【BLR18】平凡な俺が男子校ではモテモテ☆男子校パラダイス【完結】

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　司はその中にあるホワイトボードの前に座らされる。　そして直ぐに純一は生徒指導室から司だけを残し離れると、直ぐに大量の荷物を抱え戻って来て、司の前にパイプイスを持って来ると大量に持って来た荷物を机の上にドンッと置くのだ。

　その大量の荷物は紙袋に入っていて、司からしてみたら、この大量の荷物が自分の目の前にあるのかが不思議に思う所だ。

「これはなんですか？」
「これ？　これは君を放課後呼び出した理由だよ」

　そう純一は言うのだが、中身がまだ見えてない分、司の頭の中はハテナマークでいっぱいになる。　しかも先程和彦も怪しいことも言っていたのもあるからであろう。　だから司はその大量の荷物を怪しんでしまっているのかもしれない。　後は今までの純一の行動を見ていれば確かに怪しく思えてしまうのだ。

「これは君の私物になるものだから、渡しておくよ」

　そう言われて、やっと自分の物だと思えた司は紙袋の口部分をやっと純一に向かせられ、気になる中身を見ることが出来た。

　よく見ると、その紙袋の中に入っていたのは教科書類だ。　そしてその中にはこの学校のジャージに何故かユニフォームまで入っていた。

　そのユニフォームを見て司は頭を傾げる。

「このユニフォームはなんですか?」
「それかい？　この学校の体育の授業には野球の授業があってね。　また球技大会では野球が行われることになってるんだ。　だから、ユニフォームだけは学校から支給されるのだよ。　確か、司君は一応、野球の経験あったよね？」
「まぁ、一応は……」

　そう司は答えると納得し今出していたユニフォームを紙袋の中へとしまうのだ。