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18 汚屋敷依頼
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居候先の汚屋敷が、御屋敷になりました。
素晴らしい。
俺は1階の部屋を借りた。
居間の隣りだ。
リックは2階、タバサも2階の予定だ。
そこは、好きにしてくれとしか言えない。
隣りでも、一緒でも、好きにしてくれ。
とりあえず、金を稼ぐまでは、家事を手伝う事で家賃の代わりにして貰った。
プラス、リックの生活指導員としての仕事も受けた。
お坊ちゃんでは無かったが、寄宿舎的な所に長くいたので、自活能力が乏しいらしい。
かなりのズレがある事が判明したので、矯正していくのだ。
俺もこの世界からズレてるのだが、リックをダシにして常識を学んでいこうと思う。
色々と、ありがたい話だ。
さて、2人は討伐依頼に向かったからな。
俺も指示された場所に来たんだが……合ってるのだろうか?
普通の商会っぽいんだが?
まぁ、ちょっと聞いてみるか。
何か魔道具っぽいの扱ってるんだな。
若干オシャレなのが多い所を見ると、富裕層向けだろうな。
『※その認識でOKです』
なるほど。
店の奥に人がいたので、そちらへ向かう。
「いらっしゃいませ。何かお探しですか?」
「いや、ギルドからの指示でこちらに来たのだが……」
「そうでしたか!お待ちしていました。こちらへどうぞ」
案内にくっついて、店の奥へ進み、裏口から外に出た。
ん?となったが、裏手にある倉庫や別棟の建物もここの所有だと言う。
大きな商会らしいな。
案内に促されるまま別棟まで行くと、店員は急に声をひそめた。
「こちらの別棟を掃除して頂きたいのです」
「室内全部か?」
「室外の方もお願いします。特に蔦とか……あと、中で見た事は、外で吹聴しないで頂きたいのですが……勿論、金額は上乗せしますので」
「それはかまわんが……」
「吹聴しないで頂ければ、1日銀貨1枚お渡しします」
「は?期限とかは?」
「特に期限は設けておりませんが?」
「俺が無駄に毎日通ったらどうするんだよ……」
「あ~……大丈夫です。入るとわかると思いますが、皆さん早々に辞めてしまって……続かないのですよ……」
「えぇ……」
そんなに酷いのかよ……
「こちらも客商売なので、できる限り内密にして頂きたいのですが、なかなか……」
「いや、わかった。掃除用具や物品は借りれるのか?」
「はい。それはもう。そちらの倉庫の物は、全てお使い下さい。足りない分は、こちらで購入して来ますので、どうかお願いします」
「わかった。飯時になったら、また店の裏口から抜けるのか?」
「お食事も、こちらでお持ちします」
「わかった。じゃぁ、さっそく始めるか」
「では、よろしくお願い致します」
言い終わると店員は、足早に去って行った。
はい、これ来たぁ。
汚屋敷案件です。
リックの家より小さいが、蔦の絡まった家は、その分だけ異様な雰囲気を放っているな。
年代物の予感がするよ。
早速、家の中を拝見!
ドアを押して中に入る。
リックの所と違って、屋台のゴミや瓶等の飲み食い系のゴミは見当たらないが。
視覚よりも、嗅覚が激しく攻撃されてるな。
異様な臭いがする。
手拭いで覆っても酷い臭いだ。
生臭いのと腐った臭いだろうか?
他にも色々な臭いがミックスしてやがるっ。
その頂点に君臨する臭い……コレは、カメムシの臭いだ……
異世界のカメムシも同じ臭いなのか……もしかしたら、もっと臭いのか?
『※その認識でOKです』
……強烈だな。
リックの所、あれで臭いが少なかったもんな。
一応【消臭】を使ってたんだろうな。
この状況を見たら、ちょっと、なぁ。
【鑑定】
・臭い虫。危険を察知すると臭い分泌液を放つ。分泌液は皮膚に異常をきたす場合もあるので注意。植物、果物等の汁を吸う。農業害虫。寒さに弱く暖かい場所を好む。
まんま。
そのまんま臭い虫が名前って……ひねり無しだ。
しかも、まんまカメムシだ。
俺の住んでたマンションも、洗濯物に必ずと言っていいほどカメムシが着いてたな。
特にタオル系に。
奴等は寒さを嫌うから、白のタオル系には暖を求めて集まるって言ってたな。
発生原因は、近所の蔦が絡まっていた家だ。
マルカメムシが大量に生活の拠点にしてたらしい……
マンション側が全て請け負って、撤去したそうだが。
こっちも、まず蔦からだな。
発生源の排除から開始だ。
蔦の処理も厄介だったはずだ。
アルカリ性の何かを出してコンクリートを中和し、コンクリートにも根を張る奴等だったはず。
無理やり剥がすと壁がボロボロになるから、除草剤を使用し、枯れるまで待ってから処理すると良いとネットに出てたのを見た事がある。
出来るなら除草剤を使いたい所だが。
異世界にはないんだろ?
『※その認識でOKです』
手作り除草剤……除草剤……
あれだ。
酢だな。
クエン酸も。
重曹ってパターンもあったな。
あと熱湯だな。
確か酢やクエン酸を水に溶いて噴霧すると良いってネットで見た事があるな。
友人宅で蔦被害が出た時に調べた記憶がある。
ただ、ニオイがキツイのと、周りに金属があると使えないって言うんで諦めたんだったな……
……客商売だし、悪臭はマズいだろうしな。
って、そう言えばこの世界に酢は存在する……?
『※その認識でOKです』
良かった。
多分、そのうち世話になるな。
あっ、重曹はある?
……ないのか?
『※その認識でOKです』
ないのかぁ……
だよなぁ……確かに。
電気分解とか、やってなさそうだ。
んじゃ、残りの熱湯攻撃しかないな。
よし、やるか。
倉庫の中を物色。
結構、何でもあるもんだな。
あっ、慣れ親しんだバ○サンもあるな。
……けど、コレはあとまわしだ。
多分今殺ってしまったとしても、死骸の山が増えるだけ。
新たな敵が湧いて来るだけのエンドレスゲームが始まってしまうだろうな。
まずは、元を断つのだ。
底の深い鍋と、薪、レンガを持って中庭へ戻る。
火の粉で火事が起きないように、引火するものから離れた所に鍋をかける竈門を組む。
出来上がったら、湯を沸かして蔦の根元にかける繰り返しの作業に入る。
追加で2個竈門を組んで、湯が沸騰した順にどんどんかけていく。
多分、今日はこの作業で終わりだな……
素晴らしい。
俺は1階の部屋を借りた。
居間の隣りだ。
リックは2階、タバサも2階の予定だ。
そこは、好きにしてくれとしか言えない。
隣りでも、一緒でも、好きにしてくれ。
とりあえず、金を稼ぐまでは、家事を手伝う事で家賃の代わりにして貰った。
プラス、リックの生活指導員としての仕事も受けた。
お坊ちゃんでは無かったが、寄宿舎的な所に長くいたので、自活能力が乏しいらしい。
かなりのズレがある事が判明したので、矯正していくのだ。
俺もこの世界からズレてるのだが、リックをダシにして常識を学んでいこうと思う。
色々と、ありがたい話だ。
さて、2人は討伐依頼に向かったからな。
俺も指示された場所に来たんだが……合ってるのだろうか?
普通の商会っぽいんだが?
まぁ、ちょっと聞いてみるか。
何か魔道具っぽいの扱ってるんだな。
若干オシャレなのが多い所を見ると、富裕層向けだろうな。
『※その認識でOKです』
なるほど。
店の奥に人がいたので、そちらへ向かう。
「いらっしゃいませ。何かお探しですか?」
「いや、ギルドからの指示でこちらに来たのだが……」
「そうでしたか!お待ちしていました。こちらへどうぞ」
案内にくっついて、店の奥へ進み、裏口から外に出た。
ん?となったが、裏手にある倉庫や別棟の建物もここの所有だと言う。
大きな商会らしいな。
案内に促されるまま別棟まで行くと、店員は急に声をひそめた。
「こちらの別棟を掃除して頂きたいのです」
「室内全部か?」
「室外の方もお願いします。特に蔦とか……あと、中で見た事は、外で吹聴しないで頂きたいのですが……勿論、金額は上乗せしますので」
「それはかまわんが……」
「吹聴しないで頂ければ、1日銀貨1枚お渡しします」
「は?期限とかは?」
「特に期限は設けておりませんが?」
「俺が無駄に毎日通ったらどうするんだよ……」
「あ~……大丈夫です。入るとわかると思いますが、皆さん早々に辞めてしまって……続かないのですよ……」
「えぇ……」
そんなに酷いのかよ……
「こちらも客商売なので、できる限り内密にして頂きたいのですが、なかなか……」
「いや、わかった。掃除用具や物品は借りれるのか?」
「はい。それはもう。そちらの倉庫の物は、全てお使い下さい。足りない分は、こちらで購入して来ますので、どうかお願いします」
「わかった。飯時になったら、また店の裏口から抜けるのか?」
「お食事も、こちらでお持ちします」
「わかった。じゃぁ、さっそく始めるか」
「では、よろしくお願い致します」
言い終わると店員は、足早に去って行った。
はい、これ来たぁ。
汚屋敷案件です。
リックの家より小さいが、蔦の絡まった家は、その分だけ異様な雰囲気を放っているな。
年代物の予感がするよ。
早速、家の中を拝見!
ドアを押して中に入る。
リックの所と違って、屋台のゴミや瓶等の飲み食い系のゴミは見当たらないが。
視覚よりも、嗅覚が激しく攻撃されてるな。
異様な臭いがする。
手拭いで覆っても酷い臭いだ。
生臭いのと腐った臭いだろうか?
他にも色々な臭いがミックスしてやがるっ。
その頂点に君臨する臭い……コレは、カメムシの臭いだ……
異世界のカメムシも同じ臭いなのか……もしかしたら、もっと臭いのか?
『※その認識でOKです』
……強烈だな。
リックの所、あれで臭いが少なかったもんな。
一応【消臭】を使ってたんだろうな。
この状況を見たら、ちょっと、なぁ。
【鑑定】
・臭い虫。危険を察知すると臭い分泌液を放つ。分泌液は皮膚に異常をきたす場合もあるので注意。植物、果物等の汁を吸う。農業害虫。寒さに弱く暖かい場所を好む。
まんま。
そのまんま臭い虫が名前って……ひねり無しだ。
しかも、まんまカメムシだ。
俺の住んでたマンションも、洗濯物に必ずと言っていいほどカメムシが着いてたな。
特にタオル系に。
奴等は寒さを嫌うから、白のタオル系には暖を求めて集まるって言ってたな。
発生原因は、近所の蔦が絡まっていた家だ。
マルカメムシが大量に生活の拠点にしてたらしい……
マンション側が全て請け負って、撤去したそうだが。
こっちも、まず蔦からだな。
発生源の排除から開始だ。
蔦の処理も厄介だったはずだ。
アルカリ性の何かを出してコンクリートを中和し、コンクリートにも根を張る奴等だったはず。
無理やり剥がすと壁がボロボロになるから、除草剤を使用し、枯れるまで待ってから処理すると良いとネットに出てたのを見た事がある。
出来るなら除草剤を使いたい所だが。
異世界にはないんだろ?
『※その認識でOKです』
手作り除草剤……除草剤……
あれだ。
酢だな。
クエン酸も。
重曹ってパターンもあったな。
あと熱湯だな。
確か酢やクエン酸を水に溶いて噴霧すると良いってネットで見た事があるな。
友人宅で蔦被害が出た時に調べた記憶がある。
ただ、ニオイがキツイのと、周りに金属があると使えないって言うんで諦めたんだったな……
……客商売だし、悪臭はマズいだろうしな。
って、そう言えばこの世界に酢は存在する……?
『※その認識でOKです』
良かった。
多分、そのうち世話になるな。
あっ、重曹はある?
……ないのか?
『※その認識でOKです』
ないのかぁ……
だよなぁ……確かに。
電気分解とか、やってなさそうだ。
んじゃ、残りの熱湯攻撃しかないな。
よし、やるか。
倉庫の中を物色。
結構、何でもあるもんだな。
あっ、慣れ親しんだバ○サンもあるな。
……けど、コレはあとまわしだ。
多分今殺ってしまったとしても、死骸の山が増えるだけ。
新たな敵が湧いて来るだけのエンドレスゲームが始まってしまうだろうな。
まずは、元を断つのだ。
底の深い鍋と、薪、レンガを持って中庭へ戻る。
火の粉で火事が起きないように、引火するものから離れた所に鍋をかける竈門を組む。
出来上がったら、湯を沸かして蔦の根元にかける繰り返しの作業に入る。
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多分、今日はこの作業で終わりだな……
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