不幸MAX体質人間は、獣人がいる地球に転生するみたい

銀次・虎狼丸

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第0章 実は、神のせいだった!?

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「・・・・・・・・・・・ここは、どこだ?」

そう呟く俺の名前は、タイヤ。
悪人の金を盗み悪人を機能不全にして証拠と一緒に警察につきだす盗人&悪人だ。裏では、【捕獲屋】や【警察の忍者】なんて呼ばれてる俺だがワケわからない場所にいる。

「・・・・・・・こんにちは。工藤正一くどうまさいちいえ今は、タイヤでしたね。」

そう呟くほうを見ると二十代後半ぐらいの女性が立っていた。

「・・・・・・俺の名前を知ってるなんて相当調べたみたいだね。どこの人間かな?」
(ワケわからない場所&状況だけど身体は、動く。だけど丸腰たがらなぁ……………どうしよかなぁ)

俺は、いつでも動ける準備をしつつ女性に話しかけた。

「そう警戒しないでください。それにここは、あなたの住んでた地球じゃない。なぜならあなたは、・・・・・・・・・・・・『心筋梗塞』で死んでここにいるですから」

「・・・・・死んだ?」

女性の言葉に俺は、唖然とした

「そうです。あなたは、政府がわざと逃がした脱獄犯を捕まえた瞬間に政府が雇ったスナイパーに撃たれて、逃げようとした時に心筋梗塞が起こって死にました。」

(情報が渋滞し過ぎてワケわからないけど・・・・・・確かに撃たれたところまで覚えている)
俺は、若干混乱したが何とか思い出した。

「死んだのは、わかった。・・・・・・何で俺が無傷でいるのかは、ここが死後の世界だから。そしてあなたは、自分のいた世界の言葉で言えば『神様』ってことですか?」

俺の言葉に女性は、驚いていた。

「さすがですね。・・・・・・・・とはいえ今までどんな窮地も乗り越えてきた人だからこそ理解が早くて助かります。。」

「私達のせいって言葉気になるけど、死後の世界ってことは、自分は、地獄に行くですか?それとも地獄より恐ろしいところに行くですか?」

「いえ。先程も言いましたがで死んだです。あなた方のいう地獄そして天国に送ることは、しません。」

俺の言葉に女性は、否定した。

「天国にいけないのは、残念ですけど、でも地獄にいかなくて済むのは、ほっとしました。・・・・・・・・・それで俺は、何でここに呼ばれたんですか?」

「・・・・・・・私は、あなたが諦めた願いを叶えるためにここに呼びました。」

「・・・・・願い?」

女性は、頷いた。

「はい。あなたが『愛してくれる家族。自分を愛してくれる大切な人と幸せに生きていく』という願いを叶えるために……………」

「・・・・・・・・・・・・・」

「・・・・・・・あなたは、幸運と不幸が均等に与えられるハズが私利私欲グズ神のせいで幸運0、不幸MAX体質になりました。それのせいであなたは、昔から『理不尽に暴力振る』、『急に物が落ちてくる』、『酔っぱらいの車が突っ込んでくる』などなど、数え切れないことが起こってきたと思います。」

(・・・・・・・・・なるほど。たがら俺は、常に死にそうだったのか)

俺の心を読んだのか女性は、頷き話を続けた。

「今回の件は、神たちとしっかり話しグズ神を地獄に送りました。そして工藤正一いえ、タイヤさんの願いを叶えるためにで他の世界に送ることが決まりました。」

「他の世界に送る?」

「ええ。まぁ他の世界と言っても『能力者がいる世界』、『魔法が使える世界』では、なくタイヤさんに行って頂くのは、あなたがいた地球です。・・・・・・・ただ人間だけじゃあなくがいる地球ですけどね。」

笑顔で言う女性。

「・・・・・・もう一度やり直せるなら獣人、半獣人居ても構わない。ただ特典って?」

俺がそう言うと空間に文字が浮かんだ

《パーフェクトアンサー》
自分の質問に正しい解答がでる。
例 この人の名前→砂糖果林
  3×3の答え→9

《超ショートスリーパー》
10分寝るだけで一週間以上過ごせる。
※体調崩しても20分以上寝ると健康状態良くなる。

「これがあなたに与えられる能力です。他にほしい能力ありますか?」

俺は、首を横にふった。

「能力は、十分です。………………………………ただ俺の前世の記憶を引き継いでほしいです。」 

それを聞いたら女性は、驚いていた。

「・・・・・・・・・いいですか?ここにきた記憶だけ残して新しい人生を歩めますよ?それに前世の記憶を引き継ぐということは、辛い記憶を思い出しますよ?」

「大丈夫です。それに辛い経験があったからこそ自分は、色んな人達の考えを理解出来ましたし、知識をえれましたから」
(それに神様の能力が不発する可能もあるし)

俺の心を読んだのか女性は、苦笑した。

「さすが死と隣合わせの中生きてきた人ですね。では、記憶を引き継いであなたを送りますね。」

そう言うと床が光った。

「タイヤさん私いえ私達神は、あなたの幸せを願ってます。頑張ってください。」

俺は、光に包まれる直前

「~~~~~」

と言った。

俺が居なくなった真っ白い空間で女性は、


「フフ。『ありがとう神様。見つけてくれてそして、気付いてくれて』ですか。理不尽な人生を送らされてたのにどこまでもお人好しですね。」

と嬉しそうに言った。


























《病院》

百合花ゆりかもう少しだ頑張れ!!」

正人まさと………………私頑張るは!!」

百合花と呼ばれた女性は、正人の手を握りながら我慢する


「・・・・・・・オギャ………オギャ………!!!」

と叫びながら男の子が産まれた。

「!!?………………やったぞ!百合花!!男の子だ!!」

百合花は、看護師さんに抱かれた子供の手を触りながら
「産まれてきてくれてありがとう。どんなことがあってもあなたを幸せにするからね。」

笑顔で言った。

そして腕には、【柿崎健太かきざきけんた】とかかれたリストバンドが付けられた。
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