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第14話 朝を迎える
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「ルイ、起きろ」
「んん~、おはようございます」
「外に出て飯食ったらすぐ出発するぞ」
昨日夜中まで見張りをした僕とゴードさんは、交代の時間になりアンナさんとドレールさんを起こした後、竜車の中で眠っていた。
「あ、ルイ様、ゴード様、おはようございます」
「ルイはちゃんと眠れたか?」
「おはようございます。少しまだ眠たいですけど、大丈夫です」
「朝飯食ってすぐ行くぞ」
僕はアンナさんが用意してくれたパンとスープを食べる。
「ちょっと今日は急ぐからそのつもりで居てくれ。出来れば今日中に学園都市には着きたい」
「ゴードさん、もう少しゆっくり行くんじゃなかったのか?」
「あぁ、そのつもりだったが今日の夜には雨が降りそうだ」
「なるほどな。こっから急いで間に合うか?」
「ギリギリだな。昨日もっと進んでたら余裕だっただろうが」
「まぁコンフォオオトカゲ達もしっかり寝ただろうし、頑張ってもらうしかないか」
ゴードさんとドレールさんが話をしているのを僕とアンナさんは聞くことしか出来ないが、どうやら雨が降る前に学園都市へ行くつもりらしい。
「ではルイ様と私は竜車へ乗っていますので、あとはよろしくお願いします」
「よろしくお願いします」
「あぁ、もし乗ってる時に気持ち悪くなったりしたら言ってくれ」
「流石に竜車でも急ぐと揺れるからな」
「かしこまりました」
ということで準備が終わった僕とアンナさんは竜車に乗る。
「ルイ様、どうぞこちらで眠ってください」
「え、いや、大丈夫ですよ」
「昨日は膝枕をしていただきましたし、その前の日は腕枕もしていただいたので、私もルイ様にお返しさせていただきます」
「いや、食べた後すぐであんまり眠たくなくて、本当に大丈夫ですから」
「竜車が動き出した後に動くのは危険ですし、先に横になっておきましょう」
「……本当にするんですか」
「はい」
笑顔でアンナさんにはっきりとそう言われたら、僕は従うしかない。
「し、失礼します」
「もう1枚毛布は上に掛けなくてよろしいですか?」
「だ、大丈夫です。下に敷いてる毛布だけで十分なので」
「防具があるのであまり寝心地は良くないかもしれないですが、どうですか? もしマントを畳んだものや毛布を枕にする方が良いのであれば私は退きますが」
「……このままでお願いします」
こんなことをしていたら竜車は動き出した。
「ルイ様、頭を撫でてもよろしいですか?」
「え、は、はい」
「ありがとうございます」
「はぃ」
「……」
「……」
昨日よりも竜車は速く進んでいるが、僕はこの空間だけ時間がゆっくり進んでいるように思える。
「ルイ様、まだ起きておられますか?」
「はい」
「今日学園都市に着けば宿を探して泊まろうと思っていますが、お部屋はどういたしますか?」
「どうって、どういうことですか?」
「ルイ様が望むのであれば、2部屋借りることも出来ますが」
「……1部屋で良いです」
「私は1部屋が良いのですが」
「……1部屋が良いです」
「ふふっ、ではそういたしましょう」
その誘導尋問はズルいだろう。
「あの、アンナさんは眠たくないんですか?」
「えぇ、全く問題ありません」
「本当に?」
「はい」
「眠たくないですか?」
「問題ありません」
「はいかいいえで答えたら?」
「……」
「お昼になったら交代しましょうね」
「いえ、本当に大丈夫ですので」
「ええと、良かったらまた膝枕しますよ?」
「……で、では、少しだけお願いします」
「はい!」
何となく僕もアンナさんのことが分かってきた。やっぱり僕にバレないようにアンナさんは色んな苦労を隠しがちだ。
かと言って嘘を付くわけでもないため、僕が気を付けておけばアンナさんに無理をさせることは減らせるだろう。
「随分とルイ様が積極的になられて私は嬉しいです」
「昨日ゴードさんに色々アドバイスをいただいたので(まぁ話の殆どは意味がなさそうな内容ばっかりだったけど)」
「私もドレールさんと会話はしましたが、学園都市のことばかり話しましたね」
「あ、少し学園都市の話は気になります」
「どんな話が聞きたいですか?」
「そうですね。じゃあまずは……」
アンナさんに学園都市の話を聞いたり、昨日水汲みをしに行った時の反省だったり、しばらくアンナさんと楽しく会話をしていたのだが、ご飯を食べて少し時間が経ったからなのか、ずっと寝転んだ体勢だからなのか、気が付くと僕の意識は夢の中へと落ちていった。
「ルイ様、起きてください」
「……ぁ、ごめんなさい。僕アンナさんとの会話の途中で寝てしまいました」
「いえ、私はルイ様に眠っていただくために膝枕をしたのですから。それよりも今からお昼休憩ですよ。ただ、ここで止まってご飯を食べるようなことはせずすぐに出発するとのことですので、ご飯は竜車の中でパンを齧ることになりそうです」
昨日お弁当を食べた時みたいな時間は来ないらしい。そしてこの休憩時間を逃せば次の休憩までトイレを我慢することになるので、汚い話漏らしたくなければ今出すしかない。
「ルイもアンナもすぐ戻ってきてくれよ」
「はい」
「分かりました」
寝起きで働かない頭を無理やり起こし、僕はアンナさんのトイレが終わるまで周りを警戒する。
「交代します」
「じゃあお願いします」
一晩野宿を経験したからか、昨日は用を足している最中の音に恥ずかしさを覚えていたのに、今はそんなこと気にならない。
むしろこれは生きていく上で必要なことなのだという気持ちの方が強いのは、冒険者として成長した証なのだろうか。
「ありがとうございました」
「では戻りましょう」
僕達はすぐに竜車へ戻り、僕とアンナさんが乗りこんですぐ、また竜車は学園都市に向けて走り出した。
「本当に急いでいるのですね」
「昨日とは違ってゴードさんもドレールさんも余裕がなさそうでした」
運びドラゴやゴードさん達に頑張ってもらっている中休憩するのは申し訳ないが、事前に言っていた通り次はアンナさんを僕が膝枕する。
「ご飯は後で食べますか」
「はい。もしお腹が空いていればルイ様は食べても良いですよ?」
「いや、僕もお腹は空いてないので後でで大丈夫です。もしかしたら夜まで食べなくても良いかもしれません」
「実は私もそうです。なのでしっかりと堪能させていただきますね」
そうアンナさんは言うと、先ほどよりも更にこちらへ体を預けてきた。
「ルイ様は頭を撫でてはくれないのですか?」
「アンナさんの髪は綺麗ですし、そもそも今の僕の手で触ったら汚れますよ。草とか土とか触った後なので」
「ということは、今日の夜は撫でていただけるということで良いですか?」
「なにが、ということは、なのか分からないですけど、アンナさんがそう言うなら僕は従うのみです」
「ではその時に私への愛の言葉も」
「それはお断りします」
ゴードさんが言っていた通り、少し外は雲が多く薄暗くなってきた。
「本当に夜には雨が降りそうですね」
「商人さんって凄いなぁ」
「ゴード様の経験だと思います。ドレール様は雨に気付いていない様子でしたので」
「確かにそうですね」
「商人も冒険者も天候には敏感ですから。経験豊富な方は商人でも冒険者でも気付くのでしょう」
確かに商人に限った話ではないか。特に冒険者は危険な場所へ行くことも多いし、商人よりも天候には敏感でいなければならないかもしれない。
「アンナさんはあんまり眠たくありませんか?」
「少し目が覚めてしまって、もしかしたら寝なくても良いかもしれないです」
「この寝たままの体勢でいいですか? 結構揺れてると思いますし、起きてるなら座る方が楽な気もしますけど」
「もし辛くなったらそうしますね。ありがとうございます」
アンナさんはあまり眠気がないらしいが、僕が膝枕をした状態で竜車は進み続ける。
「ルイ様、何か話題を振ってください」
「え、何ですかね。学園都市の話は結構しましたし……じゃあ昔のアンナさんのことを教えてください」
「昔の私ですか?」
「はい」
これまで僕の話ばっかりであんまりアンナさんの話を聞く機会がなかったため、もっとアンナさんのことを知りたい。
「何を聞きたいですか? おねしょを最後にした日ですか? よく餌をもらいに来ていた猫の話ですか? それとも私の初恋ですか?」
「えっと、もっと普通のことを聞きたいです」
「ルイ様は私の初恋に興味ありませんか?」
「……少しだけありますけど、今はアンナさんの昔のことが知りたいです」
僕の方からアンナさんの表情は見えないが、また僕をからかっているのだろうか。
「私の過去の話を聞いても、あまり面白い事はありませんよ」
「面白くなくて良いです。これはアンナさんの事を知るのが目的ですから」
「分かりました」
そう言ってアンナさんは僕の膝に頭を乗せたまま、幼少期の話をしてくれるのだった。
「んん~、おはようございます」
「外に出て飯食ったらすぐ出発するぞ」
昨日夜中まで見張りをした僕とゴードさんは、交代の時間になりアンナさんとドレールさんを起こした後、竜車の中で眠っていた。
「あ、ルイ様、ゴード様、おはようございます」
「ルイはちゃんと眠れたか?」
「おはようございます。少しまだ眠たいですけど、大丈夫です」
「朝飯食ってすぐ行くぞ」
僕はアンナさんが用意してくれたパンとスープを食べる。
「ちょっと今日は急ぐからそのつもりで居てくれ。出来れば今日中に学園都市には着きたい」
「ゴードさん、もう少しゆっくり行くんじゃなかったのか?」
「あぁ、そのつもりだったが今日の夜には雨が降りそうだ」
「なるほどな。こっから急いで間に合うか?」
「ギリギリだな。昨日もっと進んでたら余裕だっただろうが」
「まぁコンフォオオトカゲ達もしっかり寝ただろうし、頑張ってもらうしかないか」
ゴードさんとドレールさんが話をしているのを僕とアンナさんは聞くことしか出来ないが、どうやら雨が降る前に学園都市へ行くつもりらしい。
「ではルイ様と私は竜車へ乗っていますので、あとはよろしくお願いします」
「よろしくお願いします」
「あぁ、もし乗ってる時に気持ち悪くなったりしたら言ってくれ」
「流石に竜車でも急ぐと揺れるからな」
「かしこまりました」
ということで準備が終わった僕とアンナさんは竜車に乗る。
「ルイ様、どうぞこちらで眠ってください」
「え、いや、大丈夫ですよ」
「昨日は膝枕をしていただきましたし、その前の日は腕枕もしていただいたので、私もルイ様にお返しさせていただきます」
「いや、食べた後すぐであんまり眠たくなくて、本当に大丈夫ですから」
「竜車が動き出した後に動くのは危険ですし、先に横になっておきましょう」
「……本当にするんですか」
「はい」
笑顔でアンナさんにはっきりとそう言われたら、僕は従うしかない。
「し、失礼します」
「もう1枚毛布は上に掛けなくてよろしいですか?」
「だ、大丈夫です。下に敷いてる毛布だけで十分なので」
「防具があるのであまり寝心地は良くないかもしれないですが、どうですか? もしマントを畳んだものや毛布を枕にする方が良いのであれば私は退きますが」
「……このままでお願いします」
こんなことをしていたら竜車は動き出した。
「ルイ様、頭を撫でてもよろしいですか?」
「え、は、はい」
「ありがとうございます」
「はぃ」
「……」
「……」
昨日よりも竜車は速く進んでいるが、僕はこの空間だけ時間がゆっくり進んでいるように思える。
「ルイ様、まだ起きておられますか?」
「はい」
「今日学園都市に着けば宿を探して泊まろうと思っていますが、お部屋はどういたしますか?」
「どうって、どういうことですか?」
「ルイ様が望むのであれば、2部屋借りることも出来ますが」
「……1部屋で良いです」
「私は1部屋が良いのですが」
「……1部屋が良いです」
「ふふっ、ではそういたしましょう」
その誘導尋問はズルいだろう。
「あの、アンナさんは眠たくないんですか?」
「えぇ、全く問題ありません」
「本当に?」
「はい」
「眠たくないですか?」
「問題ありません」
「はいかいいえで答えたら?」
「……」
「お昼になったら交代しましょうね」
「いえ、本当に大丈夫ですので」
「ええと、良かったらまた膝枕しますよ?」
「……で、では、少しだけお願いします」
「はい!」
何となく僕もアンナさんのことが分かってきた。やっぱり僕にバレないようにアンナさんは色んな苦労を隠しがちだ。
かと言って嘘を付くわけでもないため、僕が気を付けておけばアンナさんに無理をさせることは減らせるだろう。
「随分とルイ様が積極的になられて私は嬉しいです」
「昨日ゴードさんに色々アドバイスをいただいたので(まぁ話の殆どは意味がなさそうな内容ばっかりだったけど)」
「私もドレールさんと会話はしましたが、学園都市のことばかり話しましたね」
「あ、少し学園都市の話は気になります」
「どんな話が聞きたいですか?」
「そうですね。じゃあまずは……」
アンナさんに学園都市の話を聞いたり、昨日水汲みをしに行った時の反省だったり、しばらくアンナさんと楽しく会話をしていたのだが、ご飯を食べて少し時間が経ったからなのか、ずっと寝転んだ体勢だからなのか、気が付くと僕の意識は夢の中へと落ちていった。
「ルイ様、起きてください」
「……ぁ、ごめんなさい。僕アンナさんとの会話の途中で寝てしまいました」
「いえ、私はルイ様に眠っていただくために膝枕をしたのですから。それよりも今からお昼休憩ですよ。ただ、ここで止まってご飯を食べるようなことはせずすぐに出発するとのことですので、ご飯は竜車の中でパンを齧ることになりそうです」
昨日お弁当を食べた時みたいな時間は来ないらしい。そしてこの休憩時間を逃せば次の休憩までトイレを我慢することになるので、汚い話漏らしたくなければ今出すしかない。
「ルイもアンナもすぐ戻ってきてくれよ」
「はい」
「分かりました」
寝起きで働かない頭を無理やり起こし、僕はアンナさんのトイレが終わるまで周りを警戒する。
「交代します」
「じゃあお願いします」
一晩野宿を経験したからか、昨日は用を足している最中の音に恥ずかしさを覚えていたのに、今はそんなこと気にならない。
むしろこれは生きていく上で必要なことなのだという気持ちの方が強いのは、冒険者として成長した証なのだろうか。
「ありがとうございました」
「では戻りましょう」
僕達はすぐに竜車へ戻り、僕とアンナさんが乗りこんですぐ、また竜車は学園都市に向けて走り出した。
「本当に急いでいるのですね」
「昨日とは違ってゴードさんもドレールさんも余裕がなさそうでした」
運びドラゴやゴードさん達に頑張ってもらっている中休憩するのは申し訳ないが、事前に言っていた通り次はアンナさんを僕が膝枕する。
「ご飯は後で食べますか」
「はい。もしお腹が空いていればルイ様は食べても良いですよ?」
「いや、僕もお腹は空いてないので後でで大丈夫です。もしかしたら夜まで食べなくても良いかもしれません」
「実は私もそうです。なのでしっかりと堪能させていただきますね」
そうアンナさんは言うと、先ほどよりも更にこちらへ体を預けてきた。
「ルイ様は頭を撫でてはくれないのですか?」
「アンナさんの髪は綺麗ですし、そもそも今の僕の手で触ったら汚れますよ。草とか土とか触った後なので」
「ということは、今日の夜は撫でていただけるということで良いですか?」
「なにが、ということは、なのか分からないですけど、アンナさんがそう言うなら僕は従うのみです」
「ではその時に私への愛の言葉も」
「それはお断りします」
ゴードさんが言っていた通り、少し外は雲が多く薄暗くなってきた。
「本当に夜には雨が降りそうですね」
「商人さんって凄いなぁ」
「ゴード様の経験だと思います。ドレール様は雨に気付いていない様子でしたので」
「確かにそうですね」
「商人も冒険者も天候には敏感ですから。経験豊富な方は商人でも冒険者でも気付くのでしょう」
確かに商人に限った話ではないか。特に冒険者は危険な場所へ行くことも多いし、商人よりも天候には敏感でいなければならないかもしれない。
「アンナさんはあんまり眠たくありませんか?」
「少し目が覚めてしまって、もしかしたら寝なくても良いかもしれないです」
「この寝たままの体勢でいいですか? 結構揺れてると思いますし、起きてるなら座る方が楽な気もしますけど」
「もし辛くなったらそうしますね。ありがとうございます」
アンナさんはあまり眠気がないらしいが、僕が膝枕をした状態で竜車は進み続ける。
「ルイ様、何か話題を振ってください」
「え、何ですかね。学園都市の話は結構しましたし……じゃあ昔のアンナさんのことを教えてください」
「昔の私ですか?」
「はい」
これまで僕の話ばっかりであんまりアンナさんの話を聞く機会がなかったため、もっとアンナさんのことを知りたい。
「何を聞きたいですか? おねしょを最後にした日ですか? よく餌をもらいに来ていた猫の話ですか? それとも私の初恋ですか?」
「えっと、もっと普通のことを聞きたいです」
「ルイ様は私の初恋に興味ありませんか?」
「……少しだけありますけど、今はアンナさんの昔のことが知りたいです」
僕の方からアンナさんの表情は見えないが、また僕をからかっているのだろうか。
「私の過去の話を聞いても、あまり面白い事はありませんよ」
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そう言ってアンナさんは僕の膝に頭を乗せたまま、幼少期の話をしてくれるのだった。
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