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第四章 人神代理戦争 霹靂
三十九話 人神代理戦争 其の弐拾弐 拳闘聖女②
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***
「四護聖の中で一番強いのは?」
とある人物が全員に聞いた。
ジータ以外が挙って答えた。
「「「ジータ」」」
ジータだけは自信満々に胸に手を置き、口を開いた。
「わたし」
次に彼は四護聖全員に聞いた。
「なら、武器を持たずに戦ったら?」
ミカ以外が迷うことなく答える。
「「「ミカ」」」
ミカだけは少し微笑みながら答えた。
「私以外かしら」
***
ミカは踏み込むも彼女の目の前に完全に体を再生させたラヴァルが聖処女への道を阻んだ。
ラヴァルが拳を翳すとミカもまた同様に拳を同時に振るった。ドォンと言う拳同士がぶつかり合ってならない様な音が響くと彼らは間髪入れずに突きを放つ。
幾十重にも重ねられる蓮撃の中、ラヴァルの腕がメキメキと破壊されていくも以前変わらず健体のままその鉄塊目掛け、ミカは拳を振い続けた。
(同じ人なのかしら? ラヴァルを素手で破壊するなんて)
切り刻まれ、貫かれはせどこうも一方的に打撃のみでラヴァルを傷つけたものは居らず、そのことに聖処女は驚愕しながら、ミカを爆撃する。
「爆ぜろ」
青い炎がミカの体を爆発させるとメイデンはラヴァルの壊された鉄を操作し、彼女の両腕を封じた。
それに合わせて、聖処女は指をパチリと鳴らす。
「憎しみ燻り我が命」
拘束具も同様に爆ぜ、以前バサラに放ったとは遥か上の威力の爆発がミカの肉体を焼いた。普通の人間であれば肉片すらも残らぬ青い炎の中、聖処女は息を切らす。
ヴィクターからの連戦、攻撃全てをぶつけても尚、立ち止まらぬ二人の傑物。それらを相手にして聖処女の体は疲弊していた。
慣れない第二共鳴解放も使い、それでも尚倒れぬミカに対して、怒りを通り越して尊敬すらも生まれており、どうすればこの怪物を殺し切るかを考える。
(もっと、鋭い炎を相手にぶつける。そうすればこのミカというバケモノを止められるはず)
壊されたラヴァルの鋼を変化させ、空中に槍や、剣を生み出すとそれら全てに青い炎を纏わせた。
聖処女はミカを迎え撃とうと準備をしたのか、彼女が爆炎の中、現れるのを待った。
「我、運命は豊穣。促すは調和、握るは拳。奏でるは大地の四重奏。共鳴器・母なる大地よ。我が運命と歩め、その一撃を打ち込むために。共鳴同化! 母なる大地・四重奏!」
ミカ・イゾルデ、選択したのは共鳴同化。足に生まれた鎧は以前とは違う形状に変化しており、両腕のガントレッドは大きくなっていた。
シンク・ホーエンハイムが立案した共鳴同化、それは共鳴器を肉体との接触する面積を増やすことで自身が持つ運命との同化を測り、更なる力を引き出す物。
「四護聖と後、エイブラハムさんだけに壊滅の運命の共鳴器を取り付ける。前までの共鳴同化は未完成だった。聖遺物の量を土壇場でしかつけれなかったからな。だが、今回は違う。完全な形態で見せつけることができる」
シンクの説明を思い出し、新たな姿となった母なる大地・四重奏に話しかけた。
「行くよ、母なる大地」
目の前には浮かぶ刃物の軍勢を携えた聖処女、それを見て笑うとミカは一切躊躇うことなく、灼熱を纏う聖女の元に鉄槌を喰らわすために足に力を込めた。
「四護聖の中で一番強いのは?」
とある人物が全員に聞いた。
ジータ以外が挙って答えた。
「「「ジータ」」」
ジータだけは自信満々に胸に手を置き、口を開いた。
「わたし」
次に彼は四護聖全員に聞いた。
「なら、武器を持たずに戦ったら?」
ミカ以外が迷うことなく答える。
「「「ミカ」」」
ミカだけは少し微笑みながら答えた。
「私以外かしら」
***
ミカは踏み込むも彼女の目の前に完全に体を再生させたラヴァルが聖処女への道を阻んだ。
ラヴァルが拳を翳すとミカもまた同様に拳を同時に振るった。ドォンと言う拳同士がぶつかり合ってならない様な音が響くと彼らは間髪入れずに突きを放つ。
幾十重にも重ねられる蓮撃の中、ラヴァルの腕がメキメキと破壊されていくも以前変わらず健体のままその鉄塊目掛け、ミカは拳を振い続けた。
(同じ人なのかしら? ラヴァルを素手で破壊するなんて)
切り刻まれ、貫かれはせどこうも一方的に打撃のみでラヴァルを傷つけたものは居らず、そのことに聖処女は驚愕しながら、ミカを爆撃する。
「爆ぜろ」
青い炎がミカの体を爆発させるとメイデンはラヴァルの壊された鉄を操作し、彼女の両腕を封じた。
それに合わせて、聖処女は指をパチリと鳴らす。
「憎しみ燻り我が命」
拘束具も同様に爆ぜ、以前バサラに放ったとは遥か上の威力の爆発がミカの肉体を焼いた。普通の人間であれば肉片すらも残らぬ青い炎の中、聖処女は息を切らす。
ヴィクターからの連戦、攻撃全てをぶつけても尚、立ち止まらぬ二人の傑物。それらを相手にして聖処女の体は疲弊していた。
慣れない第二共鳴解放も使い、それでも尚倒れぬミカに対して、怒りを通り越して尊敬すらも生まれており、どうすればこの怪物を殺し切るかを考える。
(もっと、鋭い炎を相手にぶつける。そうすればこのミカというバケモノを止められるはず)
壊されたラヴァルの鋼を変化させ、空中に槍や、剣を生み出すとそれら全てに青い炎を纏わせた。
聖処女はミカを迎え撃とうと準備をしたのか、彼女が爆炎の中、現れるのを待った。
「我、運命は豊穣。促すは調和、握るは拳。奏でるは大地の四重奏。共鳴器・母なる大地よ。我が運命と歩め、その一撃を打ち込むために。共鳴同化! 母なる大地・四重奏!」
ミカ・イゾルデ、選択したのは共鳴同化。足に生まれた鎧は以前とは違う形状に変化しており、両腕のガントレッドは大きくなっていた。
シンク・ホーエンハイムが立案した共鳴同化、それは共鳴器を肉体との接触する面積を増やすことで自身が持つ運命との同化を測り、更なる力を引き出す物。
「四護聖と後、エイブラハムさんだけに壊滅の運命の共鳴器を取り付ける。前までの共鳴同化は未完成だった。聖遺物の量を土壇場でしかつけれなかったからな。だが、今回は違う。完全な形態で見せつけることができる」
シンクの説明を思い出し、新たな姿となった母なる大地・四重奏に話しかけた。
「行くよ、母なる大地」
目の前には浮かぶ刃物の軍勢を携えた聖処女、それを見て笑うとミカは一切躊躇うことなく、灼熱を纏う聖女の元に鉄槌を喰らわすために足に力を込めた。
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