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10話

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 数日が経ち、俺も単語なら話せる事が出来るようになったので魔物を倒す事になった。

 メンバーは俺、ぐれ子、先生。護衛に短髪兵士に執事だ。ぐれ子と先生の装備は革の鎧に槍だ。
 おっぱいが潰れて可哀想。早く終わらせなければならない。俺?布の服。

 今後の事もあり2人のレベルアップが急務なのだ。なぜかと言うと、レベルアップで通販を増やせるかもと言う期待と、錬金術ならハガ○ンごっこが出来るかと言う検証である。

 日本の通販サイトでも、コンポジットボウやボウガンが手に入る。遠距離攻撃の確立である。
 こっちにも弓もボウガンも無いわけでは無いけど、扱い方とか耐久性なら実世界製の方がいいだろう。丈夫だからと伝説の弓など渡されても弦が引けない。コンポジットボウなら他のものより楽に引けて、威力も高い。レベルも上がれば力もつくだろう。

 先生の場合はいろいろな雑務の傍ら、錬金術の勉強もしている。ポーションも作れるようになった。
 蒸留水と薬草を煮込みながら魔力とやらを込めるとできるらしい。俺は飲んでも草臭い苦水でしかない。

 ただ、生産職なので自衛が出来るようにとハ○レンの話をした。マスタング大佐みたいに爆発させて貰いたい。駄目なら爆薬作ればいい。ボウガンだってあればなんとかなるだろう。

 と言うわけで森!

 ここにはスライムが出てくるらしい。スライム。ある物語では最弱の魔物。またある物語では最強の魔物。他にも、服だけ溶かしてくれる素晴らしい魔物!夢のようだ!!仲間にしたい!

「先生、スライムは弱いのか聞いてください。あとは水滴の形なのかも!俺、仲間にしたらスイとかリムルとかルーキーとかって言う名前にする!」

「タマ君、スライムは弱くてまあるい形らしいですよ。ごく稀に逃げるのがとても早い溶けている様なスライムがいるそうです。そのスライムは経験値がすごく高いそうですよ。」

「それ、はぐれメ○ルだぁぁーーーーー!」

 興奮して探してしまった。で見つけた。なんか溶けているクラゲ。ホイミス○イムなんて烏滸がましい形のクラゲ。
 一応早かった。溶けてるデロデロの部分が触手にも見えなくもない。触り心地は実世界のスライムもどきにそっくり。スライムなんだろうけど夢が崩れた。異世界嫌い。

 ぐれ子と先生の元に持っていく。

「ローションか?」

 ぐれ子よ、使った事があるのか?

「刺されたら大変だからポイしなさい!」

 先生、これクラゲ違う。
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