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2章
11 下校
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晴れて生徒会の一員になった教子。
今度こそ、ちゃんとした新人の仕事を与えられて委員としての第一歩を踏み出・・・
・・・さずに普通に帰宅していた。
紫苑 「私とカオルは教職員どもと新入委員とかの件について話し合ってくるわ。あとは2年の先輩たちの指示を仰ぎなさい。」
こずえ「よーし!ほんじゃなにする、新人?・・・いっちょ腕試しにあたしと相撲でもすっかー!♪」
瑞穂 「最初の仕事が力比べってどこのプロレス道場よ・・・・」
カオル「・・・・会長。今日のところは解散しては如何でしょうか。用事も特にありませんし。」
教子 「はい!賛成!お疲れ様でしたー!」
あれはカオルさんの助け舟がなかったらヤバかったな・・
こずえさんには注意しよう・・・。
うん。注意しよう。マジで。
絶対に無駄なケガはしたくないでござる。
教子はいつも通り下校路をとぼとぼと1人で帰る・・
・・・のではなく。
アケミ「・・・・・」
今日は、隣に美女。
しかも超美女。
正確には、教子の半歩分後ろをついてきている。
教子 「・・・・」
アケミ「・・・・」
教子 「・・・ぐふ♪」
アケミ「・・・・・?」
ぐふ♪アケミといっしょに帰り道。
ぐふふ♪愛くるしいなぁ、もう・・・・。
アケミ「・・・・?」
アケミの顔はまじまじと見てみると、本当に非の打ちどころがないほど整っていて・・・
そして、"超かわいかった"。
表情に一切の邪気がないのだ。
アケミは、信頼度100%の瞳で教子を見つめてくる。
まるで母親といる生後数か月の子犬のようだ。
安心しきっている。
昨日、紫苑の指示を食らってたときの不機嫌な雰囲気とのっそりとした動作はどこへやら・・。
教子の半歩あとを、急ぐでもなく、遅れるでもなく、飼い主に寄り添う忠犬のようにくっついてきている。
教子が少し右に動けば、アケミも右に。
左だったら、左に。
先ほど教子を案内した時のような盲導犬スタイルではなく、後ろを邪魔にならないようにぴっちりついてくるハチ公スタイルだ。いや、実際のハチ公がどうだったかは知らないけども。
この忠犬っぷりが、アケミの本来の姿なのだろう。
教子 「(ふふ・・うふふ・・)」
教子 「(アタシは、こんな都内でも5本の指にはいるような美女と歩いてるのよ・・)」
教子はまるで彼女いない歴=年齢の童貞がいきなり異世界に転生し最強勇者になって金も地位も女も余裕しゃくしゃくでゲットしたかのように・・・超絶ドヤ顔で町をのっしのっし、と練り歩いていた。
駅前に近づき、商店街に入る。人通りが増えてきた。
見られてる。超見られてる。
道行く男どもは教子(の横)に釘付けだ。
立ち止まってしまうものさえいる。
後ろを振り向いたら、みんなと目が合うだろう。
なによ。アタシのアケミをじろじろ見るんじゃないわよ・・・。
でも、そりゃー見るわよね・・・アタシのアケミかわいいもん。
ま、見るくらいなら許してあげるか。
触ったら容赦しないけど。
・・・・生徒会室に案内された時から気になっていた、アケミの正体。
アケミは、イヌで。
そして・・柴犬とか、そのへんの種。
ご主人様に忠実で、お利口で、勇敢な番犬。
本来であれば、ひたすら従順で、飼い主を困らせることなんか一切考えないような犬種。
会長にはやたらと反抗的だったけれど・・・?
少し気になる。生徒会内の人間(?)関係のあれやこれやについて。
アケミ「・・・・・・・」
アケミは、一切、しゃべらない。
しゃべりたくないのか、言葉を知らないのか、それとも過去の何らかの事情でしゃべれないのか。
教子はわからない。
アケミに尋ねたいことは沢山あるけど、まだぜんぜん訊けてない。
でも、「それでもいいか」とも、教子は思っている。
だって、アケミとは無言でいても、ぜんぜん気まずくない。
むしろ、こどもの頃からの大親友と、二人で寄り添って寝てる時のような、ゆったりとした安心感さえ覚える。
教子 「(・・・・メラビアンの法則、だっけ)」
コミュニケーションにおいて、受け手が感じる感覚の比重は、話の内容よりも、話し手の態度や感情のほうに占める割合が大きい。
つまりは・・結局どんなにウマい言葉で取り繕ったとしても、対面した時のその雰囲気で信頼できる人物か、そうでないか、人間という生き物はだいたい感じ取ってしまうのだ。
クチではキレイごとを並べても、胡散臭さが体臭のようにプンプンとニオってくる大人たち・・。
いるいる。
動物と触れ合い続けてきた教子でなくとも、わかるだろう。
その点、アケミは、なにも言わずともその人懐っこい仕草と目つきだけで、教子をこんなにも幸せな気分にさせてくれる。
態度と雰囲気だけで、自分を"全肯定されてる"と感じさせるって、本当にすごい。
どれだけ心が純粋なんだろう、と素直に教子は驚嘆する。
それにしても・・と、同時に教子は思う。
アタシが守らなきゃ、アケミは。うん。
見た目だけでも、世の男性はまず間違いなくアケミにメロメロになってしまうだろうに、その上こんな内面の美しさまで知ってしまったら。
世界の何億って男どもがアケミに求婚するかわからない。
うん。アケミは有名になってはいけないのだ。
私がアケミを守る。
・・・・・・・私、本当に一目ぼれしちゃったんだな。アケミに。
もはや、完全に自分が吹っ切れてしまったことを、教子は認めることすら忘れ、アケミとの純情商店街での青春下校を謳歌する。
駅が見えてきた。
駅ビルになっていて、階段を登らねばならない。
エスカレーターのほうを選んで、アケミと乗る。
教子が先に乗り、アケミが後ろ。
教子は振り向いてアケミのほうを見る。
身長差が15cmあっても、教子の目線のほうがアケミよりちょっと高くなった。
アケミと目が合う・・・・。
教子 「・・・・」
アケミ「・・・・」
なんにも気まずさのない、あたたかな沈黙。
教子 「・・・・」
アケミ「・・・・」
教子 「・・・・」
アケミ「・・・・・・(ニコッ」
教子 「!・・・・・(グ ビ リ」
思わず、生唾を飲み込んでしまった。
初めて見る、アケミの正真正銘の上目遣いの笑顔。
天使の微笑。大勝利。アークエンジェル。
切れ味爽快。雑味ゼロ。ダブルストロング。
このままチッスしたら・・・
チッス・・・
ちたら・・・
教子の周りの世界が不意にスローモーションになり・・
どこからかピアノのソナタが奏でられて・・・・・・・
百合の花に囲まれつつ、目を閉じんとしたその時・・・
アケミ「・・・・・っ!あ!」
ガクンっ!!!!!!
教子 「おぎょっ!!!!!!」
アケミ「ぅあ!!」
潰されたカエルのような呻き声を上げて、教子は後ろ向きに大転倒した。
・・・・・・エスカレーターの最上部につまづいて。
---------------------------
教子 「あははー・・めんごめんご。」
アケミ「アッ・・・!アッ・・・・!」
教子 「ふふ。大丈夫だよ」
大転倒した教子だが、アケミがとっさに服をちょっと引っ張ってくれたのと、
アケミへのパワー・オブ・ラブでなんとか気力を保ち、失神は免れた。
くりくりした大きな瞳を、いまは切なそうなハの字にして教子を気遣うアケミ。
教子 「あは!だいじょぶだって!」
アケミ「あぅっ・・」
教子はついアケミの髪をワシワシとしてしまう。
それを当然のように受け入れるアケミ。
肩をすくめて、気持ちよさそうだ。
アケミのボサボサの茶髪。いつかブラッシングしてあげたい。
はぁ・・かわいくてやさしい・・天使のアケミ・・・・アケミ、ユーアーエンジェゥよ・・。
アケミ「あぅぅ・・」
教子の有慈悲な攻撃に体を縮こまらせるアケミ。
整った顔立ちがくしゃっ、とかわいく崩れて、愛らしい。
アケミ「はぅ・・」
アケミのとろけるような甘い口臭が、教子の鼻をくすぐる。
教子の目の前やや上方、10cmの距離にアケミのピンク色のクチビル。
教子は、このままココロも、カラダも、背伸びして、一線を越えたくなる。
・・・・・・・・・・・でも、ダメよ。今日はまだ知り会ったばかり。
この気持ちをもっと・・・・・・・・・・ジュクジュクに、熟させたい。
もっと・・・2人の気持ちを、お互いの想いを・・・・燃え上がらせなきゃ。
テストのときは図書館で一緒に勉強して・・週末は原塾でデートして・・
些細なすれ違いからケンカして・・・会いたくて、でも会えなくて・・・
海で遊んで仲直りして・・肝試しでつい抱き合うハプニングもあって・・
そして・・・・・・この夏、最後のお祭りの、最後の花火が打ち上がった、その瞬間に・・・・
教子 「・・・・(ドキドキドキドキ////」
アケミ「・・・?」
教子が、我、天上界まで達すべし。
と、更なる高みを求めて脳内の妄想桜島よ、大噴火せんと大地を踏みしめたとき、
こずえ「おー!一年坊!」
瑞穂 「・・・・・あら」
教子 「・・・・・・・」
アケミ「・・・・・・・」
爆発寸前の火山は、2人組のやや聞き覚えのある声によって鎮圧された。
今度こそ、ちゃんとした新人の仕事を与えられて委員としての第一歩を踏み出・・・
・・・さずに普通に帰宅していた。
紫苑 「私とカオルは教職員どもと新入委員とかの件について話し合ってくるわ。あとは2年の先輩たちの指示を仰ぎなさい。」
こずえ「よーし!ほんじゃなにする、新人?・・・いっちょ腕試しにあたしと相撲でもすっかー!♪」
瑞穂 「最初の仕事が力比べってどこのプロレス道場よ・・・・」
カオル「・・・・会長。今日のところは解散しては如何でしょうか。用事も特にありませんし。」
教子 「はい!賛成!お疲れ様でしたー!」
あれはカオルさんの助け舟がなかったらヤバかったな・・
こずえさんには注意しよう・・・。
うん。注意しよう。マジで。
絶対に無駄なケガはしたくないでござる。
教子はいつも通り下校路をとぼとぼと1人で帰る・・
・・・のではなく。
アケミ「・・・・・」
今日は、隣に美女。
しかも超美女。
正確には、教子の半歩分後ろをついてきている。
教子 「・・・・」
アケミ「・・・・」
教子 「・・・ぐふ♪」
アケミ「・・・・・?」
ぐふ♪アケミといっしょに帰り道。
ぐふふ♪愛くるしいなぁ、もう・・・・。
アケミ「・・・・?」
アケミの顔はまじまじと見てみると、本当に非の打ちどころがないほど整っていて・・・
そして、"超かわいかった"。
表情に一切の邪気がないのだ。
アケミは、信頼度100%の瞳で教子を見つめてくる。
まるで母親といる生後数か月の子犬のようだ。
安心しきっている。
昨日、紫苑の指示を食らってたときの不機嫌な雰囲気とのっそりとした動作はどこへやら・・。
教子の半歩あとを、急ぐでもなく、遅れるでもなく、飼い主に寄り添う忠犬のようにくっついてきている。
教子が少し右に動けば、アケミも右に。
左だったら、左に。
先ほど教子を案内した時のような盲導犬スタイルではなく、後ろを邪魔にならないようにぴっちりついてくるハチ公スタイルだ。いや、実際のハチ公がどうだったかは知らないけども。
この忠犬っぷりが、アケミの本来の姿なのだろう。
教子 「(ふふ・・うふふ・・)」
教子 「(アタシは、こんな都内でも5本の指にはいるような美女と歩いてるのよ・・)」
教子はまるで彼女いない歴=年齢の童貞がいきなり異世界に転生し最強勇者になって金も地位も女も余裕しゃくしゃくでゲットしたかのように・・・超絶ドヤ顔で町をのっしのっし、と練り歩いていた。
駅前に近づき、商店街に入る。人通りが増えてきた。
見られてる。超見られてる。
道行く男どもは教子(の横)に釘付けだ。
立ち止まってしまうものさえいる。
後ろを振り向いたら、みんなと目が合うだろう。
なによ。アタシのアケミをじろじろ見るんじゃないわよ・・・。
でも、そりゃー見るわよね・・・アタシのアケミかわいいもん。
ま、見るくらいなら許してあげるか。
触ったら容赦しないけど。
・・・・生徒会室に案内された時から気になっていた、アケミの正体。
アケミは、イヌで。
そして・・柴犬とか、そのへんの種。
ご主人様に忠実で、お利口で、勇敢な番犬。
本来であれば、ひたすら従順で、飼い主を困らせることなんか一切考えないような犬種。
会長にはやたらと反抗的だったけれど・・・?
少し気になる。生徒会内の人間(?)関係のあれやこれやについて。
アケミ「・・・・・・・」
アケミは、一切、しゃべらない。
しゃべりたくないのか、言葉を知らないのか、それとも過去の何らかの事情でしゃべれないのか。
教子はわからない。
アケミに尋ねたいことは沢山あるけど、まだぜんぜん訊けてない。
でも、「それでもいいか」とも、教子は思っている。
だって、アケミとは無言でいても、ぜんぜん気まずくない。
むしろ、こどもの頃からの大親友と、二人で寄り添って寝てる時のような、ゆったりとした安心感さえ覚える。
教子 「(・・・・メラビアンの法則、だっけ)」
コミュニケーションにおいて、受け手が感じる感覚の比重は、話の内容よりも、話し手の態度や感情のほうに占める割合が大きい。
つまりは・・結局どんなにウマい言葉で取り繕ったとしても、対面した時のその雰囲気で信頼できる人物か、そうでないか、人間という生き物はだいたい感じ取ってしまうのだ。
クチではキレイごとを並べても、胡散臭さが体臭のようにプンプンとニオってくる大人たち・・。
いるいる。
動物と触れ合い続けてきた教子でなくとも、わかるだろう。
その点、アケミは、なにも言わずともその人懐っこい仕草と目つきだけで、教子をこんなにも幸せな気分にさせてくれる。
態度と雰囲気だけで、自分を"全肯定されてる"と感じさせるって、本当にすごい。
どれだけ心が純粋なんだろう、と素直に教子は驚嘆する。
それにしても・・と、同時に教子は思う。
アタシが守らなきゃ、アケミは。うん。
見た目だけでも、世の男性はまず間違いなくアケミにメロメロになってしまうだろうに、その上こんな内面の美しさまで知ってしまったら。
世界の何億って男どもがアケミに求婚するかわからない。
うん。アケミは有名になってはいけないのだ。
私がアケミを守る。
・・・・・・・私、本当に一目ぼれしちゃったんだな。アケミに。
もはや、完全に自分が吹っ切れてしまったことを、教子は認めることすら忘れ、アケミとの純情商店街での青春下校を謳歌する。
駅が見えてきた。
駅ビルになっていて、階段を登らねばならない。
エスカレーターのほうを選んで、アケミと乗る。
教子が先に乗り、アケミが後ろ。
教子は振り向いてアケミのほうを見る。
身長差が15cmあっても、教子の目線のほうがアケミよりちょっと高くなった。
アケミと目が合う・・・・。
教子 「・・・・」
アケミ「・・・・」
なんにも気まずさのない、あたたかな沈黙。
教子 「・・・・」
アケミ「・・・・」
教子 「・・・・」
アケミ「・・・・・・(ニコッ」
教子 「!・・・・・(グ ビ リ」
思わず、生唾を飲み込んでしまった。
初めて見る、アケミの正真正銘の上目遣いの笑顔。
天使の微笑。大勝利。アークエンジェル。
切れ味爽快。雑味ゼロ。ダブルストロング。
このままチッスしたら・・・
チッス・・・
ちたら・・・
教子の周りの世界が不意にスローモーションになり・・
どこからかピアノのソナタが奏でられて・・・・・・・
百合の花に囲まれつつ、目を閉じんとしたその時・・・
アケミ「・・・・・っ!あ!」
ガクンっ!!!!!!
教子 「おぎょっ!!!!!!」
アケミ「ぅあ!!」
潰されたカエルのような呻き声を上げて、教子は後ろ向きに大転倒した。
・・・・・・エスカレーターの最上部につまづいて。
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教子 「あははー・・めんごめんご。」
アケミ「アッ・・・!アッ・・・・!」
教子 「ふふ。大丈夫だよ」
大転倒した教子だが、アケミがとっさに服をちょっと引っ張ってくれたのと、
アケミへのパワー・オブ・ラブでなんとか気力を保ち、失神は免れた。
くりくりした大きな瞳を、いまは切なそうなハの字にして教子を気遣うアケミ。
教子 「あは!だいじょぶだって!」
アケミ「あぅっ・・」
教子はついアケミの髪をワシワシとしてしまう。
それを当然のように受け入れるアケミ。
肩をすくめて、気持ちよさそうだ。
アケミのボサボサの茶髪。いつかブラッシングしてあげたい。
はぁ・・かわいくてやさしい・・天使のアケミ・・・・アケミ、ユーアーエンジェゥよ・・。
アケミ「あぅぅ・・」
教子の有慈悲な攻撃に体を縮こまらせるアケミ。
整った顔立ちがくしゃっ、とかわいく崩れて、愛らしい。
アケミ「はぅ・・」
アケミのとろけるような甘い口臭が、教子の鼻をくすぐる。
教子の目の前やや上方、10cmの距離にアケミのピンク色のクチビル。
教子は、このままココロも、カラダも、背伸びして、一線を越えたくなる。
・・・・・・・・・・・でも、ダメよ。今日はまだ知り会ったばかり。
この気持ちをもっと・・・・・・・・・・ジュクジュクに、熟させたい。
もっと・・・2人の気持ちを、お互いの想いを・・・・燃え上がらせなきゃ。
テストのときは図書館で一緒に勉強して・・週末は原塾でデートして・・
些細なすれ違いからケンカして・・・会いたくて、でも会えなくて・・・
海で遊んで仲直りして・・肝試しでつい抱き合うハプニングもあって・・
そして・・・・・・この夏、最後のお祭りの、最後の花火が打ち上がった、その瞬間に・・・・
教子 「・・・・(ドキドキドキドキ////」
アケミ「・・・?」
教子が、我、天上界まで達すべし。
と、更なる高みを求めて脳内の妄想桜島よ、大噴火せんと大地を踏みしめたとき、
こずえ「おー!一年坊!」
瑞穂 「・・・・・あら」
教子 「・・・・・・・」
アケミ「・・・・・・・」
爆発寸前の火山は、2人組のやや聞き覚えのある声によって鎮圧された。
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