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3 何事っ?!
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祭りに行った次の日は日曜日。
咲ちゃんは、休日出勤だからと帰ってしまったので、とても暇をしている。
遠距離なので、月1の土日しか会えないのが残念でたまらない。
北海道のほぼ左右対極で暮らしてるせいだろうけど……
移動距離が半端ナイから仕方ない。
上下対極でなかった事を喜ぼう。うん。
仕方ないついでに、少し仕事の内容詰めとくかな?
コーヒーを準備して、ノートパソコンで、ポチポチお仕事を開始。
営業担当の自分。
わかりやすい資料が欲しいと言われれば、喜んで準備しときますよ。
売上は、給料に直結だからね。
明日、課長にチェック入れて貰うか。
ポチポチお仕事してると、
『(ガンッ)』
屋根に衝撃音があり、集中が途切れてしまった。
続け様に、
『(ガンッ、ガンッ)』
……全く、騒々しい。
時刻は午前6時。
普段なら寝てる時間だが、夜早く寝たせいか、活動開始も早かったのだ。
正体は大体予想がつくが……
『(カッカッカッカッカッ)』
「カァ~カァ~カァ~!!」
「あっ、やっぱり……」
この屋根をカツカツと素早くジャンプしているのは、カラスだ。
鳴き声付きで、間違いない。
『(ガンッ)』
そして、この音。
コレは、
『(ガンッ、カラカラカラカラ……)』
「カァ~~~!!(ゴール!!)」
屋根にある雨水排水口に、小石をシュートしに来てるヤツらに違いない。
多分、サッカー的な遊びかバスケのロングシュートか、ピンポントスか……
穴に落とすゲームを楽しんでいるのだ。
『(ガンッ、カラカラカラカラ……)』
「カァ~~~!!」
……今日は調子がイイらしい。
まったく……勘弁して貰いたい。
排水口に落ち葉だけでなく、小石やクルミが詰まってしまい、掃除が凄く大変なのだ。
世間では、車道にクルミを置き、割れたら回収している賢いカラスがいると言うが。
自宅周辺のカラス達は、小石遊びに興じる賢さがある。
遊びを開発する賢さは、素直に凄いと思うのだが。
排水口詰まりに一役買っているともなれば、正直微妙な気持ちになる。
しかも御家族お誘いのうえで楽しんでなさるから、邪険にもできないし。
まぁ、報復が怖いから、邪険にはしないけども。
お向かいの林に住んでるカラスさん一家が、うちに遊びに来た感じなんだよねぇ。
ここは持ち回り制度があるのか、数年に一回、カラスファミリーが交代している。
多分、若い夫婦向けの物件?らしいのだ。
比較的、ツヤツヤな番でやって来て、しばらく子ガラスと家族単位で活動しているのかな?と思われる。
カラスには詳しくないのだが、見張りに親が立ち、子供が遊ぶと言った感じに見えるんだよね。
人間が近付くと、見張りから声がかかるから、道端でポケ~としてる子ガラスも安心のセ○ムですよ。多分。
結構な頻度で、子ガラスさんはポケ~っと道端にいるからね。
逆に心配になる位に。
子供を育てるって大変ですね……と親セ○ムさんに労いの眼差しを向けた事もあったな。
子ガラスが亡くなる事もあったね。
何かの動物に襲われたのか、夜中にカラスが大騒ぎした時があって。
翌朝、子ガラスの亡骸が地面に落ちてたっけ……
数日間、親カラスは鳴き叫んで、腹いせなのか、我が家のさくらんぼの葉っぱや小枝をブチブチに千切ってから、引っ越しされました。
うん。
見事な八つ当たりでした。
時間の間隔は覚えてないけど、確か次の家族が来るまでしばらく空いていたと思う。
カラス達は、子供を大切にし、家族を大切にし、仲間を大切にしているのかもしれない。
カラス会議で、うちの物件は危険だと周知されたのかもしれない。
カラス社会は、正直サッパリわからないが、とても人間臭く感じる。
けど彼らにしたら、人間の家族がカラス臭く思えるのかもしれない。
そう考えると面白い。
『(ガンッ、カラカラカラカラ……)』
「カァ~~~~!!」
……面白いけど、仲良くはなれなさそうだな。うん。
『(ガンッ、ガンッ、カラカラカラカラ……)』
「「カァ~~~~~!!」」
……本当に今日、調子イイんじゃない?
咲ちゃんは、休日出勤だからと帰ってしまったので、とても暇をしている。
遠距離なので、月1の土日しか会えないのが残念でたまらない。
北海道のほぼ左右対極で暮らしてるせいだろうけど……
移動距離が半端ナイから仕方ない。
上下対極でなかった事を喜ぼう。うん。
仕方ないついでに、少し仕事の内容詰めとくかな?
コーヒーを準備して、ノートパソコンで、ポチポチお仕事を開始。
営業担当の自分。
わかりやすい資料が欲しいと言われれば、喜んで準備しときますよ。
売上は、給料に直結だからね。
明日、課長にチェック入れて貰うか。
ポチポチお仕事してると、
『(ガンッ)』
屋根に衝撃音があり、集中が途切れてしまった。
続け様に、
『(ガンッ、ガンッ)』
……全く、騒々しい。
時刻は午前6時。
普段なら寝てる時間だが、夜早く寝たせいか、活動開始も早かったのだ。
正体は大体予想がつくが……
『(カッカッカッカッカッ)』
「カァ~カァ~カァ~!!」
「あっ、やっぱり……」
この屋根をカツカツと素早くジャンプしているのは、カラスだ。
鳴き声付きで、間違いない。
『(ガンッ)』
そして、この音。
コレは、
『(ガンッ、カラカラカラカラ……)』
「カァ~~~!!(ゴール!!)」
屋根にある雨水排水口に、小石をシュートしに来てるヤツらに違いない。
多分、サッカー的な遊びかバスケのロングシュートか、ピンポントスか……
穴に落とすゲームを楽しんでいるのだ。
『(ガンッ、カラカラカラカラ……)』
「カァ~~~!!」
……今日は調子がイイらしい。
まったく……勘弁して貰いたい。
排水口に落ち葉だけでなく、小石やクルミが詰まってしまい、掃除が凄く大変なのだ。
世間では、車道にクルミを置き、割れたら回収している賢いカラスがいると言うが。
自宅周辺のカラス達は、小石遊びに興じる賢さがある。
遊びを開発する賢さは、素直に凄いと思うのだが。
排水口詰まりに一役買っているともなれば、正直微妙な気持ちになる。
しかも御家族お誘いのうえで楽しんでなさるから、邪険にもできないし。
まぁ、報復が怖いから、邪険にはしないけども。
お向かいの林に住んでるカラスさん一家が、うちに遊びに来た感じなんだよねぇ。
ここは持ち回り制度があるのか、数年に一回、カラスファミリーが交代している。
多分、若い夫婦向けの物件?らしいのだ。
比較的、ツヤツヤな番でやって来て、しばらく子ガラスと家族単位で活動しているのかな?と思われる。
カラスには詳しくないのだが、見張りに親が立ち、子供が遊ぶと言った感じに見えるんだよね。
人間が近付くと、見張りから声がかかるから、道端でポケ~としてる子ガラスも安心のセ○ムですよ。多分。
結構な頻度で、子ガラスさんはポケ~っと道端にいるからね。
逆に心配になる位に。
子供を育てるって大変ですね……と親セ○ムさんに労いの眼差しを向けた事もあったな。
子ガラスが亡くなる事もあったね。
何かの動物に襲われたのか、夜中にカラスが大騒ぎした時があって。
翌朝、子ガラスの亡骸が地面に落ちてたっけ……
数日間、親カラスは鳴き叫んで、腹いせなのか、我が家のさくらんぼの葉っぱや小枝をブチブチに千切ってから、引っ越しされました。
うん。
見事な八つ当たりでした。
時間の間隔は覚えてないけど、確か次の家族が来るまでしばらく空いていたと思う。
カラス達は、子供を大切にし、家族を大切にし、仲間を大切にしているのかもしれない。
カラス会議で、うちの物件は危険だと周知されたのかもしれない。
カラス社会は、正直サッパリわからないが、とても人間臭く感じる。
けど彼らにしたら、人間の家族がカラス臭く思えるのかもしれない。
そう考えると面白い。
『(ガンッ、カラカラカラカラ……)』
「カァ~~~~!!」
……面白いけど、仲良くはなれなさそうだな。うん。
『(ガンッ、ガンッ、カラカラカラカラ……)』
「「カァ~~~~~!!」」
……本当に今日、調子イイんじゃない?
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