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王国編
仮の仲間
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「君たち勇者殿たちには魔王を倒してほしいのだ。だから、早速だが君たちのステータスを見せてくれないか?」
と言い、俺たちのことを威圧して拒否を許さない目で見てきた。誰もステータスを見せろと言われてもわからないのか少しざわつく。召喚されたのはざっと見て30人ほどのようだ。
《俺はわかるが、ここで一人だけ出してしまったら誰かに怪しまれるかもしれない。今はだれか出すのを待つか。それに、見知った顔が何人かいるようだ。》
そんなことを考えていると、前にいる王様は俺たちがステータスの出し方を知らないことに気づき王様らしき人物が慌てて立ちだし説明する。
「悪い、悪い。そういえばステータスの出し方を教えていなかったね。ステータスと頭の中で唱えるだけさ。」
それを聞くと他の召喚された奴らがステータスを出し始める。いいぐらいのタイミングで光輝もステータスを出す。
すると、家臣らしき人物たちがそれぞれステータスを見に来る。そして、ステータスを見た者が大きな声で報告し始めた。
「グラシウス陛下、この者が賢者であります!」
それを聞くと王様の後ろに並んでいた貴族らしき人たちからざわつきが聞こえた。
「グラシウス陛下、どうやらこの者が勇者のようです!」
しかし、その言葉には王様と貴族たちも当たり前のようにうなずくだけだった。
《勇者の方がすごいんじゃないのか?その辺はこの世界と価値観が違うのかもしれない。》
そうこう観察しているとついに自分の番も回ってきたようだ。
「真理術師、、聞いたこともないな…新しい職業か?」
《適当にごまかすか。俺の計画を邪魔する奴は少しでも少ない方がいい。》
「真理術師?魔法使いってかいてありますよ?」
そこの職業欄には真理術師ではなく、魔法使いと書いてあるのだった。
「おや、なんだ俺の間違いか。最近疲れているのかもしれない。指摘ありがとう。」
「いや、大丈夫ですよ。あなたは休息を取った方がいいかもしれませんね。とりあえずお仕事、頑張ってください。」
そして、その兵士は会釈してから俺のことを魔法使いとして報告して部屋を出て行ったのだ。
《どうやら、真理術はほんとにすごいようだな。さっき、一応能力を確認しておいてよかった。》
真理術の能力というのはその人の知識量によって、いろんなものを変えてしまうという能力である。例えばだが、石が転がっていたとしよう。その石を金に変えることができるのだ。だが、できる範囲はその使用者の知識量に比例するものの、光輝にとっては問題などなかった。
《ステータスの画面を変えるぐらいは簡単だったな。だがこれもサブの能力というのが凄まじいな。》
そうこれは真理術の内のサブ能力でしかないのだった。そう考えるとメインの能力はやばいのがよく分かる。
「とりあえず、勇者と賢者と弓聖は俺の前に来てくれ。」
そして、呼ばれた3人のうちに一人知っている顔の者がいた。そいつはこちらを見て、下品な笑みを浮かべて光輝を見たのだった。しかし、その笑みもすぐ消えいつも通りになった。そしてこの笑みを見したこの男の名は佐藤 樹。
「この者たちが魔王討伐を主にやる者たちだ。真ん中にいる君から自己紹介を頼む。」
そういわれると順番に自己紹介が始まる。
「俺の名前は佐藤 樹。イツキって呼んでくれ。一応勇者として呼ばれてみたいだ。好きなものは可愛い女の子。嫌いなものは醜い女の子ってな感じだわ。よろしく~」
いかにもチャラいこの男だが、光輝は実はこの男と同じ学校なのだった。
《こいつはチャラい感じで相手を油断させて叩きのめすような奴だ。何を考えてるかわからない一番相手にしたくない相手だ。要注意だな。》
すると、右隣の子が自己紹介を始める。
「あたいは神崎 葵。馴れ馴れしいのは嫌いだから葵様って呼ぶようにしなさい。こう見えても、弓道部だったから弓聖になったのかもしれないわ。あと、好きなものは高級なものと可愛いもの。嫌いなものは汚いモノ。以上。」
《かなり、個性的なやつであるが、今後かかわることはないから大丈夫だろう。》
そして、最後のイツキの左隣にいる奴の自己紹介である。
「わ、私は渡辺 由奈です。ゆ、ユナって呼んでもらって大丈夫です。わ、私は賢者ってやつでした。ど、どうして賢者なのかはわかりません。す、好きなものは本です。き、嫌いなものはイツキさんみたいにチャラい人です。よ、よろしくお願いします!」
《一人を除いて個性的すぎるだろ。いっそのこと全員個性的でいいんだがまあいい。全員警戒することに変わりはない》
「おいおい、ユナっち清楚系と思わせて俺の心にダイレクトアタックするとはなかなかやるね~。でも大丈夫!俺実はドMだからさ。君を振り向かすまで一生ついてくよ!」
と言ってイツキはユナに抱きつこうとするがそれは拳によって防がれた。
「テメェ、気色悪ぃんだよ。テメェごときが俺のユナに手を出せると思ってんじゃねーぞ!」
そう言って放たれた拳はイツキを2メートルほど吹っ飛ばした。これには王宮にいる全員が苦笑した。
「あ、す、すみません!!わ、私としたことがあの子と変わってしまいました!」
そう、この由奈という女は重度の多重人格者なのである。そう、それを表す意味は…
《勇者軍団まともな奴いないのかよ!…》
そこで存在を忘れかけていた王様が仕切ってくれたのだった。
「そろそろ、次へいこう。あと二人冒険に連れて行くものを決めてくれ、勇者殿。」
その言葉を聞き、イツキは真剣な顔に戻ってから、周囲を見渡してにやりと笑った。
《あいつまさかじゃないけど…俺の思い込みだよな。。》
光輝は盛大にフラグ回収に成功したのだった。
「ちっとわりぃがこいつだけは絶対にほしいやつがいるんだ。いいか?」
「あたいは別にどっちでもいいわ、あんたらで勝手に決めてろ。てか、葵様とつけろイキリだったか。」
葵は相変わらず喧嘩腰のしゃべり方でさすがのイツキも少しキレているようだ。
「べ、別にどっちでもいいですよ。」
ユナも異論はないようでイツキに賛同した。
「イキリじゃねぇよ、イツキだ!阿婆擦れ野郎がよ!まあ、いいや。出てこいよ」
そして、イツキは光輝に対して指をさす。
「俺が欲しいのは、高木 光輝。お前だ。」
___________________________________________________
今回話が長かったので次回少なめです
と言い、俺たちのことを威圧して拒否を許さない目で見てきた。誰もステータスを見せろと言われてもわからないのか少しざわつく。召喚されたのはざっと見て30人ほどのようだ。
《俺はわかるが、ここで一人だけ出してしまったら誰かに怪しまれるかもしれない。今はだれか出すのを待つか。それに、見知った顔が何人かいるようだ。》
そんなことを考えていると、前にいる王様は俺たちがステータスの出し方を知らないことに気づき王様らしき人物が慌てて立ちだし説明する。
「悪い、悪い。そういえばステータスの出し方を教えていなかったね。ステータスと頭の中で唱えるだけさ。」
それを聞くと他の召喚された奴らがステータスを出し始める。いいぐらいのタイミングで光輝もステータスを出す。
すると、家臣らしき人物たちがそれぞれステータスを見に来る。そして、ステータスを見た者が大きな声で報告し始めた。
「グラシウス陛下、この者が賢者であります!」
それを聞くと王様の後ろに並んでいた貴族らしき人たちからざわつきが聞こえた。
「グラシウス陛下、どうやらこの者が勇者のようです!」
しかし、その言葉には王様と貴族たちも当たり前のようにうなずくだけだった。
《勇者の方がすごいんじゃないのか?その辺はこの世界と価値観が違うのかもしれない。》
そうこう観察しているとついに自分の番も回ってきたようだ。
「真理術師、、聞いたこともないな…新しい職業か?」
《適当にごまかすか。俺の計画を邪魔する奴は少しでも少ない方がいい。》
「真理術師?魔法使いってかいてありますよ?」
そこの職業欄には真理術師ではなく、魔法使いと書いてあるのだった。
「おや、なんだ俺の間違いか。最近疲れているのかもしれない。指摘ありがとう。」
「いや、大丈夫ですよ。あなたは休息を取った方がいいかもしれませんね。とりあえずお仕事、頑張ってください。」
そして、その兵士は会釈してから俺のことを魔法使いとして報告して部屋を出て行ったのだ。
《どうやら、真理術はほんとにすごいようだな。さっき、一応能力を確認しておいてよかった。》
真理術の能力というのはその人の知識量によって、いろんなものを変えてしまうという能力である。例えばだが、石が転がっていたとしよう。その石を金に変えることができるのだ。だが、できる範囲はその使用者の知識量に比例するものの、光輝にとっては問題などなかった。
《ステータスの画面を変えるぐらいは簡単だったな。だがこれもサブの能力というのが凄まじいな。》
そうこれは真理術の内のサブ能力でしかないのだった。そう考えるとメインの能力はやばいのがよく分かる。
「とりあえず、勇者と賢者と弓聖は俺の前に来てくれ。」
そして、呼ばれた3人のうちに一人知っている顔の者がいた。そいつはこちらを見て、下品な笑みを浮かべて光輝を見たのだった。しかし、その笑みもすぐ消えいつも通りになった。そしてこの笑みを見したこの男の名は佐藤 樹。
「この者たちが魔王討伐を主にやる者たちだ。真ん中にいる君から自己紹介を頼む。」
そういわれると順番に自己紹介が始まる。
「俺の名前は佐藤 樹。イツキって呼んでくれ。一応勇者として呼ばれてみたいだ。好きなものは可愛い女の子。嫌いなものは醜い女の子ってな感じだわ。よろしく~」
いかにもチャラいこの男だが、光輝は実はこの男と同じ学校なのだった。
《こいつはチャラい感じで相手を油断させて叩きのめすような奴だ。何を考えてるかわからない一番相手にしたくない相手だ。要注意だな。》
すると、右隣の子が自己紹介を始める。
「あたいは神崎 葵。馴れ馴れしいのは嫌いだから葵様って呼ぶようにしなさい。こう見えても、弓道部だったから弓聖になったのかもしれないわ。あと、好きなものは高級なものと可愛いもの。嫌いなものは汚いモノ。以上。」
《かなり、個性的なやつであるが、今後かかわることはないから大丈夫だろう。》
そして、最後のイツキの左隣にいる奴の自己紹介である。
「わ、私は渡辺 由奈です。ゆ、ユナって呼んでもらって大丈夫です。わ、私は賢者ってやつでした。ど、どうして賢者なのかはわかりません。す、好きなものは本です。き、嫌いなものはイツキさんみたいにチャラい人です。よ、よろしくお願いします!」
《一人を除いて個性的すぎるだろ。いっそのこと全員個性的でいいんだがまあいい。全員警戒することに変わりはない》
「おいおい、ユナっち清楚系と思わせて俺の心にダイレクトアタックするとはなかなかやるね~。でも大丈夫!俺実はドMだからさ。君を振り向かすまで一生ついてくよ!」
と言ってイツキはユナに抱きつこうとするがそれは拳によって防がれた。
「テメェ、気色悪ぃんだよ。テメェごときが俺のユナに手を出せると思ってんじゃねーぞ!」
そう言って放たれた拳はイツキを2メートルほど吹っ飛ばした。これには王宮にいる全員が苦笑した。
「あ、す、すみません!!わ、私としたことがあの子と変わってしまいました!」
そう、この由奈という女は重度の多重人格者なのである。そう、それを表す意味は…
《勇者軍団まともな奴いないのかよ!…》
そこで存在を忘れかけていた王様が仕切ってくれたのだった。
「そろそろ、次へいこう。あと二人冒険に連れて行くものを決めてくれ、勇者殿。」
その言葉を聞き、イツキは真剣な顔に戻ってから、周囲を見渡してにやりと笑った。
《あいつまさかじゃないけど…俺の思い込みだよな。。》
光輝は盛大にフラグ回収に成功したのだった。
「ちっとわりぃがこいつだけは絶対にほしいやつがいるんだ。いいか?」
「あたいは別にどっちでもいいわ、あんたらで勝手に決めてろ。てか、葵様とつけろイキリだったか。」
葵は相変わらず喧嘩腰のしゃべり方でさすがのイツキも少しキレているようだ。
「べ、別にどっちでもいいですよ。」
ユナも異論はないようでイツキに賛同した。
「イキリじゃねぇよ、イツキだ!阿婆擦れ野郎がよ!まあ、いいや。出てこいよ」
そして、イツキは光輝に対して指をさす。
「俺が欲しいのは、高木 光輝。お前だ。」
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今回話が長かったので次回少なめです
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