【BLR18】平凡な俺が男子校ではモテモテ☆男子校パラダイス【完結】

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　司は未来が男の子だということは認識しているのにも関わらず、どうして反応しまったのだろうか。　そう未経験な司には、そこは分からないようだ。

　司は未来にバレないように早く自分のモノを何とか治めてしまいたい。

　だが未来は司をなかなか離してはくれなさそうだ。

「まだ、司君は童貞ないの？　ま、高校生位じゃ、一人ではシた事あっても、人とはシた事は無いって事だよね？」

　そう未来は楽しそうに司に言うのだ。

　だが司にとっては未来に男として恥かしい言葉を言われ、あたふたとしていた。

　確かに中学の頃に皆でAVとかを見て騒いだことはあったが、今まで、こんな男として恥かしい言葉をストレートに言われたのは初めてだからであろう。

　そんな未来からの洗礼に、ため息が出そうだ。　寧ろ、本当に男としてはピンチな状況なのかもしれない。　だからなのか、

「あー！　ゴメン！　トイレに行きたいんだけどなぁ……」

　そう慌てたように言う司。

「トイレって！？　まさか、今の話を聞いて勃っちゃって処理しに行くと……か?」

　そう未来は含み笑いをしながら司を見上げる。　そんな未来の方は今の司を見て何だか楽しそうだ。　そうまるで子供が悪戯をして楽しんでいるような表情をしているのだから。

「え？　へ？　ぁ……だ、だから……えっと……ん、まぁ……そういう事なんだけど……？」