65 / 79
65 事実は気力を削ります
しおりを挟む
王宮に戻ったあずきは、そのまま熱を出して寝込んだ。
何でも、豆魔法の使い過ぎと移動の疲れと、何だかんだの騒動の疲れが一気に出たらしい。
「ポリー、ごめんね」
「お疲れなんですよ。ゆっくり休んでください」
寝台の住人と化しているあずきにそう言って、ポリーは花瓶に花を飾り始めた。
濃い黄色の花弁が鮮やかな花は、どう見ても向日葵の花だ。
「この世界にも、向日葵があるのね」
「殿下からのお見舞いです。さすがに、女性の寝室には入れませんからね」
それはそうだ。
神殿から戻って以来、部屋どころかベッドからもほとんど出ていないので、クライヴと顔を合わせることもなかった。
「そうだ。ねえ、ポリー。神の豆の花が咲いたんでしょう?」
「はい。もう花は枯れて莢ができています。まだ小さいですが、綺麗ですよ」
豆の莢に対して綺麗という表現を初めて聞いた気がするが、さすがは豆王国民である。
「そっか。じゃあ、もう少しで私の役目も終わるね」
神の豆が実ってクライヴが食べれば、契約は終了する。
そうすればこの国の天候は安定するし、クライヴも聖女のために演技をする必要がなくなる。
皆、幸せになれるのだ。
だから、あずきの気持ちはただの気の迷いだし、クライヴに伝えてはいけない。
最後まで笑顔で、皆の求める聖女としてこの世界を去って行こう。
「アズキ様は、契約とやらが終わったら元の世界に戻ってしまわれるのですか?」
「そりゃあ、そういう契約だからね」
「そんな。……寂しくなりますね」
「ありがとう、ポリー。そう言ってくれる人がひとりでもいると、ちょっと嬉しい」
クライヴはきっと別れを惜しんでくれるだろうが、それはあくまでも演技。
だからこそ、純粋にあずきとの別れを寂しがってくれるのは、嬉しかった。
「何を仰いますか。殿下を筆頭に、皆そう思っていますよ」
「そうだといいね」
「当然です。このお花だって、そうですよ」
「お見舞いの花でしょう? クライヴもマメよねえ。本当に、聖女の相手をするのも大変だね。……ポリー?」
ふと見てみると、ポリーが苦虫を噛み潰したような凄い顔をしている。
「どうしたの?」
「いえ。これは殿下が不甲斐ないせいなのか、アズキ様が手強いのか……」
何やらブツブツと呟いているが、やはり表情は険しい。
「どうしたの?」
「いえ。……アズキ様は、殿下のお顔と優しいところは好いていらっしゃるのですよね?」
「な、何よ。急に」
確か、以前にそんな雰囲気の話をしたような気もするが、今それを切り出す理由がわからない。
「今もお変わりありませんか? 少しは特別になりましたか?」
特別、か。
その言葉に、あずきはベッドに寝たままの姿勢で薄い笑みを浮かべた。
「変わらないわ。変わらず特別よ。だって、豆の聖女だから。……クライヴも同じでしょう?」
クライヴはあずきを気にかけてくれる。
それは、あずきが特別な豆の聖女で、クライヴがその契約者だからだ。
「そうでしょうか。アズキ様は、向日葵の花言葉をご存知ですか? ……『あなただけを見つめる』です。どうお思いになりますか?」
「どうもこうも。そんなの偶然ででしょう? クライヴは知らないんじゃない?」
この世界にも花言葉というものがあることに少し驚くが、どちらにしても男性が事細かに憶えているとも思えない。
「いえ。ご存知ですよ」
「何でわかるの?」
「教えたのは、私ですから」
ポリーがベッドの上で首を傾げるあずきに、笑みを向ける。
「ああ、そうか。向日葵を用意したクライヴに、これは困った花言葉だって教えたのね。私に言わなければ、バレずに済んだのに」
「順番が逆ですよ。殿下がアズキ様に花を贈りたいと仰るので、私がお教えしました」
「何で?」
「じれったいからですね」
きっぱりと宣言するポリーに、あずきはため息をついた。
「ポリーは、相変わらずクライヴが私に好意を持っていることにしたいのね」
「したいも何も。ああ、じれったいです」
地団太を踏みそうな勢いのポリーに、あずきは苦笑いを浮かべるしかない。
「ねえ、ポリー。仮に、仮によ? クライヴが私に好意を持っていたとするわね」
「仮じゃあ、ありませんけどね」
「ポリー、聞いて」
あずきが諭すと、ポリーは不満そうにしながらも黙って次の話を待った。
「それで、私もクライヴに好意を持っていたとするわよ?」
「はい!」
やたらといい返事が返ってきたが、本当に仮という意味をわかっているのか心配になる。
「でも、それがどうだというのかしら」
「え? お二人両想いで結ばれて、ハッピーエンドですね」
あまりにも現実離れしたポリーの主張に、思わずあずきの口から笑いが漏れた。
「それはないわ。私は異世界から来た豆の聖女で、クライヴは契約者の王子様。神の豆が実って契約を終えれば、私は元の世界に帰る。……だから、何も起こりようがないのよ」
純然たる事実を突きつけると、ポリーの表情が見る見る悲し気に曇っていく。
「でも、そんな」
「それに、クライヴは聖女をもてなしているだけ。王子なんだから、いずれは妃になる人と結婚するでしょう? ……だから、そもそもの前提もあり得ないのよ」
それが、揺るぎようのない現実だ。
だが、わかりきっていたはずなのに、自分で口にしたそれが、あずきの気力を一気に奪っていく。
「ですが」
「ごめん。疲れちゃった。……眠るね」
「……はい」
ポリーは頭を下げると、そのまま退室する。
何となくそれを見送ると、窓辺に飾られた向日葵が目に入った。
一体、どういうつもりなのだろう。
大切な豆の聖女を見ている、ということだろうか。
それとも……。
「どちらにしても、私はここを去る。だから、忘れよう」
自信に言い聞かせるようにそう呟くと、あずきは重くなった瞼を閉じた。
何でも、豆魔法の使い過ぎと移動の疲れと、何だかんだの騒動の疲れが一気に出たらしい。
「ポリー、ごめんね」
「お疲れなんですよ。ゆっくり休んでください」
寝台の住人と化しているあずきにそう言って、ポリーは花瓶に花を飾り始めた。
濃い黄色の花弁が鮮やかな花は、どう見ても向日葵の花だ。
「この世界にも、向日葵があるのね」
「殿下からのお見舞いです。さすがに、女性の寝室には入れませんからね」
それはそうだ。
神殿から戻って以来、部屋どころかベッドからもほとんど出ていないので、クライヴと顔を合わせることもなかった。
「そうだ。ねえ、ポリー。神の豆の花が咲いたんでしょう?」
「はい。もう花は枯れて莢ができています。まだ小さいですが、綺麗ですよ」
豆の莢に対して綺麗という表現を初めて聞いた気がするが、さすがは豆王国民である。
「そっか。じゃあ、もう少しで私の役目も終わるね」
神の豆が実ってクライヴが食べれば、契約は終了する。
そうすればこの国の天候は安定するし、クライヴも聖女のために演技をする必要がなくなる。
皆、幸せになれるのだ。
だから、あずきの気持ちはただの気の迷いだし、クライヴに伝えてはいけない。
最後まで笑顔で、皆の求める聖女としてこの世界を去って行こう。
「アズキ様は、契約とやらが終わったら元の世界に戻ってしまわれるのですか?」
「そりゃあ、そういう契約だからね」
「そんな。……寂しくなりますね」
「ありがとう、ポリー。そう言ってくれる人がひとりでもいると、ちょっと嬉しい」
クライヴはきっと別れを惜しんでくれるだろうが、それはあくまでも演技。
だからこそ、純粋にあずきとの別れを寂しがってくれるのは、嬉しかった。
「何を仰いますか。殿下を筆頭に、皆そう思っていますよ」
「そうだといいね」
「当然です。このお花だって、そうですよ」
「お見舞いの花でしょう? クライヴもマメよねえ。本当に、聖女の相手をするのも大変だね。……ポリー?」
ふと見てみると、ポリーが苦虫を噛み潰したような凄い顔をしている。
「どうしたの?」
「いえ。これは殿下が不甲斐ないせいなのか、アズキ様が手強いのか……」
何やらブツブツと呟いているが、やはり表情は険しい。
「どうしたの?」
「いえ。……アズキ様は、殿下のお顔と優しいところは好いていらっしゃるのですよね?」
「な、何よ。急に」
確か、以前にそんな雰囲気の話をしたような気もするが、今それを切り出す理由がわからない。
「今もお変わりありませんか? 少しは特別になりましたか?」
特別、か。
その言葉に、あずきはベッドに寝たままの姿勢で薄い笑みを浮かべた。
「変わらないわ。変わらず特別よ。だって、豆の聖女だから。……クライヴも同じでしょう?」
クライヴはあずきを気にかけてくれる。
それは、あずきが特別な豆の聖女で、クライヴがその契約者だからだ。
「そうでしょうか。アズキ様は、向日葵の花言葉をご存知ですか? ……『あなただけを見つめる』です。どうお思いになりますか?」
「どうもこうも。そんなの偶然ででしょう? クライヴは知らないんじゃない?」
この世界にも花言葉というものがあることに少し驚くが、どちらにしても男性が事細かに憶えているとも思えない。
「いえ。ご存知ですよ」
「何でわかるの?」
「教えたのは、私ですから」
ポリーがベッドの上で首を傾げるあずきに、笑みを向ける。
「ああ、そうか。向日葵を用意したクライヴに、これは困った花言葉だって教えたのね。私に言わなければ、バレずに済んだのに」
「順番が逆ですよ。殿下がアズキ様に花を贈りたいと仰るので、私がお教えしました」
「何で?」
「じれったいからですね」
きっぱりと宣言するポリーに、あずきはため息をついた。
「ポリーは、相変わらずクライヴが私に好意を持っていることにしたいのね」
「したいも何も。ああ、じれったいです」
地団太を踏みそうな勢いのポリーに、あずきは苦笑いを浮かべるしかない。
「ねえ、ポリー。仮に、仮によ? クライヴが私に好意を持っていたとするわね」
「仮じゃあ、ありませんけどね」
「ポリー、聞いて」
あずきが諭すと、ポリーは不満そうにしながらも黙って次の話を待った。
「それで、私もクライヴに好意を持っていたとするわよ?」
「はい!」
やたらといい返事が返ってきたが、本当に仮という意味をわかっているのか心配になる。
「でも、それがどうだというのかしら」
「え? お二人両想いで結ばれて、ハッピーエンドですね」
あまりにも現実離れしたポリーの主張に、思わずあずきの口から笑いが漏れた。
「それはないわ。私は異世界から来た豆の聖女で、クライヴは契約者の王子様。神の豆が実って契約を終えれば、私は元の世界に帰る。……だから、何も起こりようがないのよ」
純然たる事実を突きつけると、ポリーの表情が見る見る悲し気に曇っていく。
「でも、そんな」
「それに、クライヴは聖女をもてなしているだけ。王子なんだから、いずれは妃になる人と結婚するでしょう? ……だから、そもそもの前提もあり得ないのよ」
それが、揺るぎようのない現実だ。
だが、わかりきっていたはずなのに、自分で口にしたそれが、あずきの気力を一気に奪っていく。
「ですが」
「ごめん。疲れちゃった。……眠るね」
「……はい」
ポリーは頭を下げると、そのまま退室する。
何となくそれを見送ると、窓辺に飾られた向日葵が目に入った。
一体、どういうつもりなのだろう。
大切な豆の聖女を見ている、ということだろうか。
それとも……。
「どちらにしても、私はここを去る。だから、忘れよう」
自信に言い聞かせるようにそう呟くと、あずきは重くなった瞼を閉じた。
10
あなたにおすすめの小説
理想の男性(ヒト)は、お祖父さま
たつみ
恋愛
月代結奈は、ある日突然、見知らぬ場所に立っていた。
そこで行われていたのは「正妃選びの儀」正妃に側室?
王太子はまったく好みじゃない。
彼女は「これは夢だ」と思い、とっとと「正妃」を辞退してその場から去る。
彼女が思いこんだ「夢設定」の流れの中、帰った屋敷は超アウェイ。
そんな中、現れたまさしく「理想の男性」なんと、それは彼女のお祖父さまだった!
彼女を正妃にするのを諦めない王太子と側近魔術師サイラスの企み。
そんな2人から彼女守ろうとする理想の男性、お祖父さま。
恋愛よりも家族愛を優先する彼女の日常に否応なく訪れる試練。
この世界で彼女がくだす決断と、肝心な恋愛の結末は?
◇◇◇◇◇設定はあくまでも「貴族風」なので、現実の貴族社会などとは異なります。
本物の貴族社会ではこんなこと通用しない、ということも多々あります。
R-Kingdom_1
他サイトでも掲載しています。
転生したので推し活をしていたら、推しに溺愛されました。
ラム猫
恋愛
異世界に転生した|天音《あまね》ことアメリーは、ある日、この世界が前世で熱狂的に遊んでいた乙女ゲームの世界であることに気が付く。
『煌めく騎士と甘い夜』の攻略対象の一人、騎士団長シオン・アルカス。アメリーは、彼の大ファンだった。彼女は喜びで飛び上がり、推し活と称してこっそりと彼に贈り物をするようになる。
しかしその行為は推しの目につき、彼に興味と執着を抱かれるようになったのだった。正体がばれてからは、あろうことか美しい彼の側でお世話係のような役割を担うことになる。
彼女は推しのためならばと奮闘するが、なぜか彼は彼女に甘い言葉を囁いてくるようになり……。
※この作品は、『小説家になろう』様『カクヨム』様にも投稿しています。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
バッドエンド予定の悪役令嬢が溺愛ルートを選んでみたら、お兄様に愛されすぎて脇役から主役になりました
美咲アリス
恋愛
目が覚めたら公爵令嬢だった!?貴族に生まれ変わったのはいいけれど、美形兄に殺されるバッドエンドの悪役令嬢なんて絶対困る!!死にたくないなら冷酷非道な兄のヴィクトルと仲良くしなきゃいけないのにヴィクトルは氷のように冷たい男で⋯⋯。「どうしたらいいの?」果たして私の運命は?
「25歳OL、異世界で年上公爵の甘々保護対象に!? 〜女神ルミエール様の悪戯〜」
透子(とおるこ)
恋愛
25歳OL・佐神ミレイは、仕事も恋も完璧にこなす美人女子。しかし本当は、年上の男性に甘やかされたい願望を密かに抱いていた。
そんな彼女の前に現れたのは、気まぐれな女神ルミエール。理由も告げず、ミレイを異世界アルデリア王国の公爵家へ転移させる。そこには恐ろしく気難しいと評判の45歳独身公爵・アレクセイが待っていた。
最初は恐怖を覚えるミレイだったが、公爵の手厚い保護に触れ、次第に心を許す。やがて彼女は甘く溺愛される日々に――。
仕事も恋も頑張るOLが、異世界で年上公爵にゴロニャン♡ 甘くて胸キュンなラブストーリー、開幕!
---
【完結】後宮の片隅にいた王女を拾いましたが、才女すぎて妃にしたくなりました
藤原遊
恋愛
【溺愛・成長・政略・糖度高め】
※ヒーロー目線で進んでいきます。
王位継承権を放棄し、外交を司る第六王子ユーリ・サファイア・アレスト。
ある日、後宮の片隅でひっそりと暮らす少女――カティア・アゲート・アレストに出会う。
不遇の生まれながらも聡明で健気な少女を、ユーリは自らの正妃候補として引き取る決断を下す。
才能を開花させ成長していくカティア。
そして、次第に彼女を「妹」としてではなく「たった一人の妃」として深く愛していくユーリ。
立場も政略も超えた二人の絆が、やがて王宮の静かな波紋を生んでいく──。
「私はもう一人ではありませんわ、ユーリ」
「これからも、私の隣には君がいる」
甘く静かな後宮成長溺愛物語、ここに開幕。
好きすぎます!※殿下ではなく、殿下の騎獣が
和島逆
恋愛
「ずっと……お慕い申し上げておりました」
エヴェリーナは伯爵令嬢でありながら、飛空騎士団の騎獣世話係を目指す。たとえ思いが叶わずとも、大好きな相手の側にいるために。
けれど騎士団長であり王弟でもあるジェラルドは、自他ともに認める女嫌い。エヴェリーナの告白を冷たく切り捨てる。
「エヴェリーナ嬢。あいにくだが」
「心よりお慕いしております。大好きなのです。殿下の騎獣──……ライオネル様のことが!」
──エヴェリーナのお目当ては、ジェラルドではなく獅子の騎獣ライオネルだったのだ。
異世界で王城生活~陛下の隣で~
遥
恋愛
女子大生の友梨香はキャンピングカーで一人旅の途中にトラックと衝突して、谷底へ転落し死亡した。けれど、気が付けば異世界に車ごと飛ばされ王城に落ちていた。神様の計らいでキャンピングカーの内部は電気も食料も永久に賄えるられる事になった。
グランティア王国の人達は異世界人の友梨香を客人として迎え入れてくれて。なぜか保護者となった国陛下シリウスはやたらと構ってくる。一度死んだ命だもん、これからは楽しく生きさせて頂きます!
※キャンピングカー、魔石効果などなどご都合主義です。
※のんびり更新。他サイトにも投稿しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる