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始まり
変態女と、シコシコ男
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僕がRと喧嘩をして1ヶ月が経ち、Wや花と仲良くなってから2週間が経ち、去年とは違い女子グループと文化祭をまわってから。
ある日、僕は先日行われた文化祭についてのアンケートをそれぞれのクラスでとれと文化委員の集まりで言われたので、その時渡されたアンケートをクラスのみんなに朝配布して業後集計していました。文化委員は2人で構成されていますが、もう1人の女子僕が呼び止める間も無く帰って行きました。
「まじであいつ帰ったんだけど、、うざっ」
僕は少しイラつきながら、業後残って勉強をしていた花の隣の席に座り集計を始めようとしていました。
その頃にはWよりも花と仲良くなったいました。
基本的に聞き手に回る花でしたので話しやすかったからだと思います。
「まぁまぁ、私が話し相手になってあげるからさっさと終わらせて部活行ってらっしゃい」
「いや、萎えたから今日部活行かな~い」
「サボりだ~、顧問の先生に言っちゃおっかな~」
やはり話すようになる前までのイメージとは違う話しやすい女子です。
「話したことないくせに」
と他愛のない会話が始まりました。
今思うとこの時花の隣で集計をしていなければ、部活に大人しく行っていれば僕の言う青春は来なかっただろうと思います。
「私さ、大学生になったら一人暮らししたいんだ。てか、それが目当てってのも今の志望校を選んだ理由の中にあるん
だ」
部活のさぼりがなんだかんだの話が終わったあと、とうとつに話を変えてきました。
「なんでそんなに一人暮らししたいん?」
「うちの親厳しいからさ、早く抜けたいんよ」
「けど厳しかったら尚更一人暮らしなんかさせてくれないんじゃないの?」
「そんなんよ。けど、わたしが今志望してるとこは結構頭いいとこやし、親もそこに入るなら一人暮らしするしかないなって言ってるんよ」
言い忘れていましたが僕達は映画「君の名は。」の三葉ちゃん達のような(知らなかったらすいません)訛りがあります。
「なるほどなぁ、けど、意外と一人暮らしも大変って聞くし、親が厳しいって理由だけで一人暮らしするのはあれやない?」
そう僕がいうと花は少しうつむいてから
「実はなんやけどね、Wちゃんには内緒にして欲しいんやけど、私彼氏おるんよ」
僕はそれを聞いて驚きました。
顔は整ってるものも勉強しか知らなさそうなこの子だからです。
僕の中には彼氏との馴れ初めなど様々な疑問が湧いてきました。
「マジで!?」
「マジで。それでさ、彼氏と同棲したいんだ」
花は頬を少し赤らめながらそんなことを言ってきました。
僕はもう頭がパニックです。
さっき呼び止める前に帰って行った学校で禁止されているのに化粧をして、そして指導を受けるようなアホくさい女とは違い、それも優等生な花が男と同棲を目標に勉強してるだなんて、信じられませんでした。
そんな僕がかろうじて返したのは下ネタ混じりの弄りでした。
「え~、それでその彼氏にパンパンしてもらおうってか?」
その後すぐに僕は何を言っているのだろうと思いました。がその時は一種のパニックだったのでしょう。
「女の子の前でそういうこと言わんとってくれん?」
と言いながらも彼女は笑っています。
あ、この子は下ネタが大丈夫なんだと僕は思いました。
以前、ポロッと下ネタを女子に話した時は、マジでキモイと言われたことがあったからです。
そうこうしているうちにこの子は優等生だけど下ネタとか大丈夫なんだと思い、そういう子なんだと理解してきました。
「笑ってるってことはパンパンの意味分かるんやな」
「わっかりませ~ん」
僕は花のこういう性格に少しずつ好意を覚えていました。
「けどまぁ、今よりもっといちゃつきたいってのはある」
と苦笑いしながら花はいいます。
「お盛んやね~」
「うるさい!けどやっぱり同棲するって聞くとそういうことイメージするよね」
「まぁ健全な男子高校生であればな」
そういうと花は
「あのさ、やっぱりさ、男子ってエロいの好きなん?」
「まぁ好きやろ~」
「シコシコしたりするの?」
ここを聞いた時僕は吹き出しました。
そして男子が女子の見えない部分に好奇心を持つように女子も男子に同じようなものを持つのかもしれないと思いました。花はずっと頬を赤らめてます。
僕は
「9割の男子高校生はしとるんちゃう?」
と僕の統計を花に教えてあげました。
そして前々から少し疑問に思ってたことをこの際にと聞いてやりました。
「女子もそういうシコシコみたいなことするん?」
「ほんとデリカシーないな!
話すようになる前はクールでいい感じやなって思ってたのに!」
話すようになる前までそう思われていたと聞き少し嬉しかったです。
「いやいや、シコシコするんって聞くいてきた女が何言うとるん?」
と笑いながら言ってやりました。
すると
「まぁ、する」
ととても恥ずかしそうに下を向きながら言ってきました。
僕は少しこの時点で、この子に彼氏がいなかったらもしかしたらここでエロい展開にできたのではないかと思いました。
集計はさっきから何度も数え直していますが毎回数が違います。
花も勉強所ではない様子でした。
「マジか!女子もするんや」
僕はふーんと思っていました。
その後も週に何回自慰行為を行うのか聞いたり聞かれたり、どうやってやるのか服越しにレクチャーさせられたりさせたりしていました。(僕はレクチャーしましたが花は頼んでもしてくれませんでした)
僕達は教室の廊下の席にいましたが、窓側の席には普通に人がいたので、あまりはしゃがないようにしていましたが、僕達は完全にエロモードだったと思います。
そして
「そういえば彼氏とはどこまでやっとるん?」
「彼氏のベットで服着たまま抱き合っただけ」
照れながらそう言われました。
僕は自慰行為のレクチャーをさせた女が随分とウブだなと思いました。
僕は面倒になったので集計は適当な数字を書いて終わらせました。
するとやることが無くなってしまいとどまる理由がなくなったので、帰ることにしました。
「じゃあな、変態女」
「じゃあね、毎日シコシコ男」
と言い合いながら僕はその場をあとにしました。
ある日、僕は先日行われた文化祭についてのアンケートをそれぞれのクラスでとれと文化委員の集まりで言われたので、その時渡されたアンケートをクラスのみんなに朝配布して業後集計していました。文化委員は2人で構成されていますが、もう1人の女子僕が呼び止める間も無く帰って行きました。
「まじであいつ帰ったんだけど、、うざっ」
僕は少しイラつきながら、業後残って勉強をしていた花の隣の席に座り集計を始めようとしていました。
その頃にはWよりも花と仲良くなったいました。
基本的に聞き手に回る花でしたので話しやすかったからだと思います。
「まぁまぁ、私が話し相手になってあげるからさっさと終わらせて部活行ってらっしゃい」
「いや、萎えたから今日部活行かな~い」
「サボりだ~、顧問の先生に言っちゃおっかな~」
やはり話すようになる前までのイメージとは違う話しやすい女子です。
「話したことないくせに」
と他愛のない会話が始まりました。
今思うとこの時花の隣で集計をしていなければ、部活に大人しく行っていれば僕の言う青春は来なかっただろうと思います。
「私さ、大学生になったら一人暮らししたいんだ。てか、それが目当てってのも今の志望校を選んだ理由の中にあるん
だ」
部活のさぼりがなんだかんだの話が終わったあと、とうとつに話を変えてきました。
「なんでそんなに一人暮らししたいん?」
「うちの親厳しいからさ、早く抜けたいんよ」
「けど厳しかったら尚更一人暮らしなんかさせてくれないんじゃないの?」
「そんなんよ。けど、わたしが今志望してるとこは結構頭いいとこやし、親もそこに入るなら一人暮らしするしかないなって言ってるんよ」
言い忘れていましたが僕達は映画「君の名は。」の三葉ちゃん達のような(知らなかったらすいません)訛りがあります。
「なるほどなぁ、けど、意外と一人暮らしも大変って聞くし、親が厳しいって理由だけで一人暮らしするのはあれやない?」
そう僕がいうと花は少しうつむいてから
「実はなんやけどね、Wちゃんには内緒にして欲しいんやけど、私彼氏おるんよ」
僕はそれを聞いて驚きました。
顔は整ってるものも勉強しか知らなさそうなこの子だからです。
僕の中には彼氏との馴れ初めなど様々な疑問が湧いてきました。
「マジで!?」
「マジで。それでさ、彼氏と同棲したいんだ」
花は頬を少し赤らめながらそんなことを言ってきました。
僕はもう頭がパニックです。
さっき呼び止める前に帰って行った学校で禁止されているのに化粧をして、そして指導を受けるようなアホくさい女とは違い、それも優等生な花が男と同棲を目標に勉強してるだなんて、信じられませんでした。
そんな僕がかろうじて返したのは下ネタ混じりの弄りでした。
「え~、それでその彼氏にパンパンしてもらおうってか?」
その後すぐに僕は何を言っているのだろうと思いました。がその時は一種のパニックだったのでしょう。
「女の子の前でそういうこと言わんとってくれん?」
と言いながらも彼女は笑っています。
あ、この子は下ネタが大丈夫なんだと僕は思いました。
以前、ポロッと下ネタを女子に話した時は、マジでキモイと言われたことがあったからです。
そうこうしているうちにこの子は優等生だけど下ネタとか大丈夫なんだと思い、そういう子なんだと理解してきました。
「笑ってるってことはパンパンの意味分かるんやな」
「わっかりませ~ん」
僕は花のこういう性格に少しずつ好意を覚えていました。
「けどまぁ、今よりもっといちゃつきたいってのはある」
と苦笑いしながら花はいいます。
「お盛んやね~」
「うるさい!けどやっぱり同棲するって聞くとそういうことイメージするよね」
「まぁ健全な男子高校生であればな」
そういうと花は
「あのさ、やっぱりさ、男子ってエロいの好きなん?」
「まぁ好きやろ~」
「シコシコしたりするの?」
ここを聞いた時僕は吹き出しました。
そして男子が女子の見えない部分に好奇心を持つように女子も男子に同じようなものを持つのかもしれないと思いました。花はずっと頬を赤らめてます。
僕は
「9割の男子高校生はしとるんちゃう?」
と僕の統計を花に教えてあげました。
そして前々から少し疑問に思ってたことをこの際にと聞いてやりました。
「女子もそういうシコシコみたいなことするん?」
「ほんとデリカシーないな!
話すようになる前はクールでいい感じやなって思ってたのに!」
話すようになる前までそう思われていたと聞き少し嬉しかったです。
「いやいや、シコシコするんって聞くいてきた女が何言うとるん?」
と笑いながら言ってやりました。
すると
「まぁ、する」
ととても恥ずかしそうに下を向きながら言ってきました。
僕は少しこの時点で、この子に彼氏がいなかったらもしかしたらここでエロい展開にできたのではないかと思いました。
集計はさっきから何度も数え直していますが毎回数が違います。
花も勉強所ではない様子でした。
「マジか!女子もするんや」
僕はふーんと思っていました。
その後も週に何回自慰行為を行うのか聞いたり聞かれたり、どうやってやるのか服越しにレクチャーさせられたりさせたりしていました。(僕はレクチャーしましたが花は頼んでもしてくれませんでした)
僕達は教室の廊下の席にいましたが、窓側の席には普通に人がいたので、あまりはしゃがないようにしていましたが、僕達は完全にエロモードだったと思います。
そして
「そういえば彼氏とはどこまでやっとるん?」
「彼氏のベットで服着たまま抱き合っただけ」
照れながらそう言われました。
僕は自慰行為のレクチャーをさせた女が随分とウブだなと思いました。
僕は面倒になったので集計は適当な数字を書いて終わらせました。
するとやることが無くなってしまいとどまる理由がなくなったので、帰ることにしました。
「じゃあな、変態女」
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と言い合いながら僕はその場をあとにしました。
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