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裏切り
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式を挙げてから4カ月。利久は明日から盆休み。前から計画を立てていた初めての旅行に胸を踊らしていた。
利久はまた興奮して梨沙は鼻血を出さないかな?と少し浮かれながら考えていた。
利久「梨沙。明日から1泊2日で旅行に行こう。梨沙も休み取ってあるんだろ?」
梨沙「、、、利久さん。大事な話があります。。」
利久「、、、どうしたんだよ?改まって。」
梨沙は一呼吸置いて話し始めた。
梨沙「私好きな人できました。別れてください。」
突然の発言に利久は理解できず、時間だけが過ぎていった。
時間にして1分くらいだろうか、梨沙が沈黙を破り話し始めた。
梨沙「雄一さんって知ってるでしょ?その人が好きなの。私はこの家を出て行きます。酷いことをしてる自覚はあるけど、この気持ちは止められない。お義父さんとお義母さんには話をしてあるから。慰謝料は200万用意しました。これで別れてください。私の幸せを願うなら。」
最後の「私の幸せを願うなら」で少し顔が曇った事を利久は見逃さなかった。
利久「どういう事だよ!雄一さんってうちの会社の取引先の山下社長だろう?なんで、、」
梨沙「うちのお弁当屋さんの上得意先でね、、店長に言われて、悪いようにしないから、一度助けると思って食事だけ言ってくれって頼まれて。利久さんの会社の取引もしてるって言うから無下に出来なくて、そしたら雄一さんが私に惚れたって言って高級な物沢山食べさせてくれたの。」
梨沙「、、、そのうち私も本気になってしまって。気がついたら雄一さんとの生活が楽しく思えてきて。利久さんと別れたら私から雄一さんに告白しようと思ってます。」
利久「つまり接待しているうちに好きになってしまったと?」
梨沙「はい」
利久「俺より山下さんの方が好きになったんだな?」
梨沙「はい」
利久「俺に至らない点があったのか?復縁は望めないのか?」
梨沙「利久さんに悪い点はありません。全て私がいけないんです。復縁はあり得ません。」
この言葉を聞いて梨沙の真剣な目見て、利久は確信した。
梨沙が冗談で言ってるわけではない事、決意が固く絶対に譲らない事。
利久「少し考えさせてくれ。明日の朝決断するから今日は出て行かず、寝室で待機しててくれ。俺はここで一晩考えたり、親に報告だけ入れる。」
梨沙「はい。わかりました。それと私の心は雄一さんにあるので、付き合ってからまだ一度もSEXはしてませんが、今後も絶対に体をるする事はありません。」
そういうと、梨沙は一度寝室に戻り、利久が寝る為の布団をリビングに敷きまた寝室に戻って行った。
利久は、なぜ今なんだ?昨日まであんなに笑っていたのなぜ今日こんな話をするのか、考えても話はまとまらなかったので、取り敢えず色々お世話になった両親に事の顛末を話し、離婚になるかもと伝えた。
佳恵は泣きじゃくり、利和はお前達で決めなさいととだけ言って切った。
夜中トイレに向かっていると、寝室で梨沙の泣きじゃくる声が漏れていて、利久は梨沙がまた罪悪感にやられてしまいそうで、決意した。
翌日、利久は一睡も出来ず朝を迎えた。それは梨沙も同様で夜通し泣いていたのだろう。目が真っ赤に腫れており、朝の挨拶を交わすと利久が口を開い。
利久「梨沙。。離婚しよう。ただ、梨沙のことだから罰を与えないとまた自分を貶めるから、罰を与える。」
梨沙「覚悟してます。」
利久「二度と俺の前に現れない事。それと俺と別れてまで好きな人を追うんだからどんな結果であれ人生を全うに生きて最後は必ず幸せだったって思える道を進むこと。」
それを聞いて梨沙はハッとしたように利久を見た。
利久の顔は正気を失い、ただそこにいるのがやっとという顔で、梨沙を見ていた。
梨沙「ちが、、、いえ。わかりました。私の人生をかけてあなたに誇れるように生きて生きます。これは利久さんの今後に役立ててください。足りないようでしたら、言ってくだされば一括は無理でも月々ちゃんとお支払いします。」
梨沙は自分のカバンから分厚い封筒を出し机に置いて、二度と部屋には戻ってこなかった。
利久はまた興奮して梨沙は鼻血を出さないかな?と少し浮かれながら考えていた。
利久「梨沙。明日から1泊2日で旅行に行こう。梨沙も休み取ってあるんだろ?」
梨沙「、、、利久さん。大事な話があります。。」
利久「、、、どうしたんだよ?改まって。」
梨沙は一呼吸置いて話し始めた。
梨沙「私好きな人できました。別れてください。」
突然の発言に利久は理解できず、時間だけが過ぎていった。
時間にして1分くらいだろうか、梨沙が沈黙を破り話し始めた。
梨沙「雄一さんって知ってるでしょ?その人が好きなの。私はこの家を出て行きます。酷いことをしてる自覚はあるけど、この気持ちは止められない。お義父さんとお義母さんには話をしてあるから。慰謝料は200万用意しました。これで別れてください。私の幸せを願うなら。」
最後の「私の幸せを願うなら」で少し顔が曇った事を利久は見逃さなかった。
利久「どういう事だよ!雄一さんってうちの会社の取引先の山下社長だろう?なんで、、」
梨沙「うちのお弁当屋さんの上得意先でね、、店長に言われて、悪いようにしないから、一度助けると思って食事だけ言ってくれって頼まれて。利久さんの会社の取引もしてるって言うから無下に出来なくて、そしたら雄一さんが私に惚れたって言って高級な物沢山食べさせてくれたの。」
梨沙「、、、そのうち私も本気になってしまって。気がついたら雄一さんとの生活が楽しく思えてきて。利久さんと別れたら私から雄一さんに告白しようと思ってます。」
利久「つまり接待しているうちに好きになってしまったと?」
梨沙「はい」
利久「俺より山下さんの方が好きになったんだな?」
梨沙「はい」
利久「俺に至らない点があったのか?復縁は望めないのか?」
梨沙「利久さんに悪い点はありません。全て私がいけないんです。復縁はあり得ません。」
この言葉を聞いて梨沙の真剣な目見て、利久は確信した。
梨沙が冗談で言ってるわけではない事、決意が固く絶対に譲らない事。
利久「少し考えさせてくれ。明日の朝決断するから今日は出て行かず、寝室で待機しててくれ。俺はここで一晩考えたり、親に報告だけ入れる。」
梨沙「はい。わかりました。それと私の心は雄一さんにあるので、付き合ってからまだ一度もSEXはしてませんが、今後も絶対に体をるする事はありません。」
そういうと、梨沙は一度寝室に戻り、利久が寝る為の布団をリビングに敷きまた寝室に戻って行った。
利久は、なぜ今なんだ?昨日まであんなに笑っていたのなぜ今日こんな話をするのか、考えても話はまとまらなかったので、取り敢えず色々お世話になった両親に事の顛末を話し、離婚になるかもと伝えた。
佳恵は泣きじゃくり、利和はお前達で決めなさいととだけ言って切った。
夜中トイレに向かっていると、寝室で梨沙の泣きじゃくる声が漏れていて、利久は梨沙がまた罪悪感にやられてしまいそうで、決意した。
翌日、利久は一睡も出来ず朝を迎えた。それは梨沙も同様で夜通し泣いていたのだろう。目が真っ赤に腫れており、朝の挨拶を交わすと利久が口を開い。
利久「梨沙。。離婚しよう。ただ、梨沙のことだから罰を与えないとまた自分を貶めるから、罰を与える。」
梨沙「覚悟してます。」
利久「二度と俺の前に現れない事。それと俺と別れてまで好きな人を追うんだからどんな結果であれ人生を全うに生きて最後は必ず幸せだったって思える道を進むこと。」
それを聞いて梨沙はハッとしたように利久を見た。
利久の顔は正気を失い、ただそこにいるのがやっとという顔で、梨沙を見ていた。
梨沙「ちが、、、いえ。わかりました。私の人生をかけてあなたに誇れるように生きて生きます。これは利久さんの今後に役立ててください。足りないようでしたら、言ってくだされば一括は無理でも月々ちゃんとお支払いします。」
梨沙は自分のカバンから分厚い封筒を出し机に置いて、二度と部屋には戻ってこなかった。
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