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33話 ズビア視点
予定通りズビアは森の外に出て、冒険者ギルドに行き情報収集を行おうとしている。
今までは魔力で聴力を強化することで冒険者達の話を聞き……現状を確認することができていた。
それを報告するのが役目になるも……今回は他にもやるべきことがある。
森を出て数分後――ズビアは見覚えのある騎士隊の3人、そして8人のフードを纏った魔法士、暗躍部隊に囲まれていた。
ズビアの正面に居た騎士長が、剣をズビアに向けて叫ぶ。
「ようやく会えたな……腕の仮は返させてもらうぞ!」
騎士長は殺意に満ちていて、斬り飛ばした腕は魔道具による義手となっている。
ここまでは予定通りだと考えているも、流石に敵の数が多すぎて、ズビアは焦るしかない。
この場に居る人達……騎士隊と暗躍部隊の合同チームは、精鋭ばかりだ。
これがルドロス国最大の戦力なのは間違いなくて、ここまでの戦力がズビア達を捕らえるためだけに動いている。
騎士長が暗躍部隊と話したのか、今この場で動いているのは騎士長だけだった。
そんな騎士長を眺めながら、ズビアは告げる。
「腕の借りね……その程度の力で、私を捕らえることはできないよ」
「それは今すぐに証明されることだ!!」
ズビアの煽りを受けた騎士長は、一気に魔法を使うことで加速して、ズビアを両断しようと動いていた。
「貴様は殺し、もう1人の男を人質にする……仲間の貴様がやられたと知れば、エレナも動揺するに違いない!」
騎士長が叫びながら剣を振るい、他の人はサポートに徹している。
ズビアも魔力で黒い刃を発生させて伸ばしながら振り回すも、騎士長は回避してくる。
どうやら騎士長の腕を斬り飛ばした時から、騎士長が報告することでズビアの対策ができていたのかもしれない。
動きが読まれているようにズビアの攻撃が対処されて、徐々に追い詰められている中、ズビアは呟く。
「……ここまで予想通りだと、やはり何も考えていなさそうだね」
「なんだと?」
追い詰められているはずなのにズビアには余裕があって……騎士長はそれが不気味だった。
ズビアの攻撃が迫ってきたら防御に徹することで、精鋭達は数で押すことはできている。
そして追い詰めたと確信したタイミングで――今まで潜んでいたウォルフが動く。
腕から鋭い爪を生やして振り抜き、合同部隊は攻撃を受けると吹き飛ぶほど力の差があった。
それによって……暗躍部隊が一気に壊滅していき、ズビアが項垂れている騎士長に告げる。
「私はお前達を侮っていないからこそ……ウォルフに頼ることにしていた」
今までの報告だとズビアかウォルフのどちらかは必ず森の中に居るから、ここに2人現れるのは予想外なのは間違いない。
そして王の間での会話で、そのことを知っているからこそ……ズビアはウォルフを待機させていた。
事前に狙いがズビアとウォルフだと発覚しているからまずズビアが行動して、その後ウォルフが奇襲を仕掛ける予定だった。
ウォルフの奇襲は成功して――ルドロス国の騎士隊と暗躍部隊は、ズビアとウォルフによって倒されていた。
今までは魔力で聴力を強化することで冒険者達の話を聞き……現状を確認することができていた。
それを報告するのが役目になるも……今回は他にもやるべきことがある。
森を出て数分後――ズビアは見覚えのある騎士隊の3人、そして8人のフードを纏った魔法士、暗躍部隊に囲まれていた。
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「ようやく会えたな……腕の仮は返させてもらうぞ!」
騎士長は殺意に満ちていて、斬り飛ばした腕は魔道具による義手となっている。
ここまでは予定通りだと考えているも、流石に敵の数が多すぎて、ズビアは焦るしかない。
この場に居る人達……騎士隊と暗躍部隊の合同チームは、精鋭ばかりだ。
これがルドロス国最大の戦力なのは間違いなくて、ここまでの戦力がズビア達を捕らえるためだけに動いている。
騎士長が暗躍部隊と話したのか、今この場で動いているのは騎士長だけだった。
そんな騎士長を眺めながら、ズビアは告げる。
「腕の借りね……その程度の力で、私を捕らえることはできないよ」
「それは今すぐに証明されることだ!!」
ズビアの煽りを受けた騎士長は、一気に魔法を使うことで加速して、ズビアを両断しようと動いていた。
「貴様は殺し、もう1人の男を人質にする……仲間の貴様がやられたと知れば、エレナも動揺するに違いない!」
騎士長が叫びながら剣を振るい、他の人はサポートに徹している。
ズビアも魔力で黒い刃を発生させて伸ばしながら振り回すも、騎士長は回避してくる。
どうやら騎士長の腕を斬り飛ばした時から、騎士長が報告することでズビアの対策ができていたのかもしれない。
動きが読まれているようにズビアの攻撃が対処されて、徐々に追い詰められている中、ズビアは呟く。
「……ここまで予想通りだと、やはり何も考えていなさそうだね」
「なんだと?」
追い詰められているはずなのにズビアには余裕があって……騎士長はそれが不気味だった。
ズビアの攻撃が迫ってきたら防御に徹することで、精鋭達は数で押すことはできている。
そして追い詰めたと確信したタイミングで――今まで潜んでいたウォルフが動く。
腕から鋭い爪を生やして振り抜き、合同部隊は攻撃を受けると吹き飛ぶほど力の差があった。
それによって……暗躍部隊が一気に壊滅していき、ズビアが項垂れている騎士長に告げる。
「私はお前達を侮っていないからこそ……ウォルフに頼ることにしていた」
今までの報告だとズビアかウォルフのどちらかは必ず森の中に居るから、ここに2人現れるのは予想外なのは間違いない。
そして王の間での会話で、そのことを知っているからこそ……ズビアはウォルフを待機させていた。
事前に狙いがズビアとウォルフだと発覚しているからまずズビアが行動して、その後ウォルフが奇襲を仕掛ける予定だった。
ウォルフの奇襲は成功して――ルドロス国の騎士隊と暗躍部隊は、ズビアとウォルフによって倒されていた。
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