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第三章 人神代理戦争 勃発
十七話 誰を英雄と讃えるのか 其の拾漆
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プルートとバサラが互いに全力で撃ち合う中、ネプチューンはそれを眺めていた。プルートがバサラを殺すと言い切ったからこそ彼は着いてきたが、今プルートが向けているバサラに対してのものを見て、ため息を吐く。
「兄上、今のあなたは戦いを楽しんでしまっています。だけど、これは戦場、悪く思わないで頂きたい」
バサラ達の頭上でネプチューンは準備をすると彼はその上に巨大な水の塊を生み出していた。
「神技、深界青海」
バサラに放たれるのは水の塊から生み出された巨大な三叉鉾、それは彼目掛けて落とされる。その存在に気付いた時、バサラは避けようとするもののプルートは彼を逃さまいと全力でその槍を振るった。
打つけられれば手足を痺れせる。バサラは避けることが一番と判断するもののそれは自身の攻撃に転じるタイミングを悉く潰され、上空から迫る槍と目の前に放たれる槍、それら二つにより、ギリギリまで追い詰めらていた。
(クソ! 間に合わん!)
バサラが考えたとほぼ同時、海の槍は彼に落とされ、プルートはギリギリのところでその場から離れることで直撃を免れた。
海の槍は水の質量による押し潰しであり、バサラはされるがままにそれを受ける。水の中は激流となっており、身動き一つ取ることが難しい。
だが、激流の中であってもバサラは涅槃静寂を構え、それを縦に振るうと作られていた水の塊ごと槍を切り裂いた。
「規格外だな、全く」
プルートの呟き、それは本心から出たものであり、人間と呼ぶにはおおよそ完全に外れてしまっている怪物とも呼べるバサラに向けての称賛でもあった。
水の塊の槍を切り裂いた瞬間、バサラのボルテージが跳ね上がる。それはあり得ざる質量の水の槍を切り裂いたせいで全身の筋肉が悲鳴を上げるもそのおかげか、バサラはプルート、ネプチューンの攻撃から自身の新たな境地を見た。
肉体の限界、それは二柱の神との戦闘により、到達したもので筋肉も、内臓も全てに痛みが走る程。バサラの視線、それは彼ら二人を捉えており、その視線にプルートは数十分ぶりに死の緊張が走る。
バサラは何も言わずに斬撃を放った。それは力任せであり、速度はないが直撃すればプルートの体を簡単に切り裂くことが出来ると確信するもの、故に、プルートはそれを避けた。
当たらなければ大丈夫、そう思っていたプルートの服と肉体に傷をつける。
「なっ?!」
それはプルートの神技、魂分つ剛腕、そのものであり、バサラはプルートに受けた同様の傷を彼に与えた。
そして、それだけでは止まらない。
一瞬の動揺を突き、バサラは更に構えると彼との距離を詰めた。プルートとの撃ち合いに持ち込むことに成功するとバサラも彼も笑顔でその手に握る得物を振るう。
バサラが避けていた撃ち合いに自ら踏み込んできたことにプルートは驚く事はなく、この数分の間で彼が成長していると確信し、何度も剣と槍がぶつけ合った。
ネプチューンが彼らに目掛けて水の槍を遠距離から落とし続けるもバサラの剣圧がそれらを弾き、プルートとの撃ち合いの邪魔を一切させない。互いの刃が火花を散らし、その力は互角の様に見えた。ただ、それはプルートの抱いた幻想であり、バサラの一撃一撃は彼を上回り続ける。
「兄上、今のあなたは戦いを楽しんでしまっています。だけど、これは戦場、悪く思わないで頂きたい」
バサラ達の頭上でネプチューンは準備をすると彼はその上に巨大な水の塊を生み出していた。
「神技、深界青海」
バサラに放たれるのは水の塊から生み出された巨大な三叉鉾、それは彼目掛けて落とされる。その存在に気付いた時、バサラは避けようとするもののプルートは彼を逃さまいと全力でその槍を振るった。
打つけられれば手足を痺れせる。バサラは避けることが一番と判断するもののそれは自身の攻撃に転じるタイミングを悉く潰され、上空から迫る槍と目の前に放たれる槍、それら二つにより、ギリギリまで追い詰めらていた。
(クソ! 間に合わん!)
バサラが考えたとほぼ同時、海の槍は彼に落とされ、プルートはギリギリのところでその場から離れることで直撃を免れた。
海の槍は水の質量による押し潰しであり、バサラはされるがままにそれを受ける。水の中は激流となっており、身動き一つ取ることが難しい。
だが、激流の中であってもバサラは涅槃静寂を構え、それを縦に振るうと作られていた水の塊ごと槍を切り裂いた。
「規格外だな、全く」
プルートの呟き、それは本心から出たものであり、人間と呼ぶにはおおよそ完全に外れてしまっている怪物とも呼べるバサラに向けての称賛でもあった。
水の塊の槍を切り裂いた瞬間、バサラのボルテージが跳ね上がる。それはあり得ざる質量の水の槍を切り裂いたせいで全身の筋肉が悲鳴を上げるもそのおかげか、バサラはプルート、ネプチューンの攻撃から自身の新たな境地を見た。
肉体の限界、それは二柱の神との戦闘により、到達したもので筋肉も、内臓も全てに痛みが走る程。バサラの視線、それは彼ら二人を捉えており、その視線にプルートは数十分ぶりに死の緊張が走る。
バサラは何も言わずに斬撃を放った。それは力任せであり、速度はないが直撃すればプルートの体を簡単に切り裂くことが出来ると確信するもの、故に、プルートはそれを避けた。
当たらなければ大丈夫、そう思っていたプルートの服と肉体に傷をつける。
「なっ?!」
それはプルートの神技、魂分つ剛腕、そのものであり、バサラはプルートに受けた同様の傷を彼に与えた。
そして、それだけでは止まらない。
一瞬の動揺を突き、バサラは更に構えると彼との距離を詰めた。プルートとの撃ち合いに持ち込むことに成功するとバサラも彼も笑顔でその手に握る得物を振るう。
バサラが避けていた撃ち合いに自ら踏み込んできたことにプルートは驚く事はなく、この数分の間で彼が成長していると確信し、何度も剣と槍がぶつけ合った。
ネプチューンが彼らに目掛けて水の槍を遠距離から落とし続けるもバサラの剣圧がそれらを弾き、プルートとの撃ち合いの邪魔を一切させない。互いの刃が火花を散らし、その力は互角の様に見えた。ただ、それはプルートの抱いた幻想であり、バサラの一撃一撃は彼を上回り続ける。
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