【完結】Spice up my life〜元カレが今カレに一目惚れしたら目の前で薔薇が舞い散るようになってしまったんですが

ていくみー

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Episode2:No spice,No life

2-1 バニーガールってどんな職業ですか? ※R18

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~本日の設定~
 ギャンブルで大負けした二人の男たちが、バニーガール様に身ぐるみを剥がされる。


 ――というわけで。
 あたし、神尾莉子かみおりこはバニーガールのコスチュームに身を包み、薄暗い部屋の中、一人がけのソファに深く腰掛けて脚を組み、棒立ちの男二人に向かって演技がかった口調で語りかけた。

「さぁ……お二人とも、覚悟はよろしくって?」
「はい♡」

 ニコニコしながら即答したのは二人のうちの一人、大崎累おおさきるいくん。このトンデモ設定を考案し、コスチュームをどこからともなく調達してきた張本人であり――あたしの元カレでもある。

「いいお返事ね。そちらのあなたは?」
「はっ…………はい」

 累くんより小さな声で答えたもう一人は草田才造くさださいぞう――今カレである。

「あなた達は正真正銘の一文無し……身ぐるみ全部頂戴しますわよ。そう、全部ね……言っている意味が分かるかしら?」

 丁寧な言葉遣いではあるけれど、高飛車にあたしはそう言い放った。すると二人の男たちはおのおの頷き、スルスルと自らの着衣を脱ぎ始めた。

「そう……そういうことよ」

 累くんは目にも留まらぬ早さで全裸になったが、才造は恥じらうように、黒いボクサーパンツをなかなか下ろせずまごついている。

「そちらのあなた……何をためらってらっしゃるの? 下着もお脱ぎになって」
「あの……恥ずかしいんで、できれば下ろして欲しいんスけど…………」
「僕で良ければお手伝いしましょうか?」

 累くんが嬉しそうに口を挟んだ。

「てめェじゃねぇ。ばっ……バニー様に脱がされたい……」
「あら、カワイイこと言うのね……いいわよ」

 あたしはソファから立ち上がり、ロングヘアを耳にかけながらゆっくりと才造に歩み寄り、密着するくらいの位置まで接近した。

「あなた……結構タイプよ。だから特別ね」

 ツッ、と指で才造の胸をなぞり、さらに顔を寄せて乳首をチロッと舐めてやると、彼の体がピクッと反応した。そして上目遣いで顔を覗き込みながらボクサーパンツに手をかけ、スルッと下げた。

「バニー様♡ 僕はお好みではないですか?」

 相変わらず嬉々とした様子で、累くんが口を挟んできた。そんな彼にも目を向け、クスッと笑いながら主に脚の間にまじまじと視線を送ってやった。

「そうね、キレイなお顔立ちだし……嫌いではないわ。お二人ともいいモノをお持ちだし……そうだわ、こういうのはどうかしら。最後の賭けをしませんこと?」
「と言いますと?」
「お二人がかりで私をお好きなようになさっていいわ。私を満足させてくださったら――借金はチャラにして差し上げますわ」
「ほっ、本当ですか!?」
「ええ。ただし、私が満足できなければ借金は2倍――いかがかしら?」
「僕は乗ります♡」

 ノリノリの累くんが即答。あたしは頷き、才造をチラッと見やる。

「そう。あなたは?」
「おっ…………俺も乗ります」
「ふふ……本当にいいのね? 私はちょっとやそっとのことでは満足しなくてよ」
「願ってもないチャンスです。必ずや僕のテクニックで、バニー様を満足させてご覧に入れましょう♡」
「おっ、俺も……精一杯やります」
「お二人とも、本当にギャンブルがお好きね。それじゃあ早速始めていただこうかしら……楽しみだわ」

 バニー様、一体何様だよ。
 もう一人の冷静な自分がそうツッコんだが、そもそもバニーガールって何ぞや。どんな職業?

 これまでナースやらJKやらOLやらメイドやら、例によって累くんの指示(趣味?)で色々コスプレをやってきたけど、今回のが一番キャラをつかめない。

 とりあえずノリで適当に演じたけど、なんか二人は興奮してるっぽいので正解らしい。
 あたし即興演劇でもやれるんじゃないかな。いや、どっちかというと即興コントか。

 ――と、そういう流れであたしは今カレと元カレの二人に同時に攻められ、弄ばれた。バニー服のまま触られ、揉まれ、体中を舐め回された。

 が、やられっぱなしは性に合わないため、こちらからも攻めてやった。ガンガン行こうぜ。二人のモノを同時にしごいてやったり、才造と合体しながら累くんのモノをしゃぶってやったり。

 それと、才造と累くん二人のまぐわいを所望し、特等席でその様子を観察ガンみした。
 気持ち良さそうな累くんの女の子みたいな声と、才造のしかめっ面。それがあたしをゾクゾクさせる。

 そう――あたしはこの二人のBL絡みが大好物なのだ。





 そんなこんなで濃密な時を過ごし――
 最終的に、あたしは肩紐のない黒いレオタード部分を腰のあたりまでずり下げられ、下半身の網タイツはビリビリに破られていた。
 つけ襟とうさみみカチューシャが、少し乱れながらも律儀に残ったのが涙ぐましい。

 そんなあられもない姿のあたしを残して、それぞれ何やかんやで3、4回ずつ発射した男子二人は、精根尽き果てて倒れ込んでしまった。

「も……体動かん」
「僕も……腰が砕けた……」
「え~、もう!!?」
「ごめん莉子ちゃん……バニー様の破壊力、甘く見てた……」

 そう言い残し、二人して眠ってしまった。

「もーッ!! 二人とも、借金倍増決定!!!」

 あたしは1回しか達してないのに。どうでもいいところで負けず嫌いな性格が出て、ひたすら二人をイカせてやろうと躍起になりすぎた。
 ただ、すごくいい運動にはなった。これはスポーツだ。いい汗かいたぜ。二人分を色々浴びたし、シャワー行ってこよ。


 元カレの累くんと再会して1年――
 才造とマジメな交際をしつつ、時々こうやって三人で遊ぶのがお決まりになってしまった。

 人にはとても話せない。
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