1 / 35
00 序章
しおりを挟む私は、もういい年をしたオッサンです。
お陰様で仕事も上手く行っており、順調に出世もし、五人の子宝にも恵まれ、愛妻とともに順風満帆な日々を過ごしております。
同輩には長い結婚生活の中でいつしかパートナーへの想いが薄れ夫婦の生活を無くしている方が多いやに聴きますが、幸いに我が家にはそれはありません。仕事柄出張や残業も多く忙しい毎日ではありますが、家に帰れば子供たちに癒され妻に包まれ妻とはほぼ毎日愛を確かめ合う夜を過ごさせていただいております。
もちろん、若いころのようなハゲしいことはできなくなりましたが、それでもお互いに素肌を合わせて眠る喜びを満喫しています。お互いに成熟してゆく体に触れ合い、失われてゆくものを愛情で埋めあっております。同僚からは羨ましがられたり気味悪がられたりいろいろです。でも、それは私と妻にとって自然なことなのです。
私は妻以外の女を知りません。今後も知るつもりはありません。このまま一生を終えることに何の疑問も持っていません。私は十分に幸せです。
でも、時に思います。
もし、あの新婚の半年間の出来事がなかったら。
恐らくは子供に恵まれることもなく、愛する妻とも別々の道を歩くことになっていたかもしれません。
これは私と妻のマユと私のオヤジとのセックスに纏わる昔話です。
2
あなたにおすすめの小説
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる