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攻略レベル1「幼馴染」IV
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時は満ちた—————さぁ、舞台の幕を開くしようか。
「ね、ねぇ弘樹君。やっぱり最初はゴムつけてしたい‥‥かも?」
「なんだよ綾乃、しゃーねぇな。わかったよ。ちょっとコンビニで買ってきてやるから先部屋行ってろ」
弘樹は組んでいた腕を解き、1人で最寄りのコンビニに向かって歩き出した。
「えーと、とりま0.01でいいか。アイツに試したことねぇけどこれならワンチャン破けるかもしれねぇしな——————って嘘‥‥‥だろ?」
目的の品を籠に入れレジに視線を送ると、その道中とてつもない衝撃に駆られた。
神秘的までに美しい少女が化粧品コーナーに立っている。それは透明と疑うほどの透き通った肌。左右対称のルックスは今まで付き合ってきた女を嘲笑うようだった。
コイツだ‥‥俺に相応しい女。ようやく出会えた。
俺はズカズカと大股で近寄ると、その子に声をかけた。
「ねぇねぇ君今1人?よかったら名前教えてよ」
「私ですか?私の名前は—————」
———————————————————————
「綾乃ッ!!!!」
「—————————っ!?」
心が離れた2人を今、運命が再び彼らを邂逅させる。
「え‥‥真也君!?どうして、ここに?」
何故?どうして?様々な想像が彼女の頭の中で掻き立てる。
「昨日のLIME見てくれた?」
「あ‥‥えっと」
僕は昨日彼女にメッセージを送った。”今日一緒にお出かけしない?もうすぐ香代ちゃんの誕生日だからよかったら相談に乗ってくれたら嬉しい”と。
香代とは彼女の妹だ。僕たちは家も近くて幼馴染ということもあり、相互の兄妹にも誕生日は祝っていた。そう、去年のこの日までは。
「見て‥‥くれてなかったよね」
「‥‥‥‥‥」
「ごめん」
「ど、どうして真也君が謝るの!?」
「最近ずっとメッセージを送ってるけど。一向に返事がないからさ。もしかしたら僕のことが嫌いで、毎日のようにメッセージが来るのが綾乃にとって苦痛になってるんじゃないかなって思ったから」
「苦痛だなんて‥‥っ、そんなこと」
最初に話しかけて以来、彼女は僕の目を見ようとしない。ずっと俯いたままだ。
もはや元の関係に。などという淡い願いを見ている段階ではないのかもしれない。
彼女は体も心も、僕への想いも、既にあの男に貪られている。
あの人が言っていたように、僕も覚悟を決めないといけないのかもしれない。
「僕、綾乃の笑った顔が好きなんだ」
「え?」
「幼い頃から僕は君の笑顔に救われてきた。小学校でいじめられて辛い時があっても、中学校で親友と喧嘩した時も、君には何故か嘘がつけなくて。いつも相談に乗ってくれてたよね。その度に僕は君に助けられてきた」
でもそれは今まで彼女に依存してきた、そう受け取れてしまうもの。
だから僕は彼女をアイツに取られた時、他人の力を利用してでも彼女を奪い返せればそれでいい。
そう思ってた。
だけどあの人は言ってた。大事なのは彼女が隣にいる時に何をしてあげられるか。頼ってばかりで守る力を持っていなかったから、僕は彼女を寝取られたんだ。
綾乃の隣にいる覚悟もない非力な僕が彼女を奪われたところで、魅力的な彼女に同じようなことが起きた時また他人に助けを求めるのか?
違うだろ!!僕は、山崎真也は—————
「ありがとう綾乃いつも僕を助けてくれて。でもこれからは————君に頼らない。ありのままの自分で、僕は生きていきたい」
「それって‥‥‥‥」
「別れよう綾乃。今日ここで終わらせよう」
———————————————————————
「なるほど。この喜劇にアドリブを入れてくるとは中々酔狂な真似をしてくれるではないか山﨑真也よ」
本来ならここで”アイツと別れてくれ”と懇願するのがお前の考えた筋書きだったが‥‥まぁいい、これは貴様の————愛する者同士の物語だ。好きにするがいい。
我はただ貴様の望むべきエンディングを奏でるだけだからな。
「ただ少年。お前が長い年月彼女を想い続けてたように、彼女もお前のことを愛している。ならばその契り、簡単に切れると思わないことだ」
———————————————————————
「待ってよ真也君!————急にどうしてそんなこと」
「これを見て綾乃」
取り出したのは我々が入手したホテル街で体を寄せ合って歩く2人の姿の写真だった。
「それは‥‥っ!嘘、どうして」
「これは君と、隣はサッカー部の伊藤君だよね?一緒にいる場所を考えれば、言わなくてもわかるよ」
「ち、違うの真也!私————私は!」
揺れ動いていた瞳を山﨑に定めると、彼女は大きく身を震わせながら彼の胸元に駆け寄った。
「綾乃‥‥‥」
大粒の涙を流し、何かを訴えかけるその目は僕の決意を揺らがせる。
「あぁ?なんでお前がここにいんだ?」
するとその場に姿を現したのは全ての元凶。
「————伊藤、弘樹」
「あんま親しくないのに呼び捨てにするんじゃねぇよ陰キャごときが」
「お前に話がある‥‥いいな?」
「は?ざけんなよ。俺は今からこの子と遊ぶんだ。お前に構ってる暇なんかねぇんだよ!わかったらさっさと退《ど》け」
見ると傍には見慣れた女性が立っている。ウサギさんはあの人に命じられた使命を上手く果たしたようだった。
「さ、愛ちゃん行こうぜ」
離れていた身を寄せようと伊藤はウサギの手を繋ごうするが、彼女によって手は払われ空回りする。
「そうですね‥‥と申し上げたいところなのですが、少しだけ疑問に思うことがありまして。そちらにいる女性は伊藤さんのお知り合いですか?何やらこちらをジッと見つめているようですが」
「は?女性?どこにそんな奴が——————」
—————ハデス様、役者は揃いました。
はるか高みの塔にて見物されるハデス様に一瞥し、ウサギは指と指を重ねて軽音を鳴らす。
まるでカーテンのベールが取れていくように桜坂綾乃の姿を見せると、ただ1人闇の力によって彼女を見ることができなかった伊藤がみるみる表情を濁ませた。
「な、なんで綾乃がここに!?さっきまでお前は居なかったはず————一体どうなって」
動揺が隠さず小さな声で呟くと、伊藤は桜坂綾乃を凝視していた。
「もし?そちらの女性の方に尋ねたいのですが、こちらの伊藤弘樹さんとはどういったご関係で?」
ウサギが尋ねる。
「わ、私は‥‥弘樹君の‥‥か‥‥かの」
山崎と伊藤。2人の瞳を交互に見ながらこの場における最適解な言葉を探す。
だが———そんな彼女の葛藤《かっとう》も1人の男によって無駄に終わる。
「ちょ、ちょっと待ってって愛ちゃん!もしかしてこの子と俺が付き合ってるとか思ってる?そんなんマジないから!さっき言ったっしょ?俺は昨日彼女に振られて傷心中だって。だから君に色々相談受けて貰ってたんだから!」
「——————え?」
伊藤から告げられた言葉に桜坂は絶句する。否、言葉を見失ったというべきだろうか。視線に焦点があっておらず、虚に呆然としていた。
「てかさ?君桜坂さんでしょ?そこのえっと‥‥そうだ山寺と付き合ってるって言うさ!もしかしてデート中だった?ごめんな~邪魔しちゃって!そんじゃ俺たち行くから!」
無理やりウサギの手首を握ると、そのままこの場を切り抜けようとする。流石の山崎はこの急展開に
頭が追いついていないらしく、通りゆく伊藤をただ見ることしかできなかった。
「ちょっと待ってよ!弘樹君!どういう————」
「もういいよお前。今日から自由な?わかった?安心しろよ約束は守ってやっから」
山﨑へと視線を送りながら伊藤は呟くと、桜坂はその場に膝をついて崩れる。
空気に溶けそうな囁き声であったため山崎は彼の言葉を聞き取れなかったが、ウサギはしかとその耳に聞き届けた。
「ね、ねぇ弘樹君。やっぱり最初はゴムつけてしたい‥‥かも?」
「なんだよ綾乃、しゃーねぇな。わかったよ。ちょっとコンビニで買ってきてやるから先部屋行ってろ」
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「えーと、とりま0.01でいいか。アイツに試したことねぇけどこれならワンチャン破けるかもしれねぇしな——————って嘘‥‥‥だろ?」
目的の品を籠に入れレジに視線を送ると、その道中とてつもない衝撃に駆られた。
神秘的までに美しい少女が化粧品コーナーに立っている。それは透明と疑うほどの透き通った肌。左右対称のルックスは今まで付き合ってきた女を嘲笑うようだった。
コイツだ‥‥俺に相応しい女。ようやく出会えた。
俺はズカズカと大股で近寄ると、その子に声をかけた。
「ねぇねぇ君今1人?よかったら名前教えてよ」
「私ですか?私の名前は—————」
———————————————————————
「綾乃ッ!!!!」
「—————————っ!?」
心が離れた2人を今、運命が再び彼らを邂逅させる。
「え‥‥真也君!?どうして、ここに?」
何故?どうして?様々な想像が彼女の頭の中で掻き立てる。
「昨日のLIME見てくれた?」
「あ‥‥えっと」
僕は昨日彼女にメッセージを送った。”今日一緒にお出かけしない?もうすぐ香代ちゃんの誕生日だからよかったら相談に乗ってくれたら嬉しい”と。
香代とは彼女の妹だ。僕たちは家も近くて幼馴染ということもあり、相互の兄妹にも誕生日は祝っていた。そう、去年のこの日までは。
「見て‥‥くれてなかったよね」
「‥‥‥‥‥」
「ごめん」
「ど、どうして真也君が謝るの!?」
「最近ずっとメッセージを送ってるけど。一向に返事がないからさ。もしかしたら僕のことが嫌いで、毎日のようにメッセージが来るのが綾乃にとって苦痛になってるんじゃないかなって思ったから」
「苦痛だなんて‥‥っ、そんなこと」
最初に話しかけて以来、彼女は僕の目を見ようとしない。ずっと俯いたままだ。
もはや元の関係に。などという淡い願いを見ている段階ではないのかもしれない。
彼女は体も心も、僕への想いも、既にあの男に貪られている。
あの人が言っていたように、僕も覚悟を決めないといけないのかもしれない。
「僕、綾乃の笑った顔が好きなんだ」
「え?」
「幼い頃から僕は君の笑顔に救われてきた。小学校でいじめられて辛い時があっても、中学校で親友と喧嘩した時も、君には何故か嘘がつけなくて。いつも相談に乗ってくれてたよね。その度に僕は君に助けられてきた」
でもそれは今まで彼女に依存してきた、そう受け取れてしまうもの。
だから僕は彼女をアイツに取られた時、他人の力を利用してでも彼女を奪い返せればそれでいい。
そう思ってた。
だけどあの人は言ってた。大事なのは彼女が隣にいる時に何をしてあげられるか。頼ってばかりで守る力を持っていなかったから、僕は彼女を寝取られたんだ。
綾乃の隣にいる覚悟もない非力な僕が彼女を奪われたところで、魅力的な彼女に同じようなことが起きた時また他人に助けを求めるのか?
違うだろ!!僕は、山崎真也は—————
「ありがとう綾乃いつも僕を助けてくれて。でもこれからは————君に頼らない。ありのままの自分で、僕は生きていきたい」
「それって‥‥‥‥」
「別れよう綾乃。今日ここで終わらせよう」
———————————————————————
「なるほど。この喜劇にアドリブを入れてくるとは中々酔狂な真似をしてくれるではないか山﨑真也よ」
本来ならここで”アイツと別れてくれ”と懇願するのがお前の考えた筋書きだったが‥‥まぁいい、これは貴様の————愛する者同士の物語だ。好きにするがいい。
我はただ貴様の望むべきエンディングを奏でるだけだからな。
「ただ少年。お前が長い年月彼女を想い続けてたように、彼女もお前のことを愛している。ならばその契り、簡単に切れると思わないことだ」
———————————————————————
「待ってよ真也君!————急にどうしてそんなこと」
「これを見て綾乃」
取り出したのは我々が入手したホテル街で体を寄せ合って歩く2人の姿の写真だった。
「それは‥‥っ!嘘、どうして」
「これは君と、隣はサッカー部の伊藤君だよね?一緒にいる場所を考えれば、言わなくてもわかるよ」
「ち、違うの真也!私————私は!」
揺れ動いていた瞳を山﨑に定めると、彼女は大きく身を震わせながら彼の胸元に駆け寄った。
「綾乃‥‥‥」
大粒の涙を流し、何かを訴えかけるその目は僕の決意を揺らがせる。
「あぁ?なんでお前がここにいんだ?」
するとその場に姿を現したのは全ての元凶。
「————伊藤、弘樹」
「あんま親しくないのに呼び捨てにするんじゃねぇよ陰キャごときが」
「お前に話がある‥‥いいな?」
「は?ざけんなよ。俺は今からこの子と遊ぶんだ。お前に構ってる暇なんかねぇんだよ!わかったらさっさと退《ど》け」
見ると傍には見慣れた女性が立っている。ウサギさんはあの人に命じられた使命を上手く果たしたようだった。
「さ、愛ちゃん行こうぜ」
離れていた身を寄せようと伊藤はウサギの手を繋ごうするが、彼女によって手は払われ空回りする。
「そうですね‥‥と申し上げたいところなのですが、少しだけ疑問に思うことがありまして。そちらにいる女性は伊藤さんのお知り合いですか?何やらこちらをジッと見つめているようですが」
「は?女性?どこにそんな奴が——————」
—————ハデス様、役者は揃いました。
はるか高みの塔にて見物されるハデス様に一瞥し、ウサギは指と指を重ねて軽音を鳴らす。
まるでカーテンのベールが取れていくように桜坂綾乃の姿を見せると、ただ1人闇の力によって彼女を見ることができなかった伊藤がみるみる表情を濁ませた。
「な、なんで綾乃がここに!?さっきまでお前は居なかったはず————一体どうなって」
動揺が隠さず小さな声で呟くと、伊藤は桜坂綾乃を凝視していた。
「もし?そちらの女性の方に尋ねたいのですが、こちらの伊藤弘樹さんとはどういったご関係で?」
ウサギが尋ねる。
「わ、私は‥‥弘樹君の‥‥か‥‥かの」
山崎と伊藤。2人の瞳を交互に見ながらこの場における最適解な言葉を探す。
だが———そんな彼女の葛藤《かっとう》も1人の男によって無駄に終わる。
「ちょ、ちょっと待ってって愛ちゃん!もしかしてこの子と俺が付き合ってるとか思ってる?そんなんマジないから!さっき言ったっしょ?俺は昨日彼女に振られて傷心中だって。だから君に色々相談受けて貰ってたんだから!」
「——————え?」
伊藤から告げられた言葉に桜坂は絶句する。否、言葉を見失ったというべきだろうか。視線に焦点があっておらず、虚に呆然としていた。
「てかさ?君桜坂さんでしょ?そこのえっと‥‥そうだ山寺と付き合ってるって言うさ!もしかしてデート中だった?ごめんな~邪魔しちゃって!そんじゃ俺たち行くから!」
無理やりウサギの手首を握ると、そのままこの場を切り抜けようとする。流石の山崎はこの急展開に
頭が追いついていないらしく、通りゆく伊藤をただ見ることしかできなかった。
「ちょっと待ってよ!弘樹君!どういう————」
「もういいよお前。今日から自由な?わかった?安心しろよ約束は守ってやっから」
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