ……」
呆れて呟いた周を押し退けて、完成に盛り上がっていた女子たちが俺を囲む。
「いいじゃん!兎山くんもすごい頑張ってたよ!」
「兎山くん、完成祝いに打ち上げしよう!」
「賛成!せっかくだし一緒に遊びに行かない?」
俺が返事をする前に、春藤が間に入って女子を追い払った。
「打ち上げはせめて文化祭が終わってから!それから、他クラスのやつはもう帰る!はい!ありがとうー!」
「うわー……ケチー!」
「兎山くん、絶対、絶対、遊び行こうね!」
女子がいなくなると、教室は静かになった。
日が落ちて教室の外はもう暗い。
残っているのは文化祭委員の春藤と周、教室の装飾を続けている鬼火とひまりくらいだ。
「ひまりは、どうして残ってるんだ?」
「あの、わたしは衣装合わせ?するからって言われた」
ひまりは頼まれて残っているだけで、自分ではよくわかっていないらしく首を傾げる。
「そうだ!強羅さん、今持ってくるから、ちょっと待ってて!」
「演劇部のツテで衣装を借りれることになったの。可愛くていい感じだったよ!荷物持ち、来て!」
「えー……俺かよ」
3人が出て行って、俺とひまりは教室に残された。
試しに、占いコーナーの中に入って座ってみる。
「うわぁ……この狭さと暗さがいいね。なんか、快適に眠れそう……」
ひまりは客側の椅子に座って、クッションを抱きしめてあくびを漏らした。
俺はひまりに尋ねる。
「ひまり、誕生日は?」
「え……?8月22日」
「星座は獅子座か。強そうだな」
「そうかな……」
「血液型は?」
「B型、です」
「マイペースで自由人。思考よりも行動するタイプ、か」
「あ、あの、類くん……」
「何だ?」
「多分、前にやってた類くんのやり方の方が当たってると思うよ」
「……そうか」
確かに、ひまりがマイペースで自由人。思考よりも行動するタイプには見えない。
せっかく勉強してきたが、自分の観察眼を信じた方がよさそうだ。
「それよりも。類くん」
ひまりが改まった口調で言った。
「……何だ?」
「一昨日のお話し会、燐ちゃんの方に行ったんだってね」
「……」
狭い室内に、重い沈黙が流れる。
朝からひまりがよそよそしい様子だった理由がわかった。
人気投票に直接関係なくても、参加者が何人いるか事務所が数えているだろうし、他のファンから見て列の長さは人気のバロメーターになる。
「わかった。次からはひまりのところに行く」
「べ、別に……他の子応援するのは、類くんの自由だけどさ……」
ひまりは視線を逸らした。
「いや、俺の推しはひまりだけだ。推し変は絶対にしない」
俺がはっきりと言うと、ひまりの顔が一気に赤くなる。
「う……うん!そ、そうしてくれると、嬉しいかな……!」
「ああ」
「ま、まぁ、燐ちゃんはいい子だからね!類くんがつい行っちゃうのもわかるよ!」
「いい子……?」
「え?うん……なんか、あった?」
ひまりが不安そうに尋ねる。
「調子に乗らないでって、言われた」
「えぇ……!?」
ひまりが目を見開く。
「な、なにそれ?本当に?類くんと燐ちゃんって、一昨日初めて会ったんだよね?」
「そのはずだけど、俺が何か怒らせるようなことをしたのか?」
「うーん……」
ひまりはしばらく唸って考えていた。
やがて、それほど自信が無さそうに口を開く。
「燐ちゃん、別に普通の子なんだけどな……塩対応って言われてるけど、自分だけには心を開いてくれてるって感じが最高っていうファンの人も多いし……」
「そうなのか」
「うん。でも……燐ちゃんが理由もなく類くんにそんなこと言うなんて……」
ひまりはうつむいて眉を顰めていたが、何か思いついて顔を上げた。
「あ!そう言えば前に、ライブ会場にイケメンがいるって類くんが話題になってたでしょ」
「ああ、そんなこともあったな」
「う、うん。まだ結構話題だよ……その事で、類くんがいい気になってるって燐ちゃんが勘違いしてるのかもね」
「それは、あるかもな……」
つまり俺は、アイドルのライブの現場で、自分が話題になることばかり考えている奴だとRINに思われている。
そういう理由なら、あそこまで不愛想に「調子に乗らないで」と言われたことにも合点がつく。
「燐ちゃん、そういう話題、興味なさそうなのになぁ……わたしから誤解だよって言っておこうか?」
「いや、いい。もう話さないし」
「ふーん……」
ひまりは納得していない様子だった。
しかし、これからのお話し会ではひまりに並ぶと決めたところだし、RINと話すことはないだろう。
「いる?あの2人、まさか帰ってないよね!」
「今日中に終わらせないと間に合わないよ!」
廊下から春藤と鬼火の声が聞こえて、俺とひまりはブースの外に出た。
春藤と鬼火の両手には、大量の衣装が抱えられている。
接客班の生徒が着る執事服とメイド服だ。
「はい、強羅さんはこれ着て!」
春藤はひまりにばさりとメイド服を渡す。
ひまりは、布の量とレースの多さに埋もれそうになりながら受け取った。
「は、はい……えっと、どこで着替えたら……?」
「そこに試着室があるでしょ!」
春藤は占いブースを指差した。
確かに、見た目と狭さは試着室に似ているが、鬼火が不服そうに試着室じゃないんだけど、と呟く。
「はい!兎山くんはこっち!」
春藤は、続いて俺に執事服を渡して来た。
「俺は接客しないから、ジャージでいいって言われた」
「うん!当日は着なくていいけど、試着して」
「なんで俺が?」
「身長が平均くらいだから!サイズ確認にちょうどいいの!」
「周は?」
「伊波は、誰も頼んでないのに着ぐるみ着て遊んでる」
「あいつは……」
周が一人だけ帰って来ないわけが分かった。
喫茶店に不必要なのに、着ぐるみを見つけて着てみたくなってしまったのだろう。
俺は仕方なく執事服を受けとった。
しかし、試着室……ではなく占いブースはひまりが使っている。
「見ないから、ここで着替えればいいじゃん」
春藤と鬼火は、衣装を整理するのに忙しそうだった。
俺の着替えるところなど本当に一切興味が無さそうだが、俺は教室を出て無人の隣のクラスに入った。
計画的に演劇の準備をしているクラスは、教室で居残り作業をしている生徒はいない。
電気が消えた暗い教室で、念の為カーテンの中で隠れて服を脱ぐ。
俺の身長が平均なのは、そうなるように管理されていたからだ。
そのせいで同じだと思っていたのに、普通とは全然違う体で高校生になったばかりの頃は驚いた。
今はもう慣れたが、自分が普通ではないことを突き付けられると、またゼロから自分が普通かどうか、全て確認しなくてはいけない気分になる。
「……疲れる」
思わず口から漏れたのは、紛れも無い俺の本音だった。
鬼火が中の電灯を点けた瞬間、占いコーナーは薄暗い異空間へと変貌した。
女子の歓声と拍手が沸く。
いつの間にか班に関わりなく手伝う女子が増え、他のクラスの生徒までもが占いコーナー作りに参加していた。
「鬼火さん、本当にすごいんだね……」
「まぁね!建築家志望だから!」
周が感心して言うと、鬼火はグッと親指を立てる。
占いコーナーは、一見すると簡素な小屋のようで、中は机とそれを挟んで椅子が2脚がギリギリ置ける狭さだ。
しかし、暗幕で仕切られた空間は薄暗く、分厚い壁に囲まれているような安心感があり、段ボールで作られているとは思えない建築物だ。
個性的な鬼火が作るのだからどんな奇想天外な物ができるのかと思いきや、意外にも正統派な工作をしてくれた。
そして、女子が100円ショップで買ってきたタロットカードや水晶の飾りは、薄暗い照明のおかげでそれなりに本格的に見える。
「で、類はどこを作ったんだ?」
「この蝶番のこっちのネジを締めた」
「……それだけ?」
「ああ」
「お前、甘やかされてんなぁ……」
呆れて呟いた周を押し退けて、完成に盛り上がっていた女子たちが俺を囲む。
「いいじゃん!兎山くんもすごい頑張ってたよ!」
「兎山くん、完成祝いに打ち上げしよう!」
「賛成!せっかくだし一緒に遊びに行かない?」
俺が返事をする前に、春藤が間に入って女子を追い払った。
「打ち上げはせめて文化祭が終わってから!それから、他クラスのやつはもう帰る!はい!ありがとうー!」
「うわー……ケチー!」
「兎山くん、絶対、絶対、遊び行こうね!」
女子がいなくなると、教室は静かになった。
日が落ちて教室の外はもう暗い。
残っているのは文化祭委員の春藤と周、教室の装飾を続けている鬼火とひまりくらいだ。
「ひまりは、どうして残ってるんだ?」
「あの、わたしは衣装合わせ?するからって言われた」
ひまりは頼まれて残っているだけで、自分ではよくわかっていないらしく首を傾げる。
「そうだ!強羅さん、今持ってくるから、ちょっと待ってて!」
「演劇部のツテで衣装を借りれることになったの。可愛くていい感じだったよ!荷物持ち、来て!」
「えー……俺かよ」
3人が出て行って、俺とひまりは教室に残された。
試しに、占いコーナーの中に入って座ってみる。
「うわぁ……この狭さと暗さがいいね。なんか、快適に眠れそう……」
ひまりは客側の椅子に座って、クッションを抱きしめてあくびを漏らした。
俺はひまりに尋ねる。
「ひまり、誕生日は?」
「え……?8月22日」
「星座は獅子座か。強そうだな」
「そうかな……」
「血液型は?」
「B型、です」
「マイペースで自由人。思考よりも行動するタイプ、か」
「あ、あの、類くん……」
「何だ?」
「多分、前にやってた類くんのやり方の方が当たってると思うよ」
「……そうか」
確かに、ひまりがマイペースで自由人。思考よりも行動するタイプには見えない。
せっかく勉強してきたが、自分の観察眼を信じた方がよさそうだ。
「それよりも。類くん」
ひまりが改まった口調で言った。
「……何だ?」
「一昨日のお話し会、燐ちゃんの方に行ったんだってね」
「……」
狭い室内に、重い沈黙が流れる。
朝からひまりがよそよそしい様子だった理由がわかった。
人気投票に直接関係なくても、参加者が何人いるか事務所が数えているだろうし、他のファンから見て列の長さは人気のバロメーターになる。
「わかった。次からはひまりのところに行く」
「べ、別に……他の子応援するのは、類くんの自由だけどさ……」
ひまりは視線を逸らした。
「いや、俺の推しはひまりだけだ。推し変は絶対にしない」
俺がはっきりと言うと、ひまりの顔が一気に赤くなる。
「う……うん!そ、そうしてくれると、嬉しいかな……!」
「ああ」
「ま、まぁ、燐ちゃんはいい子だからね!類くんがつい行っちゃうのもわかるよ!」
「いい子……?」
「え?うん……なんか、あった?」
ひまりが不安そうに尋ねる。
「調子に乗らないでって、言われた」
「えぇ……!?」
ひまりが目を見開く。
「な、なにそれ?本当に?類くんと燐ちゃんって、一昨日初めて会ったんだよね?」
「そのはずだけど、俺が何か怒らせるようなことをしたのか?」
「うーん……」
ひまりはしばらく唸って考えていた。
やがて、それほど自信が無さそうに口を開く。
「燐ちゃん、別に普通の子なんだけどな……塩対応って言われてるけど、自分だけには心を開いてくれてるって感じが最高っていうファンの人も多いし……」
「そうなのか」
「うん。でも……燐ちゃんが理由もなく類くんにそんなこと言うなんて……」
ひまりはうつむいて眉を顰めていたが、何か思いついて顔を上げた。
「あ!そう言えば前に、ライブ会場にイケメンがいるって類くんが話題になってたでしょ」
「ああ、そんなこともあったな」
「う、うん。まだ結構話題だよ……その事で、類くんがいい気になってるって燐ちゃんが勘違いしてるのかもね」
「それは、あるかもな……」
つまり俺は、アイドルのライブの現場で、自分が話題になることばかり考えている奴だとRINに思われている。
そういう理由なら、あそこまで不愛想に「調子に乗らないで」と言われたことにも合点がつく。
「燐ちゃん、そういう話題、興味なさそうなのになぁ……わたしから誤解だよって言っておこうか?」
「いや、いい。もう話さないし」
「ふーん……」
ひまりは納得していない様子だった。
しかし、これからのお話し会ではひまりに並ぶと決めたところだし、RINと話すことはないだろう。
「いる?あの2人、まさか帰ってないよね!」
「今日中に終わらせないと間に合わないよ!」
廊下から春藤と鬼火の声が聞こえて、俺とひまりはブースの外に出た。
春藤と鬼火の両手には、大量の衣装が抱えられている。
接客班の生徒が着る執事服とメイド服だ。
「はい、強羅さんはこれ着て!」
春藤はひまりにばさりとメイド服を渡す。
ひまりは、布の量とレースの多さに埋もれそうになりながら受け取った。
「は、はい……えっと、どこで着替えたら……?」
「そこに試着室があるでしょ!」
春藤は占いブースを指差した。
確かに、見た目と狭さは試着室に似ているが、鬼火が不服そうに試着室じゃないんだけど、と呟く。
「はい!兎山くんはこっち!」
春藤は、続いて俺に執事服を渡して来た。
「俺は接客しないから、ジャージでいいって言われた」
「うん!当日は着なくていいけど、試着して」
「なんで俺が?」
「身長が平均くらいだから!サイズ確認にちょうどいいの!」
「周は?」
「伊波は、誰も頼んでないのに着ぐるみ着て遊んでる」
「あいつは……」
周が一人だけ帰って来ないわけが分かった。
喫茶店に不必要なのに、着ぐるみを見つけて着てみたくなってしまったのだろう。
俺は仕方なく執事服を受けとった。
しかし、試着室……ではなく占いブースはひまりが使っている。
「見ないから、ここで着替えればいいじゃん」
春藤と鬼火は、衣装を整理するのに忙しそうだった。
俺の着替えるところなど本当に一切興味が無さそうだが、俺は教室を出て無人の隣のクラスに入った。
計画的に演劇の準備をしているクラスは、教室で居残り作業をしている生徒はいない。
電気が消えた暗い教室で、念の為カーテンの中で隠れて服を脱ぐ。
俺の身長が平均なのは、そうなるように管理されていたからだ。
そのせいで同じだと思っていたのに、普通とは全然違う体で高校生になったばかりの頃は驚いた。
今はもう慣れたが、自分が普通ではないことを突き付けられると、またゼロから自分が普通かどうか、全て確認しなくてはいけない気分になる。
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