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〈五〉
しおりを挟むさあ、お行き。
塗りたくった粘液でぬるぬるきらきらの亀頭にシーラはそっとニョルンくんを載せた。導くと鈴口に
ぬ、ぷ。
潜り込んでいく。
「な、……っ?」
ルシアンの驚きの声が詰まった。ニョルンくんを呑み込んだ肉棒が熱り立つ。シーラは腹の上から太ももに腰を下ろした。暴れないように体の重みで押さえる。
「シ、ーラ、……ぁっ、な、なにを、した、……っ」
「ひゃ、あ」
ニョルンくん、すごい。
余裕綽々でシーラを翻弄していたルシアンをおとなしくさせている。相手はウルラトゥス国の英雄、魔狼と恐れられる魔法騎士だ。シーラの心は躍った。いいぞ、ニョルンくん。
ただでさえ大きい肉棒が赤黒くふくらみ、びくんびくんと上に下に跳ねる。シーラの尻の下で逞しい太ももががくがくと震えだした。
「あ、……っぅ、なっ、何かが、ちんこのなかを、降りてっ、んぁ、あっ」
両手を頭の上で縛られたルシアンの声が上擦り、掠れる。膝に跨がっていたはずがルシアンの脚の震えで前にずれて、いつの間にかシーラの太ももで怒張の根もとを挟んでいた。禍々しく血管が浮き出た肉塊をそっと両手で支える。びくびくと跳ねる動きにつれてはくはくと開く鈴口から透明の滴がたらたらとこぼれ、ニョルンくん保存液のぬめりと混じり肉棒をぬらぬらと濡らしている。弾けそうにふくらんだ亀頭を濡れた指でなでると
「や、っ、シーラ、ぁあっ」
ルシアンが身悶えした。
「もしかして、痛みますかっ?」
「痛、くはな、い。気持、ちいい……」
「あっ、よかった、です?」
気持ちよくてよかった、のか? ほんとうは敵国の英雄に痛みを与えるほうが正解なのではないか? 肉棒の内側でニョルンくんが移動しているらしく、熱い怒張が鈴口から滴をこぼしながらびくんびくん跳ねている。
「あのあのあの、手、離します、ね?」
「そのま、ま。頼む、そのまま手でちんこ持って、て。……っ、ん」
しばしびくんびくんしながら滴をだらだらこぼす肉棒をあやしていると刺激の波がいったんおさまったらしい。
「シーラ……」
ルシアンが息を切らしながら睨みつけた。
「俺のちんこに、何をした……」
「えっと、新開発の生体魔導機械をですね、尿道に」
「なんでそんな兵器を思いつくんだよ。アワグイラ軍の研究者は変態か、……っ」
娼婦にコスプレさせて赤ずきんちゃんのえっちないたずらプレイをさせるのとどっちがどっちだ。
「アワグイラって、――えっ?」
バレてる。潜入しているのが、バレている。
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