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第2章
招かれざる客
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「みんな、おかえり。まずは無事で何よりだよ」
ガン爺と師匠達にファジー達が、テーブルを取り囲むように座っていて、第一声は満面の笑みを浮かべた、ファジーからの言葉だった。
「ただいま」
俺とウルはいつも通りに、一言だけ返した。
「シュンと言うたな、イラフから話は聞いとる。遠慮せんでええからのぉ」
「はい、ありがとうございます」
「じゃあ、早速もらおうぜ」
「お腹空いたー」
「いただきます」
3人で食べようとした時、ゴカイが突然、おもむろに起き上がり、寝ぼけた様子で箸を持った。
「いただきます……」
いつもの事だが、起きているのか、夢の中にいるのか、一言だけ発し、目を瞑ったまま食べ始めた。
そんなゴカイは気にせず、俺達も食べ初め、食事が済み、食器を台所へと持っていき、再び部屋に戻り座った。
「はい、みんなお茶どうぞ」
ユウビさんが温かいお茶を持って来てくれて、1口啜り、テーブルに置いた。
「早速じゃが……イラフから話は聞いたじゃろ?」
「うん。全部聞いたよ」
「行くんじゃろ?」
「あぁ、行くよ」
俺、ウル、ゴカイ、シュン、ガン爺、ゴウラク師匠、ユウビさん、アネシュさん、イラフさん、ファジー、マーザ、ルキ、誰1人口を開かず、沈黙が流れた。
「ノーマ、私は行く事に反対する。シュンくんを助けたい気持ちは十分に分かるが、相手が相手に加え、場所も場所だ」
「まぁ、ファジー達が反対する事ぐらい分かってたよ」
「まぁね。心配症だもん、3人とも」
「だからね、1つ条件があるんだ」
ファジーの口から、まさかの条件という、予想外の言葉が出てきた。
「驚いたような顔だね。君達に反対した所で、聞かない事ぐらい分かっているよ」
「珍しい。それでその条件って何?」
「私とルキと戦闘を行い、かすり傷1つで構わないからつける。これが条件だよ」
まさかの条件を提示され、俺とウルは顔を見合わせ、ゴカイに至っては、口を半開きにし目を見開いて、目が覚めた様子だった。
「ガッハッハッ……儂も耳を疑ったわい。じゃが、大真面目らしいからのぉ」
「さぁ、どうする? 勝手に行くなら止めはしないよ」
「手加減しないけどいいの?」
「それは、条件をのむと捉えていいのかな?」
「あぁ、勿論だよ」
ウルとゴカイを見ると、2人とも首を縦に振った為、俺は承諾した。
「あの……僕も参加していいですか?」
「構わないよ」
シュンも参加する事になり、4対2の戦闘、能力の使用有り、1人1回ずつ、かすり傷1つでも、どちらかにつければ俺達の勝利、この条件で決定した。
「初めに言っておくけど、一切妥協はしないからね」
「そういう事です。行けるといいですね」
「なんかムカつくな」
「ルキちゃんには悪いけど、止めれるといいね」
ルキの絶妙な煽りに対し、ウルも絶妙な返しをして魅せた。
「じゃあ、早速始める?」
「いや、明日からにしよう」
今日は自由に過ごしていいという事になり、ひとまず皆でくつろいだ。
「皆さん、お茶のおかわりどうぞ」
「邪魔するぜ。久しいな、ジジイ」
ユウビさんが、お茶のおかわりを持って来てくれたその時、庭から声が聞こえた。
振り返ると、見たことない人達が、4人立っていた。
「儂の後ろに全員居れぇ。決して何もするな」
ガン爺は縁側に立ち、ガン爺のその言葉に、部屋の中は妙な緊張感に包まれた。
「4人とも、後ろに下がるんだ」
ゴウラク師匠に言われ、縁側を背にして座っていた、俺とウルとゴカイとシュンの4人は、部屋の奥へと移動した。
師匠達もガン爺から1歩引いた位置に、俺達を庇うようにして立った。
「あんまりじゃあねぇの、久々に弟子が帰って来たってのによぉ」
「お主が弟子など……抜かすな小童」
「まぁ、いい。イラフ……何してんだお前?」
「答えんでええ。要件を言わんか」
「つまんねぇなぁ……挨拶に来ただけだ」
ガン爺の元弟子という事だけは分かったが、ガン爺は唯ならぬ気を放っており、状況が全く掴めない。
「ジジイの弟子達を全員殺す。だから一応言っておこうと思ってな」
「ほう……それは叶わんな。儂が今貴様を殺すからのぉ」
ガン爺が刀を抜いた瞬間、否抜くよりも早く、師匠達がガン爺を制止した。
「刀をお納め下さい。今はまだ」
「相変わらず優秀な弟子達だなぁ。行くぞ」
「待たんかゼロ。逃げるとはらしくないのぉ」
「逆だろ、ジジイ。俺はゴッドルックに居る。殺したきゃ逃げずに来い、いつでも待ってるからよぉ」
庭にいる人物がゼロだと分かり、目の前にいるのが全員シーク、サイキョーもやはりシークだという事が分かった。
「あぁ、それともう1つ。俺の仲間をやったのは、お前らだな」
ゼロと目が合った。俺達に対して、夜間闘技の事を言っているのが分かる。
「命が惜しいなら、ゴッドルックには来ない事だ。忠告はしたからな」
「そうでプよ。あいつらに勝ったぐらいで、調子に乗らないことでプ」
「ねむ……」
ゼロの他に、全身白黒模様の服を着た男と、全身ピンクの寝間着のような服を着た女が喋り、歩き出した。
「おい、言うだけ言って帰んなよ。俺からも1つ忠告だ」
「ノーマ、ここは黙っておけ」
「いーや、黙んねぇ。俺は必ずゴッドルックに行く。そしてシークを潰す。必ずだ」
ゼロ達は何も言わず、足を止めることも無く、門へと向かった。
門の所に仲間らしき人物が2人待っていて、その内の1人がサイキョーだった。
「ノーマ、さっきの忠告になってなかったよ」
「あぁ、忠告にはなってなかったな。あれは宣言だ」
「細かい事はいいだろ。なぁファジー、やっぱり今日始めようぜ」
「そう焦らなくても大丈夫だよ」
「なんでだよ。ガン爺の弟子達を殺すって言ってたじゃんか」
「それはハッタリだよ。ガンジョウを誘い出す為のね」
ゼロの言い方、ガン爺の反応から、とてもハッタリだとは思えなかった。
ファジーが何故、そんな事が分かり、言い切れるのかも分からない。
「ノーマや、育成神の言う通りじゃ。奴は儂を殺したがっとるからのぉ」
「ガン爺を殺したいからなんだよ。だから殺さないって意味わからんでしょ」
「すぐにはの話じゃ。放っておけばいずれは殺そうとするじゃろうな」
「じゃあ、早く行けばいいじゃん」
「儂も体が鈍っとるからのぉ。どちらにせよ、そう焦らんでもよい。今日はゆっくりせい」
納得は出来なかったけど、ファジーが闘ってくれない以上、どうしようも無い為、納得せざるを得なかった。
「ゴウラク師匠、修行しましょう」
「言われただろ。今日はゆっくりしろ」
みんなしてゆっくりしろしか言わず、する事も無いから、とりあえず寝転がった。
「なぁ、シークって結局なんなの? てかさ、シュン言ってたよな? 俺達を狙って来たって。なんで昨日参加するって分かった?」
「ずっと見張ってたんですよ。半年前から」
「え、まじ? 暇人の集まりだな。暇人集団かよ」
「それは返す言葉もありません……」
「暇人のボスって、やっぱり怖いの?」
「僕みたいな下層の人間は、滅多に会えませんが、会うとやっぱり怖いです」
「なのに昨日裏切ったの? 死んでたかもしれないのに?」
「正直に言うと、来てる事を知っていたら、裏切らなかったと思います。イラフさんは知ってたんですか?」
「いや、全く知らなかった。いつ来たのかも分からない」
シュンが知らないのも無理が無いと思えた。イラフさんでさえ知らないのだから。
「この際だ、シークの事を詳しく教えておこうか」
「うん」
「僕も知りたいです」
そして、イラフさんが教えてくれた。
ガン爺と師匠達にファジー達が、テーブルを取り囲むように座っていて、第一声は満面の笑みを浮かべた、ファジーからの言葉だった。
「ただいま」
俺とウルはいつも通りに、一言だけ返した。
「シュンと言うたな、イラフから話は聞いとる。遠慮せんでええからのぉ」
「はい、ありがとうございます」
「じゃあ、早速もらおうぜ」
「お腹空いたー」
「いただきます」
3人で食べようとした時、ゴカイが突然、おもむろに起き上がり、寝ぼけた様子で箸を持った。
「いただきます……」
いつもの事だが、起きているのか、夢の中にいるのか、一言だけ発し、目を瞑ったまま食べ始めた。
そんなゴカイは気にせず、俺達も食べ初め、食事が済み、食器を台所へと持っていき、再び部屋に戻り座った。
「はい、みんなお茶どうぞ」
ユウビさんが温かいお茶を持って来てくれて、1口啜り、テーブルに置いた。
「早速じゃが……イラフから話は聞いたじゃろ?」
「うん。全部聞いたよ」
「行くんじゃろ?」
「あぁ、行くよ」
俺、ウル、ゴカイ、シュン、ガン爺、ゴウラク師匠、ユウビさん、アネシュさん、イラフさん、ファジー、マーザ、ルキ、誰1人口を開かず、沈黙が流れた。
「ノーマ、私は行く事に反対する。シュンくんを助けたい気持ちは十分に分かるが、相手が相手に加え、場所も場所だ」
「まぁ、ファジー達が反対する事ぐらい分かってたよ」
「まぁね。心配症だもん、3人とも」
「だからね、1つ条件があるんだ」
ファジーの口から、まさかの条件という、予想外の言葉が出てきた。
「驚いたような顔だね。君達に反対した所で、聞かない事ぐらい分かっているよ」
「珍しい。それでその条件って何?」
「私とルキと戦闘を行い、かすり傷1つで構わないからつける。これが条件だよ」
まさかの条件を提示され、俺とウルは顔を見合わせ、ゴカイに至っては、口を半開きにし目を見開いて、目が覚めた様子だった。
「ガッハッハッ……儂も耳を疑ったわい。じゃが、大真面目らしいからのぉ」
「さぁ、どうする? 勝手に行くなら止めはしないよ」
「手加減しないけどいいの?」
「それは、条件をのむと捉えていいのかな?」
「あぁ、勿論だよ」
ウルとゴカイを見ると、2人とも首を縦に振った為、俺は承諾した。
「あの……僕も参加していいですか?」
「構わないよ」
シュンも参加する事になり、4対2の戦闘、能力の使用有り、1人1回ずつ、かすり傷1つでも、どちらかにつければ俺達の勝利、この条件で決定した。
「初めに言っておくけど、一切妥協はしないからね」
「そういう事です。行けるといいですね」
「なんかムカつくな」
「ルキちゃんには悪いけど、止めれるといいね」
ルキの絶妙な煽りに対し、ウルも絶妙な返しをして魅せた。
「じゃあ、早速始める?」
「いや、明日からにしよう」
今日は自由に過ごしていいという事になり、ひとまず皆でくつろいだ。
「皆さん、お茶のおかわりどうぞ」
「邪魔するぜ。久しいな、ジジイ」
ユウビさんが、お茶のおかわりを持って来てくれたその時、庭から声が聞こえた。
振り返ると、見たことない人達が、4人立っていた。
「儂の後ろに全員居れぇ。決して何もするな」
ガン爺は縁側に立ち、ガン爺のその言葉に、部屋の中は妙な緊張感に包まれた。
「4人とも、後ろに下がるんだ」
ゴウラク師匠に言われ、縁側を背にして座っていた、俺とウルとゴカイとシュンの4人は、部屋の奥へと移動した。
師匠達もガン爺から1歩引いた位置に、俺達を庇うようにして立った。
「あんまりじゃあねぇの、久々に弟子が帰って来たってのによぉ」
「お主が弟子など……抜かすな小童」
「まぁ、いい。イラフ……何してんだお前?」
「答えんでええ。要件を言わんか」
「つまんねぇなぁ……挨拶に来ただけだ」
ガン爺の元弟子という事だけは分かったが、ガン爺は唯ならぬ気を放っており、状況が全く掴めない。
「ジジイの弟子達を全員殺す。だから一応言っておこうと思ってな」
「ほう……それは叶わんな。儂が今貴様を殺すからのぉ」
ガン爺が刀を抜いた瞬間、否抜くよりも早く、師匠達がガン爺を制止した。
「刀をお納め下さい。今はまだ」
「相変わらず優秀な弟子達だなぁ。行くぞ」
「待たんかゼロ。逃げるとはらしくないのぉ」
「逆だろ、ジジイ。俺はゴッドルックに居る。殺したきゃ逃げずに来い、いつでも待ってるからよぉ」
庭にいる人物がゼロだと分かり、目の前にいるのが全員シーク、サイキョーもやはりシークだという事が分かった。
「あぁ、それともう1つ。俺の仲間をやったのは、お前らだな」
ゼロと目が合った。俺達に対して、夜間闘技の事を言っているのが分かる。
「命が惜しいなら、ゴッドルックには来ない事だ。忠告はしたからな」
「そうでプよ。あいつらに勝ったぐらいで、調子に乗らないことでプ」
「ねむ……」
ゼロの他に、全身白黒模様の服を着た男と、全身ピンクの寝間着のような服を着た女が喋り、歩き出した。
「おい、言うだけ言って帰んなよ。俺からも1つ忠告だ」
「ノーマ、ここは黙っておけ」
「いーや、黙んねぇ。俺は必ずゴッドルックに行く。そしてシークを潰す。必ずだ」
ゼロ達は何も言わず、足を止めることも無く、門へと向かった。
門の所に仲間らしき人物が2人待っていて、その内の1人がサイキョーだった。
「ノーマ、さっきの忠告になってなかったよ」
「あぁ、忠告にはなってなかったな。あれは宣言だ」
「細かい事はいいだろ。なぁファジー、やっぱり今日始めようぜ」
「そう焦らなくても大丈夫だよ」
「なんでだよ。ガン爺の弟子達を殺すって言ってたじゃんか」
「それはハッタリだよ。ガンジョウを誘い出す為のね」
ゼロの言い方、ガン爺の反応から、とてもハッタリだとは思えなかった。
ファジーが何故、そんな事が分かり、言い切れるのかも分からない。
「ノーマや、育成神の言う通りじゃ。奴は儂を殺したがっとるからのぉ」
「ガン爺を殺したいからなんだよ。だから殺さないって意味わからんでしょ」
「すぐにはの話じゃ。放っておけばいずれは殺そうとするじゃろうな」
「じゃあ、早く行けばいいじゃん」
「儂も体が鈍っとるからのぉ。どちらにせよ、そう焦らんでもよい。今日はゆっくりせい」
納得は出来なかったけど、ファジーが闘ってくれない以上、どうしようも無い為、納得せざるを得なかった。
「ゴウラク師匠、修行しましょう」
「言われただろ。今日はゆっくりしろ」
みんなしてゆっくりしろしか言わず、する事も無いから、とりあえず寝転がった。
「なぁ、シークって結局なんなの? てかさ、シュン言ってたよな? 俺達を狙って来たって。なんで昨日参加するって分かった?」
「ずっと見張ってたんですよ。半年前から」
「え、まじ? 暇人の集まりだな。暇人集団かよ」
「それは返す言葉もありません……」
「暇人のボスって、やっぱり怖いの?」
「僕みたいな下層の人間は、滅多に会えませんが、会うとやっぱり怖いです」
「なのに昨日裏切ったの? 死んでたかもしれないのに?」
「正直に言うと、来てる事を知っていたら、裏切らなかったと思います。イラフさんは知ってたんですか?」
「いや、全く知らなかった。いつ来たのかも分からない」
シュンが知らないのも無理が無いと思えた。イラフさんでさえ知らないのだから。
「この際だ、シークの事を詳しく教えておこうか」
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そして、イラフさんが教えてくれた。
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