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第58話
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「(ねぇくるみ、ユーマさん強くない?)」
「(あの動きで純粋な戦闘職選ばなかったのなんで? 絶対ユーマ他のゲームもやり込んでたでしょ!)」
何やらコソコソ2人で話していたと思ったら急にこっちに向かって話しかけてきた。
「ユーマはなんでテイマー選んだの?」
「え、なんでって言われたらまぁ、しばらく1人でやりたかったし、魔獣達も居たらパーティー組まなくていいからかな?」
「それなら確かにテイマー選ぶか~。魔獣も強いし案外良い職業かもね」
「皆強かったです」
「クゥ!」「アウ!」「……!」
くるみさんやミカさんに褒められて嬉しいのか、ウル達が更にやる気を出す。
「じゃあこのまま進むね。今まで通り出来るだけモンスターは無視していくから!」
「うん」
「了解」
くるみさんが前に出て、それに俺達はついていく。
「くるみさんは盗賊なのかな? ミカさんはなんの職業?」
「私は弓使いです。ただ、ある程度の階層までは短剣でモンスターを倒すようにしてます。近距離戦闘があまり得意ではなくて」
「でも、弓は背負ってないととっさの時に危なくない?」
「そうするとミカはすぐ弓使っちゃうから訓練にならないんだよね~」
「うっ、そうです」
なるほど、確かにすぐ手に取れるところにメイン武器があったら頼ってしまうか。
「ならここからは2人に少し任せるよ。ウル達もここの相手は別に戦ってもって感じだしね」
「じゃあそろそろミカも前で戦おっか! あたし達2人の時はもっと弱い敵にしか短剣試せなかったし」
「……はい」
そこからは少しぎこちない動きだが着実に相手を倒していくミカさんと、ミカさんをサポートしながら軽快な動きで敵をかき回すくるみさんによって、俺とウル達は14階層までほとんど戦わずに来ることができたのだった。
「エメラちゃんの回復めちゃくちゃありがたいね」
「人数が増えるとやっぱり安心感が違います」
「……!」
エメラはくるみに褒められて嬉しそうだが、実際回復持ちがパーティーに1人いると助かるのは間違いない。
エメラは純粋なヒーラーではないが、戦闘中少しでも回復出来るのは安心感が違うし、戦闘後に体力が全快するのとそうでないのとでは全く違う。
俺もヒールのスキルはあるが、魔獣しか回復できないため、ミカさんやくるみさんの回復はエメラにしか任せられないのだ。
「あたしとルリちゃんが前で、エメラちゃんとミカが後ろで、ユーマとウルくんがどっちにもいけるってめちゃくちゃバランスよくない?」
「俺は遠くからウルみたいに攻撃はできないけどな」
「でもユーマさんはテイマーですし、魔獣にバフをかけてますから、本来ならもっと後ろで戦っていいはずですよ」
「確かに。ユーマがテイマーなの忘れてた。普通にあたし達とおんなじ感じで戦ってたね」
「まぁメイン職はテイマーでも、片手剣術とかのスキルはあるし」
そう言うとミカさんが、私も短剣術持ってるのに……、と落ち込んでしまった。
「まぁ俺は他のゲームでも結構やってたから慣れてるだけだよ」
「私も頑張ります」
「いやぁ、ユーマが女ならあたし達のクランに紹介しても良かったな~」
「いやいや、それはやめてくれ」
たぶんそこのトップとは知り合いだし。なんなら男だけどスカウトされたこともある。まぁ冗談だったかもだけど。
「そんな私達が勝手にスカウトみたいなことする権限はないでしょ」
「でも今はあたし達も優美なる秩序の一員なんだから、提案くらいしても良くない?」
「そもそも男の俺には可能性すらないからこの話は止めにして、次のボスのことを考えよう」
俺達もミカさん達も別々でこのボスを倒したことはあるが、だからって舐めてかかっていい敵ではない。
「確かに、初めて戦った時は驚いたもんね。5階層ストーンゴーレム、10階層アイアンゴーレムと来たら、15階層もゴーレムだと思うし」
「でも私達は物理攻撃主体だから、結果的には助かったけどね」
「基本的に配置は話した通りルリとくるみさんが前衛、エメラとミカさんが後衛で、俺とウルが自由でいいか?」
「問題なし! 目指せノーダメージ!」
「私もそれで大丈夫です」
「じゃあ行くぞ!」
「クゥ!」「アウ!」「……!」
階段を降りると、見慣れたボス戦専用のステージが見える。
『キイイイィィィィィィ』
「絶対に捕まらないから!」
「捕まっても私が糸は切るからね」
目の前に現れたのは大きな大きなクモ、の上に女性っぽい身体がついている。
女性っぽいだけで、遠くから見ても人には見えないくらい怪物のような見た目をしているが。
「アラクネって、魔獣にしたら可愛い女の子になったりするのかな?」
「そもそもダンジョンの敵はテイムできないって言ってたでしょ、それよりも早く前向いて! 人数が多いからってくるみが油断していいことにはならないから!」
「2人とも言い合いはその辺にして、あいつに集中しよう」
ミカさんは危なっかしいくるみさんをこうやって止めてきたんだろうな。
俺から見ても今のくるみさんは敵に背中を向けて油断しまくってたし、見てる側はハラハラする。
「後衛2人は糸が飛んできたら絶対避けてくれ。前衛は出来るだけそうさせないようにあいつを自由にさせるな」
「アウ!」
早速敵視上昇のスキルでルリがアラクネに狙われる。
「よし、上手くアラクネのターゲットをルリが取った。今のうちにエメラとミカさんは攻撃、ウルも今は全力で攻撃してくれ。このタイミングは出来るだけ近接攻撃だと助かる」
そう言いながらウルに魔獣ステータス強化1、エメラに魔獣スキル強化1をかけて、俺も攻撃しに行く。
「もうくるみさんに指示することは基本的にないと思うので、自由にどうぞ」
「オッケー」
流石に盗賊の動きまでは俺も把握できないし、パーティーを組んだのはこれが初めてで連携も取れない。なので本人に任せたほうがいい動きをしてくれるだろう。
「うわ、2人で戦った時より全然楽だ!」
「くるみのこと見つけられないからって、ずっと私がアラクネに狙われたからね!」
「エメラもたまにボスの動きを拘束してルリに休む時間をあげてやってほしい」
「(コクコク)」
『キイイアァァァィィィ』
エメラが敵の脚を拘束し、バランスを崩したところでくるみさんが攻撃を与える。
「エメラちゃんそれもっとやって! ボスの後ろ取りやすいから!」
『キィィィアァァァ』
「ひっ、あぶなっ」
ボスの近くでくるみさんは大声で俺達に話しかけたから、ボスがくるみさんに気づいて攻撃を仕掛けた。
「くるみ! 油断しない!」
「ごめんごめん、もうしないしない」
なんやかんや咄嗟の判断で攻撃を避けれてるあたり、くるみさんの実力の高さが伺える。
それにミカさんも状況判断が良くて、しっかり言わないといけないことは口に出してるし、なんだかんだ良いペアだな。
「そろそろ倒せると思うし、ルリもここからは気合い入れてくれ」
「アウ!」
「ルリ以外は出来るだけ早く倒せるように攻撃しよう」
「分かりました」
「オッケー」
「クゥ!」「……!」
そろそろアラクネの体力がなくなりそうになってきた。
『キイイイィィィァァァ!!!』
「来た! 耐えろよルリ!」
「アウ!」
アラクネが大声で叫んだあと、身体が赤くなりスピードが上がった。ここからは糸を吐くなんてことはなく、ひたすら脚で攻撃するのみ。
ただ、この単純な攻撃がとても強い。前は俺が前で戦っていたので全て受け流したが、今回はルリが前なのでどうなるか。
「いや、心配いらなかったかも」
ルリには保険として魔獣ステータス強化と魔獣スキル強化をかけていたが、それが必要なさそうなくらい完璧に防いでいた。
「……!」
『キァァ、アァ』
「ナイスーー!」
「お疲れ様でした!」
「皆もおつかれ」
「クゥ!」「アウ!」「……!」
最後はエメラの樹魔法が効いたのか、アラクネを見事に倒すことができた。
「一旦ここで休憩して下に進もっか」
「ここからは俺達はほぼ初見だから案内は任せるよ」
「オッケー、って言っても道はミカにお願い」
「17階までは任せてください」
このあと出てくるモンスターの説明を少し聞き、休憩を終えた俺たちは16階層に進むのだった。
「(あの動きで純粋な戦闘職選ばなかったのなんで? 絶対ユーマ他のゲームもやり込んでたでしょ!)」
何やらコソコソ2人で話していたと思ったら急にこっちに向かって話しかけてきた。
「ユーマはなんでテイマー選んだの?」
「え、なんでって言われたらまぁ、しばらく1人でやりたかったし、魔獣達も居たらパーティー組まなくていいからかな?」
「それなら確かにテイマー選ぶか~。魔獣も強いし案外良い職業かもね」
「皆強かったです」
「クゥ!」「アウ!」「……!」
くるみさんやミカさんに褒められて嬉しいのか、ウル達が更にやる気を出す。
「じゃあこのまま進むね。今まで通り出来るだけモンスターは無視していくから!」
「うん」
「了解」
くるみさんが前に出て、それに俺達はついていく。
「くるみさんは盗賊なのかな? ミカさんはなんの職業?」
「私は弓使いです。ただ、ある程度の階層までは短剣でモンスターを倒すようにしてます。近距離戦闘があまり得意ではなくて」
「でも、弓は背負ってないととっさの時に危なくない?」
「そうするとミカはすぐ弓使っちゃうから訓練にならないんだよね~」
「うっ、そうです」
なるほど、確かにすぐ手に取れるところにメイン武器があったら頼ってしまうか。
「ならここからは2人に少し任せるよ。ウル達もここの相手は別に戦ってもって感じだしね」
「じゃあそろそろミカも前で戦おっか! あたし達2人の時はもっと弱い敵にしか短剣試せなかったし」
「……はい」
そこからは少しぎこちない動きだが着実に相手を倒していくミカさんと、ミカさんをサポートしながら軽快な動きで敵をかき回すくるみさんによって、俺とウル達は14階層までほとんど戦わずに来ることができたのだった。
「エメラちゃんの回復めちゃくちゃありがたいね」
「人数が増えるとやっぱり安心感が違います」
「……!」
エメラはくるみに褒められて嬉しそうだが、実際回復持ちがパーティーに1人いると助かるのは間違いない。
エメラは純粋なヒーラーではないが、戦闘中少しでも回復出来るのは安心感が違うし、戦闘後に体力が全快するのとそうでないのとでは全く違う。
俺もヒールのスキルはあるが、魔獣しか回復できないため、ミカさんやくるみさんの回復はエメラにしか任せられないのだ。
「あたしとルリちゃんが前で、エメラちゃんとミカが後ろで、ユーマとウルくんがどっちにもいけるってめちゃくちゃバランスよくない?」
「俺は遠くからウルみたいに攻撃はできないけどな」
「でもユーマさんはテイマーですし、魔獣にバフをかけてますから、本来ならもっと後ろで戦っていいはずですよ」
「確かに。ユーマがテイマーなの忘れてた。普通にあたし達とおんなじ感じで戦ってたね」
「まぁメイン職はテイマーでも、片手剣術とかのスキルはあるし」
そう言うとミカさんが、私も短剣術持ってるのに……、と落ち込んでしまった。
「まぁ俺は他のゲームでも結構やってたから慣れてるだけだよ」
「私も頑張ります」
「いやぁ、ユーマが女ならあたし達のクランに紹介しても良かったな~」
「いやいや、それはやめてくれ」
たぶんそこのトップとは知り合いだし。なんなら男だけどスカウトされたこともある。まぁ冗談だったかもだけど。
「そんな私達が勝手にスカウトみたいなことする権限はないでしょ」
「でも今はあたし達も優美なる秩序の一員なんだから、提案くらいしても良くない?」
「そもそも男の俺には可能性すらないからこの話は止めにして、次のボスのことを考えよう」
俺達もミカさん達も別々でこのボスを倒したことはあるが、だからって舐めてかかっていい敵ではない。
「確かに、初めて戦った時は驚いたもんね。5階層ストーンゴーレム、10階層アイアンゴーレムと来たら、15階層もゴーレムだと思うし」
「でも私達は物理攻撃主体だから、結果的には助かったけどね」
「基本的に配置は話した通りルリとくるみさんが前衛、エメラとミカさんが後衛で、俺とウルが自由でいいか?」
「問題なし! 目指せノーダメージ!」
「私もそれで大丈夫です」
「じゃあ行くぞ!」
「クゥ!」「アウ!」「……!」
階段を降りると、見慣れたボス戦専用のステージが見える。
『キイイイィィィィィィ』
「絶対に捕まらないから!」
「捕まっても私が糸は切るからね」
目の前に現れたのは大きな大きなクモ、の上に女性っぽい身体がついている。
女性っぽいだけで、遠くから見ても人には見えないくらい怪物のような見た目をしているが。
「アラクネって、魔獣にしたら可愛い女の子になったりするのかな?」
「そもそもダンジョンの敵はテイムできないって言ってたでしょ、それよりも早く前向いて! 人数が多いからってくるみが油断していいことにはならないから!」
「2人とも言い合いはその辺にして、あいつに集中しよう」
ミカさんは危なっかしいくるみさんをこうやって止めてきたんだろうな。
俺から見ても今のくるみさんは敵に背中を向けて油断しまくってたし、見てる側はハラハラする。
「後衛2人は糸が飛んできたら絶対避けてくれ。前衛は出来るだけそうさせないようにあいつを自由にさせるな」
「アウ!」
早速敵視上昇のスキルでルリがアラクネに狙われる。
「よし、上手くアラクネのターゲットをルリが取った。今のうちにエメラとミカさんは攻撃、ウルも今は全力で攻撃してくれ。このタイミングは出来るだけ近接攻撃だと助かる」
そう言いながらウルに魔獣ステータス強化1、エメラに魔獣スキル強化1をかけて、俺も攻撃しに行く。
「もうくるみさんに指示することは基本的にないと思うので、自由にどうぞ」
「オッケー」
流石に盗賊の動きまでは俺も把握できないし、パーティーを組んだのはこれが初めてで連携も取れない。なので本人に任せたほうがいい動きをしてくれるだろう。
「うわ、2人で戦った時より全然楽だ!」
「くるみのこと見つけられないからって、ずっと私がアラクネに狙われたからね!」
「エメラもたまにボスの動きを拘束してルリに休む時間をあげてやってほしい」
「(コクコク)」
『キイイアァァァィィィ』
エメラが敵の脚を拘束し、バランスを崩したところでくるみさんが攻撃を与える。
「エメラちゃんそれもっとやって! ボスの後ろ取りやすいから!」
『キィィィアァァァ』
「ひっ、あぶなっ」
ボスの近くでくるみさんは大声で俺達に話しかけたから、ボスがくるみさんに気づいて攻撃を仕掛けた。
「くるみ! 油断しない!」
「ごめんごめん、もうしないしない」
なんやかんや咄嗟の判断で攻撃を避けれてるあたり、くるみさんの実力の高さが伺える。
それにミカさんも状況判断が良くて、しっかり言わないといけないことは口に出してるし、なんだかんだ良いペアだな。
「そろそろ倒せると思うし、ルリもここからは気合い入れてくれ」
「アウ!」
「ルリ以外は出来るだけ早く倒せるように攻撃しよう」
「分かりました」
「オッケー」
「クゥ!」「……!」
そろそろアラクネの体力がなくなりそうになってきた。
『キイイイィィィァァァ!!!』
「来た! 耐えろよルリ!」
「アウ!」
アラクネが大声で叫んだあと、身体が赤くなりスピードが上がった。ここからは糸を吐くなんてことはなく、ひたすら脚で攻撃するのみ。
ただ、この単純な攻撃がとても強い。前は俺が前で戦っていたので全て受け流したが、今回はルリが前なのでどうなるか。
「いや、心配いらなかったかも」
ルリには保険として魔獣ステータス強化と魔獣スキル強化をかけていたが、それが必要なさそうなくらい完璧に防いでいた。
「……!」
『キァァ、アァ』
「ナイスーー!」
「お疲れ様でした!」
「皆もおつかれ」
「クゥ!」「アウ!」「……!」
最後はエメラの樹魔法が効いたのか、アラクネを見事に倒すことができた。
「一旦ここで休憩して下に進もっか」
「ここからは俺達はほぼ初見だから案内は任せるよ」
「オッケー、って言っても道はミカにお願い」
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